犬のひげとは?
犬に生えているひげ、何のためのものなのか気になったことはありませんか?
犬によってはトリミングできれいにカットしている子もいるし、なくても良いものなのでしょうか。
ひげは他の毛とは明らかに違うし、いったいその役割は何なのかについて解明していきたいと思います。
カットする時の注意点も合わせて読んでみてください。
ひげが生える場所
犬にとって、ひげは幼少期から生えている強固な毛です。
一般的に上唇、鼻の横、目の上、あごに生えています。
ひげは他の毛より太さは2倍ほど太く、毛根も2~3倍は深くなっています。
そんな太くてしっかりと生えているひげの場所が目や鼻、口の周りに集中しているということは、何か意味があるはずです。
顔には触覚を感知する脳の領域の約40%があると言われています。
ひげを触ってみると、顔を動かしたり、反応を示します。
剃ってしまっても問題ない人間の男性のひげとは違う役割を実は持っているのです。
猫のひげとの違い
犬とともに身近なペットである猫の場合、ひげは絶対に切ってはいけません。
猫のひげは触毛と言い、その根元には神経と血管が通っています。
ひげが何かに触れるとすぐにそれを感じて身を守ることができるのです。
例えば高いところでバランスを取る時や狭い場所をすり抜ける時にもひげは重要な役割を果たしています。
風で運ばれる空気の変化、臭いや音もキャッチできる優れたセンサーとして、猫を守っているのです。
また感情表現の役割もあって、猫のひげは大切なアイテムです。
役割がある?犬のひげの秘密
猫と違い、犬のひげは感覚器としてはそこまで重要度はありません。
狩猟に犬が活躍していた時代にはひげも大切な役目を果たしていましたが、人間に飼われる暮らしの中で少しずつ本能が必要とされなくなってきました。
犬は主に嗅覚を最大限発達させてきたので、触覚としてのひげの働きが徐々に失われてきたと考えられています。
しかし、犬は人間よりも五感という感覚器官を用いる動物なのでひげも全く役に立たないわけではありません。
例えば視力が悪い犬はひげからの感覚で周囲の情報を得ています。
老犬になって五感が少しずつ弱くなった時には、ひげがその代わりとなっています。
犬のひげは切っても大丈夫?
動物にとってひげは触覚という役割を持っている器官です。
特に猫のひげは生存のためになくてはならないものですが、犬はひげがなくてもさほど困ることはないのでしょうか。
実際にひげをカットする場合には、注意する点もありますのでぜひ知っておいてください。
切っても問題なし
犬のひげをカットすることは基本的には問題はないと言われています。
実際にひげを切っている飼い主もいますし、トリミングで「カットしますか?」と聞かれたことがある人もいるでしょう。
猫と違って、触覚というひげの機能が現代では退化している犬にとって、ひげがなくても困ることはありません。
嗅覚や聴覚が鋭く発達してきたことで、ひげの役割に頼らなくても生きていけるからです。
ただし、切る必要があるのかというとその必要もありません。
ひげの根元は痛い?
ひげをカットする場合、注意するべきことがあります。
それはひげの根元には痛みを感じる痛覚という場所があることです。
そもそも犬の鼻や口元(マズル)は敏感な部分で、触られるのを嫌がる犬もいます。
根元から切ったり抜いたりすると出血し、皮膚や神経を傷つける可能性があります。
またひげも換毛期に自然と抜けることがあり、その抜けたひげは新たに生えてこないと言われています。
つまり年齢とともにひげは少なくなることも知っておきましょう。
ひげをカットする目的
なぜひげをカットするのか、その理由は見た目を整えるということです。
確かにひげがないほうが顔がスッキリとしているので、その方が好みだと感じる飼い主がいるでしょう。
ぬいぐるみのような可愛らしさを求める人もいるし、大型犬で品種のスタイルの良さを大切に思う人もいます。
あくまで飼い主の好みによるので、絶対にカットしなければならないというルールははありません。
トリミングに行った時も、必要ないと思う人はひげのカットを断ればいいのです。
カット方法は?
ひげの根元は普通の毛よりも太いのでカット用のハサミを用いて慎重に切る必要があります。
人間の男性が使うひげそりは絶対に使わないでください。
また痛覚がある根元を守ることも大切です。
ひげは1本ずつ切るのですが、慣れていないとマズル周りをケガさせてしまう危険があります。
繊細な心の犬では、ひげを切る行為そのものが嫌でストレスになることもあるようです。
素人が安易に切ることは避け、専門のトリマーと相談して丁寧に切ってもらうようにしましょう。
まとめ
犬のひげの働き、カットする時の注意点などについてまとめましたがいかがでしたか?
ひげが持つ役割は愛玩動物としての暮らしの中で退化しつつありますが、年齢を重ねた時に身を守ることにもつながります。
神様が与えたものはやはり何かの意味があるのでしょう。
愛犬の様子や年齢に合わせて、ひげのカットも柔軟に考えてあげてください。
犬の謝る仕草とは?
世間的にまずいことをしていまった!
こんな時、有名人ならありとあらゆる言葉を駆使して弁解したり、ひたすら謝ってみたり、様々な言動をして社会的な批判をかわそうとすることがあります。
もちろん中には真正面から非難を浴びる覚悟の方もいます。
犬も夢中になって、つい悪いことをしてしまった時に、「これはまずいぞ」と気づくことがあります。
目の前には怒った顔の飼い主さんの顔が。もう逃げられません。
そんな時、犬も一生懸命その場を回避してやり過ごさなければと考えます。
犬の謝る時の仕草にはどんなものがあるのでしょうか。
そして、犬ってそもそも反省しているの?
