・飼い主に必要以上にまとわりつく
・いつもとは違った叫び声をあげ元気がなく食欲が落ちる
・ひとりになってしまうと不安や寂しさを感じてしまい、トイレ以外の場所で粗相をするようになる
・不安が大きくなるとうつ状態になってしまう事もあり、血圧が上がったり脈が速くなり体に負担をかけてしまう事も
なります。
猫でも毎日のデンタルケアは欠かさず行いましょう。
また歯肉炎の場合、炎症が酷いと猫がご飯を食べることが出来なくなりますので、あくびをした時に口の中を覗いて歯茎の色や出来物が無いか確認してください。
歯肉炎や歯周病の治療は全身麻酔となり、猫の体に負担もかかります。
歯に汚れが付きにくいドライフードを主食として与えるようにして下さい。
猫風邪・猫ウイルス性鼻気管炎(猫ヘルペス)
猫風邪や猫ヘルペスは、猫を飼っている人なら誰でも知っている病気かと思います。
たかが、風邪でしょ?と甘く見ると、猫の体にさまざまな影響を与える病気ですので、予防接種や定期的な健康診断を受けて飼い主さんが守ってあげてください。
鼻水やくしゃみ・食欲不信などの症状や、涙が多くなったり口の中や舌に出来る潰瘍の痛みと不快感により、よだれや強い口臭となって現れる場合もあります。
猫のあくびはうつる?
人や犬では、好意や親しみによる「共感」によるあくびがうつることが研究によりわかってきています。
猫の研究はされてないので、はっきりとは言い切れないのですが、猫同士のあくびがうつっているような動画もよく投稿されていますので、猫と飼い主さんのあくびの伝染もあるかも知れません。
子猫のケージ飼いはいつまで?
産まれたばかりの子猫はとても小さく兄妹猫と重なり合いながら寝る姿や、まだ目が見えないのに乳首をさぐりあてて母乳を吸う光景は一生懸命生きようとしている強さを感じます。
母猫も出産で疲れているのに子猫のそばを離れようとせず世話をする姿は、人間から見てもとても感動的です。
ずっと一緒に過ごす事ができればいいのですが、様々な事情で母猫や兄弟と離れて暮らさなくていけなくなってしまう場合があります。
子猫の大切な命を守るために、ケージ飼いの必要性を調べて見ました。
生後約3ヶ月まではケージが必要
子猫は生後2ヶ月になれば母猫から離しても大丈夫になりますが、まだまだ幼く元気に動き回る為安心できて安全に過ごせる居場所が必要になります。
ペットショップから子猫を迎える際は生後2ヶ月以降になりますので、危険から守ってくれる母猫がいない事もありケージは子猫にとって必須アイテムです。
飼い主が24時間見守ってあげる事は不可能で、成猫になるまでは好奇心旺盛で色んな物に興味を示しハラハラさせられてしまいます。
特に留守番をさせなくてはいけない場合は注意が必要になり、ケージに入れたあげれば安心して外出ができます。
3ヶ月頃までの子猫にはスペースが広くなく、1段〜2段タイプのケージならば落下事故防止になり不安をなくしてくれます。
ケージはいつまでもずっと使える
ケージは子猫を危険から守ってあげるために生後3ヶ月までは必要ですが、生後4か月以上になれば家や飼い主にも慣れて心配も少なくなります。
子猫の様子を観察しながら用途に合わせて使うようにすれば、おたがいが快適に過ごせるようになります。
愛猫がケージを嫌がらず安心して過ごしている様子なら、自由に行動ができるように扉を開けておくようにします。
成猫になってからも使いたい場合は、拡張できるタイプのケージを購入すれば買い替えの手間がかかりません。
子猫のケージ飼いする際の準備物
子猫をケージ飼いする場合は、ケージの中で安心して過ごせるように環境を整えてあげる必要があります。
準備をする物には排泄のためのトイレ、ゆっくり眠る事ができるベッド、毎日の食事に欠かせない水、餌用の食器などがあります。
飼い主にとって子猫と一緒に暮らす事への期待と、上手く育てられるか少々不安な気持ちもあると思います。
子猫も同じように新しい生活への不安を持っていますので、なるべく早く家とケージに慣れて安心できるように人気の商品と購入の際の注意点を紹介します。
トイレ
猫のトイレはトイレ本体と猫砂をセットにして使い、ノーマルタイプとシステムトイレやおまるなどの種類があります。
システムトイレは猫砂とボード状になったシートの2段式になっていますので、猫砂の汚れが少なく衛生面でも安心です。
スタンダードタイプのオープントイレなら水洗いができて手入れが簡単で、小さめタイプの猫トイレで深型タイプなら猫砂が散乱しにくく三角コーナートイレならケージの角にぴったり合わせる事ができます。
ベッド
猫は狭い場所を好む傾向があり、広すぎるベットではなく、子猫の体がすっぽり入るぐらいのサイズを選ぶようにします。
素材はフワフワとした柔らかいものが良く、毛が付きにくく洗濯機で洗えるものなら飼い主の手間を省いてくれます。
おすすめな商品には簡単にケージの中に取り付けられ、汚れが付きにくい生地でリバーシブルで使える「ハンモンタイプベッド」や、柔らかく柔軟性がある素材で手入れも簡単な「プラスチック製のスクエア型ベッド」があります。
水・餌皿
食器は飲み水用とフード用に2種類を用意してあげ、落ち着いて食事が楽しめるように安定感と重量感のあるものを選ぶようにします。
餌皿のサイズは猫の顔よりも大きいものが良く、平らでフチのものならばひっくり返す事がなくこぼさずに食べれます。
おすすめな食器には周囲をできるだけ汚さずに済むように開発された人気商品の「食べやすい陶器製のフードボール」や、十分な重さがあり滑り止めも付いている「ズレにくくひっ返りにくいフードボール」があります。
子猫のケージ飼いの注意点
生後2ヶ月未満の子猫はケージの中で過ごさせた方が飼い主にとっても安心ですが、それ以降になると動きも活発になっていきます。
ケージの中の生活に慣れて穏やかに過ごしている様子なら安心ですが、激しく動き回り中々鳴きやまないような状態が続く場合は心配になってしまいます。
ストレスを感じている様子が見られた時の対処法や、ケージの外に出して自由に遊ばせてあげる場合の注意点などを調べて見ました。
ケージは長時間入る前提で選ぶ
ケージは子猫がストレスを感じないようにある程度の広さと高さのあるものを選び、最初から長い時間中に入れず様子を見ながら徐々にケージ慣れさせてあげるようにします。
エアコンの風や直射日光に当たらない場所に置いてあげると、過ごしやすく熱中症などの心配がなくなります。
3段全てに扉があるケージなら上下運動ができるため運動不足にならず、全てに扉が付いているので猫の出し入れが簡単です。
キャスターが付いていますのので、掃除の際や来客などで移動させたい時にとても便利です。
毎日ケージから出す
猫は暑いのも寒いのも苦手で、家の中で快適に過ごせる場所を見つけ体温調節をしています。
ケージの中では自由に室内を動き回る事ができず、飼い主も温度に合わせてケージを移動するのは大変です。
ケージの中に入れておけば危険はありませんが、運動不足になってしまうとストレスを感じてしまう事があります。
ストレスは病気につながる場合もありますので、忙しい時でも毎日数十分程度ケージから出してあげるだけで病気を防ぐ効果があります。
無理矢理閉じ込めない
飼い主が一生懸命考えて準備をしたケージでも、子猫にとってはまだリラックスできる場所になっていない場合があります。
無理矢理閉じ込めてしまうと逆効果になってしまい、ケージに入るのを嫌がり逃げ出すようになってしまいます。
