猫ちゃんが単独/群れで生活するのはどうして?

犬は群れで行動し、猫は単独で行動するという話を耳にしたことがある方は多いでしょう。 ご存知の方も多いかと思いますが、猫は単独で縄張りを持ち、群れで生活することはありません。 しかし、飼育下では猫を多頭飼いする方も多く、猫同士も特に問題なく過ごしているように感じる方も多いはずです。 猫は決して社会性がなく、群れを成して行動することができない生き物ではありません。 猫が単独行動をするのは、単独行動をした方が得だと考えているからです。 このことから、猫が群れで行動をした方が得だと考えれば、ほかの猫と行動を共にすることは十分に可能です。

オスの群れの場合

野生のオス猫はほとんど群れを作ることはありません。
まだ子供のうちであれば、母猫の群れと行動を共にすることがありますが、大人になると一人で放浪しながら暮らしていく傾向にあります。 これには訳があり、より多くの地域や集団を渡り歩き、多くのメス猫と交尾をして子孫を残すためです。 オス猫は自分の遺伝子を後世に残すことを生きがいとしていますので、基本的に「一夫多妻制」になります。 そのため、一匹で行動をした方が効率が良く、発情期にはメスを取り合ってオス同士の激しいケンカになることも少なくありません。 基本的にオスは育児には参加せず、交尾を終えると次のメスを探して放浪をします。 飼育下でもオス同士の相性はあまり良いとされず、特に去勢をしていないオス同士は縄張り争いなどでケンカに発展することも少なくありません。 オス同士を飼育させる際には、去勢手術をすることや順位付けをきっちり定めることが大切です。

メスの群れの場合

メス猫の場合は、群れで行動をする場合があります。
大体姉妹や親子といった血のつながりがある者だけの小さな群れがほとんどです。 群れといっても四六時中一緒に活動するわけでなく、半径3キロほどの距離を置いて生活しているとされています。 この3キロという距離は食物の量によって異なり、食料が豊富な場所では狭くなり、少ない場所では広くなりますが、基本的にはお互いの視界に入らない距離は保っているようです。 また、全てのメス猫が群れを作るわけではなく、ネズミなどを狩って生活している猫は、獲物を探すため常に場所を移動しながら単独で生活をしています。 その一方で、群れの中に子猫が誕生した場合には、親でなくても面倒を見る一面も報告されています。 猫科でも常に群れを成して生活しているのがライオンで、群居生活と呼ばれています。 対してメスでも常に単独行動をするのがトラやヒョウで、単独生活と呼ばれています。 ペットとして飼われるイエネコは、この群居生活と単独生活のどちらも兼ねそろえています。

多頭飼いをする為に知っておくべきことは?

猫を飼いはじめると、その可愛さからもう一匹お迎えしたいと考える方も多いことでしょう。 しかし、基本的に単独行動をし、群れを形成しても視界に入らない距離感を保っている猫の多頭飼いには、注意点も知っておかなければなりません。 何も知らずに多頭飼いをしてしまうと、ケンカになったりストレスになってしまう可能性があります。 猫の多頭飼には、事前に正しい知識を身に着けておく必要があります。

多頭飼いによる縄張り争い

猫はそれぞれに縄張りを持っているため、多頭飼いをするにはそれなりの広さが必要です。 先住猫の縄張りに新入りが侵入することで、ケンカに発展することも珍しくありません。 先住猫の縄張りに侵入することなく、新入りも生活できるようにお互い視界に入らない居場所作りが必要です。 子猫のうちから一緒にいる場合や、避妊手術をして縄張り意識が薄い場合には徐々にお互いに慣れ、ケンカをすることもなくなります。 しかし、オス同士や相性の悪い場合には、いつになっても仲良くなることはなく、そのような場合には別室での飼育が必要になるでしょう。

多頭飼いってストレスになるの?

猫は単独での生活が基本で、群れを作っていてもお互いが視界に入らない距離感を保っています。 そのため、多頭飼いは少なからずストレスに繋がります。 特に狭い空間での多頭飼いは強いストレスになり、ストレスに弱い猫にとっては非常に良くない環境です。
強いストレスが溜まると、ストレス疾患や下痢・嘔吐など体調を崩してしまうことも珍しくありません。 多頭飼いをする場合は、なるべくメス同士や血の繋がりのあるもの同士がおすすめです。
また、ある程度自分の縄張りを持てるよう、十分な飼育スペースが必要になります。 猫同士仲よくしている姿を目にすることがありますが、子猫から一緒にいる姉妹は比較的一緒に暮らしやすく、大人の猫の場合も一緒にいる空間とは別に、自分の縄張りをしっかり確保できている場合が多いでしょう。

多頭飼いで気をつけるべき事は?

猫の多頭飼いで気を付けることは、それぞれの居場所を確保してあげることです。 クレートやキャットタワーなどで高さを作ることも、居場所の確保に適しています。 また、猫は汚れたトイレを嫌うため、多頭飼いの場合は猫の数プラス1のトイレを用意しましょう。 食器やエサなどももちろん個別に用意して、食いっぱぐれや食べ過ぎにならないよう注意してください。 また、猫のストレスにならないためにも、何をするにも先住猫を優先するようにしましょう。 膝に乗せる、エサを与える、一緒に遊ぶ、撫でるなど全ての行為に対して先住猫を先に行いましょう。 例え新入りの猫が膝に乗っていても、先住猫が膝に乗りたがっている場合には新入りをどかして先住猫を膝にのせます。 こうすることで順位がしっかり確立し、猫のストレスを軽減することができます。

最後に

猫は基本的に単独で行動をしますが、社会性がないわけではないため単独行動を好んでするのであって集団行動ができないわけではありません。 その証拠として、メス猫は血縁関係同士で群れを作ることがあります。 しかし、オスは放浪生活が多いため群れを作ることはありません。 多頭飼いをする場合は、血縁関係にあるメス同士がおすすめです。 多頭飼いをうまく行うコツは、どの猫にも縄張りとなるスペースを作ってあげることです。 猫は特にストレスに弱いため、狭い空間での多頭飼いはストレスの原因に繋がります。 また、どうしても相性が悪い場合には、それぞれ別室での飼育が必要になります。 猫の多頭飼いは、飼育費用や飼えるだけの飼育スペースがあるかをしっかり確認してから行うようにしましょう。

犬にとって過ごしやすい室温とは?

季節の変わり目ごとに心配になるのが、室温の調整。 暖房やクーラーを入れる時、窓を開けて換気する時、 ちょうどいい温度がどのくらいなのか、分からなくなったことがある方は多いのではないでしょうか。 暑すぎて熱中症にならないか? 寒すぎて風邪をひいてしまわないか? と、ついつい心配しすぎてしまいますよね。
犬にとって快適だと言われている気温は、18~25度。
ダブルコートかシングルコートかでも少し変わります。 ダブルコートの犬の方が肌周りに熱がこもりやすく暑さに弱いので、23度を超えないのが理想です。 逆にシングルコートの犬の場合、冬など寒い時期に注意。 20度以下にならないよう、気を配ってあげていた方がいいでしょう。

犬にとっては湿度も重要

温度と同じくらい重要なのは、湿度。 理想は40~60%くらいと言われています。 湿度が高すぎると、皮膚の炎症が起きたり、カビ・雑菌が繁殖しやすくなってしまいます。 逆に湿度が低すぎると、風邪をひきやすくなったり、フケの元になったり… 意外と湿度管理は大事です。 夏場は除湿器や定期的な換気、冬場は加湿器や濡れタオルを使うなどして、 上手に湿度をコントロールしてみましょう。

犬が暑い時、寒い時のサインとは?

気温や湿度を調整しても、本当に適温に感じているか気になりますよね。 人間と同じく個人差もあるので、あまり数字だけに捉われると、様子の変化に気づけません。 まずはしっかり犬の様子を見てあげることがポイント。 実際に、暑いと感じている時、寒いと感じている時のサインをご紹介致します!

暑い時のサイン

犬が暑いと感じている時の行動は…
POINT
・ハァハァと荒い呼吸をしている ・フローリングなど、冷たい部分を選んで寝そべる ・風通しのよい場所を探し、そこから動かない ・水はたくさん飲むのに食欲がない ・動きが鈍く、ゆっくりしている
このような様子が見られたら、お部屋が暑すぎるかもしれません。 特に、荒い呼吸が続く時は要注意! このような呼吸は「パンティング」と呼ばれ、体調が悪い時や怯えている時にも行われます。 運動直後に呼吸が荒いだけならあまり心配する必要はありませんが、 大量のヨダレやぐったりした様子が確認できる場合、部屋の温度が原因かもしれません。 温度を下げ、様子が改善するかしっかり見ておきましょう。

寒い時のサイン

犬が寒いと感じている時の行動は…
POINT
・同じ場所で丸まったままあまり動かない ・小刻みに震えている ・あまり水を飲まない ・ずっと暖房器具の前にいる ・散歩に行きたがらない
寒い時はなるべく動かず暖を取ろうとするので、自然と水を飲む量も減ってしまいます。 あまりその状態が続くと、冬なのに脱水症状を起こしてしまうリスクも! おしっこの量が減って、膀胱などに負担がかかる可能性もあります。 このような様子が見られたら、お部屋を暖かくしてあげましょう。

温度に関しての注意点

温度管理は、ただ快適性を求めるだけではなく、犬の健康のために欠かせません。 暑すぎるお部屋、寒すぎるお部屋では、様々な健康上のリスクが出てきます。 特に注意が必要なのは「熱中症」。 熱中症は、夏場だけではなく冬場にも起きる病気です。 管理を徹底することで熱中症は防げます。 具体的に、注意するべきポイントをご紹介致します。

暑すぎには熱中症のリスク

犬は暑さに弱く、気が付かないうちに熱中症リスクが高まっている…なんてことも。 熱中症と言うと、暑い夏に日向でずっと過ごしてしまった時にかかる病気、というイメージがありますよね。 でも実際には、家の中や涼しい場所でも熱中症になってしまうことがあります。 特に、窓を開けているだけ、換気をしているだけ、という場合は要注意。 温度計が窓際にあるなどして、数字上は涼しく見えるけれど実際の室温はもっと高かった、というケースも。 また、同じ気温でも湿度によって体感気温は大分変わります。 湿度が高いと息苦しく感じられ、パンティングなどのサインに繋がります。 温度、湿度、両方に気を配って適温維持を目指しましょう!