「わるいことしちゃった!」と感じた犬の様々な仕草を見てみましょう。
謝る雰囲気を醸し出す
ついイタズラをしてしまって飼い主さんから怒られた時、犬はしょんぼりして、反省している様な素振りや気まずそうな表情を見せることがあります。
悲しそうな顔を見ると、飼い主さんも「悪いことをしたのはわかっているみたいだし、これ以上叱るのはかわいそうかな」と、つい怒るのをやめたくなるかもしれませんね。
あまりしつこく怒り続けるのも犬の精神衛生上良いことでもないし、きちんと理解しているのなら十分だと思うでしょう。
ではこのような表情を見せる時、犬はどんなことを考えているのでしょうか。
実は謝っていない
見た感じではとても反省して、「もうしないから許して」と訴えているような犬ですが、実は犬に「謝罪」という概念がないと言われています。
ただし、謝罪の雰囲気を醸し出すことはできるようです。
自分に不都合なこと、緊張を強いられることがあると、その状況をどうにか回避するために、反省していて謝っているような仕草をします。
こうした仕草を「転位行動」と呼び、人間ではよく見られる行動ですが、犬も同じような転位行動を見せることがあります。
犬がシュンとして謝っているように見える行動は、実は怒られることからどうにか逃げようとしている自衛策なのかもしれませんね。
犬の謝る方法の種類
転位行動として起こる犬の謝罪の表現には、どのようなものがあるのでしょうか。
飼い主さんから怒られないように必死で繰り出される謝罪風行動には様々なパターンがあります。
中には謝っている雰囲気を感じなかったり、笑ってしまいそうになったりする行動もあります。
犬も一生懸命にその場を切り抜けようとしているようですね。
寝てしまう
怒られて気まずい空気を感じた時、犬はハウスやベッドに逃げ込んで寝てしまうことがあります。
いわゆるフテ寝という印象で、あまり反省しているようには見えませんね。
でも元々どんな行動を取っても謝罪の意思がないのですから、逆ギレして暴れるよりはずっと大人な対応かもしれません。
寝てしまったら飼い主さんもそれ以上怒れなくなりますよね。
気まずい雰囲気の中で目を閉じて寝てしまうのですから、とても胆が据わった冷静な犬のように見えます。
上目遣い
上目遣いになった愛犬を見ると、とても反省しているように見えます。
怒られそう、どうしようと困ってしまって飼い主さんの顔色を窺っているようです。
しかし、表情をよく見てみてください。
猜疑心に満ちた視線を飼い主さんに向けていませんか?!
次に飼い主さんが取ろうとしている行動を考えてそれに備えているような表情にも見えることがあります。
警戒しているのかもしれません。
あまりしつこく叱っていると反撃されてしまうかもしれませんから、怒る時はしっかりと一度で「ダメ!」とシンプルに終わらせることが大切です。
耳が垂れる
これは反省しているように見えなくもありませんが、どちらかと言えば恐怖を感じている時などに多く見られる動きです。
その他にも飼い主さんに甘えたい時などにも耳が垂れることがありますので、悪いことをした時に見せる行動としては一番気持ちがわかりにくいものだと言えます。
とりあえず、謝罪という意思はないでしょう。
それでも飼い主さんから見たら「アレ?」と思わせる効果がありますから、悪い空気を回避するという愛犬の目的は達成できる行動なのかもしれません。
様子を見る
先ほどの上目遣いと似たところがありますが、こちらは空気を読み部屋の隅に隠れて飼い主さんがどうアクションを取ってくるのかを窺うような行動で、より犬の気持ちがわかりやすいと言えます。
少し離れた場所に逃げ込むような辺りは、攻撃よりも逃げる準備として安全地帯に退避するという気持ちのように見えます。
カーテンの陰に隠れて様子を見守りながら、出ているタイミングを計っているのでしょうか。
「ごめんなさい」の概念を理解できない犬にとっては、飼い主さんが笑ってくれる時をひたすら待つしかないのですね。
家具に隠れる
犬は絶体絶命の大ピンチを感じると、ソファやベッドの下、チェストの隙間などに隠れてしまうこともあります。
カーテンに隠れて様子を窺うなどという余裕はなく、完全に逃避している状態です。
自分の身を隠してまで逃げようとしていますので、こんな時はそれ以上追い詰めるようなことはやめましょう。
犬にとって、家具の下や隙間の体を隠せる場所は「最後の砦」です。
ここで安全が保証されないとわかると、今度は逆に攻撃に出てしまうこともあります。
恐怖から出る攻撃は飼い主さんが相手でも手加減できないこともあり危険です。
落ち着くまでそっとしておくのがベストです。
へそ天!お腹を見せる
ゴロリと寝転んで弱点のお腹を見せるのは、潔く降参している証拠です。
人間で言うところの土下座のような心境でしょうか。
「ぼくが(わたしが)悪かったよ。好きにして!」と服従のボーズで表現しているのでしょう。
怒られて寝てしまう以上に開き直りと犬の懐の広さがうかがえます。
また、犬同士が初めて会った時にもこのポーズをすることがありますが、これは仲良くしたい時に自分が安全な存在だと知らせるためのものだと言われています。
怒られた時に飼い主さんにお腹を見せるような時は、「怒らないで仲良くしようよ」と伝えているのかもしれません。
犬の謝る行為についての注意点
犬が謝罪の意思を持たない動物なのに、謝るような行動を見せる時、飼い主としてはどのような対応をすれば良いのでしょうか。
犬は転位行動でその場を逃れようと考えるほどに追い詰められています。
まずはその心理状態を理解しましょう。
注意1:それ以上追い詰めてはいけない
犬が逃げてどこかに隠れた時、その場所は最後の安全地帯です。
それ以上の逃げ場所を持たない犬をさらに追い詰めようとすれば、犬に取れる行動はもう反撃しか残されていません。
犬と仲直りのつもりでかんれんぼをしようと近づいても犬はいきなりそんな気持ちにはなれませんので、放っておいてあげるのが良いでしょう。
注意2:犬が持っている物に手を出さない
逃げる時、犬がお気に入りのおもちゃなどをくわえて行った時は、犬にとって危険なものでない限りは手を出さないようにしましょう。
危機感のある状態で持ち出した物が奪われるとわかると、犬はそれを守ろうと攻撃的になります。
思わぬ力で噛まれてしまうこともありますので、注意が必要です。
注意3:犬に責任転嫁しない
犬がイタズラをやめないのは、本当に犬だけが悪いのでしょうか。
例えばティッシュペーパーを箱から全部かき出してしまう犬の行動は直す必要がありますが、犬が届かない場所に箱を置くことでそれは回避できます。
また、お父さんの革靴をかじってしまうなら、かじることのできないシューズボックスに靴を収納したり、玄関には行かせないなどの対策が取れます。
もしくは、イタズラをしそうになる時に必ず「ダメ!」と大きな声できちんとしつけることもできるはずです。
必要な対策やしつけをしないことで起こる問題行動を全て犬の責任として追い詰めることのないよう、飼い主さんの意識を見直すことも大切です。
まとめ
犬は正直で真っ直ぐな性格の動物です。
そして、謝罪という行為を持たない動物でもあります。
そんな犬が「謝っているフリ」をしなければならない状況になるのは、とても追い詰められた時なのでしょう。
反省させなくては、謝らせなくてはと考えることもあるかもしれませんが、大切なのは反省や謝罪ではなく、「悪い行為をやらないようにすること」です。
謝罪の気持ちはなくても良いのではないでしょうか。
悪いことをしないしつけさえできれば、反省も謝罪も不要ではないかと思います。
犬が転位行動で逃げ込もうとするような状況が、少しでも減ると良いですね。
犬の気持ちいいつぼ!場所はどこ?