中々慣れてくれないと少々心が折れてしまいますが、子猫が自分から自然とケージに入ってくれるまで待つ事も必要です。
ケージの中で安心して過ごしている姿が見られるようになれば、待ったかいがあり癒しも与えてくれます。
子猫がかわいそう?ケージ飼いのメリット・デメリット
現在では室内で猫を飼う場合ケージ飼いが当たり前のようになっていて、様々な工夫がされたケージが販売されています。
考え方の違いで狭い空間に閉じ込められ自由に動く事ができない猫が可愛そう見えてしまう人もいますが、猫によってはリラックスのできる唯一の場所になっていてケージの中でくつろぐ姿は見ていて癒されます。
子猫にとってケージ飼いをする場合には、どんなメリットとデメリットがあるのかを調べて見ました。
ケージ飼いのメリット
飼い主にとって愛猫に留守番をさせなくてはいけない時が一番心配で不安ですが、ケージ飼いに慣れていれば外出や旅行の際におとなしく安心して待っていられる場所になります。
家に置いておくのが心配な時にはペットホテルを利用する場合もありますが、ケージになれていれば場所が変わってもパニックにならずに済みます。
病気で動物病院に入院する際にも、他の動物がいても恐怖感をもたずにゆっくり過ごす事ができます。
災害時の際の避難をスムーズに行う事ができ、避難場所でも安心して過ごす事ができます。
高層階に住んでいる場合には窓やベランダからの落下防止を防いでくれ、室内での危険な場所や猫が食べてはいけない物を口にする心配がなくなります。
ケージ飼いのデメリット
ケージ内にいるのが嫌な子猫の場合は、自由に動き回る事ができずストレスを感じて暴れてしまう事があります。
好奇心が旺盛な子猫程ケージ内で過ごすのには、物足りなさを感じてしまうようです。
ケージが狭いと余計にストレスを感じてしまいますので、上下運動のできる程度の高さのあるケージを選んであげるようにします。
エアコンのある部屋ならば夏場も涼しい場所で過ごす事ができますが、外出の際などは少々心配があり注意が必要です。
一カ所を舐め続けたり尻尾を追いかける行動や、ずっと鳴き続けるような場合はケージの中でリラックスできていない事もありますので様子を見て対処してあげるようにします。
まとめ
猫は成後6ヶ月程で成猫になりますが、生後3ヶ月までの子猫は好奇心が旺盛で飼い主が注意をしていても予期せぬ事が起ってしまいます。
子猫のうちは何をしても可愛らしく怒るのも忘れて甘やかしてしまいがちですが、きちんとしつけをしないと成猫になってからでは直せなくなってしまいます。
ケージ飼いにはメリットとデメリットがありどちらが良いとは言い切れませんが、飼い主の生活スタイルや愛猫の性格の合わせて決めおたがいが快適に過ごせればいいですね!
柴犬の毛色の種類と特徴
日本犬の代表とも言える柴犬は賢く、飼い主に忠実な犬として大変人気があります。
飼うなら柴犬がいいなぁと思っている人も多いでしょう。
柴犬の毛色は5種類あり、毛色によって雰囲気が違います。
飼い主によっては「この色!」という好みがはっきりと出るところでもあり、子犬を決める時の重要な判断材料の一つです。
ここでは柴犬の毛色の種類とそれぞれの特徴、そして毛色による柴犬の値段について詳しく説明します。
ぜひ参考にしてください。
赤毛の柴犬(赤柴)
柴犬の中でも一番よく見かけるのは赤毛の柴犬だと思います。
赤柴と呼ばれています。
赤毛と言ってもいわゆる赤い色ではなく、茶色っぽい毛の色です。
そして、一番よく見かけるということは柴犬の中で一番人気のある毛色ということです。
赤毛の柴犬は、まるでキツネのように明るい茶色の毛を有しています。
目の周りや頬の部分、お腹や胸、耳などは、白く色づいている個体が多いです。
その白い部分は「裏白」と呼ばれます。
子犬の時は色が濃いめですが、成犬になるにつれてだんだん薄くなってきます。
口の周りが黒っぽいこともありますが、それも成犬になると薄くなってきます。
柴犬と言えば、赤柴という毛色が多くとてもチャーミングで可愛らしく、飼い主への忠誠心も高いところが特徴です。
虎毛の柴犬(虎柴)
虎毛の柴犬は虎柴と呼ばれていますが、大変珍しい毛色です。
虎毛というと甲斐犬や秋田犬を思い浮かべると思います。
そして虎毛の柴犬の最大の特徴は、甲斐犬や秋田犬などの日本犬とそっくりなところです。
柴犬と比較して、甲斐犬や秋田犬は虎毛の子が多いため、虎柴と初めて会うと甲斐犬や秋田犬に間違えてしまうことも少なくありません。
虎柴は黒っぽい毛の色もあるし、赤っぽい茶色に黒が混ざったような色の子もいます。
また子犬の時には虎毛だとしても成長すると毛色が変化することも多く、実際に色のバランスがそのまま成犬になる確率は1%とも言われているほどです。
確実に虎柴が生まれるという遺伝的根拠もまだ判明していないようなので、虎毛の柴犬はとてもレアなのだということを知っておいてください。
白い毛の柴犬(白柴)
白い毛の柴犬は白柴と呼ばれていますが、数は少ないです。
子犬時代は茶色っぽい赤毛がが混ざっているケースもありますが、成長するにつれて毛の色は変化し、真っ白になる子や茶色が薄くなる子もいます。
「毛が白い」と聞くと、遺伝的にメラニンが少ないアルピノ種で弱いのではないかと思う人もいますが、白柴はアルビノ種ではないため、体が弱いということはありません。
他の毛色の柴犬と何も変わったところはありません。
数が少ないということもあり、最近人気が高まっています。
白いもふもふとした毛が魅力ですが、よく見ると白と赤の2種類の毛が混ざっています。
後ろから見ると白い毛に赤毛がチラチラ混ざって見え、お腹や尻尾の裏は純白です。
黒い毛の柴犬(黒柴)
黒い毛の柴犬は黒柴と呼ばれています。
赤柴についで人気がある毛色です。
黒い被毛で覆われている黒柴は、赤柴と同様に目の周りや頬の部分、お腹や胸、耳など体の内側が白または薄茶色になっています。
柴犬は夏の暑さに弱い犬種ですが、特に黒い毛色の場合、温度の吸収率が高く熱中症などの危険性は高いです。
夏の過ごし方には注意がより必要です。
黒柴の一番の特徴は目の上に眉毛のような斑点があるところです。
そのため「まろ」などと呼ばれていてチャームポイントになっています。
その可愛らしさが注目されますが、他の柴犬と同様にとても活発で運動量が多い犬です。
慎重な性格も持っていて、あまりベタベタ構われるのを好まないこともあります。
自分だけの時間も過ごせるように、メリハリのある接し方・生活を心がけましょう。
胡麻色の柴犬(胡麻柴)
胡麻色の柴犬は胡麻柴とも言われ、虎毛の柴犬と似ているような色合いのところもあります。
赤毛、白い毛、黒い毛が混在した毛色を胡麻色と呼びます。
胡麻色は柴犬の中で一番珍しい毛色とも言われています。
そのため、胡麻柴に会うことは滅多にありません。
他の柴犬と同様に子犬の時の色が変化することが多いため、成犬になっても赤・白・黒の毛色がそのままのバランスで混ざっているとは限りません。
つまり大きくなってみないとはっきり胡麻柴だとわからないということです。
従って非常に数が少なく貴重な毛色の柴犬です。
性格や体格は他の色と違いはなく、賢く活発でしっかりと運動をさせることが大切です。
警戒心が強い面もあるので、しつけもしっかりと行って無駄吠えなどがないようにしましょう。
柴犬の価格相場
柴犬の毛色について紹介しましたが、好みの毛色は見つかりましたか?