暖め過ぎは危険

冬場にも、熱中症のリスクは潜んでいます。 エアコン、暖房器具、ストーブなどの使用によって、 思っていた以上に室温が高くなってしまっていたということはありませんか? 空気の乾燥を防ぐためにも、風が出るタイプの暖房器具より、 ホットカーペットなどじんわり温まるものを使用する方がよさそうです。 また、家中全部を暖めすぎてしまうと、体温調整がうまくいかないことも。 廊下だけは暖房を入れないでおく、1部屋だけ涼しめにしておく、などの対策も必要です。 「暑い」と感じた時に、犬が自分で涼しい場所に移動できるようになっているのがベスト。 人間の体感温度と犬の体感温度をズレを、上手く調整していけるようになるのが理想です!

最後に

愛犬にとって、一番居心地のいい場所が我が家であってほしい。 きっと誰しもがそう考えます。 気温や湿度を上手く調整し、犬も人間も一年中快適に過ごせるよう、工夫してみましょう! 大事なのは、数字での管理よりも、犬とのコミュニケーション。 適度にしっかり観察してあげて、変わった様子があれば早めに対策を打つのが肝心です!

猫が痙攣を起こす原因やシーン6つ

特に変わった様子もなかったのに、突然自分の猫が痙攣を始めたら…… 犬は寒かったり恐怖を感じたりするとよく震えますが、猫が震えることはあまりないようです。 もしそうだとしたらその痙攣の原因は病気なのでしょうか。 すぐに病院に連れて行くべきなの?飼い主にできることはあるの? 突然起こった痙攣の原因や対処法について、ご紹介します。 もしもの時に大切な我が子の命を守りましょう!

①筋肉疲労によるもの

たくさん遊んで身体が疲れた時にも、筋肉がピクピク動いたり、突然ビクッとしたり、脚をバタつかせたりすることがありますが、これは病的な痙攣ではありません。人間が急な激しい運動の後で「膝が笑う」現象に似ています。
POINT
無理はさせず、静かにしてゆっくりと休ませてあげましょう。
ただし、シニア猫の場合は要注意です。高齢になり痩せて筋肉量が落ちることで、呼吸をするにも震えが出たり、体温調節ができずに震えていることもあります。室温を上げたり身体を温めたりしてもおさまらない場合はケアが必要です。筋肉だけでなく関節などにも影響が出ている可能性もありますので、獣医さんに相談しましょう。

②睡眠時のピクピク

猫にもノンレム睡眠とレム睡眠があります。ノンレム睡眠の時は深い眠りの中にいるので動くことはありませんが、レム睡眠の時には夢を見るような脳の動きが起こっていると考えられています。 レム睡眠時は寝ているのに半目が開いていたり、眼球が動いでいたりします。この時、お腹や背中、ヒゲや脚、尻尾などが所々小刻みに動いています。寝言のような声が聞こえることもあります。飛び起きたりする子もいるようです。ヒゲや口の動きによっては顔が引きつったように見えて心配かもしれませんが、特にそれ以外の健康上の問題がないようであれば、このような時は無理に起こしたりはせず、そのまま寝かせてあげましょう。

③知覚過敏症による痙攣

原因がはっきりとわかっていない痙攣です。てんかんなどの病気に起因している可能性もありますが、現在のところ、環境が変わったり、落ち着いて休める場所がないというストレスが原因ではないかと考えられているようです。 症状には多様性があります。ブラッシングをしていると背中が波打つようにビクビク動いたり、執拗にグルーミングを繰り返したりするのも特徴の一つです。自傷行為のようにある一箇所を舐め続けて傷つけてしますこともあります。また、「知覚過敏」の言葉のとおり、音や刺激に敏感になる様子も見受けられます。痙攣という身体的な変化だけでなく、メンタル面での変化も見過ごさないようにする必要があります。

④てんかん

犬に比べて猫がてんかんを引き起こすことはまれだと言われています。 原因ははっきりとしていませんが、脳の構造は正常なのに機能に異常があるために起こります。痙攣は一部分だけに起きる場合と、全身に起きる場合があり、その頻度や強さは様々です。 主な症状は、身体が硬直する、よだれが出る、脚をバタつかせるなどとなっていますが、前述の筋肉疲労や睡眠時のそれとは全く異なる強い症状が現れます。大きな声を出したり失禁することもあります。この症状はすぐに治まり、その後は何事もなかったかのように元に戻るのですが、頻繁に痙攣が起こるようであれば、即治療が必要となります。 また、脳の病気や外傷などによる障害が原因で起こるてんかんもありますでの、自己判断せずしかるべき検査を受けることが必要です。

⑤中毒

主に痙攣との関係での中毒として一番に考えられるのは、鉛中毒です。
釣りの鉛や塗料に含まれる鉛を誤って舐めてしまったりすることで、嘔吐、下痢と共に全身が痙攣するような神経症状が現れることがあります。 その他にも、ネギ科の野菜や、ユリ科の植物、チョコレート、人間用の薬やたばこ、洗剤なども猫が誤飲すると命に関わる事態となります。 痙攣だけではない深刻な症状が一度に現れるため、一刻も早い処置が必要です。

⑥腎機能不全

腎機能不全による痙攣は、とても深刻な状態の可能性があります。
腎機能は本当に悪くなるまで血液検査に異常な数値が出ず、突然数値が悪化することが多いため、その時には既に腎臓の機能がもちこたえられなくなっていることが多くあります。そして腎機能の低下により、排出できない毒素が身体に溜まり痙攣の発作が起こります。 症状は全身が硬直し、かと思えば大きく震えることもあります。歯が震えて口腔内を傷つけることもあるので注意が必要です。しかし神経が麻痺していることで猫自身は苦痛を感じていないとも言われています。

他にも病気が…

この他にも、痙攣を起こす原因にあり得る病気がいくつかあります。 ・脳に関係した病気 脳腫瘍や水頭症(脳脊髄液が増えることで脳を圧迫する病気)などが原因で、痙攣などの神経症状が現れます。脳腫瘍の場合、鼻にできた腫瘍が脳まで到達することもあるので注意が必要です。 ・肝機能不全 肝臓の機能障害が起こった場合、肝臓で代謝されるはずの毒素が体内に溜まり、痙攣などの神経症状が現れることがあります。 ・低血糖 膵臓の機能低下などによる低血糖で、痙攣が起こることもあります。 少しでも様子がおかしいと感じた時は、すぐに獣医さんの判断を仰ぎましょう。病院に行く前の応急処置も聞いておくと安心です。

猫の大丈夫な痙攣と危険な痙攣の見分け方

睡眠時に夢を見ているような時のピクピクした動きや寝言などの軽い痙攣であれば、それほど神経質になる必要はないと思われます。逆にあまり飼い主がピリピリすることで猫にストレスを与え、悪影響を及ぼすことはよくありません。でも怖がっているような時はそっと起こしてあげるのも良いかもしれませんね。人間も悪夢でうなされている時に起こしてもらえるとホッとしますから。 しかし、起きているのに突然ピクピクし始める発作的な痙攣には注意が必要です。すぐに掛かりつけの動物病院に連絡を取り、指示を仰ぎましょう。もし普段の生活の中で何か気になることがあるようなら、予め定期健診を受け、対応を考えておくことも得策です。

気をつけたいのが知覚過敏症

猫が痙攣を起こした際に一番原因として考えられる病気が知覚過敏症です。
普段の様子とあまり変化が感じられないこともあるため意外に気づきにくく診断も難しいと言われていますが、ここからはそんな知覚過敏症について詳しく解説したいと思います。

知覚過敏症とは?

人間でよく聞く知覚過敏と言えば冷たいものが歯にしみるような口腔内の症状を思い浮かべますが、猫の知覚過敏症は全身症状です。そのため、名前のイメージと症状とを結びつけることは難しいかもしれません。 4、5歳位までの若い猫が罹患することが多いと言われています。しかし知覚過敏症の症状は多岐に渡るため、違う病気との差別化をして断定するのがとても難しいのが現状です。

知覚過敏症の症状

痙攣の他に、知覚過敏症には次のような症状が現れることがあります。
POINT
・身体中を舐めたり掻いたりする ・突然走り回る ・いきなり高いところからジャンプする ・大きな声を出す ・ボーッと一点を見つめる ・普段とは違う行動を取る(抱っこをせがんで飛びついたりなど) ・突然、物音や匂いに敏感になり、攻撃的になる
これらは活発な猫であれば日常的に見られる行動でもあるため、普段から猫の様子を把握している必要があります。

知覚過敏症になる原因

神経的な病気や皮膚の感染症などが原因となると言われることもありますが、はっきりとした原因はまだわかっていません。環境の変化によるストレスが引き金になるケースもあるようです。引っ越しや結婚などによる新たな生活が始まった時や、新しい動物のお迎えなどで、先住の猫が不安を感じたり落ち着けない環境による心の問題も原因の一つとして考えられるかもしれません。 身体と心、どちらにも原因が潜んでいる可能性があります。

もしも知覚過敏になったら…

いつもと違う、明らかに異常と思われる様子を感じたら、すぐに動物病院に行くことをおすすめします。特に自傷行為などによる感染症などの二次症状が起きることは避けたいところです。 しかし原因が特定されていないため、確実な治療法はなく対症療法で様子を見ていくことになります。飼い主さんが神経質になることも猫の症状緩和に影響を与える可能性があるので、気長に見守ってあげることが必要です。投薬だけでなく、清潔で穏やかな安心できる環境を整えましょう。

まとめ

猫も人間と同じ哺乳類です。痙攣という症状一つとっても、複雑で色々な原因を秘めています。笑って見過ごせるものもあれば、命の危険と背中合わせの痙攣もあります。辛くてもそれを言葉にして訴えられない猫たちのために、飼い主のみなさんが常にご自分の猫に愛情を注ぎ、変化に気づいてあげられると良いと思います。 わがままでお調子者で、そうかと思えば優しく寄り添ってくれたりして、猫には振り回されっぱなし、でも幸せですよね。どうかその幸せが病気で邪魔されることがありませんように。 心からお祈りしています。

猫にピーマンは食べさせても大丈夫?