人間でもピンポイントでつぼをマッサージされると気持ち良いですよね?
それと同様犬にも気持ちいいつぼというのが存在します。
そのつぼをマッサージしてあげると、犬は見ていてこっちが満たされるくらい気持ち良い表情をしていますよ!
そこで、今回は犬の気持ちがいいつぼをご紹介したいと思います。
そのつぼを知って、愛犬にマッサージしてあげてはいかがでしょうか?
背中
まずは背中です。
犬は痒い場所があると足で掻こうとしますが、背中は自分の足では中々掻けない場所。
背中を掻くとすればブラッシングの時かと思いますが、ブラッシングは汚れを取るだけではなく、血行促進などの効果もありますので、毎日やって欲しいケアです。
ブラッシングのついでにマッサージも是非加えてあげて下さい。
方法としては首から腰にかけて背骨がありますが背骨の周囲の皮膚を優しくマッサージします。
中には嫌がる犬もいるかもしれませんが、嫌がらなければ背骨周囲の皮膚をつまんでゆっくり回すマッサージも効果的。
マッサージもブラッシングも飼い主さんと愛犬のコミュニケーションになりますので是非試してみて下さいね。
後ろ脚
犬は基本足で自分の足で痒い場所や気持ち良い場所を掻いたり刺激したりしようとするのですが、後ろ足は中々自分でケアできない場所です。
マッサージされると気持ち良い場所を、舐めたり軽く噛んだりしようと頑張っているのですが、それでもできないのが後ろ足。
後ろ足は身体を支えたり、ジャンプしたりする際に一番負荷がかかってしまい疲れやすい場所でもありますのでマッサージをしてあげるのか効果的になります。
方法としては、足先から足の付け根に向けて、リンパマッサージをするイメージでマッサージしてあげて下さい。
アキレス腱をつまむようにマッサージしてあげるのも効果がありますので、是非試してみて下さい。
目の周り
犬も人間と同様、目が疲れ涙や目やにが多く出る事があります。
そんな時は、目の周囲を1周、優しくマッサージしてあげましょう。
目の周囲を触ると硬い骨で犬の目がしっかり囲まれているのが分かると思いますが、この目の周囲の骨に沿ってマッサージをしてあげるのが効果的です。
中には嫌がる犬もいますが、本来気持ちがいいつぼとなる部分ですので、一度試してみて下さいね。
首
犬は四つん這い姿勢で、超大型犬以外は、基本的に犬は人より低い場所にいますので、飼い主さんとアイコンタクトをとる時などは常に見上げる姿勢をとっています。
そのような理由で、犬は首回りの筋肉が非常に疲れている状態が多いのです。
人でも上をずっと見上げていると首が痛くなる事がありますがそんな状態が犬には常に続いているというイメージをして頂けるとわかりやすいのではないでしょうか。
マッサージ方法としては、犬の首を両手で挟むように持ち、円を描くようにマッサージをしてあげましょう。
いきなり強くマッサージしてしまうと痛がってしまう事もありますので、最初は軽い力でさすってみるだけにして下さい。
耳
人間は犬を自由に動かす事はできませんが、犬は耳を立てたり、寝かせたりと常に耳を動かしています。
ですので、耳は結構疲れがたまっている部分であり、気持ちいいつぼとなっている場所です。
マッサージ方法は、耳の付け根に親指とその他の指で挟むように手をあて、根本から耳先に向かって優しくマッサージしてあげましょう。
慣れてきたら、「頭頂部→耳の付け根→耳の先」と親指を滑らせるようにしてマッサージしてあげるのもおすすめです。
あごの下
犬を触る際に自然にあごの下をさすってあげていませんか?
実はあごの下には「人迎」というつぼがあり、自律神経を整えてくれたり、緊張をや和らげる働きがあります。
その人迎を温めたり軽く刺激する事で犬の免疫力があがり、リラックスするのです。
あまり強くするとむせてしまうので、指の腹や手の平で優しくさすってあげるのがポイント。
初めてさわる場合は、犬に自分の手のにおいをかがせてから、安心させてあげゆっくりあごに舌をさわってあげると安心してくれますよ。
指の腹で触る際は、爪をたてないよう注意しましょう。
犬が気持ちいいと思わない場所
気持ちよい場所があると同時に触って欲しいと思わない、気持ちいいと思わない場所も存在します。
知らずにそのような場所を触ってしまうと怒ってしまう犬もいますので、犬が触って欲しくない場所、気持ちいいと思わない場所を知っておきましょう。
気持ちいいと思わない場所は複数ありますが、今回は、特に嫌がるだろうと思う場所を2つご紹介しますね。
しっぽの先
尻尾というのはフサフサしており、思わず触りたくなってしまいますよね。
しかし、犬にとっては触られたくない場所なんです。
犬の尻尾というのは急所にあたる部分になるのでとってもデリケート。
そして、尻尾の骨は背骨まで繋がっており、神経が集中している場所でもあります。
尻尾の先は特に敏感になっていますので、信頼している飼い主さんであってもできるだけ触って欲しくない場所。
神経が集中している場所であるという事は尻尾にダメージを与えると背骨まで影響が及びます。
そのため、犬を触る際は尻尾の先をむやみに触らないようにして下さいね。
口のまわり
次は口のまわりです。
口というのも尻尾と同じで犬にとっては急所にあたります。
犬にとっては急所となっていますが、人間でも同様口をベタベタ触られるのは気持ち悪いですよね。
そんな感覚だと思って頂ければイメージしやすいのではないでしょうか。
もう一つの理由としては、口は生きるために欠かせない器官であるということ。
犬にとって口は食べるためはもちろんですが、吠えたりして感情を伝えるためのものでもあります。
そのため生きるために欠かせない器官に触られる事を極端に嫌う犬は多いです。
ですので、あごの下は気持ちいい部分なのですが、口の周りはきもちよくない、触られたくない場所ですので間違って触らないようにしましょうね。
もし触ってしまったらガブっと噛まれてしまう事もありますので要注意です。
まとめ
今回は、犬も気持ちいつぼと気持ちよくない場所をご紹介してきました。
犬を飼っていると気持ちいいツボがある部分は何となくわかってくるのですが、気持ちよくない場所、触って欲しくない場所まで知る事はあまりないでしょう。
尻尾の先端や口のまわりを触っても怒らない犬もいるのですが、実は触って欲しくない場所だったんですね。
犬が気持ちいと感じる場所は是非触ってマッサージしてあげて欲しいのですが、気持ちよくない、触って欲しくない場所も今回ご紹介しましたので、今まで触ってしまっていた方は今日から触るのはやめましょう。
猫は追いかけっこが大好き!