それぞれの毛色の柴犬の価格相場について説明します。
一般的にはペットショップよりブリーダーの方が値段が低いとされていますが、ブリーダーによっても価格は違いがありますのであくまでもご参考として検討してください。
説明してきましたように毛色によって非常に数が少ないものがあり、それらは希少価値があり、価格も高くなってしまいます。
犬を育てることはその後の一生を面倒見るっことで、経済的な負担がかかることなのでしっかりと考えるようにしましょう。
赤毛の柴犬(赤柴)の値段や相場
赤毛の柴犬の値段は、メスがおよそ17万円で、オスがおよそ16万円。
そのため、相場は17万円程度となります。
通常メスの方が若干高くなります。
赤柴は生まれた子犬の8割近くを占めるので、他の毛色よりもやや低い設定の場合があります。
値段は親犬や生後何ヶ月かということでも違いが出てきます。
ブリーダーと直接話ができると親犬の性格もわかり安心できます。
また標準的なサイズよりもかなり小さな柴犬を豆柴と言い、人気がありますがJKCでは公認していません。
豆柴の値段はより高くなっています。
虎毛の柴犬(虎柴)の値段や相場
虎毛の柴犬は珍しいということで、値段が高い場合が多いです。
メジャーな赤柴と比較すると、約1.5倍ほど値段が高いこともあります。
人気のあるペットショップでは、価格が上がりやすいと言われています。
虎柴の子犬が生まれることはなかなか難しいため、ブリーダーもあまりいないようです。
もしどうしても虎毛の柴犬が欲しいという人は、柴犬専門のブリーダーに相談してみることをおすすめします。
その場合、20~25万円程度となる可能性があります。
白い毛の柴犬(白柴)の値段や相場
白い毛の柴犬は展覧会では認められていません。
だからブリーダーも白柴が生まれないように交配しています。
そのため数が少なくめったに見かけることがありません。
一方で、現在白い犬は柴犬に限らずブームになっていて、CMに出てくる北海道犬や白いゴールデンレトリーバーなど人気が高まっています。
そういう理由で価格が高騰することも少なくありません。
どうしても白柴が欲しいという人は生まれるのを予約していることもあるからです。
そして、メスもオスも値段はほとんど均一で、およそ18~20万円となります。
黒い毛の柴犬(黒柴)の値段や相場
黒い毛の柴犬は全体の1割程度しかいないと言われており、その稀少性から赤柴よりも値段は高くなります。
メスがおよそ19万円で、オスがおよそ17万円。
そのため相場は18万円になります。
目の上にある斑点もくっきりと見えるほうが好まれており、黒い毛色はつややかな光沢のある黒よりもややグレーに近いようなくすみがある色が良いとされています。
そういう点でも値段に違いがあるようです。
また黒い毛の豆柴も人気が高く、20万円を超えることも多いです。
胡麻色の柴犬(胡麻柴)の値段や相場
胡麻色の柴犬はめったに出会えないもので、幼犬の時の毛色のバランスが成犬になると変化することが多いです。
それは時間が立たないと分かりづらいものなので、胡麻柴だからという希少価値は付きにくいようです。
胡麻色の柴犬の値段は、メスがおよそ15~16万円、オスがおよそ14~15万円。
相場は14~16万円程度になり、赤柴とそう変わらない印象です。
ただし、色の付きかたでかなりの高額の子犬も存在しているようなので、しっかりと確認することをおすすめします。
口元が黒い?柴犬の子犬だけの毛色
柴犬の子犬は毛色にかかわらず、コロコロとしていて本当に可愛いですね。
実は子犬だけに見られる毛色というものがあるのをご存知ですか?
それは子犬の時期だけに見られる口元の黒い毛です。
柴犬の子犬に現れる口元の黒い毛。
これは成長すると共に段々と赤や白に生え替わり、2歳以上になると、ほとんど消えてしまいます。
まれに口元に白い毛が生える子犬もいて、とても珍しいことです。
こんなふうに口元に見られる毛色は成犬になると見られないので、飼うことになったらぜひ写真に撮って残しておいてください。
まとめ
日本犬として多くの人に愛され、海外でもブリーダーがいるほどの人気ぶりの柴犬。
毛色も意外とはっきり分かれているため好みが出ます。
一番人気の赤柴、稀少性のある白柴や胡麻柴、まろの雰囲気の黒柴、特別な魅力の虎柴。
それぞれの良さがあります。
色によって性格に大きな違いがはないので、柴犬の良さを理解して可愛がってあげてください。
犬の口が臭い原因は?
愛犬の口をふと嗅いだときに「臭い?」と思うことはありませんか?
