ペットの死を乗り越えることができる人の特徴
大切に可愛がり、いつも一緒にいてくれたペットが旅立ってしまったら、心にポッカリと穴が開いたような寂しく辛い気持ちになってしまいますよね。
気持ちが塞いだり突然涙が溢れてしまったり、ペットロスと言われる状態は誰にでも現れます。
それではその寂しさからどうやったら乗り越えることが出来るのでしょうか。
次に、乗り越える為に考えられる方法として2つの例をご紹介します。
新しいペットを迎えた
今までお世話をして、一緒に過ごしてきた大切な可愛いペット。
いなくなるとその存在の大きさに改めて気付かされます。
ペットに対して割いてきた時間や愛情の行き場がなくなると、新たな生活に慣れるまでの時間が遠く永遠に感じます。
しかし新たなペットを迎えることで、「このコの為に私がしっかりしないと」と気持ちの張り合いや支えにも繋がりますから、ご縁があれば迎える事を検討されるのも良いですね。
新しく迎えたペットとの生活で感じた新たな発見と共に、旅立ってしまったペットとの思い出を重ねて共存していくことが出来るでしょう。
ひたすら泣いた
ペットを飼ったことのない人やペットとあまり接点を持たない人などからは、ペットロスになる気持ちはなかなか理解してもらえないことが多い傾向にあります。
悲しくて寂しい気持ちを我慢しながら毎日を過ごしていると、気持ちのやり場がなく益々気分が落ち込むようになってしまいます。
近くに信頼できる人、同じような経験をした人などがいる場合は話を聞いてもらい、自然に任せて泣いて悲しむと、少しずつ気持ちが落ち着いてくるようです。
そのような人がいない場合は、1人で思い切り泣きましょう。
後悔や悲しみに対して自分の気持ちに正直になるとペットロスからの立ち直りを促進します。
ペットの死を乗り越えることができない人の特徴
無理に乗り越えようとすることはおすすめできませんが、人によっては長い期間引きずってしまう場合もあります。
全て自分の心の中に溜めてしまう傾向の人は、乗り越える事が出来ずに日常生活にも支障が出てしまいます。
大切なペットに対する思いがマイナスに働いてしまわないように、お世話をしている時からの心掛けや犬友作りなど日頃の積極的な行動を意識していきたいですね。
世話に関する後悔
生きている限り、ケガや病気など突然の事態に見舞われる事は避けられません。
いくら健康管理に気を遣っていてもペットが病気になったら、飼い主さんは「フードが良くなかったのでは?」「早く気づいてあげれば」など自分の選択や行動を後悔するのは当たり前の気持ちです。
しかしペットロスになる人の大部分は、お世話に対しての後悔を抱える場合がほとんどと言われています。
また、仕事や趣味などに忙しくしていると、あまり構ってあげられなかった事に対して自責の念に駆られてしまう場合もあるでしょう。
ペットロスを打ち明けられなかった
普段から悩みや心配、困ったことなどを気兼ねなく話せるような家族や友人がいれば安心しませんか。
人は、答えがなくても話を聞いてもらえるだけで、気持ちが落ち着いて前向きになれるんです。
ペットがいなくなったくらいで甘えられない、と気持ちを強く持つ人は益々周りに話せなくなり気持ちを追い込んでしまうんですね。
寂しい、悲しいといった感情を我慢する必要はないので、なんでも話せるような信頼出来る人を見つけましょう。
ペットの死を乗り越えるには弔いが重要
人が亡くなった時は、家族や親戚と悲しみ、楽しかった思い出を語り合う事ができますよね。
そしてお葬式や一周忌にお盆など目に見える形で弔い、お墓参りをして亡くなったことに対して段階的に納得していきます。
ではペットはどうでしょうか。
お葬式やペット霊園に埋葬など増えてきてはいますが、まだまだ目に見える形としてペットとお別れする事が定着していません。
ここで皆さんに覚えていただきたい事として、形として出来る限りの弔いをしながらも、会いたくなった時には手を合わせる事が出来る場所を持つ、という事です。
ペット専用のお墓が無くても、「ここに眠っている」という場所があるだけで安心しますし、会いにも行けます。
お家で手を合わせられる仏壇を用意してもいいですね。
ペットの死を乗り越える具体的な方法とは?
ペットはほとんどの場合、私たち人間よりも早く年をとり寿命も短いものですよね。
「一生元気で何十年も一緒に過ごしたい」と願う飼い主さんは多いですが、人として飼い主としてペットの最期をしっかり見届けなくてはなりません。
そんな大切なペットを亡くした後に飼い主さんが出来る事として、まず三食必ず食事をする事です。
三食をしっかり食べる事は、1日を規則正しく生活する事に繋がります。
ペットがいるとお世話がありますから、寝たい時に寝て、食べたい時に食べるといった不規則な生活は難しかったのではないでしょうか。
今までと変わらずに時間を決めて食事を取ることで体に現れる不調を防ぐ事ができます。
そして定期的に軽い運動をする事をおすすめします。
マイナスの感情によって、不眠や便秘・腰の痛みや頭痛など体に様々な影響を及ぼす原因になる事もあります。
ジムなど大袈裟な運動は必要無く、近所を散歩したりラジオ体操をする程度の軽い運動でストレスを緩和し、気持ちを前向きにしてくれる傾向があるようです。
ペットの死を乗り越える!悲しみを対処する方法とは?
ペットが亡くなると、なかなか新しい生活が受け入れられないものです。
少しずつでも新しい生活に馴染んでいけるようにする事が乗り越える為に大切になります。
その為には家族であるペットの死を心で確認し、納得出来るよう、感情に素直になり出来る範囲の対処をしましょう。
まとめ
看取るのが飼い主の責任とは言え、慣れる事はないですし二度と味わいたくないと感じますよね。
大切な可愛いペットが一緒に過ごしてくれた楽しさや楽しさはかけがえのない思い出です。
幸せな思い出として大切に心に留めて置けるように、旅立ったペットが安心できるように、飼い主さんはご紹介した内容を参考にしてペットロスを乗り越えるようにしたいですね。
犬が死んだらどうなる?火葬までの流れ
愛犬が亡くなってしまった際にどのような手続きをすれば火葬することができるのか知らない人も多くいるのではないでしょうか。
ペットといっても大切な家族であるため、人と同じように火葬してあげることが最近増えてきています。
そのため、愛犬が亡くなった際には火葬をすることをおすすめします。
火葬をすることで愛犬とお別れすることができ、気持ちを切り替えることもできます。
ここでは、愛犬が亡くなってしまった際の火葬までの流れを紹介します。
愛犬が亡くなってしまった際のことを考えていない人は参考にしてください。
流れ①遺体を清める
愛犬が亡くなったらすぐに火葬するのではなく、遺体を清めるようにしましょう。
濡れたタオルやガーゼなどで綺麗に拭いてあげることで遺体を清めることができ、腐敗してしまう速度を遅くすることもできます。
あくまでも清めるだけでよいため、洗剤などを使って綺麗にする必要はありません。
犬が亡くなってしまい、死後硬直が溶けてしまうと体液が鼻や口、肛門から出されるため、すべての体液が出てから清めることをおすすめします。
また、鼻や口、肛門などに詰め物をすることで体液が排出することを防ぐことができます。
清める際に注意しなければならないポイントが最後にしっかり水気を取ることです。
水気が残ってしまうと腐敗するスピードが速くなってしまうため、最後に乾いたタオルでしっかり拭いてあげましょう。
流れ②安置
清めることがすんだら火葬日が来るまで安置しておく必要があります。
そのまま安置してしまうと腐敗が進んでしまうため衛生上好ましくなく、正しい安置方法を行うようにしましょう。
まずは愛犬を入れることができる段ボールを用意して下に新聞紙やタオルなどを敷きます。
次に、遺体を入れて、ドライアイスや保冷材なども入れてできるだけ腐敗するスピードを遅らせます。
直接遺体にドライアイスや保冷剤を触れさせてしまうと遺体が濡れてしまうため、タオルなどで包むようにしましょう。
また、腐敗は腸から始まるため、お腹を重点的に冷やすことがおすすめです。
日の当たる場所ではどうしても温まってしまうため、通気性の良い日が当たらない場所で安置させましょう。
流れ③連絡
安置することができればペットを火葬してくれる葬儀屋を見つけて連絡を入れるようにしましょう。
ここで葬儀の内容や日程を決めるようになりますが、事前に利用する葬儀屋を決めておくことで手続きがスムーズに決まり、火葬までを早めることができます。
最近ではペットを火葬する習慣がなじみつつあるため、さまざまな地域でペット専門の葬儀社が営業しており、ネットで調べれば身近な葬儀屋を見つけだすことができます。
ペットの死に何回も経験しているのであれば一番最初に連絡を入れても問題ありません。
流れ④火葬の準備
葬儀屋に連絡を入れて葬儀の日程などがすべて完了したのであれば火葬日まで遺体は安置するだけです。
当日火葬できる場合もありますが、葬儀屋のスケジュールによっては数日後になってしまうこともあります。
愛犬との最後の時間であるため、さまざまな思い出を思い出しながら時間をつぶすことも大切ですが、火葬の準備もしなければなりません。
しかし、正しい安置ができているのであれば愛犬と一緒に火葬する物を選ぶ程度です。
基本的に金属やプラスチックなどは火葬できないため、注意しましょう。
愛犬が大好きだったオヤツやおもちゃを入れることが多いです。
犬が死んだら役所で死亡届を出す必要がある
犬が死んだ場合が役所に死亡届を提出する必要があることを知っているでしょうか。
犬を飼った経験がない人はほとんど知ることがなく、飼い始めたときに教えられていても忘れてしまっていることが多いです。
死亡届は犬が死んだ場合だけ必要とされる書類であり、猫や小動物が死んでも死亡届を提出する必要はありません。
犬だけが死亡届の提出が必要な理由は狂犬病が大きく関わっています。
狂犬病は人が発症するとほぼ確実に死亡してしまうほど恐ろしい病気であり、ペットとして犬を飼うのであれば定期的に予防接種が必要とされます。
犬が死亡したにも関わらず、死亡届を提出していないといつまでも予防接種の通知が着てしまうため、死亡してから30日以内に死亡届を提出するようにしましょう。
犬が死んだら喪中を適用する?