猫がよく猫同士で追いかけっこをしているのを見かけたことはありませんか?
猫は、追いかけるのも追いかけられるのも大好きなんです!
本能的なことが理由となりますが、追いかけっこは猫にとってストレス解消になるからです。
そして、猫同士だけでなく、心を許しているモノ、ヒトであれば猫と追いかけっこすることはできるのです。
ですので、猫が急に目の前を走り去るようなことがあったら、それは「追いかけっこしよう」の合図かもしれません。
飼い主さんにとって猫との絆を深めるのに、一役買いそうですね。
追いかけっこが大好きな理由
猫は、何かを追いかけるというのは本能的に備わっていることもありますが、逆に追いかけられることも好きなのです。
また、猫にとって追いかけっこはストレス解消にもなると言われています。
そして、猫同士だけでなく、心を許している飼い主さんを相手に追いかけっこも出来るんです。
動物特有の狩猟本能が満たされるだけでなく、飼い主さんとのスキンシップにもなります。
猫にとって、大好きな飼い主さんと楽しさを共有しているという気持ちになり、とても喜びます。
ですので、猫が「追いかけっこして遊ぼ!」と誘ってきたらできる限りその気持ちに応えてあげると良いでしょう。
狩猟本能で好きになる
猫は、猫じゃらし、ピンポン玉や懐中電灯など目の前でちょこちょこ細かく動くものを見ると我を忘れて夢中になります。
この行動は、動く獲物を捕らえようとする狩猟本能です。
ちょこちょこ動くものは、本来、地面を這う小動物や、空中を飛ぶ虫や鳥、水中の魚など野生の猫にとってはエサになるものばかりです。
ですから細かく動くものを見ると、「おっ、エサを見つけたぞ」となって興奮してしまうのでしょう。
このように何かを追うことでハンターの本能が目覚めるのです。
家の中にいる猫にはそのような機会がありません。
追いかけっこは遊びの一種ではありますが、狩猟本能を呼び覚ますことができて満たされるのでしょう。
猫と人間の追いかけっことは?
追いかけっこは、猫同士であっても、人間とであっても、猫にとっては遊びのひとつです。
「追いかける」というのは、捕まえたいという狩猟本能が掻き立てられるのですが、大好きな飼い主さんとの追いかけっこは、楽しさを共有できますのでとても大切な時間になると思います。
そんな猫との追いかけっこを充分に楽しむには、4つポイントがあります。
その4つをおさえておくと、飼い主さんも猫もすぐに飽きてしまったり、嫌になってしまったりすることがなくお互いが楽しめるようになりますよ!
姿を完全に隠さない
猫と追いかけっこをするときには、完全に姿を隠さないことがポイントです。
本来猫は、隠れて獲物を待ち、近づいてきたところで素早く飛び出して捕まえるということをします。
猫同士でも、物陰に隠れて突然飛び出しして驚かせたり、見つけにくるまでジッと隠れて待っていたりといった遊び方をします。
猫は、追いかけっこで獲物(対象物)を見つけたときに、近づいて捕まえるということに楽しさを感じます。
獲物(対象物)見つからなければ追いかけっこができません。
ですので、姿を完全に隠さず、わざといる場所を教えてあげるなど、猫から見てここにいるというのが分かるようにしてあげましょう。
アクションを多彩にしよう
猫は単調な動きよりも変化があり、少し読めないような動きを好みます。
猫にとってそのような動きはスリルがあり興奮します。
これも狩猟本能を掻き立てられるひとつになりますので、動きの読めない獲物(対象物)になったつもりで追いかけっこをするのがよいでしょう。
ですので追いかけっこをするときも、ただ追いかけるだけではなく、急に立ち止まって焦らせてあげたり、追いかけられていたのが突然追いかけたりなど、変化をつけてあげると猫は喜びます。
隠れていて、突然飛び出してみるというのもよいでしょう。
スリルを味あわせてあげるというのがポイントです。
10分が目安
猫にとって大好きな追いかけっこも、長時間遊び続けているとさすがに、疲れてしまいます。
だいたい10分を目安にして遊びましょう。
大人になった猫は、疲れを感じると追いかけっこをやめてしまうのですが、子猫の場合、疲れ知らずで、無限に遊ぼうとしてしまいます。
疲れ果ててしまうので10分遊んだら休憩するを繰り返してあげると機嫌が良いです。
また、長時間の遊びは、楽しくても集中力が切れて飽きてしまうということもあります。
嫌になってしまう前にやめて、少し名残惜しいくらいで止めておくと、これからも猫は追いかけっこを楽しむでしょう。
一方的に追いかけない
猫との追いかけっこで、気をつけたいことがあります。
それは、一方的に追いかけてしまうことです。
追いかけ過ぎると「追いかけっこ」ではなく「追いかけ回す」になりかねません。
猫は「追い回されている」という気持ちになってしまうと、楽しむというより恐怖心が出てきてしまいます。
それによって人間不信になったり、ストレスで病気になってしまったりすることもあります。
ですので、追いかける役と追いかけられる役を交互に行うようにしましょう。
とはいえ、猫も飼い主さんも心から追いかけっこを楽しむということが一番大切ですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
猫がなぜ、追いかけっこが好きなのかお分りいただけたかと思います。
そして、4つのポイントをおさえて猫と追いかけっこをするとお互い楽しくスキンシップを図ることができるでしょう。
飼い主さんい「追いかけっこ」に付き合うのは体力的にも大変かもしれませんが、猫にとってストレス解消になりますし、これも大事なコミュニケーションの一つです。
大切な家族と絆を深めるチャンスですので試してみてくださいね。
犬にも筋肉痛がある?