猫にピーマンをあげてもよいのでしょうか。野菜は全般に人間にとって体に良いので、猫にとっても体に良いのではないかと思い、ついつい愛猫に与えたくなりますよね。野菜の種類や与え方によっては、猫にとって体に良いこともありますが、良くない場合もあります。猫の持っている消化機能の問題上、ピーマンを与えることはできます。しかし、与える際には十分注意しなければいけない点があります。今回は猫にピーマンをあげても大丈夫なのか、あげた場合の注意点などをまとめました。 猫にピーマンを与えてはいけない理由の1つが、「消化できる体の構造ではない」とういことです。猫は犬のように雑食ではなく、完全な肉食動物です。そのため野菜を食べると消化不良を起こしてしまう可能性があります。2つめの理由としては、「ピーマンに含まれる一部の成分が体に悪い」ということです。与え方や量によっては中毒症状になることもあります。

【理由①】消化できる体の構造ではない

猫は犬と違い、雑食ではなく完全な肉食動物です。そのため野菜を消化できるような体の構造になっていません。そのため野菜は消化不良を起こすなど逆に体の負担になってしまうこともあります。しかし、猫が食べても問題はない野菜はあります。ピーマンんは食べてもよい野菜にはなりますが、食べ過ぎや食べさせ方には注意が必要になってきます。肉食動物の猫にとって、基本的には野菜が必要ありません。摂取した場合の悪影響が出るリスクがあるので与えないほうがよいでしょう。

【理由②】一部の成分が体に悪い

ピーマンはナス科の野菜で、ナス、トマト、じゃがいもなどが含まれます。じゃがいもには皮の周辺に「ソラニン」という物質が含まれます。この「ソラニン」という物質、人間でも摂取可能量を超えてしまうと亡くなる可能性があるといわれています。今回はピーマンについてですが、ソラニンが含まれている可能性があります。猫に与える量はわずかとはいえ有害になり得ますので注意しましょう。

必ずしもダメではない理由

ピーマンの中にはたくさんの良い栄養素があります。猫が自分で作り出せない視力に必要なビタミンや、皮膚の疾患や脂漏症などにも役立つ栄養素が含まれていたりします。このようにリスクはあるものの猫にとっても栄養面でピーマンは良い部分があるのです。調理方法や頻度、量を充分に考慮した上であれば、与えても害はないでしょう。

ピーマンの良い栄養面

ピーマンにはビタミンA、ビタミンCといった栄養素が豊富に含まれています。ビタミンAには視力に必要な物質である「ロドプシン」を作ります。猫はビタミンAを自分で作り出すことができないため、欠乏すると視力低下が起こります。そのためビタミンAが豊富なピーマンが猫の目に良いということはあります。ビタミンCは、猫が自分で作り出すことができる成分ですが、抗酸化作用、抗がん作用、免疫力向上などの効果があります。このようにピーマンに含まれる ビタミンは猫にとって栄養面で良い点があります。

厳守!あげるときの注意点

POINT
このように猫にとって良い面と悪い面の両面があるピーマンですが、どうしても猫に与えたいと思う場合は十分に注意する必要があります。まず、ピーマンを与える場合、必ず種、茎、皮、芯を取り除きましょう。そして茹でることで有害成分を取り除きます。あとはできるだけ小さく刻んだりペーストなどにして与える量を少量になるようにしてください。

茹でで食べさせる

POINT
ピーマンを必ず茹でて加熱調理しましょう。まず、加熱することで柔らかく食べやすくなる上に、ソラニンなどの有害成分が水に流れ、減少します。しかし、完全にソラニンをなくすことはできないので、さらに毒性を減らすために茹で汁もしっかり捨ててください。ソラニンは皮や茎に付着しているので蒸し料理などはソラニンを減らすことはできません。

1回の量も少量に

POINT
猫にとってピーマンに含まれている栄養素は普段必要ではないので、毎日与えるのではなく、時々にしましょう。そして、1回の量は少量で十分です。ピーマンに含まれているビタミンの一部が栄養にはなりますが、それ以上にソラニンといった成分をはじめ、猫に悪影響を与えてしまうものも含まれているので少量にして、リスクを小さくするようにしてください。そもそも猫にとって必ずしも必要な食物ではないので与えなくてもいいと捉えてもよいでしょう。

必要でないなら食べさせないのがベスト

ピーマンの栄養は猫にとって良い面もありますが、量や与え方によっては悪影響が出てしまうリスクもあります。絶対に与えてはいけないというものではありませんが、与える際、かなりの注意が必要になってきます。ですのでピーマンは無理に食べさせる必要のない野菜と捉えておいたほうがよいでしょう。

猫が食べてもよいものとダメなもの

猫が食べてよいもの:にんじん 水菜 大根 さつまいも・・・・低カロリーで栄養価が高いという面ではいいのですが、与える量や調理方法によっては、消化不良になったり、アレルギー症状が出たりすすることもあるので、最初は少量で様子を見ながら与えてみましょう。  猫が食べてはダメなもの:ニンニク ねぎ類 にら・・・人間にとっては栄養があり、美味しく食べられるものでも、猫が食べると中毒を起こしてしまったり、死に至るということも。絶対に与えないようにしましょう。                              

まとめ

いかがでしたでしょうか?猫にとってピーマンなど野菜は消化しにくい食べ物です。人の体には良いからといって猫にも良いとは限りません。ただ家族の一員である愛猫との食事は絆を強くする大切なひと時です。同じものを食べたそうにしているから少し分けてあげたいと思ったりすることもあるでしょう。そんな時は、与えても大丈夫かどうか、与え方や量についてしっかり調べ、様子を見ながら与えるようにしましょう。

ドックフードにはクエン酸が入ってる!?

近年、ペットは大切な家族の一員となっています。飼い主にとって、愛するペットの健康管理はとても気になることですよね。愛犬の健康で最も気をつけるのは、まず食事ではないでしょうか。ドッグフードのパッケージに記載されている成分表を見ると、たくさんの名前が載っています。その中には『酸化防止剤』としてクエン酸というものも含まれていますが、酸化防止剤なのにクエン酸?と少し不安になりますね。そこで今回は、このクエン酸とはどういったものなのか、調べていくことにしましょう。 飼い主にとって、愛するペットの健康管理はとても気になることですよね。

クエン酸とはどんなもの?

クエン酸とは、レモンやミカンなどの柑橘系に含まれる、すっぱい成分のことです。私たち人間にとっても身近なもので、スーパーマーケットなどで商品を吟味していると、結構色々なものに入っているのだなということが分かります。クエン酸は体内でも作られており、糖分をエネルギーに代え、カルシウムなどのミネラル分を吸収しやすくし、疲労の蓄積を防いでくれたりします。また消臭作用にも優れているので、清掃用品にも多く使われています。体にも優しく、日常的にも活躍するクエン酸は、生き物にとって必要不可欠なものだということが分かります。

クエン酸は犬が舐めたり食べたりしても大丈夫?

クエン酸は天然成分のため、犬が食べても安全です。たとえば、クエン酸が入っている消臭用スプレーで拭き掃除をした床を犬が舐めてしまったとしても、犬の健康に害はありません。掃除用のスプレーでも安全なのですから、ドックフードに含まれていても問題ないことは一目瞭然と言えますね。

日本でも海外でも安全なもの

海外の先進国では、クエン酸に対する安全性が、様々な研究機関によって証明されています。残念ながら、日本は先進国の中でも食品に対する意識があまり高いとは言えません。それに対し欧州では、愛犬に与える食品について飼い主が人間のものと同等に成分を調べる傾向があり、安全性が確認できなければ絶対に与えないという徹底ぶりです。そんな海外で売られているドッグフードにも、クエン酸が含まれています。つまり、食品添加物に敏感な海外でも、クエン酸は安全だと認識されているということです。

ドックフードに入っているクエン酸の量

また、ドッグフードに入っているクエン酸の量は、目安として1kg中30gまでなら問題ないとされています。数値だけで表されるといまいちピンときませんが、1kg=1Lとして考えても、思ったより多めにクエン酸が入っていたとしても安全だという印象です。この単位はあくまで目安なので、各メーカーのドックフードによってクエン酸の含有量は違ってくると思われますが、香りを嗅いでみても酸っぱい匂いがしないことを考えると、おそらくほとんどが目安以下ではないでしょうか。

まとめ

このように、クエン酸とは天然由来の成分であり、ドッグフードに含まれていても安全だということが分かりました。ドッグフードには人工香料や保存料などの人工添加物使われていることもあるので、選ぶときはそういった成分に気をつけたほうがいいでしょう。とはいえ、一番大切なのは、愛犬が幸せな毎日を送れるようになることです。可愛い愛犬が美味しそうに食べることができて、そしていつまでも元気いっぱいに過ごせるようにしたいものですね。

犬のお腹にしこりが…しこりとは?