親族など身近な人が亡くなってしまった際には喪中が適用され、1年間程度お祝い事を辞することができ、喪中はがきなどでさまざまな人に知らせます。
飼い主の中には犬も家族として認識している人も多く、犬が亡くなった際にも喪中が適用されるのか判断できない場合が多いです。
次に、犬が亡くなった際の喪中について説明します。
喪中は飼い主の判断次第
親族が亡くなった際に喪中が適用されることは一般常識ですが、犬が亡くなった際の喪中に関しては習慣がない場合も多く、適応されないと考える人もいます。
しかし、飼い主からすれば家族であるため、喪中が適用されることが当然という考えもあり、賛否両論に分かれていることが現状です。
次に、喪中は飼い主の判断次第である理由を紹介します。
喪中は飼い主の判断次第
現在の日本では犬が亡くなって喪中を適応することに対しての周りの人の意見は賛否両論に分けられています。
その理由は、犬が家族として扱うことが当然と考える人もいればあくまでもペットと考えている人や物として認識している人もいるからです。
そのため、飼い主が喪に服したいのであれば喪中を適用して、周りの人の目が気になるのであれば心の中だけで喪に服すようにしましょう。
最近では愛犬が家族という認識を持っている人も増えてきていますが、ペット先進国でもあるアメリカでは愛犬が亡くなることで会社を休めれることがあるため、まだまだ日本とアメリカのペットへの認識は異なっています。
仕事を休むことはできる?
上記ではアメリカは愛犬が亡くなってしまうと会社を休めれる制度があることを紹介しましたが、現在の日本ではそのような制度を採用している企業は残念ながらごく一部の企業となっています。
そのため、愛犬が亡くなってしまっても翌日には会社に出向く必要があったり、愛犬が危篤状態であっても早退などすることもできない場合が多いです。
そのため、愛犬が亡くなったことで気持ちが沈んでしまっていても会社に出向く必要があり、休みたいのであれば有休を取得して休む必要があります。
有給取得の際に理由を聞かれることが多いですが、企業によっては正直に答えることで白い目で見られてしまうこともあります。
まとめ
愛犬が亡くなってしまうと悲しい気持ちに押しつぶされてしまいますが、火葬までの処置をすることも飼い主にとって義務であるため、できるだけ早めに葬儀屋に連絡するまでやることを済ませておきましょう。
また、日本ではあまり浸透していませんが、犬が亡くなっても喪に服す場合があり、喪中はがきなどで知らせる場合もあります。
愛犬が亡くなってから火葬が完了するまでが愛犬にできる最後のお世話であるため、しっかりこなしましょう。
チワワが幼少期から死ぬときまで患いやすい病気
チワワは人気ランキングの上位に常に入っている大人気の犬種です。
魅力は愛くるしい目ではないでしょうか。
臆病な性格ですが比較的飼いやすい犬種と言われています。
そんなチワワですが幼少期から死ぬ時までに患いやすい病気というものはいくつかあります。
ここでは、その病気について詳しく解説いきたいと思います。
水頭症
水頭症は、遺伝や脳挫傷などの後天性のものもありますが、ほとんどは先天性の奇形が原因です。
どんな犬種でも水頭症は発症します。
しかし、チワワはアップルヘッドと言われる独特の丸い頭をしているため、水頭症が特に発症しやすくなっています。
症状としては運動障害、知覚障害、麻痺や斜視など。
治療は水頭症を根本的に治すものではなく、脳圧を下げるための薬の服用など症状を軽減する対処療法が中心です。
場合によっては、脳と腹腔を結ぶバイパス手術などが行われることもあります。
完治が難しい病気なので、水頭症と診断された場合は残念ながらどのような予後を過ごさせてあげるかを考えなければなりません。
低血糖症
低血糖症とは、血液の糖分濃度が低下する病気で、体の冷えや長時間の空腹、内臓障害などによる栄養九州の悪化が原因で起こります。
特にチワワは体が小さいので生後3か月までの子犬は、1回の食事量が少なく、6時間~12時間食事をしないだけでも低血糖を起こすことも。
低血糖状態が長く続くと命を落とす可能性があるので、チワワがぐったりしている場合はすぐに病院へ行きましょう。
チワワは活発な犬種なので、低血糖症を起こす可能性が子犬だけではなく成犬でも老犬でも起こりやすいもので、チワワと低血糖症は切っても切れない仲と覚えておきましょう。
僧帽弁閉鎖不全症
チワワの40%がかかると言われている僧帽弁閉鎖不全症。
一般的には心臓弁膜症と呼ばれる心臓の病気で、大型犬よりも小型犬に多く発症します。
心臓内で血流が逆流してしまい、診察をすると雑音が聞こえるだけで他の症状は特にありません。
しかし、進行すれば肺水腫や不整脈を起こし突然死する可能性もある怖い病気です。
治療法は食事療法や薬の投与などがあり、運動も制限されます。
症状が雑音のみとわかりにくいので、定期的な健康診断を受けるようにしましょう。
チワワは突然死が多い?死ぬ前は元気だった?
突然死とは症状が出てから24時間以内に死亡してしまうことを言い、チワワはこの突然死が多い犬種と言われています。
朝は普通にご飯を食べていつも通りに過ごしていたのに、飼い主さんが仕事から帰宅したら死んでいたというようなケースもあります。
死ぬ前は元気だったのに…と飼い主さんは突然の死にショックが大きいでしょう。
そこで、今回はチワワの突然死は何が理由で起こるのかご紹介していきます。
突然死の理由①心臓病
チワワの突然死の原因として最も多いと言われているのは心臓病で、患ってしまうとほとんどの子が命を奪われていまします。
先ほどもご紹介しまししたが、チワワで見られる心臓病には先天性と後天性があり、先天性では動脈管開存症、肺動脈狭窄症、心室中隔欠損症、心臓中核欠損症などがあります。
後天性の心臓病では僧帽弁閉鎖不全症、三尖弁閉鎖不全症などがあり、先天性でも後天性でも心臓の中の血液の流れが変化してしまう病気なので突然死を起こしやすい大変怖い病気ばかりです。
心臓の音を聞けば見つかる病気もあれば、わからず突然死してしまうこともあり、心臓の音が変化しない病気としては不整脈があります。
不整脈も心臓を急に止めてしまう怖い病気です。
突然死の理由②発作
てんかんに代表される発作も突然死の原因となり、全般発作(大きな発作)は意識のある間に上手く呼吸をすることが不可能になり、呼吸困難によって突然死を引き起こします。
原因は様々あり、原因が特にない突発性てんかん、脳腫瘍、脳炎、水頭症など脳の病気や、腎臓や肝臓の病気による有毒蓄積によって脳が障害を受け、発作を起こす場合があります。
水頭症になりやすい犬種のチワワは発作がよく見られ、なんの前触れもなく突然起こる場合もあれば、
少しぼ~っとしている軽い発作、全身の筋肉の痙攣を引き起こす大きな発作まだ様々ですが、その中でも突然死を引き起こす発作は全般発作になります。
飼い主さんの日々の観察が大切となりますので、少しでも変わった様子が見られた場合は病院で診察を受けるようにしてください。
突然死の理由③犬種の特徴
チワワは他の犬種と比べて突然死を起こしやすい犬種と言われていますが、特に統計的な根拠はなく、飼育されている頭数が多いためではないかと推測されています。
チワワは他の犬種に比べ圧倒的に体が小さく、生活環境や小さなきっかけで体調が変化しやすいデリケートな犬種です。
この体の小ささが寒さや暑さ、他の犬種にすればなんてこともない嘔吐や下痢という軽い症状でも急激に体調が悪化し、死亡する原因となります。
チワワの突然死防止法?死ぬときを回避できる?