走り回る犬の姿はカッコよくて爽快です。
ドッグランに行くと本当にうれしそうに走りますよね。
そんな走るのが大好きな犬は筋肉痛になるのでしょうか?
結論から言うと、犬も筋肉痛になります。
人間と同じで普段から運動していない犬は、筋肉が鍛えられていないので筋肉痛になりやすいのです。
人間もあまり動かないでいると筋肉が鍛えられません。犬も普段から適度な運動で筋肉を鍛えることが必要です。
筋肉痛の症状やそれを和らげるマッサージについてご紹介します。
犬の筋肉痛の症状とは?
若くて元気な犬ほどテンションが上がりやすいです。
遊ぶのが楽しくて、
ついエンドレスで走ってしまったその時、
いつもよりも激しい運動が筋肉痛を引き起こします。
運動の後に疲労物質である乳酸がたまって血行が悪くなるのではないかと言われたり、
激しい運動で筋繊維が炎症を起こしているとも言われています。
犬の筋肉痛の症状にはどのようなものがあるか、見ていきましょう。
痛い場所を舐める
犬は怪我をした場所を舐めて治そうとする性質があります。
肉球をペロペロしているので見たら怪我していたということはよくありますね。
筋肉痛の場合も、その場所を舐めて治そうとしていることが考えられます。
やはり普段と違う痛みは気になりますから。
ドッグランで遊んだ午後やアウトドアを楽しんだ次の日など、様子を観察してみましょう。
いつもよりもおとなしくしているとか、
散歩の時間になっても横になってペロペロ舐めている仕草が見られたら筋肉痛かもしれません。
足を引きずっている
犬の筋肉痛がひどい場合、足を引きずって歩いているという状態もあります。
カクカクとした歩き方でびっこを引いているようなこともあります。
とても痛みが強い時、人間も歩いたり階段を登るのが辛いですよね。それと同じ状態です。
筋肉痛は無理しなければ、2~3日で自然と治るもので心配はいりません。
でも、足を引きずるということは筋肉の痛みだけでなく関節痛の場合もありますので、
よく様子を見た上で数日続くようなら病院で診察を受けましょう。
筋力の低下で震える
若い犬が遊びすぎて筋肉痛になってしまう場合、筋肉を鍛えていくことで筋肉痛の頻度は減っていきます。
老犬になってくると無茶な運動はしませんが、筋力が低下してくるために体が震えることがあります。
おすわりをするだけでも足腰がふらついてぷるぷる震えたりします。
筋肉痛になりやすい体になってしまうと言えるでしょう。
また体の体温を上げる筋肉量が減ってしまうので、体温調節が苦手になります。
寒い時期や冷房が効いている部屋で低体温になって震えてしまう場合もあるので注意しましょう。
犬の筋肉痛に効くマッサージ方法
筋肉痛は筋肉が炎症を起こしている状態です。
炎症を鎮めるための対策は、まず安静にすること。
そして痛みがある場所を冷やしてあげることです。
炎症があると熱を持っているため、冷やして熱をとってからマッサージをするのが効果的です。
熱がある状態でマッサージすると炎症を悪化させてしまうので注意してください。
犬の筋肉痛を和らげるマッサージ方法を知っておくと役に立ちます。
マッサージの準備方法
マッサージを行う前にまず温かい濡れタオルを用意します。
その濡れタオルを愛犬の患部に当ててマッサージする場所を温めます。
温めることで血行が良くなり、筋肉痛の症状が和らぐからです。
飼い主さんの手も温めてから行ってあげるとよいでしょう。
実際にマッサージする時間は5~10分程度で十分なので、
飼い主も犬もリラックスできる時間にゆったりした気持ちで行いましょう。
また臆病な子や初めてマッサージをする時はいきなり触るとびっくりする犬もいます。
「マッサージするね。」と声をかけて愛犬の心の準備もしてあげましょう。
優しいマッサージが効果的
筋肉痛は筋肉の炎症と深く関係していると言われています。
そのため、愛犬の患部を優しくマッサージすることが重要なポイントです。
優しいマッサージは血行を良くし、筋肉痛を軽減することにつながるからです。
手のひら全体を使って毛の流れに沿って優しく撫でてみましょう。
愛犬が気に留めることなく体の力を抜いた状態なら大丈夫。
その力加減で足はつま先の方に向かってマッサージします。
背中からしっぽの先に向けて、首から肩周りなどゆっくりとマッサージしましょう。
筋肉痛の時だけでなく、普段も少しの時間でマッサージをすることで
体の異変に気づくこともあるのでぜひ習慣にしてくださいね。
犬の筋肉痛を防ぐ予防方法
筋肉痛になって辛いのは犬も人間も同じです。
急激な運動にならないように、ドッグランなどで走る前などには
ウォーミングアップとしてリードを付けたまま軽く走ったりしてみましょう。
ゆっくり散歩をしてから走る時間を持つのも良い方法ですね。
そして普段の運動が愛犬にとって十分なものかどうかも一度チェックしてみましょう。
若く元気な犬は特に筋肉をしっかりつける散歩や運動を心がけてあげてください。
まとめ
運動能力が高い犬も筋肉痛になることがわかりました。
走り回って遊んだ後、寝ている愛犬の姿がより微笑ましくなります。
疲れた時に飼い主さんが優しくマッサージしてくれたら、痛みも和らぎ、犬もきっとうれしく満足でしょう。
思いっきり犬と遊ぶ時間もマッサージも愛犬との絆が深まることに繋がります。
ぜひ取り入れてみてください。
犬の愛情表現とは?