何気なく愛犬のお腹を撫でていると、何か塊が手に当たる・・・。 この塊は何なのだろうと不安になりますよね。 動物病院へ連れていくべきか、家で様子を見るべきかも気になるところです。 お腹に塊がある場合、どのような病気が考えられるのでしょうか。 この記事では、犬のお腹にしこりがある場合に考えられる 病気や原因、対処法などを詳しくまとめました。

犬のしこりの原因

犬のお腹にできるしこりは、ニキビなど皮膚にできものができている場合を除き、 病気・疾患以外でできることはありません。 つまり、お腹の中にしこりがある場合は、何かしらの疾患があるということになります。 しこりといっても一種類だけではなく、さまざまな原因でできることがあります。 では、実際に犬のお腹にしこりができるのは、どのような病気が考えられるのでしょうか。 次の項目では、犬のお腹にしこりができた際に考えれる病気を紹介します。

犬のお腹にしこりができる原因として考えられる病気は?

犬のお腹にできるしこりには「良性」のものと「悪性」のものに分類されます。 良性の場合は切除することで完治するものがありますが、悪性の場合は「ガン」であり、 しこりを切除しても転移や再発の可能性があります。 ここからは、犬のお腹にできる良性腫瘍と悪性腫瘍を紹介します。

良性腫瘍一覧

犬のお腹にできる良性腫瘍には、「脂肪種」「皮脂腺腫」「犬皮膚組織球種」「マイボーム腺腫」 が考えられます。ここでは、この4つの病気について説明します。
POINT
1.脂肪腫 脂肪腫は、脂肪組織由来の良性腫瘍で、皮下組織での発生が多く見られます。 脂肪種と診断された場合、基本的に無治療で大丈夫ですが、場所や大きさによっては内臓など を圧迫することがあり、その場合は外科的手術などが必要になるでしょう。 2.皮脂腺腫 高齢犬に多く発生する良性腫瘍です。 ピンク色でカリフラワー状の形のものや多発することがあります。 膿や出血を伴う場合があり、外科的手術で摘出をする場合もあります。 3.犬皮膚組織球腫 比較的若い年齢の犬に発生する良性腫瘍です。 ドーム状の形をしており、赤みや脱毛を伴う場合があります。 無治療のばあもありますが、腫瘍が大きくなるようであれば外科的手術を行い切除します。 4.マイボーム腺腫 まぶたに発生する良性腫瘍です。 視界を遮ってしまうことが多いため、良性でも外科的手術で摘出することも珍しくありません。

悪性腫瘍一覧

悪性腫瘍とはガンのことで、「肥満細胞腫」「扁平上皮癌」「メラノーマ(悪性黒色腫)」 が挙げられます。ここでは、それぞれの病気について紹介します。
POINT
1.肥満細胞腫 悪性の腫瘍です。 肥満細胞は顕微鏡で見ると細胞が膨らみ太って見えるため、肥満細胞という名前が付けられています。肥満との直接的な関りはありません。しこりの周りが赤く見えることがあり、皮膚のほか肝臓、脾臓にも発生します。 2.扁平上皮癌 悪性の腫瘍です。 膀胱や陰部の粘膜などに発生し、ただれや潰瘍として現れるため、皮膚病と間違われやすい病気です。 3.メラノーマ(悪性黒色腫) 悪性の腫瘍です。 色素(メラニン)を作る細胞がガン化いしたもので、オスに発生率が高く、場所は口腔内に発生することが多い病気です。

腫瘍の場合の考えられる症状一覧

犬に腫瘍ができた場合、どのような症状が現れるのでしょう。 ここでは、腫瘍ができた時に多く見られる症状ついて紹介します。
POINT
1.しこり・イボ 体を触って今までになかったしこりやイボがある場合、腫瘍の可能性があります。 悪性腫瘍である場合、ガンであり放っておくと転移してしまう危険性もあるため、早期治療が重要です。また、腫瘍は皮膚だけでなく口内や精巣、足先、爪などにもできるため、普段のスキンシップと一緒にしこりがないか観察すると早期発見に繋げることができます。 2.元気・食欲・体重の低下 元気や食欲の低下は腫瘍に限ったことではありませんが、腫瘍ができた場合でも現れやすい症状の一つです。また、特に悪性腫瘍の場合は体重が大幅に減少することがあるため、普段から定期的に体重測定を行い、体重の変動を記録しておくと良いでしょう。 3.咳・呼吸困難 苦しそうな咳や呼吸をしている場合は、肺炎などのほかに呼吸器に腫瘍ができている場合もあります。 激しい咳や辛そうな呼吸をしている場合は、緊急性を要する場合もあるため早めに動物病院を受診するようにしてください。 4.鼻血・鼻詰まり・くしゃみ・いびき・鳴き声が変わった 犬が鼻血を出すことはまれで、鼻の中に腫瘍ができている可能性があります。 また、鼻詰まりも腫瘍によって鼻呼吸が困難になっている可能性があります。 鼻腔内の腫瘍により回口呼吸をしたり、いびき、鳴き声が変わるなどの可能性があるため長引くようであれば医療機関を受診してください。 5.嘔吐・下痢・便秘 消化器に腫瘍(特に悪性)ができると、嘔吐や下痢、便秘といった症状が現れやすいことが特徴です。 嘔吐や下痢は、腫瘍でなくても脱水症や栄養失調などのリスクが高まるため、注意が必要です。 消化器官のほかにも脾臓や肝臓、腎臓などの腫瘍ができている場合でも同様の症状が発生することがあります。同時に食欲や体重の減少がみられる場合は、動物病院でしっかりと検査をしましょう。 6.血尿・頻尿 腎臓や膀胱、尿道などの泌尿器に腫瘍ができると、頻尿や血尿といった症状が現れます。 これらは尿石症や膀胱炎でも同じような症状が現れます。 膀胱炎などの治療を行っても改善が見られない場合には、腫瘍を疑ってみる必要があるでしょう。 7.体や足の痛み・ふらつき・麻痺 骨や神経に腫瘍ができた場合には、各箇所の痛みや麻痺、足などに腫瘍がある場合にはふらつきといった症状が現れます。 この症状は関節炎などほかの疾患の場合が多いのですが、治療をしてもあまり効果が無いようであれば腫瘍の可能性もあるため一度検査をすることをおすすめします。 8.けいれん発作 脳に腫瘍ができた場合には、突然意識を失ったり暴れるように痙攣をおこす場合があります。 けいれん発作には腫瘍以外に脳疾患や心疾患、血液異常なども考えられます。 いずれにせよけいれん発作を一度でも起こした場合には、病気の可能性が高いため検査をおすすめします。 9.腹囲膨満 食べている量に変わりはないのにお腹が膨らむ、お腹だけが膨らんでいる場合には、腹部に大きな腫瘍があるまたは腹水が溜まっていることがあります。 肝臓や脾臓、腎臓などは沈黙の臓器とも呼ばれており、病気が合っても症状が表れにくく気が付いたときには進行が進んでいることも少なくなりません。 早期発見のためにも、普段から体を触ってしこりがないかチェックをする習慣をつけましょう。 10.多飲多尿 多飲多尿の症状がある場合、クッシング症候群という病気が多いのですが、中には副腎に腫瘍ができている場合もあります。 多飲多尿の症状が出る病気は糖尿病や子宮蓄膿症などたくさんありますが、明らかに飲水量や排尿量が増えた場合は一度病院で検査を受けた方が良いでしょう。

初期症状と早期発見方法

腫瘍には早期発見が何より大切です。 悪性腫瘍であっても、初期状態では症状が表れにくいこともあります。 そのため、毎日スキンシップをとりながらしこりがないか全身を触って確認する方法がおすすめです。 小さなしこりでも確認できた場合には、動物病院を受診し良性か悪性かの検査をおすすめします。 検査は細い針をしこりに刺し、細胞をとって顕微鏡などで調べる細胞診が一般的です。 腫瘍が小さい場合には、健康診断をしても引っかからないことがあるため、しこりを見つけることが 一番効率的と言えるでしょう。

もし腫瘍ができた場合の手術費用

腫瘍が認められた場合には、良性であれば健康に害を及ぼす場合には外科的手術で摘出、 悪性の場合には転移の有無などにより摘出手術を行うか決めることになります。 手術にかかる費用は、場所にもよりますが5~30万ほどが相場です。 その後の治療にかかる費用のことも考えると、元気なうちにペット保険に加入すると高額な治療費を賄うことができます。

もし腫瘍ができた場合の対処法

愛犬の身体にしこりを発見した場合には、自己判断は禁物です。 悪性と良性の見分け方として、色や形などが挙げられますが、それが全てではありません。 悪性腫瘍だった場合には、転移する前に摘出するなどの治療を行う必要があります。 悪性、良性の違いは動物病院で検査を受けることで判断することができます。 腫瘍が悪性だったとしても、早期であれば完治することも珍しくありません。 どんな小さな腫瘍であっても、確認できた場合には検査を受けることをおすすめします。

まとめ

愛犬の腹部にしこりを発見した場合には、腫瘍の可能性があります。 腫瘍には良性と悪性があり、悪性の場合はガンということになります。 良性では脂肪種などがあり、悪性では肥満細胞やメラノーマなどが該当します。 良性か悪性化は、細胞を取って検査することで分かります。 初期の腫瘍は症状が現れないことも多いため、飼い主さんが体を触りながらつけてしこりがないかを 確認する習慣をつけることをおすすめします。 しこりを発見した場合には、どんなに小さなものでも検査を受けることをおすすめします。 ガンだった場合には、早期発見、治療が何より重要です。

犬がくしゃみをする理由は?