チワワにとって生活の急激な変化がストレスとなり、突然死を引き起こしてしまう原因となりますので、生活環境に注意をし、隠れた病気がないかを注意深く観察することが重要となってきます。
突然死を防ぐためには、チワワと十分なコミュニケーションをとることが必要となり、しっかりご飯を食べているか、便や尿に異常はないかなどがすぐわかるようにしておきましょう。
日々の小さな変化や軽い症状であってもチワワにとっては命取りになる可能性が大きいので、少しでも様子がおかしいと感じた場合は病院で診察を受けることをオススメします。
様々な検査を実施してもらい問題が発見できれば、突然死を回避できるかもしれません。
まとめ
今回はチワワの突然死についてご紹介してきました。
チワワは他の犬種に比べ突然死が起こりやすい犬種ですが、飼いやすいという理由でチワワを飼っている方が多いです。
しかし、チワワを飼った以上は、チワワがなりやすい病気や突然死はどのようにして起こるのかということを飼い主さんは事前に調査しておく必要があります。
そうすることで、なりやすい病気や発作も回避することができ、突然死を防ぐことができるでしょう。
猫の気持ちがわかる?鳴き声編
猫というのはツンデレが上手で、その気ままな素振りがまた可愛いと大きな魅力となっていますよね。
そんな時、愛猫は何を考えているのでしょう?
それがわかれば飼い主さんは愛猫の気持ちがわかり、嬉しいですし、助かる部分もあるのではないでしょうか。
そこで、今回はまず鳴き声で猫の気持ちがわかる方法をご紹介しましょう。
シャー、ウーと鳴く
猫が「シャー!ウー!」と鳴いている時は明らかに機嫌が良い鳴き声ではないという事はわかりますよね。
しかもその時の体をよくみてみると毛が逆立っています。
この鳴き方は怒りを感じた時や警戒している時に出す声で、興奮状態になっていますので、無理になだめたりしするのではなく落ち着くまで見守ってあげましょう。
例えば、先住猫がいる状態で新しい猫を迎えいれた時、この鳴き方をしているようであれば、喧嘩をしないように注意深く観察しておくようにしないと喧嘩が始まってしまうとケガをする可能性があります。
ニャオ、ニャーと鳴く
小さい子に猫の事を「あれは何ていう動物?」と聞くと「ニャーニャー」と言いませんか?
まさに猫のイメージがこの鳴き声なんですよね。
猫が「ニャオ」「ニャー」と穏やかに泣いている時は猫にとっては挨拶のようなもの。
そして次に何かアクションを起こす前触れでもありますので、挨拶であればいいのですが、アクションを起こす前触れだったらびっくりしてしまう可能性も出てきますので、じっくり猫の様子を観察してから触れるようにしましょう。
ゴロゴロと喉を鳴らす
喉の奥から「ゴロゴロ」と慣らしているのは鳴き声ではないかもしれませんが、これも猫にとっては重要な合図になります。
この鳴き声は猫がリラックスしている時や甘えている時のサインです。
もし、飼い主さんが愛猫を撫でている時にこの鳴き声が聞こえてきたら、飼い主さんを信頼して甘えているという証拠になりますので、飼い主さんにとっては嬉しい鳴き声になるのではないでしょうか。
猫の気持ちがわかる?行動編
愛猫を眺めているだけで癒されますが、たまに「面白い事をするな」「何をしているんだろ?」というような事をする場面があります。
その行動の理由がわかると飼い主さんも今よりもっと愛猫の気持ちがわかるのではないでしょうか。
そこで、ここでは猫の気持ちがわかる、よく見られる行動をご紹介していきましょう。
体をなめてくる
猫はよく体をなめてくる事があるのですが、猫の下はザラザラしていてよく見ると舌にトゲのような突起物があります。
これは猫の特徴で、水を飲む時やグルーミングをする時に役立っているのです。
舌は、猫にとって生きて行く上で、欠かすことができない重要な器官となっているのですね。
そんな舌で飼い主さんをなめてくるというのは、愛猫の飼い主さんへの愛情表現と考えて良いでしょう。
大好きで大事な飼い主さんやその家族に対し「グルーミングをしてあげるよ」という気持ちでいてくれているという証拠です。
猫のすりすり
猫が自分の体をすりすり擦り付けてくる行動もよく見られます。
この行動をしてくると「甘えているのかな?」と思うもの。
もちろん、そういう意味も含まれているのですが、実際は自分の匂いをこすりつける「マーキング」という行動になります。
大好きな飼い主さんに他の匂いがついているのが嫌で一生懸命自分の匂いをつけようとしていると考えると愛猫がそれだけ自分を好きでいてくれているんだと嬉しい気持ちになりますね。
毛づくろい
暇あれば愛猫が自分の体を舐めている事ありませんか?
この行動は毛づくろい(グルーミング)と言われているもので、猫にとっては習慣のようなもの。
毛づくろいをして自分についた汚れや匂いを取り除き綺麗に保つようにしているのです。
しかし、他の理由がある場合もあり、それは不安な時にリラックスさせるために行っている事もあります。
逆にリラックスしているので毛づくろいをするという事もあるようなので、時々によって毛づくろいをしている気持ちを汲み取ってあげられたらいいですね。
集団行動
猫は好き勝手に行動するというイメージですが、野良猫を見てもらえばわかるように集団で集まっている事がありますよね?