犬は人の心に寄り添ってくれる動物です。
私達が犬を大切に思っているのと同じくらい、犬も飼い主さんに対して多くの愛情表現を見せています。
言葉を話せない犬は様々な行動で飼い主さんへの愛情を表現します。
飼い主さんとの強い絆がある犬は、噛み付いたり恐怖心を与えるということはありません。
お腹を見せて飼い主に寄り添い、眠りについたりして愛情と信頼を示しています。
愛犬はどんな行動で愛情を伝えているのかを知ると、いつもの行動がもっと可愛らしく大切に思えるでしょう。
犬の愛情表現の伝え方を見ていきましょう。
犬の愛情表現の伝え方10選
犬との暮らしではさまざまな行動が見られ、その仕草はとても可愛らしいものですね。
普段よく見られる行動の中で、犬は飼い主に愛情を伝えているのです。それを10選、具体的に紹介します。
きっと「ああ、あれね。」と思い当たる行動だと思いますので、愛犬の愛情を再確認しながらお読みください。
犬の気持ちがわかったら、今まで以上に愛おしい存在になるでしょう。
仰向け状態でお腹を見せる
仰向け状態になってお腹を見せる行動は信頼とリラックスを表しています。
お腹は急所なので、それを見せることは飼い主さんへの絶大な信頼の証です。
気持ちが安定してリラックスできる場所でないと犬は仰向けにはなれません。
飼い主さんのそばだから安心していられるのです。
そのまま「ヘソ天」体勢で寝てしまう子もいます。
「かまってほしい!」とおねだりする時もお腹を見せることがあります。
それも犬が甘えている証拠なので、優しくお腹をなでてあげると喜びます。
尻尾をフリフリ
犬がしっぽを振るのはうれしい時と知られています。
家に帰ってきた時、しっぽを振りながら出迎えてくれると私達もとってもうれしいですよね。
そのように腰まで大きく左右に降っている姿は最大限に喜んでいる気持ちを表しています。
ただ、しっぽを振っていてもうれしい時だけとは限りません。
警戒していたり、不安を感じる時にもしっぽを振ります。
ネガティブに興奮している場合もあるので、飼い主以外の人や犬に対してのしっぽの振り方には気をつけてください。
笑顔を見せてくる
犬の笑顔とは、目を細めながら舌を出している表情のことです。
犬が飼い主さんに笑顔を見せる時は、飼い主さんと一緒にいられてうれしいという気持ちを表しています。
散歩の途中であなたを見上げて笑ったり、楽しく遊んでいる時に笑顔になったり、一緒にいる時間を愛犬は喜んで大切にしているのですね。
そんな時はきっと飼い主さんの方も自然と笑顔になっていると思います。
以心伝心。
愛情がお互いに伝わっている素敵な時間です。
飼い主の顔や口を舐める
特に子犬の時によく見られる行動として飼い主さんの顔や口元をなめてくることがありませんか?
犬が飼い主さんの口元をペロペロなめるのは、
子犬が甘える際に母犬の口元をペロペロなめる行為と同じです。
母犬の口元を舐めて、食べたものを吐き戻してもらおうとする本能が子犬にはあります。
子供が母に甘える行動で、顔をなめるのは相手への敬意とも言われています。
顔や口だけでなく手もペロペロしてくる場合がありますね。
またなでてくれたり、ご飯をくれる飼い主さんの手は、犬にとって愛情を感じる場所です。
お返しという気持ちで手をなめて愛情を伝えています。
飼い主や飼い主の物の隣で寝る
犬がスヤスヤ寝ている姿は本当に癒やされます。
熟睡できるということは安心できるからです。
そして飼い主さんの元や飼い主さんの物の隣で眠るのは、大好きな飼い主さんの匂いが感じられるためです。
犬は匂いに敏感なので、飼い主さんの匂いを感じることで安心するのでしょう。
一日を振り返ってみると犬はとても長い時間寝ています。
その眠っている時間ずっと飼い主さんの匂いで包まれていたいのです。
眠るという行動だけでも飼い主への深い愛情を伝えているなんて、可愛らしいですね。
飼い主の顔に鼻や頭をコツンとぶつける
ぼんやり考え事をしていたり、テレビを見ていたりする時に犬が鼻や頭をコツンと顔にぶつけてくることがありませんか?
これらは飼い主さんへの信頼が厚いことを表しています。
「ねえねえ、かまって。」というおねだりの意味もあるのですが、やはり飼い主さんに対してだからこその愛情表現。
犬はいつも飼い主さんに遊んでほしいという願いがあるのです。
ちょっと控えめなおねだりとも言われています。
それを知るとすぐに応じてしまいそうですね。
前足を乗せてくる
飼い主さんに前足を乗せてくる行動、
これはかまってほしい、遊んでほしい時のサインです。
私の犬は「もっとなででほしい。」とリクエストする時にも前足を乗せます。
これは子犬が母犬にお乳をおねだりする際の行動でもあります。
つまり飼い主さんに甘えているんです。
度が過ぎるのは困りますが、しばらく一緒に遊んだ後で満足している姿を見ると、そのリクエストに応じてあげたくなります。
頭や鼻をぶつけたり、顔などをなめたりするのと同じでスキンシップで愛情を伝えているのです。
自分のお気に入りのおもちゃを持ってきてくれる
犬は遊んでほしい時に飼い主さんにお気に入りのおもちゃを持ってきます。
心を許した飼い主さんと大切なおもちゃを共有したいという気持ちです。
犬にとって一緒に遊ぶ時間は幸せです。
また落ち込んでいたり、気持ちがふさいでいたりすると、犬がおもちゃを咥えて渡してくれるということもあります。
悲しそうな飼い主さんを見て、慰めようとしてお気に入りのおもちゃを差し出しているのでしょう。
人の気持ちを敏感に察することができるのです。
擦り寄ってくる
いろいろなおねだりの行動がありましたが、飼い主さんに擦り寄って、体をくっつけてくる行動も甘えている気持ちからです。
悲しい時や少し不安な時なども飼い主さんにピタッとくっついていると安心するのでしょう。
スリスリしてくるのは「大好き」と言っているのと同じなのです。
そして、反対に飼い主さんが元気がない時にも寄り添ってくれます。
人の心に敏感な犬だからこそ取れる行動です。
温かい体のぬくもりはお互いを癒やしてくれるものです。
じっと見つめてくる
人間の場合も母親と赤ちゃんは見つめ合って微笑み合うことがあります。
言葉がなくても通じ合うのです。
犬も飼い主さんをじっと見つめてくることがあります。
これは「アイコンタクト」と言って、とても大切な愛情表現の行動です。
ほとんどの動物は目を合わせることを嫌がるのに対して、
犬はアイコンタクトを取って人間とコミュニケーションできます。
そして飼い主と犬は見つめ合うことで、
愛情ホルモンのオキシトシンがお互いに高まっていると言われています。
犬がじっと見つめていることに気づいたら、
名前を呼んだり優しくさわってあげたりしましょう。
犬の愛情表現!噛むのはダメ
犬の愛情表現を10個見てきましたが、子犬の時の甘噛みはどうなのでしょうか?