口臭の原因はさまざまで、フードのニオイが残っているだけであったり、歯周病や腫瘍など怖い病気が潜んでいることもあります。
臭いなと感じていても飼い主さんの感覚はそれぞれ違いますが、いつもと違うニオイがするなと感じたらできるだけ早めに受診することをおすすめします。
ここでは、犬の口臭の原因について解説していきます。
原因①ストレス
まずがストレスが原因の口臭です。
ストレスからの口臭が人間でも同様のことが言え、ストレスを感じると唾液の分泌が減り、口内のニオイが凝縮されたり口内細菌が増えたりすることでニオイが強くなります。
病的な口臭ではないので、心配する必要はないのですが、愛犬の口臭がストレスを与えた時に強くなるようならストレスの原因となるものを取り除いてあげるようにしてください。
原因②食べ物の匂い
ペットフードには、栄養素として必要な動物性脂肪や内臓などが含まれています。
嗜好性を上げるためのフレーバーが含まれていることもあり、人間の食べ物よりも強いニオイの物が多いです。
食べかすが口内の残っているニオイと、食べかすによって繁殖した雑菌のニオイが生じてきます。
この原因も心配することはないのですが、悪化すると歯周病などの病気になる可能性が高いので、毎日の歯磨きを習慣づけるようにしましょう。
原因③食糞(うんこ臭い)
食糞とは自分の便を食べてしまうことを言い、食糞をする子は少なくありません。
食糞をすると当然栗の中がうんこ臭くなってしまい、食糞をした形跡はトイレが散乱していたり、歯と歯の間に茶色い異物が詰まっていたりすのですぐにわかります。
なぜ食糞をするのかという原因は一概に断定できませんが、衛生面を考えると良い行動ではないので、しつけは食糞防止グッズなどを使ってしっかりなおすことが必要です。
心配することはない口臭にはなりますが、食糞は問題行動になりますので、かかりつけの先生に相談してみてもいいかもしれません。
犬の口臭は病気の可能性?
犬の口臭は心配がないものもありますが、中には病気の可能性が高い口臭もあります。
その場合は、早期発見・早期治療が大切になってきますので、日頃から愛犬の口内の様子を観察しておくことがポイントです。
ここでは、どんな病気が潜んでいるのか解説していきます。
歯周病や口腔内疾患
犬の口臭の原因で一番多いのは歯周病です。
歯周病は歯肉だけが炎症を起こす歯肉炎とは違い、歯や歯の周りにあるじん帯、歯を支える骨にまで炎症が起こることがあり、最悪の場合は歯が抜けてしまいます。
犬ば人間に比べ、歯垢が歯石に変わる速度が速く、さらにその歯石にまた歯垢がつきやすくなるという悪循環に陥ります。
今は3歳以上の約8割の犬が歯周病になっていると言われており、歯周病は膿を生じることがあるため腐敗臭のような口臭を発生させます。
また、口腔内腫瘍という症状もあり、この腫瘍には良性腫瘍もありますが、ガンや悪性黒色腫・繊維肉腫などに分けられ、悪性腫瘍の場合は歯周病と同じ腐敗臭を発生させます。
腫瘍の場合は、口臭より先に、口の周りの痛みや違和感、食べこぼしなどの異変が先に現れますので、このような症状が見られる場合はすぐに受診してください。
口腔内の乾燥
犬の口腔内は通常、唾液で潤っていますが、口腔内が乾燥していると粘っこく凝縮され口臭の原因となってしまいます。
水分摂取量が少なかったり、鼻炎などで鼻づまりがあり常に口を開けていると生臭い口臭や魚臭い口臭を発生させます。
健康な犬でも、暑い時期は体内の熱を下げようとするために、口でハアハアと息をすることが多く、いつもより乾燥しやすくなりますので、口臭がきつくなる傾向にあります。
夏場に口臭がきつい場合は口腔内の乾燥が原因と思われますので、しっかり水分補給ができているのか、室温は適切かなどを細目にチェックするようにしましょう。
内臓疾患
胃や腸などの消化器、肝臓や腎臓の不調も口臭の原因となります。
すっぱいニオイがする場合は、胃腸の不調が隠れていることが多く、特に胃炎を患っている場合、胃酸の分泌が過多になり胃酸がこみあげてすっぱい口臭を発生させます。
胃炎の原因はさまざまですが、一番多いのは空腹時間が長いことが挙げられます。
しかし、なかには感染症や中毒など怖い病気が隠れていることもあります。
アンモニアのようなニオイがする場合は、腎臓や肝臓の不調が原因のことが多く、毒素が体内に溜まることで独特なニオイやアンモニアのようなニオイを発生させます。
便のニオイがする場合は、食糞の可能性もありますが、腸重積や腫瘍・異物などが原因ということもありますので、内臓疾患からくる口臭が考えられる場合はできるだけ早めに受診しましょう。
犬の口臭を消す方法
可愛い愛犬なのですが、近寄ってくるだけで口臭がきついと思わず顔をそむけたくなってしまいますよね。
できれば、口臭を消したいと考える飼い主さんも少なくないでしょう。
そこで、ここでは犬の口臭を消す方法をご紹介していきます。
ケア方法①歯磨きを習慣化
まずは、自宅で毎日の歯磨きを習慣化してみましょう。
歯磨きが好きな子はなかなかおらず、毎日行うのは大変と思うかもしれませんが、小さい時期から歯磨きに慣れさせると抵抗なくさせてくれるようになります。
ですので、迎え入れたらすぐに歯磨きの習慣をつけることが大切です。
すでに成犬になってしまっている場合は、少しずつ慣れさせていくか、病院などにある歯磨き教室に行って歯磨きの方法を勉強するなどを行ってください。
どうしても難しい場合は、動物病院などでも行ってくれるところもありますが、毎日のことなので、飼い主さんが歯磨きの方法を学ぶ方が経済的にも時間的にも効率的でしょう。
ケア方法②病院で歯石を除去
歯磨きの習慣がなく、既に歯石がついてしまっている子については動物病院で歯石除去をしてもらうことが必要です。
歯石は歯の表面だけではなく、歯の隙間にも入り込んでいるため、しっかりと専用器具を使って取り除かなければいけません。
また、歯周ポケットまで掃除をする場合は、全身麻酔が必要となるのが基本ですが、麻酔のリスクがある場合には、麻酔をせずに行うハンドスケーリングもあります。
しかし、ハンドスケーリングは一度に全てできるわけではわけではないので、歯周病の根本治療にはなりません。
ケア方法③サプリメントやドッグフード
ドッグフードはウェットフードよりドライフードの方が歯垢のもとになりにくいので、ドライフードに変更するか、ウェットフードにドライフードを混ぜて与えるかに変更することをおすすめしますが、かかりつけの先生に適切なフードを紹介してもらえることがあるので、一度相談してみるのもいいかもしれません。
また、歯周病は感染症ですので、口腔内の環境を整えることで改善する傾向があります。
同時に、口臭を抑えることも期待できますので、日常のデンタルケアに加え、口腔内の善玉菌を含むサプリメントを活用するのも一つの方法です。
デンタルケア専用のサプリメントもありますので、一度かかりつけの先生に相談してみてください。
ケア方法④内臓疾患が疑われるケース
内臓疾患が原因で口臭が疑われる場合は、まず疾患に対しての利用が先決です。
先ほどご紹介したように嘔吐や腹痛・下痢などの症状も見られますので、口臭より先にそれらを治す治療を行うことで、口臭が改善される可能性があります。
ケア方法⑤歯ブラシ以外のケア
歯磨きは子犬の頃から習慣づけることが重要で、成犬になるとなかなか磨かせてくれません。
歯ブラシだったら奥歯まで磨くのは難しいので、まずは前歯を中心に磨くことに慣れさせ、奥歯は歯磨きシートなどを使うこともおすすめです。
触ろうとすると噛みつく子もなかにはいますので、その場合は、歯磨きガムを与えたり、ロープやタオルのおもちゃを噛ませ引っ張りっこなどをすることでもデンタルケアとなります。
まずは、歯垢をつかせない、歯垢を落とすことを前提に愛犬にあったデンタルケアを行いましょう。
ケア方法⑥ヨーグルトが効果的
ヨーグルトにはLS1という乳酸菌が含まれており、口内細菌の繁殖を抑えてくれる効果があります。
乳酸菌は生きたまま腸に届き、腸内の善玉菌に作用して腸内環境を整える役割をしてくれ、そうすることで腸内環境がよくなり、口臭にも効果があると言われています。
歯周病予防にヨーグルトを利用する際は、犬用のヨーグルトか人間用であれば無糖・低糖・低脂肪のものが肥満防止にも良いでしょう。
まとめ
今回は、犬の口臭の原因についてご紹介してきました。
犬の口臭の原因はさまざまあり、愛犬の口臭はどんなニオイがするかで原因を特定することができるでしょう。
心配がない口臭もありますが、なかにはすぐに受診する必要がある口臭もあります。
病気である場合、早期発見・早期治療が何より大事になりますので、日頃から口腔ケアを定期的に行うようにしてください。
人間同様、犬にとっても生きていく上で歯はとても大切な体の一部です。
飼い主さんがしっかりケアしてあげることで健康な歯を保つことができるので、デンタルケアは子犬の頃から始めるようにしましょう。 猫の血尿の原因は病気?