自宅で猫を多頭飼いする場合、結果的には集団行動をする事になるのですが、猫によってパワーバランスが違いますので、集団行動をする中で微妙な距離感が保たれています。
日当たりが良い場所でじっとしている子、風が気持ち良い場所にいる子など様々なので、よく観察してあげて下さい。
猫の気持ちがわかる?しっぽ編
しっぽには「尾堆」という小さな骨が連なって出来ており、しなやかで様々な動きをする事ができます。
役割は、身体のバランスを取る事はもちろんですが、猫同士のコミュニケーションにも役立っており、尻尾の動かし方でも猫がどんな気持ちなのか読み取る事ができます。
そこで、ここでは尻尾の動きによる猫の気持ちをご紹介しましょう。
しっぽを速く動かす
しっぽを「ブンブン!」と音が聞こえてきそうなくらい早く動かしている時は、犬であれば喜びのサインなのですが、猫の場合は機嫌がよくなかったり、戦う相手をみつけてしまったところという状態かもしれません。
犬では喜びの動作、猫では機嫌が悪い動作と真逆の動作なので、ついつい触ってしまいそうになるかもしれませんが、このような行動をしている時は触ったり、抱っこしたりせず、そっとしておくのが一番でしょう。
しっぽを速く小さく動かす
「ピクピク」と小さく早くしっぽが動いている時があるのですが、その時の猫の気持ちは特に複雑な感じになっているようで、状況によっては、何か考えごとをしていたり、不安を感じていたり、緊張しているケースが考えられます。
先ほどご紹介したしっぽを早く動かす動作と同じで機嫌がよいという状態ではないので、無理に触ったり、構ったりするのはやめましょう。
そっとしておいてあげると落ち着いてきますのでそれまで自由にさせておいてあげて下さい。
しっぽを足の間に入れる
しっぽをくるりと後ろ足の間に巻き込んでいるのは「怖い」と感じているサインです。
このサインは犬も同様ですね。
カメのように身体を小さくして防御のスタイルととっていると考えられます。
家にきてすぐに猫がこのような行動をしたら、環境の変化かもしれませんので、何に怯えているのかを飼い主さんがしっかり把握してあげる事が重要。
具体的には掃除機や洗濯機から発する音などは恐怖以外の何ものでもありません。
そうしたものからできるだけ遠ざけるようし、ストレスをためないようにしてあげましょう。
しっぽが垂直になっている
ピンと立ったしっぽは、「嬉しい!」という気持ちの表れです。
飼い主さんやその家族が家に帰った時にこの行動をしてくれていたら喜んでくれている証拠ですので飼い主さんかたしたら嬉しい行動ですね。
元々この行動は、子猫が母猫に近づく際に、存在をアピールする行動と言われており、友好的な気持ちを相手に伝えるために行うと考えられています。
飼い主さんに対して行われているようであれば、甘えている時や遊んでほしい時なので、構ったり、撫でたりしてあげて下さい。
猫の気持ちがわかる?仕草編
人間にとっては一つ一つの仕草が可愛くてたまらなくても、猫にとっては様々な気持ちが詰まっています。
何気なくしている仕草でも全てに意味がありますので、その仕草から感情を読み取れるようチャレンジしてみるのも楽しいかもしれません。
そこで、ここでは、猫の気持ちがわかる仕草をご紹介していきましょう。
体を縮める
きるだけ身体を小さく見せようとうずくまったり、耳を折りたたんで丸まったりしている場合は、怖がっていると考えてよいでしょう。
あまりの恐怖を感じている場合は、身体に力が入り硬直して動かなくなったりする事もあるのです。
そんな時は、怖がっているものが何なのかを探り、見えないようにしたり遠ざけたりなどして落ち着ける環境を作ってあげて下さい。
片足を上げながら止まる
招き猫のように前足を片方だけあげてフリーズしてしまっている場合もありますが、それは「逃げるか?猫パンチしようか?」と次の行動を考えている最中です。
それは誰に対してなにかわかりませんが、そんな場面を見てしまったら飼い主さんも構えてしまうかもしれませんね。
その仕草を見てしまった場合は、そっとしておくのが一番です。
威嚇
全身の毛を逆立てて背中を丸め、自分の身体を大きく見せようとする仕草は全力で威嚇しているサインで、しっぽをよく観察してみるとタヌキのように膨らんでいる事も特徴の一つでしょう。
「シャー!」と鳴きながらこのような仕草をしている場合は、怒っている、威嚇している状態ですので、無理に触ったりしないようにしましょう。
猫のするどい爪で引っ掻かれてしまう可能性があります。
耳が横に寝た状態
猫の耳はとても優秀で、人間には聞こえない音もキャッチできると言われています。
そんな耳がペタッとしている時は、この上ない心地よさを感じている状態でリラックスモードです。
傍で見ていてもとても愛らしい仕草ですよね。
気持ちいい時やくつろいでいる時の脱力状態で耳にあらわれているのです。
猫の気持ちがわかる?仕事を邪魔する猫の心理
猫は自由自在に動き回れる生き物なので、飼い主さんが大好きなあまり何処に行ってもついてくる事があります。
一番困るのは仕事を邪魔してくること。
本を読んでいるのに本の上に乗ってきて動かない、パソコンを打とうとすればキーボードの上に座って動かないなど。
可愛い行動なのですがどうしていいものか困ってしまいます。
この行動は愛情表現ではなく自分に注目して欲しいというアピール。
本当に邪魔だったら無視しても問題ありません。
まとめ
今回は猫も気持ちをご紹介してきました。
猫は様々な行動や仕草をしますが、その一つ一つに意味があったんですね。
何気なく見ていた事でも本当はこんな意味があったんだとわかれば飼い主さんも今後どのように愛猫と接すればいいのかわかった気がしませんか?
猫の気持ちをわかっていれば、猫の事を今までよりもっと理解してあげられますね。
犬がふてくされるのはなぜ?
犬も人間と同じように感情というものがあり、いつも喜んでいる訳ではなく、悲しんでいる時もあれば、しんどくなって元気がない時もあります。
そしてふてくされる事もあるのです。
犬がふてくされる理由が様々考えられるのですが、今回はそれをご紹介していきたいと思います。
原因①わがまま
犬も人間の子供と同様、自由気ままに育ててしまうとわがままになってしまう事があります。
犬がわがままになる主な原因は、飼い主さんとの主従関係が正しく築けていない事かもしれないとのこと。
飼い主さんがしっかりしつけをしていなかったり、甘やかしてばかりいると犬は「自分は飼い主より立場が上だ」と勘違いしてしまうことがあるのです。
そのように育ってしまうと自分の要求が通らなかったりするとすぐに機嫌が悪くなって「何で自分より立場が下の人に怒られなければいけないの」という感じでふてくされるという事があります。
原因②ホルモンバランスの崩れ
犬には発情期というものがあります。
オスの場合はそこまできつくないのですが、メスとなると自律神経が乱れホルモンバランスが崩れてしまい、イライラしたりちょっとした事で機嫌が悪くなりふてくされてしまうという事があります。
これはメスである以上、仕方がない事なのでいつもよりイライラしたりふてくされる回数が多いなと思った時は、そっとしておいてあげましょう。
この時は犬も何故イライラしたりふてくされるのかわかっていない場合が多いです。
発情期以外にも病気やストレスでホルモンバランスが崩れる事もありますので、発情期が過ぎた後も機嫌が悪い状態が続いたり、体調が悪そうであればすぐに受診するようにして下さいね。
原因③体調が悪い
これは人間も同様の事が言えると思いますが、体調が悪いとできるだけ構って欲しくないのでそっけない態度を取ったり、イライラしてふてくされたりします。
それだけ体調は悪い時は余裕がないと言えるでしょう。
そんな時、飼い主さんは愛犬の体調をしっかり観察してあげる事が大切です。
体調が悪い場合、ふてくされている態度だけではわからない事も多いので、
・ご飯はしっかり食べているか?
・水分をしっかり補給しているか?
・おしっこや便はしているか?
という健康観察が大事になってきます。
すぐに病院へ連れて行く事がなさそうであれば少し様子をみてそれでもよくならない場合は受診しましょう。
原因④ストレス
これも人間と同様で犬もストレスがたまるとイライラしてしまいがち。
ストレスの原因は犬によって違いますが、人間にとっては何ともない事でも犬にとっては大きなストレスの1つになっている事もあるのです。
具体的にあげると睡眠不足や運動不足。
犬にとっては大切なコミュニケーションツールである運動や散歩は不足すると欲求不満になってストレスを抱えてしまう事になります。
そして、理不尽な怒り方も絶対にNG。
このように犬というのは人間社会で生活するという事がストレスを抱えやすい状況であるという事を飼い主さんは覚えておいてあげて下さいね。
犬がふてくされる時の仕草
では、犬がふてくされている時どのような仕草をしているのでしょうか?