甘噛みは子犬の時には確かに愛情表現の一つですが、
可愛いからと放っておくことは危険です。
なぜなら甘噛みをきちんと治さないでいると、
本気噛みに発展してしまうからです。
本気で噛むことは愛情ではありません。
人を噛んではいけないと必ず教えることが犬への愛情です。
甘噛みしてしまう理由
甘噛みは犬にとっては口を使ったコミュニケーションの一つです。
飼い主さんに甘えてじゃれついたり、リラックスしている時、暇な時に甘噛みしてきます。
ちょうど歯が生え変わるタイミングでもあり、かゆみや違和感を感じている時にも甘噛みします。
何でも噛んで学んでいく子犬の時期にはある程度必要なことです。
子犬が母犬や兄弟犬とじゃれあって甘噛みをすることでその痛さを知り、
自分で力加減を学んでいくのが一番良い成長です。
甘噛みは治すべき癖
子犬の甘噛みを可愛いからと放っておくと、だんだんエスカレートして自分の要求を通すために本気で噛むようになってきます。
本気で噛むと流血して大きな怪我につながります。
成長する上で、人間を噛むということは絶対にしていけないことだと教えることが大切です。
甘噛みを成犬の噛み癖に変化させてはいけません。
きちんとしつけをして甘噛みを治すことが愛情であり、犬のためになります。
手に歯が当たった時にはすぐにダメと伝えて無視することを繰り返すと、
子犬は噛んだらかまってくれないと理解します。
まとめ
犬への大きな愛情でいつも大切に接している飼い主さんたちですが、
犬からも多くの愛情が表現されていることがわかりました。
言葉は話せないけれど、いつも行動やしぐさで愛情や信頼、甘えなどの感情を伝えてくれているのですね。
そんな行動の裏の感情を理解して、ますます犬と心を通わせ、楽しい時間を過ごしていきましょう。
犬の避妊手術とは?
子犬を迎えて避妊手術をどうしようかと悩んでいる人もいるでしょう。
オスならば去勢ですが、ここではメスの場合の避妊手術についてそのタイミングや費用、
メリットデメリットなどについてまとめていきます。
避妊手術については賛否両論ありますが、参考にしてみてください。
メス犬に施す避妊手術は、外科的処置によって、生殖器(卵巣と子宮)を摘出し、
メスの発情期を抑制する効果があります。
また妊娠や女性ホルモンに関連して起こる病気の発生を予防することができるということからも勧められています。
犬の避妊手術のタイミング
避妊手術はいつ行うのがベストなタイミングなのかというのは、それぞれの犬によっても違ってきます。
何歳でするという決まりがあるわけではありませんが、
全身麻酔のもとで行う手術なので麻酔のリスクを考えると体力のある若い時にするのが良いでしょう。
また手術後のケアや抜糸など通院もあり、飼い主さんが余裕を持ってお世話ができる時期を選んでください。
犬の成長過程や体調などを見ながら、避妊手術のタイミングを獣医さんと相談してみてはいかがでしょうか。
いつまでにすれば良い?
避妊手術の目的の一つは生殖器関連の病気予防ということです。
それを考えると、最初の発情期の前に手術を行うと病気の発生を防ぐことが可能です。
犬の個体差にもよりますが、生後6ヶ月~1歳ほどで初めての発情期が来ます。
この頃は若くて元気なので、術後の回復も早く問題はないでしょう。
乳腺腫瘍の場合、発情前に避妊手術を受ければ発生率が0,05%ですが、
2歳半を過ぎてからではその発生率が約26%になるとも言われています。
また避妊手術が早すぎると尿もれしやすいということも言われています。
最初の発情が済んで3ヶ月ほどたち、性ホルモンの影響がなくなった時期が最もタイミングが良いという意見もあります。
発情期は手術不可能
犬の発情期はたいてい半年周期で訪れます。
避妊手術を1度目の発情期の後に設定するとその間に行うということになります。
発情期には手術はできないからです。
発情期の子宮はとても腫れており、痛いほど充血しています。
手術する際に出る血液が大量になり、ホルモンバランスの急激な乱れによって体調不良を起こしかねません。
発情が終わってもしばらくは子宮が腫れた状態なので、最低でも1ヶ月は空けて避妊手術の日を決めましょう。
犬の避妊手術の費用
動物病院では自由診療なので、病院によって診察・治療の費用が違います。
犬の避妊手術にかかる費用について調べてみました。
大型犬は小型犬よりも高く、動物病院により手術前後の処置には違いもあります。
例えばエリザベスカラーの貸し出しなど細かなことでも、きちんと聞いて納得して受けることが大切です。
ペット保険の対象かどうかについても説明します。
ペット保険の対象?
避妊手術はペット保険の対象なのかという疑問を持つ飼い主さんがいるでしょう。
避妊手術は残念ながらペット保険の適用にはなりません。
ペット保険が補償しているのは、
定期的に費用を払った人に対して予期せぬ病気や怪我にかかった場合の治療となります。
避妊手術は自発的に行う予防手術のため、保険では補償されません。
ただ、一部の保険では避妊手術を受けているということで将来の病気のリスクが軽減されるため、
その後の保険料が割安となる制度もあると聞いています。
ペット保険は最近補償内容も幅広くなっているので、一度確認しておくと良いでしょう。
相場はいくら?