飼っている猫が急に血尿をしてしまったら、とっても心配ですよね。
猫は犬よりも泌尿器系の病気が多く、「血尿が出た!」と動物病院に来る猫も少なくありません。
しかも猫は尿の回数がとても少ない動物で、発見する頃にはひどい症状になっていることも多いんです。
そんな猫の血尿の原因は病気だけではありません。どういった原因があるのか、実際に血尿になってしまった時の対処法や予防策をご紹介します。
原因①腫瘍
1つ目の原因は尿路に腫瘍ができるためです。
尿路とは腎臓・尿管・膀胱・尿道の総称で、尿が作られ出ていくまでの道です。
この尿路のどこかで細胞が異常に増殖すると腫瘍が発生し、尿路の細胞を壊して増殖を続けるので出血してしまうといわれています。
猫は犬と比べて腫瘍はできにくいと言われていますが、稀に腫瘍が発生します。
血尿の原因の中では可能性が低いものでも、一応知っておけば早期発見できるかもしれません。
原因②膀胱炎や尿道炎
2つ目の原因は膀胱炎や尿道炎です。
膀胱炎や尿道炎は、膀胱あるいは尿道にて炎症が起こった症状の全般を示します。
特に膀胱炎には「細菌性膀胱炎」と「特発性膀胱炎」があり、どちらの場合でも血尿が出てくる可能性があります。
〈細菌性膀胱炎〉
尿が出る尿道口から細菌が入ってしまい、尿道口の奥の尿道や膀胱で増殖した細菌が粘膜を傷つけて血尿が発生します。
それから、ある細菌は尿の成分を変化させて”ストルバイト”という結晶を作り、その結晶によって尿道が傷つけられ血尿が発生する場合もあります。
〈特発性膀胱炎〉
原因不明なことが多く、尿検査や血液検査をしても細菌などが検出されないという特徴があります。
尿をするときに痛がっていたり、尿切れが悪い、頻尿などの症状も現れます。
原因③尿結石
3つ目の原因は尿結石です。
「尿石があります」と言われると石ころのようなものを想像してしまいますが、大きなものから顕微鏡でなければ見えない微細なものまで、その大きさはまちまちです。
大きくないから大丈夫というわけではなく、小さなものでも尿道を通る際に粘膜を傷つけて血尿を発生させることがあります。
また、この尿石が尿路をふさいでしまうことを尿結石と言います。
尿路をふさいでしまうほどの大きさの尿石はなおさらダメージが大きいので、血尿へと発展しやすいです。
それに尿結石になると尿が出ない・激しい腹痛といった症状が発生し、そのままにしておくと急性の腎障害から最悪の場合死に至ることもあります。
猫の血尿の治療費
血尿になってしまったら、とにかく病院に連れていきましょう!
血尿での診療費は平均8,500円ほどで、2~3回の通院で治るケースが多いです。
年間だと、約2万円支払うことになります。
しかし、血尿の原因・病気によっては診療費が高くなることもあります。
症状がひどくなるほど、以下のような高額な検査・治療が必要になるので早期発見を心がけましょう。
結石用の療法食:1,500円程度
超音波やレントゲン:4,000円程度
血液検査:7,000円程度
猫の血尿の対処法
血尿の原因・症状・診療費についてお話してきましたが、できるだけ日常生活で予防策をしてあげたいし、もし血尿をしてしまった場合でも、猫が痛くないようなるべく緩和する方法を知りたいですよね。
ここからは血尿になる前に普段から気を付けられる予防策と、実際に血尿になってしまった場合にすべき対処法をご紹介します!
猫を3頭飼っている私自身が効果のあった方法をお話しするので、猫飼いさんはぜひ試してみてください!
水分を摂らせる
尿を循環させるのに必要なのは水分です。
猫は飲水量が少ない動物なので、尿の濃度が上がって、病気にも繋がりやすいと言われています。
この症状を防ぎたい場合は、猫に少しでも多く水を摂らせるように工夫しましょう。
私が実際に試して効果があった水分の摂らせ方はこの3つです。
①猫が水をよく飲むといわれている容器に変更する(水が動いているように見えたり、循環させるもの)
②水ではなくぬるま湯を飲ませる
③キャットフードに水をかけてふやかして食べさせる
冷たい水が嫌いなのか、冬はとくにぬるま湯だとごくごく飲むのでおすすめです。
すぐに病院へ
血尿が出たら体のSOSなので、すぐに動物病院へ行きましょう。
猫の1日の尿の回数は2~3回ととても少なく、血尿を発見したころには随分とひどい症状になっていることが多いです。
尿をしているところを毎回見るのは無理だと思いますが、できるだけ尿をチェックしてメモや記録などを残しておくと、動物病院へいざ受診となった時もスムーズに診療が進みます。
「あれ?今日おしっこしたかな?」と思い始めたら、チェックするように心がけてみてください!