くしゃみとは、何かしらの異物などが身体に入って刺激を受けた時に、 それを排出しようとする働きです。犬がくしゃみをする理由について、 可能性が考えられるものを挙げてみます。
POINT
・気持ちの変化によるもの ・ストレスを感じた時や、嬉しい時 ・ほこりやゴミを吸ってしまった時 ハウスダスト、カビ、散歩中の砂や草などが鼻に入ったなど ・刺激のある匂いを嗅いだ時 柑橘系の匂いや、香水、コショウなど強い匂いを感じた時 ・鼻に異常 鼻腔内腫瘍、細菌感染性慢性鼻炎など ・口腔内に異常がある時歯根腫瘍など ・呼吸器系に異常がある時ジステンパーなど ・風邪をひいた時ケンネルコフなど
物理的な刺激だけでなく、気持ちの変化や病気など様々な原因でくしゃみが出るようです。 次の項目から、犬のくしゃみについて詳しく見ていきましょう。

人間と同じ生理現象

例えば鼻に自分の毛やホコリやゴミが付いたり、コショウのような粉状のものを鼻から吸ったり、暖かい部屋から急に冷たい屋外に出た時など、鼻に刺激を感じることで犬もくしゃみをします。 「何だか鼻がムズムズするぞ」 という、人間と同じ生理現象です。 また、急に強い光が当たった時など、神経が刺激されることでくしゃみをすることもあります。 人間のくしゃみとは少し違いますが、強い恐怖や不安、犬は飼い主があまりかまってやらないことによりストレスを感じた時や、逆に飼い主が帰宅して嬉しい時などにもくしゃみをすることがあります。 ストレスについては思い当たる原因を取り除いてやる必要がありますが、その他のくしゃみについては一過性で、くしゃみをした後にすぐ何事もなかったかのように普通に過ごせるようになります。

病気の可能性も…

元気で食欲もありくしゃみ以外は健康な時と変わらないようであればそれほど神経質にならなくても心配ないでしょう。 しかしくしゃみが止まらず、鼻水も出ているような時や、呼吸が苦しそうにいびきのような音になったり、鼻水に膿や血のようなものが混ざってドロドロしていたりするなど、くしゃみ以外に症状がある時は病気が潜んでいる可能性があります。 片側から鼻血が出ていて、何か詰まったものを排出しようとしているようなくしゃみにも注意が必要です。 この他にも咳や嘔吐、下痢を伴うようなら、すぐに動物病院を受診しましょう。 また、特に他の症状を伴っていない場合でも、歯石が付着したことによる歯槽膿漏が原因で病気を引き起こしていることもあります。 「何かおかしいぞ」と感じたら、犬の様子をよく観察しましょう。 時には即治療が必要な病気の可能性があります。

気にしなくても大丈夫!逆くしゃみとは?

逆くしゃみとは、「発作性過呼吸」と呼ばれるもので、勢いよく息を吐き出す通常のくしゃみとは違い、連続して息を吸い込み、フガッフガッと音を立てるような呼吸となります。突然顔を引きつらせたように目を見開いたりするので、初めて見ると大変なことが起きて苦しんでいるのではないかと慌ててしまうかもしれません。 しかし、こんな時は落ち着いて様子を見ましょう。逆くしゃみの場合、呼吸がしづらいというわけではないので、少し時間が経てば治まります。 原因は遺伝的なものが大きいようですが、同じ要素を持つとされる犬種でもこの症状が出る犬と出ない犬がいます。また、犬に出会って興奮したり水を飲んだりした後などに症状が出る犬もいます。 静かに見守っていればじきに治まりますが、興奮した場合は抱き上げて相手の犬が視界に入らないようにすることや、優しく首元を撫でてやることでより早く回復する可能性があります。 ただし、素人では逆くしゃみと病的なくしゃみとの区別が確実にできるとは限りません。犬の様子に注意し、獣医さんに一度相談することも大切です。

くしゃみから考えられる病気

いつもと違う何か不安を感じるくしゃみの場合、以下のような病気の可能性があります。
POINT
・花粉症などのアレルギー 人間と同じ、異物に対する身体の生理的なアレルギー反応です。 慢性化すると季節により散歩に影響をおよぼすこともあります。 命に関わるものではなくとも、不快感を伴います。 ・ジステンパー 現在は混合ワクチンの普及により罹患しても軽度で済む場合がほとんどですが、 くしゃみと共に下痢や嘔吐を伴うことも多く、早急な治療が必要です。 ・ケンネルコフ 「伝染性気管支炎」とも呼ばれています。細菌やウイルスによる感染が原因とされています。 苦しそうに咳やくしゃみをしたり、元気や食欲がなくなったりと、風邪に似た症状も見受けら れます。特に子犬が罹患しやすいとおも言われています。 ・歯根膿瘍 歯石がたまったことで細菌感染を引き起こし、進行してしまった病気です。 くしゃみの他にフードを食べにくそうにしていたり、目の下が腫れる、目やにが出る、 鼻血や鼻水、強い口臭 など、顔の周りに異常が見られるようになります。 ・鼻腔内腫瘍 鼻の中で発生する腫瘍です。鼻血や鼻の中に詰まったものを出そうとしているかのような くしゃみをします。放置すると眼球や脳を圧迫するおそれもあります。 悪性腫瘍の場合が多いのも特徴です。 ・細菌感染性慢性鼻炎 粘り気のある鼻水が出たり、その中に膿や血が混じっていたりする鼻炎の一種です。 いびきに似た呼吸音が出ることもあります。 鼻の病気ですが、歯槽膿漏が原因であることが多く、口腔内の治療が 必要になるケースあります。

危ないくしゃみの見分け方

くしゃみをしている時の様子に注意することも大切ですが、その後犬がどんな状態であるかをよく観察することでくしゃみの良し悪しを判断することも必要です。
POINT
・連続して長時間くしゃみが続いていないか ・フードの食べ方はおかしくないか、食欲はあるか ・元気はあるか。疲れていないはずなのにグッタリしていないか ・下痢や嘔吐はないか ・身体が熱くないか ・鼻水や鼻血は出ていないか ・呼吸が苦しそうではないか ・水分をきちんと摂取できているか ・口臭はひどくないか、口の中に異常がないか
上記のような症状を伴ったくしゃみの場合は、危険な病気が潜んでいる可能性があります。 またはっきりとした症状が見つからない場合も、いつもと違う様子が見受けられた時は一度獣医さんに相談することをおすすめします。

毎日くしゃみが連続で続く

一過性のくしゃみであれば、一度連続してもそれが毎日続くということはありません。 しかし一日中くしゃみをしているとか、連日続いているようであれば病気の可能性が高くなります。 子犬であれば普通の風邪をひいただけでも重篤な症状を引き起こす可能性がありますので、早めの治療を必要とします。 また、空気中に多くのチリやホコリが舞うことなどでアレルギー反応を起こしている可能性もあります。部屋や犬の寝床などを清潔にし、快適な環境を与えましょう。しかし、人間もくしゃみが連続すると体力を奪われます。できる限り早急に対処し、犬を苦痛から解放してあげることが大切です。

たくさんの鼻水が出てしまっている

感染症や呼吸器系疾患、風邪やアレルギーや異物によるもの、様々な原因が考えられます。 また交通事故や他の犬に噛まれたりすることで鼻に損傷を受けて鼻水がたくさん出てしまうこともあります。 鼻水と共にくしゃみもたくさん出ていたり、鼻水に血や膿が混じったりしていないか、粘り気のある鼻水かサラサラの鼻水かなどを観察しましょう。アレルギー反応であれば粘性の低い鼻水になりますが、病気が潜んでいる場合はベトつくような粘性の強い鼻水になることが多くなります。 細菌感染性慢性鼻炎などでは、鼻水を飛び散らかしたりする犬もいます。 元気に変わらず過ごしているように見える場合でも鼻水で大量に身体の水分が奪われますので、早めの対処が必要です。

鼻水に膿が混じってしまっている

慢性鼻炎などで細菌感染を起こすと、細菌感染から鼻水に膿が混じり粘性が強くなることがあります。この場合腫れで鼻道が狭くなり、異常な呼吸音が聞こえてくることがあります。また、最悪の場合腫れや分泌物で呼吸困難を起こすこともあります。 副鼻腔内に炎症を起こす副鼻腔炎の場合も膿状の鼻水が溜まり蓄膿症を起こすことで鼻水に膿が混じることがあります。副鼻腔炎は鼻炎の悪化やウイルスや細菌などからの感染の他、腫瘍などが原因となることもあります。 犬を見ていて鼻が詰まっていないか、呼吸が苦しそうではないか、嫌な臭いの鼻水が出ていないかなどに注意しましょう。進行すると鼻腔の中に溜まった膿で眼球や脳を圧迫してしまうこともあります。

下痢や嘔吐などを伴っている

くしゃみ、鼻水のような風邪の症状だけでなく、下痢や嘔吐を伴って通常の薬では改善しない場合、ジステンパーの可能性も考えられます。 先ほども申し上げたとおり、現在は年に一度混合ワクチンを打っている犬も多いので、万が一ジステンパーに罹っても軽い症状で済む場合が多くなりました。しかし放置して改善する病気ではないため、早急な治療が必要です。 ジステンパーではなかったとしても、これらの症状が一度に出た場合、身体の水分が大量に奪われ脱水症状を起こします。抵抗力も弱っていますので、二次感染などにも罹りやすくなります。すぐに獣医さんに相談し、必要な処置を行いましょう。

少しでも異変を感じたら病院に!