普段何気なくしている仕草がもしかしたらふてくされている仕草なのかもしれません。
そこで、ここでは犬がふてくされている時の仕草をご紹介しましょう。
触ろうとすると噛む
飼い主さんが構ってあげようと撫でたり触ったりした時にふてくされていれば無視をする事もありますが、ふてくされ度がマックスになってしまうと噛んできたり唸りだしたりします。
飼い主さんはただ触ろうとしただけなのに噛まれたり唸ったりされるとただただびっくり。
しかし、そんな時は何故愛犬がふてくされているのか原因を考えてみて、機嫌が良くなるまでほおっておくのが一番です。
決して、無理やり引っ張り出して怒ったり、スキンシップを取ろうとしないようにしましょう。
あくびを何回もする
あくびをしている仕草を見ているとただ「眠たいだけなんだ」と思ってしまいがちですが、何回もあくびをしている時は機嫌が悪い場合があります。
あくびというのはリラックス状態を示している事もあるのですが、機嫌が悪いという全く正反対の状態の事もあるのです。
わかりやすい例をあげると、愛犬をきつく叱ったりした後に何回もあくびをしている時は強いストレスがかかっている状態で、あくびをする事で緊張状態をほぐしたいと思っているという事になります。
そんな時は、愛犬が好きな遊びや散歩に連れて行くなどしてストレス発散させてあげるのがいいかもしれませんね。
飼い主に無関心
飼い主さんがスキンシップを取ろうとしても一切興味を示さなかったり、いつもなら大好きなおもちゃを見ると飛んでくるのにずっと寝たまま。
明らかに耳や動いているので聞こえてはいるのですが、ふてくされてしまっている時は飼い主さんにも無関心になってしまいます。
そんな仕草をされたら飼い主さんも悲しくなってしまうでしょうが、落ち着くまではそっとしておくようにしましょう。
がっかりしてふて寝
おやつをくれると思ったのにくれなかった時や怒られた時などにふて寝をする仕草を見せる事があります。
そんな時に、飼い主さんが呼びかけたり構ったりしようとしても全く反応なし。
完全に寝たふりをしてそのまま本当に寝てしまう事も。
ふて寝しているなと思ったら、飼い主さんはそれ以上構ったりせずそっとしておくようにしましょう。
しつこくしてしまうとストレスがたまったり、もっと機嫌が悪くなったりします。
不機嫌に睨んでくる
人間にも喜怒哀楽がありますが、犬も同様に喜怒哀楽がはっきりしています。
嬉しい時は大きい目でこっちを見てくれますが、機嫌が悪い時は口角を下げて口を閉じたままで不機嫌そうにこちらを睨んできます。
明らかにムスッとした表情ですのですぐにわかるでしょう。
そんな時はスキンシップを取ってみて下さい。
すぐに機嫌が良くなって一緒に遊びだすようであれば問題ないのですが、無視したり嫌がったりするようであればまさしく機嫌が悪いという状態です。
反抗期?呼んでも来ない
飼い主さんが愛犬を呼ぶといつもなら飛んできてくれるのに、ふてくされている時は無視です。
そんな時、愛犬を見てみると耳だけは動いています。
聞こえているのに無視しているのです。
あまりしつこく呼び続けると「うるさいな」といわんばかりにより遠くへ行ってしまう事もあります。
それだけイライラする事があったという事なので、ほおっておきましょう。
犬がふてくされる時の対処法
犬がふてくされる原因やふてくされている時の仕草をご紹介してきますが、実際に愛犬がふてくされている事を知ってしまうと飼い主さんもどう対処すればいいのか戸惑ってしまいますよね。
そこで、ここでは、犬がふてくされている時の対処法をご紹介していきましょう。
定期的に運動させる
ふてくされてしまう原因には運動不足になっているという事もあると先ほどご紹介しましたね。
運動不足でストレスがたまってしまっている場合には、定期的に運動をさせてあげて下さい。
可能であれば、週に一度は公園やドッグランなので遊んであげたり走らせてあげるとストレスが発散され、睡眠の質もよくなり睡眠不足も解消されるという一石二鳥です。
ふてくされるという事も少なくなっていくでしょう。
放置する
一時的なふてくされであれば、時間が経つと機嫌も良くなっている事が多いので、基本的に放置しておいてあげるのが一番です。
放置し、静かに過ごす事も犬にとっては気分をリフレッシュする事ができますので、そのような心のメンテナンスの時間も大切にしてあげて下さいね。
しかし、ふてくされる頻度が何回もあるようだったら、日頃の接し方やケアの仕方を見直してストレスの原因を少しでも取り除いてあげるのが大切です。
スキンシップ
犬にとって飼い主とのスキンシップは非常に重要なものです。
あまりにスキンシップが少ないと愛犬は「愛されていないのかも」と欲求不満になってストレスがたまってしまいます。
愛犬がふてくされている事が多い場合は、スキンシップ不足という事もありますので、そんな時はしっかりスキンシップをはかり愛情を与えてあげましょう。
多頭買いをしている場合は、一匹だけに偏ってしまうと他の犬が拗ねたりふてくされたりしてしまいますので、満遍なくスキンシップをはかるようにして下さいね。
しつける
わがままが原因でふてくされているのであればしっかりしつけをする事が大切です。
ふてくされる原因でご紹介しましたが、わがままになる理由は飼い主さんとの上下関係が築かれていないからかと思われます。
最初からしつけをしっかり行い主従関係を築けているのであれば、飼い主さんから怒られても、自分の欲求が通らなくてもストレスに感じる事が少なくなり、ふてくされる事なく飼い主さんの言う事を聞くでしょう。
しつけをするという事は褒める事も入っていますので、普段から褒めてあげる事ができていればしつけも問題なくできるようになります。
おもちゃで遊ぶ
構ってあげられていない事が原因でふてくされている場合は、大好きなおもちゃで遊んであげるのもいいですね。
おもちゃを使うと飼い主さん側から愛犬への一緒に遊んであげるという明確な意思表示になりますので、犬は構ってもらえているんだとわかりやすく伝わります。
ここで、ダラダラするのではなくメリハリをつける事が大切。
おもちゃを出したら遊ぶ時間、出していない時は遊ぶ時間ではないとはっきりさせておくと、愛犬も時間を意識するようになりますので、しつけをする時にも役立つでしょう。
まとめ
今回は犬がふれくされる原因や仕草、対処法をご紹介してきました。
こうして見てみると犬は人間の事をよく観察していますよね。
そして人間ともよく似ているなと感じました。
犬が人間の事をしっかり見てくれているのだから、人間もしっかり犬の様子を観察してあげる事が大切ではないでしょうか。
そして、ふてくされているような仕草が見られたら原因を探りストレスを軽減させてあげたり、気持ちを理解してあげる事が大切ですね。
犬にもほくろがある?
犬とのスキンシップの時に、ほくろみたいなものを見つけたら気になりますね。
犬は全身を毛に覆われているので、人間ほど紫外線の影響は多くないと言われますが、やはり鼻の先など毛の薄い部分にはシミやほくろができることがあります。
ほくろそのものは病気ではありませんが、皮膚がんなどの腫瘍との違いを知っておき、気になる場合は早めに診察を受けましょう。
犬にもほくろはある
ほくろはメラニン色素がたくさん皮膚に沈着したものです。
メラニン色素は紫外線などの刺激を受けることで多く発生することがわかっています。
わたしたちが困る肌のシミやほくろも多くの紫外線が関係しています。
そして、それは犬も同じです。
歳を取るとお腹や鼻、唇などにほくろやシミが現れやすくなります。
やはり被毛の薄い部分は紫外線の刺激をたくさん受けることが多いからです。
ほくろは色が均一で周りとの境界線がはっきりしているのが特徴です。
ほくろであればガンにならない?
見慣れない黒いほくろのようなものを見つけると、飼い主は「ガンなのでは?」と不安になってしまいます。
実際「犬 ほくろ」と検索すると腫瘍についてのサイトがたくさん見受けられるからです。
ですが、ほくろがガンに発展することはあまりありません。
見た目は気になりますが、そのままにしておいても問題はなく大丈夫です。
腫瘍には良性と悪性があり、良性腫瘍はほくろの一種と考えられています。
ただ、周囲との境界がはっきりしていない場合や急に大きくなった場合などはほくろと断定できないので、素人判断を避けて獣医の診察を受けましょう。
メラノーマには気をつけて!
犬の皮膚腫瘍として極めて悪性度が高いのがメラノーマです。
メラノーマは悪性黒色腫と呼ばれる皮膚がんの一種で、ほくろと同じくメラニン細胞に関係しています。
進行が早く自覚症状もあまりないので、早期に発見することが難しい病気です。
ほくろと見分けることは重要になりますので、メラノーマの特徴や治療方法、ほくろとの見分け方などを知っておきましょう。
メラノーマって何?
犬の皮膚にできるメラノーマは、皮膚がんの中でもおよそ6%を占める病気です。
黒く色素沈着していてほくろと似ているのですが、ほくろが悪性メラノーマに変化するわけではありません。
また黒くないメラノーマも30%程度あります。
発生する原因は外部からの長く続く刺激と免疫の低下と言われています。
メラノーマは足先や肉球付近、口腔内に発生することが多く、肉眼で発見できる場所なのでスキンシップをいつも行うようにしましょう。
ほくろとメラノーマの見分け方
ほくろもメラノーマもメラニン色素が関係しています。
そのためよく似ているので次の点に注目して観察しましょう。
・盛り上がっているかどうか
・境い目ははっきりしているか
・急に大きくなってきたか
・色がまだら
・形が丸やだ円ではない
ほくろはその境い目がはっきりとして形も丸やだ円形なので、そうではなかったり最近急に大きくなってきたように思う場合はメラノーマである可能性があります。
すぐに動物病院で診察を受けましょう。
メラノーマの判断は針を指して一部の細胞を顕微鏡で調べる細胞診というもので診断します。
はっきりしない場合は病理検査や血液検査も行います。
メラノーマの治療方法
メラノーマの治療では外科手術が一番の選択となります。
状況によってはメラノーマ腫瘍の周囲も含めて広い範囲を除去しなければならないケースもあります。
それだけ再発が多い悪性ガンだからです。
抗がん剤はメラノーマには効果が薄く、副作用のリスクも高いため局所的な治療として使われることが多いです。
放射線治療は設備が必要で、取り切れなかった腫瘍部分や手術不可能な部分に行うことがあります。
ただ毎回全身麻酔が必要ですし、放射線でガンをすべて取り除くことはできません。
がん治療の代替療法も研究が進んでいます。
食事により免疫力を上げたり、手術後の生活に十分な配慮をして改善している例も多く上がってきています。
まとめ
犬も人間も紫外線を長時間浴びることでのリスクがあります。
シミやほくろもその結果なのでやはりケアが必要ということですね。
またほくろとよく似たメラノーマという病気もあるため、発見した時はできるだけ診察をしてもらうことをおすすめします。
日差しの暑い時間帯の散歩を避けたり、体の免疫力を上げるように普段から心がけてあげましょう。
犬のひげとは?