トイレの清潔さを保持する
膀胱炎などで血尿や痛さに襲われると、トイレへ行くこと事態を拒むことがあります。
尿が出ないし、痛い思いをする場所と認識してしまうからです。
尿の臭いや汚い見た目は、トイレを強く認識してしまう原因になるため、トイレをいつでも清潔にしてあげましょう。
多頭飼いの家ではとくに汚いと思っていない状態でも強い臭いがしたり、汚れていることがあるので、積極的にお掃除するようにしてみてください。
猫の尿がピンク色の場合も血尿?
猫が健康な時の尿は薄い黄色です。
血尿になると、大きく分けてピンク色とあかっぽい茶色になります。
「ピンク色だから血尿じゃないよね?」と思う飼い主さんもいらっしゃいますが、ピンク色も血尿です。
尿結石や膀胱炎が疑われますので、早めに病院を受診しましょう。
もし薄~い色で区別がつかないというときは、猫のおしっこの終わりを見てみてください。
血は尿より重いため、おしっこの終わり頃に出てくるそうですよ。
まとめ
1.猫の血尿の原因は腫瘍・膀胱炎や尿道炎・尿結石の3つ
2.血尿の診療費は年間約2万円
3.対処法は、水を飲ませる・病院へ連れていく・トイレを清潔に保つこと
4.尿がピンク色の場合も血尿なのですぐに病院へ!
血尿の原因は意外と多く、検査してもわからないことがあります。
そのため、普段からできる予防策をしっかりして、実際に血尿になった時でもすぐに動けるように準備しておきましょう!
犬が寝てる時の痙攣の原因
犬を飼っている方であれば、寝ているときに痙攣している場面を一度が見たことがあるのではないでしょうか。
初めて見る方はびっくりするでしょうし、なぜこんなことが起きるのか不安になることもあるでしょう。
そこで、今回は犬が寝ているときの痙攣の原因についてご紹介していきます。
寒さや痛み
犬も人間と同様、寒さを感じることもあるので、筋肉を小刻みに動かすことで熱を発生させるため体を震わすことがあります。
そのため、寒い場所で寝ているときなどは寝ているときでも体を震わせることがあり、子犬や老犬など体温調節が苦手な子も場合は、適温の部屋で寝かせてあげるようにしましょう。
また、病気やケガなどによる痛みで体を震わすこともあり、そんなときは発熱していることが多いです。
なかなか気づきにくいかと思いますが、小刻みに震えていたり、体を触ろうとすると嫌がったりする場合は何かしらの不調を抱えていることがあるため、しっかり観察してあげてください。
夢で記憶の整理
人間は寝ているときに寝言を言ったり、小刻みに動くことがありますが、犬でも同様のことが起こります。
犬が寝ながら痙攣を起こしているときは夢を見ている可能性もあり、一番の可能性はその日にあった出来事を夢として見て、頭の中で記憶として残しているのではないかという説があります。
そのため、その日に走って遊んだ場合は、寝ながら走っているような仕草をしたり、寝言を言ったりするのです。
てんかん発作
寝ているときに痙攣する原因として心配なのがてんかん発作です。
てんかんは脳神経系の病気で、痙攣を起こすことがありますが、いつ起こるか予測できず、それが寝ているときに起こることもあります。
てんかんは全身発作だけではなく、体の一部だけということもありますので、発作を起こしているという認識がわかりにくいかもしれませんが、てんかん発作を起こしている場合は、呼びかけても反応しません。
小刻みに動いているときに声掛けをし全く反応しないようであれば、てんかんからの痙攣の可能性が高いので、痙攣がおさまるまで様子をしっかり観察し、目が覚めたらできるだけ早急に受診するようにしてください。
腎不全など代謝の異常
体内の老廃物を代謝・排泄する肝臓や腎臓などの臓器がきちんと機能できなくなると、毒素を溜め込んでしまい、痙攣を起こすことがあります。
こうした内臓の機能不全として、肝硬変や慢性腎不全が挙げられます。
腎不全になると、痙攣のほかにも、元気や食欲の低下、嘔吐といった尿毒症状も見られるようになり、最悪の場合命を落としてしまう怖い病気なので、少しでも様子がおかしいと思ったらすぐに受診するようにしてください。
犬のてんかん発作などの痙攣症状の対処法
犬が寝ている時にてんかん発作などの痙攣症状が現れると飼い主さんはとても焦ってしまうでしょう。
しかし、痙攣の場合は、飼い主さんの観察がとても大事になってきますので、焦らず対応することが大切です。
そこで、ここでは、痙攣直後と痙攣中・痙攣後の対処法についてそれぞれ詳しく解説していきます。
痙攣直後の対処法
痙攣を起こしている愛犬を見てすぐにでも抱っこしてあげたいとか撫でて落ち着かせてあげたいと思う気持ちは強くなりますが、痙攣を起こしているときは絶対にやめてください。
痙攣は愛犬自身の意志とは全く関係なく起こっており、痙攣中に愛犬が飼い主に噛みついてしまうことも考えられます。
しかし、一度噛みついてしまっても愛犬の意志ではないのでなかなかやめることができず、一歩間違えると大けがをしてしまうこともあるでしょう。
痙攣直後は、愛犬自身がケガをしてしまわないようにクッションのような柔らかいもので囲ってあげ、様子を観察することが一番です。
痙攣中の対処法
痙攣と一言で言っても、さまざまな種類があり、どんな痙攣が起こっているのかを先生に確認してもらうために痙攣中は動画で撮影しておいてください。
それと痙攣がおさまるまで長く感じると思いますが、どれくらいの時間痙攣が続いているのか計測しておくことも大切です。
また、重責発作が起きていないかの確認も忘れないようにしましょう。
痙攣中は傍で見ている飼い主の様子観察が非常に大事になってきますので、焦らずよく観察しておくようにしてください。
痙攣後の対処法
痙攣が終わると、しばらくは意識が朦朧としており、フラフラしている状態ですが、少し時間が経過すると落ち着いてくるでしょう。
完全に元の愛犬に戻ったといっても群発発作が出ていることもありますので、その日は1日一緒に様子を見ることが大切です。
また、痙攣が激しい場合は、ケガをすることがあるので、体を一部を気にしていたり、痛がったりしていないかの確認も忘れないようにしましょう。
痙攣が治まったら、できるだけ早めに受診し、痙攣の種類によっては内服薬を飲む必要が出てきます。
まとめ
今回は犬が寝ている間に痙攣を起こす原因や対処方法などをご紹介してきました。
痙攣は予測なく急に始まるので、飼い主さんは焦ってしまうかと思いますが、痙攣直後、痙攣中、痙攣後と飼い主さんの観察が非常に重要になってきます。
焦らず落ち着いて対処するように心がけておきましょう。
痙攣の種類を断定することも重要になってきますので、小さい痙攣であってもそのままにせずできるだけ早めの受診をおすすめします。
猫の迷子札とは?