普段動物病院に行く機会があまりなかったり、愛犬が病院でパニックになるほどの様子が見受けられたりする飼い主さんであれば、くしゃみだけなら様子を見ようかという気持ちになるかもしれません。 しかし、元気がない、ボーッとしている、身体がいつもより熱いなど、くしゃみと共にいつもと違う様子があった時は、迷わず病院を受診しましょう。 ただの風邪であっても、体力のない子犬や免疫力の落ちたシニア犬には抵抗力がなく、命に関わる危険性もあります。 自己判断に頼るよりも、受診までに時間があるなら、病院に行く際に応急処置や連れて行く際の注意点なども確認できると良いかと思います。

まとめ

日常的に見られる犬のくしゃみですが、時に思わぬ病気のサインであったりします。 しかし病気を引き起こす前に、日頃から生活環境を清潔に保ち、歯磨きなどで愛犬の身体のケアにも十分気をつけて、一つでもそのような原因となるものを減らせるようになれば良いですね。 神経質になると犬も不安を感じてしまいますので注意が必要ですが、もし愛犬が普段と違うくしゃみをしているようであれば、早めにケアしてあげてほしいと思います。

愛犬がトイレができない理由と対処法

急にトイレを失敗されると、 今までできていたのに突然どうしたの…? と戸惑ってしまいますよね。 トイレができない要因はさまざまです。 ここでは一般的に言われている要因を10個挙げました。解決のヒントになれば幸いです。  
POINT
1.反抗期 2.犬の性成熟(生理など) 3.病気よって尿の量や回数が増える「病気やケガ」 4.引っ越しや家族が増えたことによる環境の変化」 5.留守番をストレスと感じてしまう「恐怖心や分離不安」 6.縄張り意識からトイレ以外で尿をしてしまう「マーキング」 7.「高齢・老衰・認知症」の場合 8.「飼い主にかまってほしい」のであえてトイレ以外でおしっこをしている可能性。 9.犬がトイレの場所を理解でいあい「しつけ不足」 10.匂いや足の感覚などが「トイレが気にくわない」

①反抗期

初めて聞く方もいらっしゃるかもしれませんが、犬にも反抗期はあります。 小型犬は6カ月あたり、大型犬は生後9カ月あたりを過ぎたころに見られます。犬のこの月齢は、人間で言うと10歳ぐらいですね。人間の10歳も自我が芽生え、なにかと一筋縄でいかなくなってくる年齢です。犬も同じなのですね。 反抗期の犬は「こんなことしたら飼い主はどうするのかな」「ここまではやっていいのかな」と私たちの反応を試しているのです。 トイレの失敗の他に「無駄吠え」「噛みつき」などいわゆる問題行動と言われることを次々とし始めます。 反抗期におけるトイレの失敗の対応策としては、徹底して無視することです。 怒ったりせず淡々と片付け処理をすることです。絶対にむやみやたらと怒ったりしてはいけませんよ。一度でも反応すると犬は構ってもらえた!勘違いしてしまいます。 飼い主が無反応を続けていると、犬の方も面白くなくなって、そのうちまた素直にトイレで用を足すようになります。 すぐには改善は見られないかもしれませんが、気長にトレーニングを続けましょう。そしてトイレができたときは褒めてあげましょうね!

②犬の性成熟(生理など)

発情期(生理)が来ることによってトイレを失敗してしまう場合もあります。生理中は尿の回数が増えるようです。また、後述しますがオスの発情期では、マーキングもよく見られます。 メスの生理はヒートともいいます。ヒート中は、頻尿の他に、出血、ソワソワして落ち着かない、食欲の低下なども見られます。出血量は個体差が大きいので、小型犬なら飼い主が気付かない間に生理が来ていたということもあるようです。 犬の性成熟は犬種にもよりますが、一般的に生後7~8カ月頃と言われています。年に1~2回のサイクルで発情期が来て、2週間程度で落ち着くきます。 発情期が終われば、いつも通りトイレで用を足すようになる犬が大半です。 ヒート中になぜトイレを失敗してしまう犬が多いのかはよく分かっていません。おそらく興奮状態にあって、犬自身にもよく分からないうちに失敗をしてしまっているようです。 トイレを失敗してしまったときシュンとしているというのをよく聞くので、悪気はないようでちょっとかわいそうになりますね。 そこで叱ったりしても犬が傷付くだけで意味がありません。 対策としては、生理用パンツを履かせることをおすすめします。また、ストレス発散のために外に連れて行ってあげてもいいですね、 発情期には大いにストレスが伴います。軽減させてあげたい場合は不妊手術を考えてもいいかもしれませんね。

③病気やケガ

膀胱炎などの病気で尿の回数が増えているのかもしれません。とくにメスがなりやすい傾向にあります。 1時間のうちに何度もトイレに行くようでしたら膀胱炎が疑われます。 また、高齢のオスの場合「前立腺肥大」の可能性があります。 この場合、症状はこのようになります。
・いつもに比べて尿が少ない ・血尿が出る
前立腺が肥大化すると、近くにある膀胱が圧迫され排尿困難や血尿が引き起こされます。 現在の根本的な治療は去勢手術のみとなっています。 飲み薬もありますが、服薬をやめると症状がぶり返すので根本的には治りません。 他にも、尿の回数が増える病気はこちら。
・尿路結石症 ・子宮蓄膿症 ・糖尿病 ・腎不全 ・クッシング症候群
回数の他にも、
・尿の匂いがきつくなってきた。 ・量が多くなった。または少なくなった。 ・血尿がでた。 ・排泄しようとしてやめる。 ・排尿時に痛がるそぶりをする。
心当たりがあるようでしたら病院に連れて行ってくださいね。愛犬の健康チェックのためにも尿は普段からチェックしておきましょう。 また、関節など体のどこかに痛みがあってトイレまで間に合わないという可能性もあります。よく観察してあげてくださいね。

④環境の変化

犬は私たちが思っている以上にデリケートな生き物です。 引っ越しなどで大きく環境が変わった場合、ストレスを強く感じているかもしれません。 この場合のトイレの失敗は、愛犬が新しい環境に慣れるまで根気よく基本的なトイレトレーニングをしてくださいね。 決して叱ったりしてはいけません。 また、引っ越しなど大規模な環境の変化でなくても、ほんの少しのことが気になってトイレを失敗してしまう場合もあります。 例えば、部屋の模様替えや、トイレの位置を変えるだけでもストレスを感じる犬もいます。もっと敏感な犬は、トイレシーツの素材を変えただけで戸惑ってしまいトイレを失敗してしまうようです。 ですが、一番の環境の変化と言ったら、新たなメンバーが家族に加わる時ではないでしょうか。今までトイレに失敗したことない犬でも、新たに家族を迎えたらトイレを失敗し始めた!という話はよく聞きます。また、赤ちゃんが生まれたときなども失敗が多くなると聞きます。 これは、大好きな飼い主さんの関心が他に移ってしまってストレスを感じているためです。先住犬が新しいメンバーを受け入れられるような環境を整えてあげることが解決へのカギです。 新しく迎えた家族は可愛いかもしれませんが、先住犬を優先してかまってあげることを意識してくださいね。 それと、それぞれ別の部屋を用意して、お互いゆっくりできるスペースを確保してあげるのもいいかもしれません。一緒に遊ぶ時間をだんだんと増やすなどして徐々にお互いを慣らしていきましょう。 多少時間はかかりますが、先住犬が新しい家族を受け入れられれば問題は解決できます。

⑤恐怖心や分離不安

飼い主がいるときはバッチリなのに、留守になると失敗する…。 それは不安分離の現れかもしれません。 不安分離の場合、トイレの失敗だけでなく、飼い主の姿が見えなくなると吠えたり、部屋を荒らしたりする行為も一緒に見られます。これらは「不安分離症」と獣医学的にも言われる症状です。 近年は不安分離による問題行動を起こす犬が増えてきています。それは、小さいころからずっと誰かと一緒にいる環境で育ち、犬が一匹になる機会がなかったことが原因と言われています。
・家の中でも飼い主につきまとう ・飼い主が出かけるそぶりを見せるとクーンクーンと悲しそうに鳴く ・飼い主が不在になると、帰宅するまで泣き続ける ・粗相をする ・家具や壁をかじる
これらの行動が見られたら、もしかしたら愛犬は不安分離症かもしれません。 対策としては、
・出かける前に犬を散歩に連れて行って疲れさせる ・飼い主は、家を出るときは静かに出ていく(行ってきますの儀式をしない) ・ただいまの儀式もしない ・おもちゃなど犬が遊べるものを用意しておく ・ケージなど、不安を感じさせないような環境で留守番させる ・短い留守番を繰り返し練習(1分→5分→10分と徐々に伸ばしていく)
これらの他に、犬との接し方を根本的に飼い主が変えなくてはいけません。可愛いからといって甘やかしすぎて犬のいいなりになっていては、犬の独立心を育てられません。飼い主が主導権を持つような関係にトレーニングし直すことも必要でしょう。また、不安分離症には治療薬もあります。一向に改善が見られないときは獣医さんに相談してみましょう。

⑥マーキング

犬は基本的に、「自分のお気に入りのところに自分の匂いを付けておきたい」と考えています。これがマーキングです。 マーキングの特徴は、少量の尿をいろいろな場所にします。 去勢していないオスによく見られる行為です。ですが、稀にメスにもマーキングが見られることもあります。「今までは大丈夫だったけれど、多頭飼育をしてからマーキングをし始めた」という声もたまにですが聞かれます。 一番有効な手段は去勢手術をすることです。 ですが100%マーキングがなくなとは一概には言えません。去勢手術をする時期が6歳ごろの中年期以降だと、マーキングが癖になっている場合があります。そうすると、手術したとしてもマーキング癖が治らない可能性が高くなってきます。 対策としては、こういう場合も基本のトイレトレーニングをしっかりし直すというのが大切になってきます。 トイレに成功したらすぐに褒めてご褒美をあげましょう。こうすることで「トイレでおしっこするといいことがあるんだ!」と犬に覚えてもらうのです。 どうしても足をあげておしっこしたいという犬のために、壁付きのトイレを用意してあげるのもいいですね。

⑦高齢・老衰・認知症

高齢になるとどうしても筋力が弱まってきます。 そうすると、尿道のしまりが悪くなり、クシャミをした拍子にちょこっと漏らしてしまうことが多くなります。 また、筋力が弱まっていると、トイレで用を足せたとしても尿を全部出し切ることが難しいです。 そうなると、いつも膀胱内に尿が溜まっている状態になり、これも漏らしてしまう原因になります。 あまりにも頻繁に失敗するようなら「慢性腎不全」の可能性も疑ってみてください。 また、足腰が弱まっているとトイレまで移動が間に合わないということもあるようです。トイレも場所を近くに置いてあげるなどするといいですね。 認知が疑われる年齢にもなってきます。記憶力の低下によってトイレの場所を忘れてしまっているのです。 この場合、犬を叱ってもなにも解決にはなりません。 認知症チェックには「犬の認知症の診断基準100点法」というものが用いられます。当てはまる項目の点数をチェックし、合計点数で犬の認知症レベルを診断できます。項目は食欲、生活リズム、歩行状態、排泄状態など全部で10項目あります。webで簡単に調べられますので気になる方はチェックしてみてくださいね。 老犬のトイレ失敗対策には、オムツを履かせることが愛犬にも飼い主にも負担の少ない一番良い方法と言えます。 最初はオムツを嫌がる犬もいますが、だいたいはすぐに慣れてくれますよ。最近は改良が進んで、履かせやすく履き心地も良いオムツが増えています。一度試してみてはどうでしょうか?