犬に生えているひげ、何のためのものなのか気になったことはありませんか?
犬によってはトリミングできれいにカットしている子もいるし、なくても良いものなのでしょうか。
ひげは他の毛とは明らかに違うし、いったいその役割は何なのかについて解明していきたいと思います。
カットする時の注意点も合わせて読んでみてください。
ひげが生える場所
犬にとって、ひげは幼少期から生えている強固な毛です。
一般的に上唇、鼻の横、目の上、あごに生えています。
ひげは他の毛より太さは2倍ほど太く、毛根も2~3倍は深くなっています。
そんな太くてしっかりと生えているひげの場所が目や鼻、口の周りに集中しているということは、何か意味があるはずです。
顔には触覚を感知する脳の領域の約40%があると言われています。
ひげを触ってみると、顔を動かしたり、反応を示します。
剃ってしまっても問題ない人間の男性のひげとは違う役割を実は持っているのです。
猫のひげとの違い
犬とともに身近なペットである猫の場合、ひげは絶対に切ってはいけません。
猫のひげは触毛と言い、その根元には神経と血管が通っています。
ひげが何かに触れるとすぐにそれを感じて身を守ることができるのです。
例えば高いところでバランスを取る時や狭い場所をすり抜ける時にもひげは重要な役割を果たしています。
風で運ばれる空気の変化、臭いや音もキャッチできる優れたセンサーとして、猫を守っているのです。
また感情表現の役割もあって、猫のひげは大切なアイテムです。
役割がある?犬のひげの秘密
猫と違い、犬のひげは感覚器としてはそこまで重要度はありません。
狩猟に犬が活躍していた時代にはひげも大切な役目を果たしていましたが、人間に飼われる暮らしの中で少しずつ本能が必要とされなくなってきました。
犬は主に嗅覚を最大限発達させてきたので、触覚としてのひげの働きが徐々に失われてきたと考えられています。
しかし、犬は人間よりも五感という感覚器官を用いる動物なのでひげも全く役に立たないわけではありません。
例えば視力が悪い犬はひげからの感覚で周囲の情報を得ています。
老犬になって五感が少しずつ弱くなった時には、ひげがその代わりとなっています。
犬のひげは切っても大丈夫?
動物にとってひげは触覚という役割を持っている器官です。
特に猫のひげは生存のためになくてはならないものですが、犬はひげがなくてもさほど困ることはないのでしょうか。
実際にひげをカットする場合には、注意する点もありますのでぜひ知っておいてください。
切っても問題なし
犬のひげをカットすることは基本的には問題はないと言われています。
実際にひげを切っている飼い主もいますし、トリミングで「カットしますか?」と聞かれたことがある人もいるでしょう。
猫と違って、触覚というひげの機能が現代では退化している犬にとって、ひげがなくても困ることはありません。
嗅覚や聴覚が鋭く発達してきたことで、ひげの役割に頼らなくても生きていけるからです。
ただし、切る必要があるのかというとその必要もありません。
ひげの根元は痛い?
ひげをカットする場合、注意するべきことがあります。
それはひげの根元には痛みを感じる痛覚という場所があることです。
そもそも犬の鼻や口元(マズル)は敏感な部分で、触られるのを嫌がる犬もいます。
根元から切ったり抜いたりすると出血し、皮膚や神経を傷つける可能性があります。
またひげも換毛期に自然と抜けることがあり、その抜けたひげは新たに生えてこないと言われています。
つまり年齢とともにひげは少なくなることも知っておきましょう。
ひげをカットする目的
なぜひげをカットするのか、その理由は見た目を整えるということです。
確かにひげがないほうが顔がスッキリとしているので、その方が好みだと感じる飼い主がいるでしょう。
ぬいぐるみのような可愛らしさを求める人もいるし、大型犬で品種のスタイルの良さを大切に思う人もいます。
あくまで飼い主の好みによるので、絶対にカットしなければならないというルールははありません。
トリミングに行った時も、必要ないと思う人はひげのカットを断ればいいのです。
カット方法は?
ひげの根元は普通の毛よりも太いのでカット用のハサミを用いて慎重に切る必要があります。
人間の男性が使うひげそりは絶対に使わないでください。
また痛覚がある根元を守ることも大切です。
ひげは1本ずつ切るのですが、慣れていないとマズル周りをケガさせてしまう危険があります。
繊細な心の犬では、ひげを切る行為そのものが嫌でストレスになることもあるようです。
素人が安易に切ることは避け、専門のトリマーと相談して丁寧に切ってもらうようにしましょう。
まとめ
犬のひげの働き、カットする時の注意点などについてまとめましたがいかがでしたか?
ひげが持つ役割は愛玩動物としての暮らしの中で退化しつつありますが、年齢を重ねた時に身を守ることにもつながります。
神様が与えたものはやはり何かの意味があるのでしょう。
愛犬の様子や年齢に合わせて、ひげのカットも柔軟に考えてあげてください。
犬の謝る仕草とは?
世間的にまずいことをしていまった!
こんな時、有名人ならありとあらゆる言葉を駆使して弁解したり、ひたすら謝ってみたり、様々な言動をして社会的な批判をかわそうとすることがあります。
もちろん中には真正面から非難を浴びる覚悟の方もいます。
犬も夢中になって、つい悪いことをしてしまった時に、「これはまずいぞ」と気づくことがあります。
目の前には怒った顔の飼い主さんの顔が。もう逃げられません。
そんな時、犬も一生懸命その場を回避してやり過ごさなければと考えます。
犬の謝る時の仕草にはどんなものがあるのでしょうか。
そして、犬ってそもそも反省しているの?
「わるいことしちゃった!」と感じた犬の様々な仕草を見てみましょう。
謝る雰囲気を醸し出す
ついイタズラをしてしまって飼い主さんから怒られた時、犬はしょんぼりして、反省している様な素振りや気まずそうな表情を見せることがあります。
悲しそうな顔を見ると、飼い主さんも「悪いことをしたのはわかっているみたいだし、これ以上叱るのはかわいそうかな」と、つい怒るのをやめたくなるかもしれませんね。
あまりしつこく怒り続けるのも犬の精神衛生上良いことでもないし、きちんと理解しているのなら十分だと思うでしょう。
ではこのような表情を見せる時、犬はどんなことを考えているのでしょうか。
実は謝っていない
見た感じではとても反省して、「もうしないから許して」と訴えているような犬ですが、実は犬に「謝罪」という概念がないと言われています。
ただし、謝罪の雰囲気を醸し出すことはできるようです。
自分に不都合なこと、緊張を強いられることがあると、その状況をどうにか回避するために、反省していて謝っているような仕草をします。
こうした仕草を「転位行動」と呼び、人間ではよく見られる行動ですが、犬も同じような転位行動を見せることがあります。
犬がシュンとして謝っているように見える行動は、実は怒られることからどうにか逃げようとしている自衛策なのかもしれませんね。
犬の謝る方法の種類
転位行動として起こる犬の謝罪の表現には、どのようなものがあるのでしょうか。
飼い主さんから怒られないように必死で繰り出される謝罪風行動には様々なパターンがあります。
中には謝っている雰囲気を感じなかったり、笑ってしまいそうになったりする行動もあります。
犬も一生懸命にその場を切り抜けようとしているようですね。
寝てしまう
怒られて気まずい空気を感じた時、犬はハウスやベッドに逃げ込んで寝てしまうことがあります。
いわゆるフテ寝という印象で、あまり反省しているようには見えませんね。
でも元々どんな行動を取っても謝罪の意思がないのですから、逆ギレして暴れるよりはずっと大人な対応かもしれません。
寝てしまったら飼い主さんもそれ以上怒れなくなりますよね。
気まずい雰囲気の中で目を閉じて寝てしまうのですから、とても胆が据わった冷静な犬のように見えます。
上目遣い
上目遣いになった愛犬を見ると、とても反省しているように見えます。
怒られそう、どうしようと困ってしまって飼い主さんの顔色を窺っているようです。
しかし、表情をよく見てみてください。
猜疑心に満ちた視線を飼い主さんに向けていませんか?!