猫の迷子札とは猫の名前や飼い主の住所などが記入されている札です。
迷子札をつける理由は猫が万が一迷子になってしまった際に飼い主の元に戻ってこれるためです。
室内飼いの場合は不必要と思われやすい迷子札ですが、ちょっとした瞬間でも抜け出してしまうため、室内飼いの場合にも迷子札は必要です。
首輪につけられるタイプが一般的であり、さまざまなデザインである場合が多いです。
迷子札があるだけでも帰ってこれる確率が格段と高まるため、犬だけではなく、猫にも迷子札をつけておくことをおすすめします。
猫の迷子札の作り方は?動画解説付き
猫の迷子札は購入することもできますが、作ることも可能です。
自作することでオリジナリティに富んだ迷子札に仕上げることができ、おしゃれにすることもできます。
次に、猫の迷子札の作り方を紹介します。
迷子札を自作したい人は参考にしてください。
プラ板の迷子札の作り方
プラ板で迷子札を作る場合は、プラスチックの板と油性のマジック、ハサミ・穴をあけるパンチがあれば作ることができます。
こちらの動画を参考にしましたので、ぜひご覧ください!
→猫の迷子札をプラ板で手作り
〈作り方〉
①デザイン
紙に迷子札のデザインをかきます。
プラ板で迷子札を作るとかなり縮んでしまうため、下書きは完成時よりも大きめに描くことをおすすめします。
②下書きをなぞる
下書きができればその上にプラ板を乗せ、油性マジックで下書きをなぞります。
プラ板は100均で販売されているため、安く購入することが可能です。
③ハサミで切り取る
プラ板の厚みにもよりますが、大きめのハサミの方が切りやすいです。
穴はパンチで上げることもできますが、場合によってはドリルではないと空けにくい場合もあります。
④オーブンで縮小させる
⑤仕上げ
熱いうちに本などに挟み、平らになるように重石をすれば完成です。
UVレジンの迷子札の作り方
UVレジンを使用した迷子札づくりは本格的な札が作れます。
必要となるものはUVレジン一式とヒーターなどです。
ピンセットや筆などがあればより細かな作業を行うことができます。
〈作り方〉
①レジンを型枠の中に入れる
このままでは透明になるだけであるため、専用の粉剤で色を付けるようにします。
この際に発光剤を入れておくことで夜間でも見えやすくなるため、おすすめです。
②硬化
あとは硬化するまで待つだけですが、このままでは気泡があり、見栄えが悪くなってしまいます。
そのため、完全に硬化する前に専用のヒーターで温め、気泡をなくすようにしましょう。
③情報記入
硬化すれば直接マジックでさまざまな情報を記入すれば完成です。
より、アレンジ度を高めたいのであれば好みのシールを貼り、その上からレジンを塗ることでおしゃれな迷子札に仕上げることができます。
アルミを使った迷子札の作り方
アルミを使った迷子札の作り方はアルミの素材でできたストラップキットを購入しましょう。
100~500円程度で購入することができます。
台座にさまざまな情報を記入してもよいですが、自作でデザインをプリントし、透明なシールを貼ることでよりアレンジ性を高め、おしゃれに仕上げることもできます。
迷子札はさまざまな方法で自作することは可能ですが、場合によっては最も手間がかからずに作れる方法でもあり、見栄えが良いメリットがあります。
猫の迷子札おすすめ5選
猫の迷子札はさまざまな種類が販売されており、購入する際に悩んでしまうことも少なくありません。
自作する自信がない人は販売されている迷子札を購入することをおすすめします。
次に、おすすめの迷子札5選を紹介します。
猫の迷子札を購入しようと考えている人は参考にしてください。
ジャイブ/ゴロにゃんオリジナル迷子札 マイポケ
中に紙を入れることができる仕組みになっており、便箋のようなデザインに仕上げられています。
付属の紙に猫の名前や住所などさまざまな情報を記入することができるメリットがあります。
アレルギーや避妊去勢・持病など細かく記入できることで拾われた際に適格なサポートを行ってもらうことができます。
付属の紙は水に強い特徴があり、雨などで濡れてしまっても文字が読めなくなってしまうことがなく、よれることもありません。
より細かい猫の情報を記入したい場合におすすめです。
猫雑貨 招福/迷子札 4枚セット
アイロンシールの迷子札であり、熱で文字を転写する特徴があります。
そのため、直接マジックなどで情報を記入したよりも文字がかすれてしまうことがなく、水に濡れてしまってもにじんでしまうこともありません。
使用している首輪に直接貼り付けることができ、猫にストレスを与えてしまうことはありません。
万が一首輪から剥がれてしまっても再びアイロンをかけることで接着することが可能です。
注文する際に記入する情報を伝えれば熱で転写してくれるため、あとは首輪に接着するだけであり、手間もかかりません。
シェイク/ねこ用IDカプセル 鈴
コンパクトに仕上げられており、軽い特徴があります。
そのため、小型の猫につけても負担がかかることがありません。
カプセル型であり、中に紙を入れることができる仕組みです。
紙にさまざまな情報を記入し、カプセルの中に入れ、最後にネジを締める要領でカプセルを閉じれば終わりです。
鈴もつけられていることでアクセントをつけることもできます。
普段から個人情報を見せたくないと考えている人におすすめであり、必要な時にだけ見せることができるメリットがあります。
AirSkyWeb/迷子札 肉球シルエット入 極小タイプ
1円玉程度の大きさの迷子札であり、軽量化されている特徴と猫にストレスを与えない特徴があります。
刻印するタイプの迷子札であるため、情報が消えてしまう心配がなく、半永久的に使用することが可能です。
ステンレス素材で作られていることで雨に強く、錆びてしまうことがありません。
重さは2gと非常に軽く仕上げられていることで首輪に装着することで猫が不快感を感じてしまうことを防ぎます。
丸形や肉球型などさまざまなデザインが用意されている特徴もあります。
TOPWAN/刺繍ネーム 迷子札首輪 Sサイズ
猫の迷子札は落下してしまったり、貼り付けた物が剥がれてしまう可能性があります。
その点首輪と一体型の迷子札であるため、紛失してしまうリスクがありません。
首輪に直接刺繍でさまざまな情報を入れることができるため、安全性に優れ、迷子札が外れてしまった際に飲み込んでしまうこともなくなります。
刺繍で記入されていることで文字が消えてしまうことがなく、首輪本体はナイロン素材で作られていることで猫に負担をかけてしまうこともありません。
カラーバリエーションも豊富に用意されており、刺繍のカラーも選ぶことができます。
猫の迷子札は必要なの?