⑧飼い主さんに構ってもらいたいから

粗相をしてしまった犬に大きな声(「あ~!」や「キャー!」など)で反応すると、犬は「おしっこしたら飼い主がかまってくれる」と勘違いをしてしまいます。飼い主の反応が面白いのでしょうね。 その結果、飼い主の関心を引きたいがために、わざとトイレ以外の場所で粗相をするようになってしまうのです。 対策としては犬が粗相をしてしまったときは、まずは犬を他の場所に移動させてから処理してください。なぜかと言うと、「トイレ以外でおしっこしたら飼い主が来てくれる!」と犬が喜んでしまうからです。 また、完全に匂いが消えるように処理をしてください。 犬は自分の匂いがあるところにまた用を足すという習性があります。匂いを完全に絶たないとまた同じところにされてしまう恐れがあります。 粗相には無反応を心掛けると同時に、普段から愛犬と遊んであげる時間を増やしましょう。愛犬は飼い主の目を自分に向けてたくて、問題行動を起こしているのです。一緒に遊ぶことで、かまってほしいという欲求を解消してあげましょう。そうすれば自然とトイレの失敗もおさまっていくはずです。

⑨しつけ不足

家に来たばかりの犬(子犬でも成犬でも)が粗相をしてしまう場合は、トイレの場所をちゃんとに理解できていないという可能性があります。この場合は、きちんとトイレの場所を教える必要があります。 基本的なトイレの教え方を紹介します。
POINT
愛犬がトイレに行きたそうにしてたら速やかにトイレの場所に連れていきます。(犬はトイレを催すと、部屋を歩き回る、しきりに匂いを嗅ぎまわるなど落ち着きがなくなってきます。) また、寝起き、食後、運動後などもトイレを催しやすくなるのでトイレに連れていくチャンスです。 うまく用を足せたらおもいっきり褒めてあげましょう。 おやつなどご褒美をあげるのも有効な手段です。 そうすることで、犬は「ここで用を足すとご褒美がもらえる」と覚えることができます。 ですが、中にはおやつが欲しいがためにトイレに行ったフリをする賢い犬もいます。なので、犬がトイレの場所を確実に覚えたと思ったら、褒めるのを言葉だけ(「いい子だね」など)にだんだんと変えていくことをおすすめします。 もともと排泄行為自体が「自己報酬的行動」といって犬にとって気持ち良いもので、すでにご褒美の側面があります。ご褒美のおやつなしでもきっと満足してくれるはずですよ。

⑩トイレが気に食わない

トイレの匂いや床などの足の感触など、犬にしか分からないような何か気に入らない要因があるのかもしれません。 犬が一番嫌がるのが、芳香剤などの匂いです。 トイレの匂いが気になるからといって、近くに香りのキツイ芳香剤を置いていないですか?人間にとってはいい匂いでも、犬にとっては嫌な匂いに感じるケースが多々あります。 他にも、トイレの周りに鏡やガラスなどがあり、それらの反射が気になって落ち着かないのかもしれません。 犬も人間同様に、落ち着たところで用を足したいと思っているようです。それと同じように、人通りの多いところや、人が集まるところではトイレをしたくないという犬もいます。 確かに、人がワイワイいるところでは落ち着いてトイレできませんよね。また、綺麗好きな子は、少しでもトイレが汚れていると嫌と感じるようです。 他にも以下のことをチェックしてみてください。
POINT
・トイレの匂いや感触 ・トイレは静かなところにあるか ・近くに芳香剤などを置いていないか ・トイレシートやトレーが滑りやすくないか ・トイレは清潔か ・グラついたり不安定ではないか ・トイレの大きさは適切か犬目線で考えてみると突破口がみえるかもしれませんね。

最後に

トイレに失敗したからと言って犬を叱ることは絶対にしてはいけません。 犬は「おしっこしたら怒られた」と、排泄行為自体が悪いことと覚えてしまいます。そうすると飼い主に隠れて粗相をするようになってしまいます。 それと大事なことは、トイレに成功したらたくさん褒めてあげることです! 全てに共通して言えることは、「愛犬の様子をよく観察すること」です。犬はしゃべれません。愛犬が何を求めているのか考えてあげましょう。これらを参考にして、愛犬と素敵な時間を過ごしてください。

【結論】犬にチョコレートを与えては絶対ダメ!

とっても美味しいチョコレート 飼い主さんが食べていると物欲しそうに見つめてくるワンちゃん。 「ちょっとだけなら…」とついついあげちゃいそうになる方もいると思います。 ですが、チョコレートを愛犬に与えては絶対にいけません! チョコレートを大量に摂取してしまうと死に至ることもあるほど、犬にとっては危険な食品なのです。 なぜなら、チョコレートに含まれる「テオブロミン」が犬にとっては有害な毒となるからです。 これはタマネギと並ぶほどに危険な成分です。 体重1キロに対して120㎎~500㎎が致死量になると言われています。 (犬の体質など、非常に個体差があるので一概には言えませんが参考にしてください。) 体重別に計算してみると致死量はこのようになりました。 ・5キロ 600㎎~1,000㎎ ・15キロ 1,800㎎~7,500㎎ ・30キロ 3,600㎎~15,00㎎ 板チョコ1枚(約60g)に含まれているテオブロミンの量はこちら。 (メーカーなどによって含有量は異なってきます。) ・ホワイトチョコレート ほぼテオブロミンは含まれていません。 ・ミルクチョコレート 132㎎~180㎎ ・ビターチョコレート 360㎎~660㎎ ・ブラックチョコレート 1000㎎~1200㎎ 致死量をミルクチョコレートの板チョコで言うとこのようになります。 ・5キロ 約5枚 ・15キロ 約13枚 ・30キロ 約27枚 何回も言うようですが、テオブロミンを分解できる能力は個体差があるため「この量までなら安全!」とは言い切れません。

どうして犬にチョコレートはダメなの?

犬にっとて強力な毒となるテオブロミン。 それは一体どういったものなのでしょうか? テオブロミンはカカオに含まれている物質です。 したがって、カカオ含有量の多いチョコレートがテオブロミンを多く含んでいます。 つまり、砂糖などが少なく苦味が強いビターなチョコレートがより危険と言えます。 アルカロイドの一種であるテオブロミンは、中枢神経や心臓へ作用します。 テオブロミンの主な作用としてカフェインがあります。 犬はテオブロミンを分解する能力が非常に低いです。 完全に分解できるまでには24時間以上必要と言われています。 分解に時間がかかるぶん、体内に蓄積し毒性量も上がってしまうのです。 また、子犬や老犬など体力が少ない犬や、肝臓・腎臓などに持病がある犬の場合は少量のテオブロミンでも危険となります。

チョコレートが含まれるこんなものに注意して!

犬も人間同様甘いものが好きです。 いい匂いにつられて食べてしまった!ということがないようにしっかり管理はしておきたいものですね。 また、板チョコ以外にもチョコレートを使った食品が身近にたくさんあります。 注意が必要な食品をいくつか挙げてみます。 ・チョコレートパン チョコチップ入りのパン、生地にチョコレートが練り込まれているパン、中にチョコレートが入っているパンなど。 パンに使われているチョコレートにももちろんテオブロミンは含まれています。 くれぐれもちぎって一口あげるということはしないようにしましょう。 ・チョコレートアイス もちろんアイスクリームに使われているチョコレートにもテオブロミンは含まれています。 食べた後のカップを舐めさせたりするのもやめましょう。 ・ココア ココアもチョコレートと同じカカオ豆から作られているのでテオブロミンを含んでいます。 また、ココアはブラックチョコレートと同じぐらいのテオブロミンが含まれています。 犬が誤って食べたり舐めたりしないように、取り扱いには細心の注意が必要です。 ・お菓子用チョコレート お菓子用に使われるチョコレートは比較的カカオ成分が多めに入っているようです。 したがってテオブロミンの量も多くなっています。 お菓子作りをするときは、愛犬はケージに入ってもらっておいた方が安心ですね。 ・一口大チョコレート もちろんテオブロミンを含んでいる食品なので危険です。 包み紙に入っていない粒状の一口サイズのチョコレートは、飼い主が気付かない間にパクッパクッと一気に食べてしまっている場合もあるようです。また、包み紙ごと飲み込んでしまうことも危険と言えます。 アルミ箔やビニール製の包み紙は、胃の中に残ってしまうか腸内で詰まってしまう可能性が高いのです。

犬がチョコレートを食べて中毒を起こした場合の症状は?

摂取してしまうと以下のような中毒症状を起こします。 ・下痢 ・嘔吐 ・痙攣 ・息切れ ・心臓発作 ・不整脈 ・内臓出血 ・意識障害 症状はチョコレートを食べてしまってから、一般的には6~12時間で出ることが多いと言われています。 下痢や嘔吐は、体内から有害物質を出そうとしている現れです。 あまりにも頻繁に吐いたり下痢したりするようならば、病院に連れて行ってあげたほうがいいでしょう。

どのくらいの量で中毒症状が起こる?