次に飼い主さんが取ろうとしている行動を考えてそれに備えているような表情にも見えることがあります。
警戒しているのかもしれません。
あまりしつこく叱っていると反撃されてしまうかもしれませんから、怒る時はしっかりと一度で「ダメ!」とシンプルに終わらせることが大切です。
耳が垂れる
これは反省しているように見えなくもありませんが、どちらかと言えば恐怖を感じている時などに多く見られる動きです。
その他にも飼い主さんに甘えたい時などにも耳が垂れることがありますので、悪いことをした時に見せる行動としては一番気持ちがわかりにくいものだと言えます。
とりあえず、謝罪という意思はないでしょう。
それでも飼い主さんから見たら「アレ?」と思わせる効果がありますから、悪い空気を回避するという愛犬の目的は達成できる行動なのかもしれません。
様子を見る
先ほどの上目遣いと似たところがありますが、こちらは空気を読み部屋の隅に隠れて飼い主さんがどうアクションを取ってくるのかを窺うような行動で、より犬の気持ちがわかりやすいと言えます。
少し離れた場所に逃げ込むような辺りは、攻撃よりも逃げる準備として安全地帯に退避するという気持ちのように見えます。
カーテンの陰に隠れて様子を見守りながら、出ているタイミングを計っているのでしょうか。
「ごめんなさい」の概念を理解できない犬にとっては、飼い主さんが笑ってくれる時をひたすら待つしかないのですね。
家具に隠れる
犬は絶体絶命の大ピンチを感じると、ソファやベッドの下、チェストの隙間などに隠れてしまうこともあります。
カーテンに隠れて様子を窺うなどという余裕はなく、完全に逃避している状態です。
自分の身を隠してまで逃げようとしていますので、こんな時はそれ以上追い詰めるようなことはやめましょう。
犬にとって、家具の下や隙間の体を隠せる場所は「最後の砦」です。
ここで安全が保証されないとわかると、今度は逆に攻撃に出てしまうこともあります。
恐怖から出る攻撃は飼い主さんが相手でも手加減できないこともあり危険です。
落ち着くまでそっとしておくのがベストです。
へそ天!お腹を見せる
ゴロリと寝転んで弱点のお腹を見せるのは、潔く降参している証拠です。
人間で言うところの土下座のような心境でしょうか。
「ぼくが(わたしが)悪かったよ。好きにして!」と服従のボーズで表現しているのでしょう。
怒られて寝てしまう以上に開き直りと犬の懐の広さがうかがえます。
また、犬同士が初めて会った時にもこのポーズをすることがありますが、これは仲良くしたい時に自分が安全な存在だと知らせるためのものだと言われています。
怒られた時に飼い主さんにお腹を見せるような時は、「怒らないで仲良くしようよ」と伝えているのかもしれません。
犬の謝る行為についての注意点
犬が謝罪の意思を持たない動物なのに、謝るような行動を見せる時、飼い主としてはどのような対応をすれば良いのでしょうか。
犬は転位行動でその場を逃れようと考えるほどに追い詰められています。
まずはその心理状態を理解しましょう。
注意1:それ以上追い詰めてはいけない
犬が逃げてどこかに隠れた時、その場所は最後の安全地帯です。
それ以上の逃げ場所を持たない犬をさらに追い詰めようとすれば、犬に取れる行動はもう反撃しか残されていません。
犬と仲直りのつもりでかんれんぼをしようと近づいても犬はいきなりそんな気持ちにはなれませんので、放っておいてあげるのが良いでしょう。
注意2:犬が持っている物に手を出さない
逃げる時、犬がお気に入りのおもちゃなどをくわえて行った時は、犬にとって危険なものでない限りは手を出さないようにしましょう。
危機感のある状態で持ち出した物が奪われるとわかると、犬はそれを守ろうと攻撃的になります。
思わぬ力で噛まれてしまうこともありますので、注意が必要です。
注意3:犬に責任転嫁しない
犬がイタズラをやめないのは、本当に犬だけが悪いのでしょうか。
例えばティッシュペーパーを箱から全部かき出してしまう犬の行動は直す必要がありますが、犬が届かない場所に箱を置くことでそれは回避できます。
また、お父さんの革靴をかじってしまうなら、かじることのできないシューズボックスに靴を収納したり、玄関には行かせないなどの対策が取れます。
もしくは、イタズラをしそうになる時に必ず「ダメ!」と大きな声できちんとしつけることもできるはずです。
必要な対策やしつけをしないことで起こる問題行動を全て犬の責任として追い詰めることのないよう、飼い主さんの意識を見直すことも大切です。
まとめ
犬は正直で真っ直ぐな性格の動物です。
そして、謝罪という行為を持たない動物でもあります。
そんな犬が「謝っているフリ」をしなければならない状況になるのは、とても追い詰められた時なのでしょう。
反省させなくては、謝らせなくてはと考えることもあるかもしれませんが、大切なのは反省や謝罪ではなく、「悪い行為をやらないようにすること」です。
謝罪の気持ちはなくても良いのではないでしょうか。
悪いことをしないしつけさえできれば、反省も謝罪も不要ではないかと思います。
犬が転位行動で逃げ込もうとするような状況が、少しでも減ると良いですね。
犬の気持ちいいつぼ!場所はどこ?
人間でもピンポイントでつぼをマッサージされると気持ち良いですよね?
それと同様犬にも気持ちいいつぼというのが存在します。
そのつぼをマッサージしてあげると、犬は見ていてこっちが満たされるくらい気持ち良い表情をしていますよ!
そこで、今回は犬の気持ちがいいつぼをご紹介したいと思います。
そのつぼを知って、愛犬にマッサージしてあげてはいかがでしょうか?
背中
まずは背中です。
犬は痒い場所があると足で掻こうとしますが、背中は自分の足では中々掻けない場所。
背中を掻くとすればブラッシングの時かと思いますが、ブラッシングは汚れを取るだけではなく、血行促進などの効果もありますので、毎日やって欲しいケアです。
ブラッシングのついでにマッサージも是非加えてあげて下さい。
方法としては首から腰にかけて背骨がありますが背骨の周囲の皮膚を優しくマッサージします。
中には嫌がる犬もいるかもしれませんが、嫌がらなければ背骨周囲の皮膚をつまんでゆっくり回すマッサージも効果的。
マッサージもブラッシングも飼い主さんと愛犬のコミュニケーションになりますので是非試してみて下さいね。
後ろ脚
犬は基本足で自分の足で痒い場所や気持ち良い場所を掻いたり刺激したりしようとするのですが、後ろ足は中々自分でケアできない場所です。
マッサージされると気持ち良い場所を、舐めたり軽く噛んだりしようと頑張っているのですが、それでもできないのが後ろ足。
後ろ足は身体を支えたり、ジャンプしたりする際に一番負荷がかかってしまい疲れやすい場所でもありますのでマッサージをしてあげるのか効果的になります。
方法としては、足先から足の付け根に向けて、リンパマッサージをするイメージでマッサージしてあげて下さい。
アキレス腱をつまむようにマッサージしてあげるのも効果がありますので、是非試してみて下さい。
目の周り
犬も人間と同様、目が疲れ涙や目やにが多く出る事があります。
そんな時は、目の周囲を1周、優しくマッサージしてあげましょう。
目の周囲を触ると硬い骨で犬の目がしっかり囲まれているのが分かると思いますが、この目の周囲の骨に沿ってマッサージをしてあげるのが効果的です。
中には嫌がる犬もいますが、本来気持ちがいいつぼとなる部分ですので、一度試してみて下さいね。
首
犬は四つん這い姿勢で、超大型犬以外は、基本的に犬は人より低い場所にいますので、飼い主さんとアイコンタクトをとる時などは常に見上げる姿勢をとっています。
そのような理由で、犬は首回りの筋肉が非常に疲れている状態が多いのです。
人でも上をずっと見上げていると首が痛くなる事がありますがそんな状態が犬には常に続いているというイメージをして頂けるとわかりやすいのではないでしょうか。
マッサージ方法としては、犬の首を両手で挟むように持ち、円を描くようにマッサージをしてあげましょう。
いきなり強くマッサージしてしまうと痛がってしまう事もありますので、最初は軽い力でさすってみるだけにして下さい。
耳
人間は犬を自由に動かす事はできませんが、犬は耳を立てたり、寝かせたりと常に耳を動かしています。
ですので、耳は結構疲れがたまっている部分であり、気持ちいいつぼとなっている場所です。
マッサージ方法は、耳の付け根に親指とその他の指で挟むように手をあて、根本から耳先に向かって優しくマッサージしてあげましょう。
慣れてきたら、「頭頂部→耳の付け根→耳の先」と親指を滑らせるようにしてマッサージしてあげるのもおすすめです。
あごの下
犬を触る際に自然にあごの下をさすってあげていませんか?