迷子札は犬に必要と考えられる場合が多く、猫には必要ないと考えることもあります。
特に、室内で飼っている場合は迷子札の必要性も低いと考えてしまいがちですが、上記にも紹介したように室内飼いの場合でも迷子札は必要です。
首輪だけでは脱走した際に見つかることはほぼなく、猫の帰りを待つしかなくなってしまいます。
しかし、迷子札があれば見つかる可能性は格段と高まります。
また、脱走してしまう理由の中に災害も関係しており、いつ来るかわからない災害に備えて迷子札を猫にもつけておきましょう。
まとめ
猫に迷子札をつけておくことで脱走した際や迷子になった際も見つかる可能性が非常に高まりおすすめのアイテムです。
迷子札は購入することもできますが、自作することもでき、簡単に作ることができます。
自作する場合はオリジナリティを出すことが可能になり、おすすめです。
猫との引っ越しで準備すること
猫は縄張り意識が強く、環境の変化を嫌い習性を持っているため、引っ越しは大きなストレスになってしまいます。
引っ越しだけではなく、部屋の模様替えや家具の新潮だけでも今まで築きあげてきた縄張りが崩れてしまうため、ストレスになってしまうのです。
そのストレスから体調を崩してしまう子もなかにはいますので、今回は、猫との引っ越しで準備することについてご紹介していきます。
引っ越し先の動物病院のチェック
もし、引っ越し先が遠方で今まで通っていた動物病院に通えなくなってしまった場合のために、事前に引っ越し先の動物病院をチェックしておいてください。
先ほどもご紹介しましたが、引っ越しのストレスによって体調を崩してしまった場合、すぐに連れていける動物病院がないと困ってしまいます。
自分で調べてもわからない場合は、かかりつけの先生に紹介してもらうのも良いかもしれませんね。
家具を処分しすぎない
引っ越しというと不要な物を一気に捨てられるチャンスでもありますが、猫がいる場合は、家具を処分しすぎないように注意しましょう。
人間にとってはチャンスであっても、猫にとっては自分のニオイがついた家具が一つもないとなると安心できるものがなくなってしまい不安になります。
もし、猫が気に入っている家具などがあるようであれば、それは捨てずに引っ越し先にも持って行ってあげるようにしてください。
キャリーバッグを準備する
猫を飼っている方であれば、持っている方が多いかと思いますが、キャリーバッグは作業中の猫の避難場所や引っ越しの移動用として重宝します。
また、狭い場所が好きな猫にとっては安心できますので、ストレス軽減にも役立ちます。
しかし、キャリーバッグに慣れていない猫の場合は、まずは慣れさせることから始めないといけませんので、引っ越しする前から慣れさせておくようにしてくださいね。
トイレ砂を確保する
一番大切なことがトイレ砂を確保することです。
猫は排泄をするとき、排泄物を砂に埋めて隠すという習性を持っており、その習性を活かして飼育環境を清潔に保つものですが、猫にとって自分のニオイがする不安解消のアイテムでもあります。
引っ越しで不安になっている子が多いので、少しでも安心してもらえるよう、使っていた砂を新居に持っていくことを忘れないようにしましょう。
猫との引っ越し当日にやるべきこと
引っ越しの当日はバタバタしてしまうことが予想されますので、猫にストレスをかけないように作業を進めてください。
ここでは、引っ越し当日にやるべきことを解説していきます。
猫を安心できる場所に隔離
作業中は、知らない人の出入りや大きな物の移動があり猫がストレスを強く感じやすい場面ですので、安心できる場所(浴室や空き部屋)に隔離しておくようにしましょう。
業者が間違えて隔離している部屋を開けてしまわないよう張り紙を貼っておくことをおすすめします。
また、浴室に隔離する場合は、浴室の水を抜き忘れないようにし、お気に入りのおもちゃやトイレなども一緒に入れてあげるようにしましょう。
引っ越し業者に猫の存在を伝える
引っ越し作業が始まる前に、作業員に猫がいることを必ず伝えておいてください。
見知らぬ人や大きな音がしてただでさえ落ち着かない環境なので、何かのタイミングで飛び出してしまい事故に合うということも少なくありません。
そうならないためにも必ず事前に知らせておきましょう。
ペットホテルで預かってもらう
日頃から預けているペットホテルがあるならば、作業中だけでも預かってもらうのもおすすめです。
しかし、引っ越し先で慣れていない場合は、やはり部屋や浴室に隔離が安心でしょう。
とにかく猫がストレスを強くならない環境を作ってあげることが大切になってきます。
猫を驚かせないように安全に移動する
引っ越し作業が終わったら、新居への出発が始まりますが、この際、車中に移動するまではキャリーバッグへ入れておき、布などを被せできるだけ暗くしてください。
猫は部屋の中もしっかり確認しているので、空っぽになった部屋を見ると不安に感じてしまいます。
このとき、キャリーバッグにはお気に入りのおもちゃやニオイがついた安心できるものを一緒に入れてあげましょう。
車中移動中も猫にとってはストレスを感じてしまうことがあるため、空気の入れ替えや水分補給を忘れないようにしてくださいね。
猫が引っ越し先に慣れるまでの過ごし方
引っ越し作業もストレスになりますが、新居に慣れるまでにもストレスがかかってくることがあります。
そこで、ここでは猫が引っ越し先に慣れるまでの過ごし方についてご紹介していきます。
できるだけ前と同じ環境を作ってあげる
一番ベストなのはできるだけ以前と同じ環境を作ってあげることです。
間取りが以前とは全く違うかと思いますので、全く一緒という訳にはいかないと思いますが、家具の配置を以前と一緒にするだけでも安心感は全然違いますので、十分に気をつかって家具の配置を決めるようにしてください。
隠れていても無理に出そうとしない
新居に慣れる期間は個体差がありますが、臆病な猫や高齢の猫は長ければ1か月以上ベッドやソファの下から出てこないことも。
さらに、結婚などで新しいパートナーと一緒に暮らす場合は、もっと時間がかかるかもしれません。
ですが、このとき無理やり出そうとしないでください。
少しでも早く慣れてもらうためには、スキンシップも大事なので、引っ越し後の2週間~3週間はできるだけ一緒にいる時間を作ってあげましょう。
なかには、ストレスで夜泣きや食欲不振、大声を出すなど問題行動を起こす子もいますので、そんな場合は、早めに受診するようにしてください。
自由に部屋を散策してもらう
新居の片づけが落ち着いたら慣れるまで自由に部屋を散策させてあげてください。
この際、順番に一部屋ずつ開放していくのがポイントで、押し入れやベッドの下には猫が隠れることができるダンボールなどを置いてあげると良いでしょう。
また、各部屋には自分のニオイがついたおもちゃなどを置き、自分のニオイを確かめられるようにしてあげてくださいね。
猫のペースに合わせて慣れさせる
もし引っ越し後1か月たっても隠れて出てこない場合でも焦りは禁物です。
時間がかかったとしても、暖かく見守ってあげていれば必ず自分から出てきますので、猫のペースに合わせて慣れさせるようにしましょう。
なかには前の家に戻ろうと家出をしてしまう子もいますので、常にどこにいるのかのチェックは忘れないようにしてくださいね。
まとめ
今回は、猫と引っ越しについてご紹介してきました。
猫は神経質でナイーブな性格をしているため、引っ越し作業や環境の変化などが大きなストレスになってしまいますので、引っ越しを考えている方はこの記事を参考に十分に配慮してあげましょう。
ストレスで体調不良などが出た場合は、できるだけ早めに受診するようにしてください。