中毒症状が起こるテオブロミンの量は、体重1キロあたりおよそ20㎎~軽度な症状が出る言われています。 計算してみると以下のようになりました。 ・体重5キロの場合 約100㎎ ・体重10キロの場合 約200㎎ ・体重20キロの場合 約400㎎ ミルクチョコレートの板チョコの枚数で言うとこのようになります。 ・体重5キロの場合 約1枚 ・体重10キロの場合 約1枚半 ・体重20キロの場合 約3枚 超小型犬の場合は板チョコ半分でも危険な量となります。

犬がチョコレートを食べてしまった場合の対処法と応急処置

愛犬がチョコレートを食べてしまったときはどのように対応したらいいのでしょうか。 一番適切な手段は、動物病院に連れていくことです。 早い段階で胃にあるチョコレートを適切な処置で除去できれば、食べてしまった量に限らず順調に回復するようです。 ですが、時間帯や休日などで病院に連れていけないこともあると思います。 そんなときに家でできる応急処置えおお伝えします。 パニックにならずに落ち着いて試してみてくださいね。 胃にあるチョコレートを体外に出すのが重要となってきます。 ・吐かせる チョコレートを食べてから3時間以内であれば吐き出させることも可能です。 その場合、手をのどに突っ込んで吐かせるのではなくオキシドールを使って吐かせる方法があります。 オキシドールはドラッグストアなどで購入できます。 ①3%溶液オキシドール(体重5キロに対して1ml)をぬるま湯で薄める ②薄めたオキシドールをスポイトやスプーンで飲ませる ③10分たっても吐かなそうであればもう一度飲ませる オキシドールを飲ませるのは3回程度までにしてください。 また、吐いたあとは十分な水分補給をさせるのを忘れずに。 この方法は、チョコレートに限らず異物を飲み込んでしまったときにも使える方法です。 3%溶液オキシドールを飲ませるとなぜ嘔吐するのかと言いますと、オキシドール(過酸化水素)が胃液と反応して発砲して嘔吐を促すいうわけです。しかし、オキシドールを飲ませると胃が荒れてしまいます。 胃の保護の処置をしてもらうためにも、その後病院に行きましょう。 また、吐かせる方法に「塩を使う」という手段もあるようです。 ですが塩を使う方法は危険を伴うため、させない方がいいと警告している獣医さんも多数いるようです。 なぜなら、ご存知の通り犬が塩を摂取しすぎると中毒を起こす可能性があるからです。

何もなかった子も稀にいるけど、老犬には注意

中毒を起こすチョコレートの量や中毒症状などは、犬の個体差によるところが大きいです。 ですが、心臓や腎臓などの臓器の働きが弱っているシニア犬はより注意が必要となります。 基準値より少ない量のチョコレートで中毒症状が出る可能性があるからです。 また、そのときは症状が強く出たり、長引いたりする恐れがあります。 シニア犬によく見られる弁膜症の持病があったり、腎臓に疾患がある場合は、より重篤な症状が出ることがあります。 気を付けてあげたいですね。

病院に行く際は、これだけチェックする

まずは飼い主さん自身が冷静になってくださいね。 落ち着いてから以下のことを正確に把握して病院に連絡してください。 ・チョコレートの種類 ・食べてしまった量 ・いつごろ食べたのか ・食べたチョコレートの箱や、吐いている場合は嘔吐物も持っていきましょう。 チョコレート中毒に有効な解毒薬は現在ありません。 ですので、嘔吐させる処置がとられます。 吐かなかったり、緊急を要する場合には胃洗浄が行われます。

最後に

チョコレートの恐ろしさが伝わりましたでしょうか? 可愛いからと安易に与えるのはやめましょう。 チョコレートに限らず、愛犬のことを思うのなら人間用の食べ物では絶対に与えないようにしてください。 中毒症状を起こしても、適切な処置をすれば回復することが多いようです。 ですが、吐かせたり、点滴をしたり、手術をするとなれば、犬に非常に負担がかかります。 犬には犬用に作られた美味しくて健康を守れるおやつがありますので、そちらを与えるようにしてくださいね。 また、あげないようにしていても誤って食べてしまうケースもあると思います。 「誤飲は飼い主の責任」という言葉があります。 心に刻んで管理はしっかりしましょう。 愛犬を守れるのは飼い主さんしかいませんよ。

犬が飲んでも大丈夫なお茶とそうでないお茶がある

お茶が好きな犬って意外といるんですよ。 お茶にはいろいろ種類がありますが、どれも犬が飲んでも問題ないのでしょうか?
先に結論を申しますと、少量のお茶なら特に愛犬の害になることはありません。 ただ、あまりにも大量に飲みすぎると中毒を起こす可能性があるので注意が必要です。
犬には飲ませても大丈夫なお茶と飲ませてはダメなお茶があるのです。 そこで今回は、飲ませても良いお茶、飲ませてはダメなお茶、お茶を飲ませる時の注意点、飲みすぎてしまった時の対処法などを紹介します。

犬が飲んだらダメなお茶はカフェインが含まれるもの

カフェインが含まれているお茶は、極力飲ませないようにしましょう。 これらを多く摂取してしまうと、頻脈、頻尿、吐き気、痙攣などの症状が出ます。 カフェインの過剰摂取で急性中毒となり、死に至る場合もあります。 チワワなどの超小型犬がカフェイン200㎎(コーヒーで言うと2杯分)で急性中毒で死亡するケースもありました。 カフェインが多く含まれているお茶は以下のようになります。 ・緑茶 ・紅茶 ・抹茶 ・ウーロン茶 ・玄米茶 ・ほうじ茶 ・玉露 共通点は「茶葉から抽出しているお茶」です。 これを一つの指針にして、茶葉から抽出したものは飲ませないようにしましょう。 抽出したお茶はもちろんですが、茶葉のほうがより成分が凝縮されていてカフェイン濃度が高くなっています。 茶葉も絶対に愛犬が誤飲しないようにしっかり管理しましょう。

少量であれば犬が飲んでも大丈夫なお茶

カフェインが含まれていないお茶ならば愛犬に飲ませても大丈夫です。 タンニンは少量なら含まれていても問題ありません。 では、愛犬に飲ませても大丈夫なお茶を紹介します。

麦茶

大麦の実から作られたお茶です。 お茶の中でも一番ポピュラーなお茶ではないでしょうか。 ミネラル豊富で、胃の粘膜の保護、抗酸化作用、血行促進の効果があります。 注意点がありますが、それは後ほど記載します。

黒豆茶

黒豆から作られたお茶です。 抗酸化作用のあるアントシアニンが豊富に含まれています。 動脈硬化を予防したり、ダイエット効果も期待されます。 ただ、黒豆茶は他のものとブレンドして販売れているものも多いので、何とブレンドされているのかしっかり確認しましょう。 カフェインが含まれているものとブレンドされているようでしたら、飲ませるのは控えてくださいね。

たんぽぽ茶

たんぽぽの根と葉を乾燥させて作られたものです。 ビタミン、ミネラルが豊富に含まれていて、コレステロール値や血糖値を下げる効果があると言われています。 便通、消化不良にも効果が期待されます。

そば茶

そばの実から作られたお茶です。 ビタミンCの吸収を促進したり、血行を良くする効果があります。 また、ビタミンCが豊富なので、抗酸化作用もあると言われています。 そばアレルギーには十分注意してくださいね。

ルイボスティー

ハーブティーの一つで、カフェインが含まれません。 苦味、渋み、酸味などほとんどありません。 フラボノイド類が含まれているため、抗酸化作用として、免疫を高めてくれる効果があります。

飲ませすぎには注意が必要

ミネラルは体に良い効果もたくさんあります。 ですが、あまり飲ませすぎると結石になる可能性が高くなってしまいます。 結石症になってしまうと非常につらそうで見ていてかわいそうです。 喜んで飲むからと言っても、飲ませすぎには注意が必要です。

犬にお茶を飲ませる時には…

犬に飲ませても大丈夫なお茶だからと、人間が飲む濃さそのままでは犬にとっては濃すぎるので飲ませてはいけません。 必ず2~3倍に薄めてあげましょう。 熱いものはそのままだとやけどしてしまうので、人肌ぐらいにまで冷ましてから飲ませてください。

もしお茶を飲んでしまったら…

もしもカフェイン入りのお茶を飲んでしまっても、少量ならしばらく様子を見てみましょう。 特に異常が現れないようであれば大丈夫です。 少しでも心配なところがあったらすぐに病院に連れて行ってあげましょう。 すぐに連れていけない場合は、吐き出させるようにします。 誤飲からだいたい1時間以内であれば吐き出せる可能性があります。 それ以上時間が経ってしまうと、誤飲したものが胃を通過してしまうので吐き出せなくなってしまいます。 吐かせる方法は、3%溶液のオキシドールを1~2ml、スポイトなどを使って犬のノドの方に垂らし飲みこませます。 15分ほど待っても吐く仕草がないようであればもう一度試します。 これを3回ぐら試しても吐かないようであれば、水を飲ませて胃の中の濃度を薄め、病院が開く時間になったらすぐに連れていきましょう。

最後に

参考になりましたでしょうか? 愛犬にお茶を飲ませる場合は、必ずカフェインが含まれていないものを選んでください。 ペットショップなどで犬用麦茶も売られているようなので、そちらを選ぶとより安全かもしれませんね。 ですが、もともとお茶は積極的に犬に飲ませなくてもいい食品です。 体に良いとは言っても、2~3倍に薄めてしまうのでその効果は微々たるものです。 愛犬の健康を思うなら、愛犬に適したドッグフードと新鮮なお水を用意してあげて、お茶を飲ませるのは週2~3日程度にしておきましょう。