実はあごの下には「人迎」というつぼがあり、自律神経を整えてくれたり、緊張をや和らげる働きがあります。
その人迎を温めたり軽く刺激する事で犬の免疫力があがり、リラックスするのです。
あまり強くするとむせてしまうので、指の腹や手の平で優しくさすってあげるのがポイント。
初めてさわる場合は、犬に自分の手のにおいをかがせてから、安心させてあげゆっくりあごに舌をさわってあげると安心してくれますよ。
指の腹で触る際は、爪をたてないよう注意しましょう。
犬が気持ちいいと思わない場所
気持ちよい場所があると同時に触って欲しいと思わない、気持ちいいと思わない場所も存在します。
知らずにそのような場所を触ってしまうと怒ってしまう犬もいますので、犬が触って欲しくない場所、気持ちいいと思わない場所を知っておきましょう。
気持ちいいと思わない場所は複数ありますが、今回は、特に嫌がるだろうと思う場所を2つご紹介しますね。
しっぽの先
尻尾というのはフサフサしており、思わず触りたくなってしまいますよね。
しかし、犬にとっては触られたくない場所なんです。
犬の尻尾というのは急所にあたる部分になるのでとってもデリケート。
そして、尻尾の骨は背骨まで繋がっており、神経が集中している場所でもあります。
尻尾の先は特に敏感になっていますので、信頼している飼い主さんであってもできるだけ触って欲しくない場所。
神経が集中している場所であるという事は尻尾にダメージを与えると背骨まで影響が及びます。
そのため、犬を触る際は尻尾の先をむやみに触らないようにして下さいね。
口のまわり
次は口のまわりです。
口というのも尻尾と同じで犬にとっては急所にあたります。
犬にとっては急所となっていますが、人間でも同様口をベタベタ触られるのは気持ち悪いですよね。
そんな感覚だと思って頂ければイメージしやすいのではないでしょうか。
もう一つの理由としては、口は生きるために欠かせない器官であるということ。
犬にとって口は食べるためはもちろんですが、吠えたりして感情を伝えるためのものでもあります。
そのため生きるために欠かせない器官に触られる事を極端に嫌う犬は多いです。
ですので、あごの下は気持ちいい部分なのですが、口の周りはきもちよくない、触られたくない場所ですので間違って触らないようにしましょうね。
もし触ってしまったらガブっと噛まれてしまう事もありますので要注意です。
まとめ
今回は、犬も気持ちいつぼと気持ちよくない場所をご紹介してきました。
犬を飼っていると気持ちいいツボがある部分は何となくわかってくるのですが、気持ちよくない場所、触って欲しくない場所まで知る事はあまりないでしょう。
尻尾の先端や口のまわりを触っても怒らない犬もいるのですが、実は触って欲しくない場所だったんですね。
犬が気持ちいと感じる場所は是非触ってマッサージしてあげて欲しいのですが、気持ちよくない、触って欲しくない場所も今回ご紹介しましたので、今まで触ってしまっていた方は今日から触るのはやめましょう。
猫は追いかけっこが大好き!
猫がよく猫同士で追いかけっこをしているのを見かけたことはありませんか?
猫は、追いかけるのも追いかけられるのも大好きなんです!
本能的なことが理由となりますが、追いかけっこは猫にとってストレス解消になるからです。
そして、猫同士だけでなく、心を許しているモノ、ヒトであれば猫と追いかけっこすることはできるのです。
ですので、猫が急に目の前を走り去るようなことがあったら、それは「追いかけっこしよう」の合図かもしれません。
飼い主さんにとって猫との絆を深めるのに、一役買いそうですね。
追いかけっこが大好きな理由
猫は、何かを追いかけるというのは本能的に備わっていることもありますが、逆に追いかけられることも好きなのです。
また、猫にとって追いかけっこはストレス解消にもなると言われています。
そして、猫同士だけでなく、心を許している飼い主さんを相手に追いかけっこも出来るんです。
動物特有の狩猟本能が満たされるだけでなく、飼い主さんとのスキンシップにもなります。
猫にとって、大好きな飼い主さんと楽しさを共有しているという気持ちになり、とても喜びます。
ですので、猫が「追いかけっこして遊ぼ!」と誘ってきたらできる限りその気持ちに応えてあげると良いでしょう。
狩猟本能で好きになる
猫は、猫じゃらし、ピンポン玉や懐中電灯など目の前でちょこちょこ細かく動くものを見ると我を忘れて夢中になります。
この行動は、動く獲物を捕らえようとする狩猟本能です。
ちょこちょこ動くものは、本来、地面を這う小動物や、空中を飛ぶ虫や鳥、水中の魚など野生の猫にとってはエサになるものばかりです。
ですから細かく動くものを見ると、「おっ、エサを見つけたぞ」となって興奮してしまうのでしょう。
このように何かを追うことでハンターの本能が目覚めるのです。
家の中にいる猫にはそのような機会がありません。
追いかけっこは遊びの一種ではありますが、狩猟本能を呼び覚ますことができて満たされるのでしょう。
猫と人間の追いかけっことは?
追いかけっこは、猫同士であっても、人間とであっても、猫にとっては遊びのひとつです。
「追いかける」というのは、捕まえたいという狩猟本能が掻き立てられるのですが、大好きな飼い主さんとの追いかけっこは、楽しさを共有できますのでとても大切な時間になると思います。
そんな猫との追いかけっこを充分に楽しむには、4つポイントがあります。
その4つをおさえておくと、飼い主さんも猫もすぐに飽きてしまったり、嫌になってしまったりすることがなくお互いが楽しめるようになりますよ!
姿を完全に隠さない
猫と追いかけっこをするときには、完全に姿を隠さないことがポイントです。
本来猫は、隠れて獲物を待ち、近づいてきたところで素早く飛び出して捕まえるということをします。
猫同士でも、物陰に隠れて突然飛び出しして驚かせたり、見つけにくるまでジッと隠れて待っていたりといった遊び方をします。
猫は、追いかけっこで獲物(対象物)を見つけたときに、近づいて捕まえるということに楽しさを感じます。
獲物(対象物)見つからなければ追いかけっこができません。
ですので、姿を完全に隠さず、わざといる場所を教えてあげるなど、猫から見てここにいるというのが分かるようにしてあげましょう。
アクションを多彩にしよう
猫は単調な動きよりも変化があり、少し読めないような動きを好みます。
猫にとってそのような動きはスリルがあり興奮します。
これも狩猟本能を掻き立てられるひとつになりますので、動きの読めない獲物(対象物)になったつもりで追いかけっこをするのがよいでしょう。
ですので追いかけっこをするときも、ただ追いかけるだけではなく、急に立ち止まって焦らせてあげたり、追いかけられていたのが突然追いかけたりなど、変化をつけてあげると猫は喜びます。
隠れていて、突然飛び出してみるというのもよいでしょう。
スリルを味あわせてあげるというのがポイントです。
10分が目安
猫にとって大好きな追いかけっこも、長時間遊び続けているとさすがに、疲れてしまいます。
だいたい10分を目安にして遊びましょう。
大人になった猫は、疲れを感じると追いかけっこをやめてしまうのですが、子猫の場合、疲れ知らずで、無限に遊ぼうとしてしまいます。
疲れ果ててしまうので10分遊んだら休憩するを繰り返してあげると機嫌が良いです。
また、長時間の遊びは、楽しくても集中力が切れて飽きてしまうということもあります。
嫌になってしまう前にやめて、少し名残惜しいくらいで止めておくと、これからも猫は追いかけっこを楽しむでしょう。
一方的に追いかけない
猫との追いかけっこで、気をつけたいことがあります。
それは、一方的に追いかけてしまうことです。
追いかけ過ぎると「追いかけっこ」ではなく「追いかけ回す」になりかねません。
猫は「追い回されている」という気持ちになってしまうと、楽しむというより恐怖心が出てきてしまいます。
それによって人間不信になったり、ストレスで病気になってしまったりすることもあります。
ですので、追いかける役と追いかけられる役を交互に行うようにしましょう。
とはいえ、猫も飼い主さんも心から追いかけっこを楽しむということが一番大切ですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
猫がなぜ、追いかけっこが好きなのかお分りいただけたかと思います。
そして、4つのポイントをおさえて猫と追いかけっこをするとお互い楽しくスキンシップを図ることができるでしょう。
飼い主さんい「追いかけっこ」に付き合うのは体力的にも大変かもしれませんが、猫にとってストレス解消になりますし、これも大事なコミュニケーションの一つです。
大切な家族と絆を深めるチャンスですので試してみてくださいね。