基本的に自由診療となるため病院によって入院費・手術費が異なりますので、大体の相場を説明します。
大型犬で60,000~80,000円、小型犬で40,000~60,000円くらいになるでしょう。
薬の量は犬の体の大きさに比例するので、麻酔薬や他の薬なども大型犬では多く使用することになり、費用も高くなります。
また、手術前後の検査や処置なども病院によって違いがあり、それらも含めての費用として病院により幅があるようです。
犬は避妊手術後どうなる?~メリット編~
犬が避妊手術を受けたことによるメリットについてまとめましょう。
まずは子宮蓄膿症・乳腺腫瘍・卵巣疾患などの病気の予防ができます。
早めに避妊手術を受けることでその予防の確率は上がるので時期が大切です。
それ以外にも腎臓病などの病気にも生理は影響を与え、悪化することがあります。
次に発情がなくなるので、発情に伴うストレスや興奮がなくなります。発情中のメス犬は特有のフェロモンを出し、オス犬が興奮することがあります。
そのために事故的な交尾・妊娠が起こりますが、避妊していればその心配はありません。
生理後に偽妊娠という状態が起こることも防げます。
偽妊娠とは妊娠していないのに、腹部が膨らんだりつわりのような状態になったりすることです。
犬は避妊手術後どうなる?~デメリット編~
次に避妊手術のデメリットについて見てみましょう。
まずは妊娠できないので、繁殖することができません。
愛犬の子供を残したいと思ってもそれは叶いません。
また難しい手術ではありませんが、体の状態に関するリスクがあります。
全身麻酔は年齢や持病によりそのリスクも大きいので、獣医さんとよく相談することが大切です。
術後にはホルモンバランスが変わり、太りやすいとも言われています。
しかし肥満は食事や運動により防ぐことができますので、避妊手術だけの問題ではありません。
費用がかかることでためらう飼い主さんもいます。
保険適用もないため、確かにある程度の金額が必要です。
まとめ
メス犬の避妊手術について費用や時期など参考になる点はあったでしょうか。
病気予防というメリットも大きいですが、自然に反しているから嫌だという飼い主さんもいます。
自発的に行う手術なので、メリットデメリットを家族でよく話し合い判断することが大切です。
愛犬の暮らしが安全で過ごしやすいものとなるように考えていきましょう。
犬のストレスチェック!ストレスの原因とは?
犬は太古の昔から、その身体能力の高さや人とのコミュニケーションによって
お互いが掛け替えのない相棒として生活してきました。
そんな密な関係が少しでも崩れてしまうと、
信頼関係にヒビが入り犬自身のストレスへと発展してしまいます。
運動や刺激が足りない・環境の変化や自分への注意が向けられないなどの他に、
犬の体に痛みや苦しみがある場合も大きなストレスとなります。
また可愛がってくれた大好きな飼い主さんが亡くなってしまった場合も原因となり得ます。
人も一日中何もせず誰とも話さない刺激のない毎日を過ごしたとしたら、
きっと大声で叫びたくなるのではないでしょうか。
大切な家族を失ったら、寂しくて落ち込んでしまいますよね。
人間と共に生きる事を選んだ犬は、悲しいほど人と同じようにストレスを感じる動物です。
犬のストレスチェック!犬の行動がおかしい?
ストレスと言っても、全部の犬が同じ行動をするとは限りません。
「今までとは何かが違う」、「今までやらなかった行動をするようになった」など、
少しでも違う事があれば、その時だけの一時的なものなのか、
毎日もしくは一日中しているのか注意深く観察する事が重要になります。
可愛らしい行動だと思っていたら、ストレスだった事もあり得ます。
大切な家族の一員である以上、今までと違う環境の変化があった場合は、
犬の様子をしっかり見てあげて下さい。
しっぽを追いかけ回してしまう
よく飼い主さんが知っている異常行動のひとつとして、
犬が自分のしっぽを追いかけてクルクルと回っている姿が挙げられます。
自分のしっぽで遊んでいる可愛い姿として見過ごされてしまいがちですが、
常同症と言われる状態かもしれません。
長期間に渡るストレスを解消しようと、ずっと同じ事を繰り返したり、
血が滲むまで体を噛み続ける自傷行為は心の病気に掛かっている可能性があります。
ご飯の時間が一番の楽しみ
どんな小さい超小型犬でも散歩に行き、土や草の匂いを嗅ぎながら刺激を受ける事は大切です。
また、信頼する家族の手の温もりは、不安や寂しさを払拭させる大きな力があるんです。
そんな些細な事も満足に与えられずにいると、
その気持ちを食べる事で満たそうと「過食」に走ってしまう事を「肥満症」と言います。
スキンシップや散歩が足りていない犬が、
ガマンにガマンを重ねて食事にだけ楽しみを見出す状態ですから、異常としか言えません。
飼い主の呼びかけを無視する
良い行動をしたら、すぐ褒める。
いけない事をしたら、無視をして反応しない。
これは犬のしつけをする上で、良い行動を増やしていく大切な飼い主の常識です。
このことから、犬は人と同じように褒められると嬉しいし、
過去の事柄をよく覚えているのがわかりますよね。
飼い主から嫌な事をされたり、最低限の楽しみを奪われる事が積み重なると
「楽しみを奪わないで!」と感情が爆発し、唸る・噛むなど「攻撃症」になる場合があります。
名前を読んでも聞こえないフリをするなど飼い主に対して反抗的になっているんですね。
体のお手入れや悪天候続きで散歩に行けないなど不可抗力もありますので、
おやつをあげながら最短でブラッシングしたり、
家の中で体を使った遊びを考えたりと出来る範囲で気をつけてあげましょう。
飼い主から離れない分離不安
飼い主から捨てられたり、
留守番中に地震や雷など恐怖体験をした、
家族が増えて構われなくなった、
など育つ環境や生活する上でトラウマになるようなストレスを感じた婆氏、
「分離不安」という心の病気を発症する事があります。
ひとりでいると不安を強く感じ、飼い主から離れられなくなります。
環境だけでなく、加齢や体の痛みなど病気が元になる場合もあるので
その時々の犬の状態に合わせた治療を考えましょう。
しきりに体をかきかき
毎日のストレスの積み重ねにより、
犬が退屈しのぎに体を掻いたり足先を舐めたりしている内に本当に痒みが出てきて、
それを気にしてまた掻いたり舐めたりを繰り返し炎症が悪化し
「皮膚炎」を発症する場合があります。
退屈しのぎにした行動が犬自身の体に悪影響を与える事が多いので、
人がストレスで体に異常が出てくる円形脱毛症などとは異なりますが、
いずれにせよストレスが体に大きく影響を与えますので注意してあげましょう。
犬のストレスチェック!ストレスで患う病気
犬がストレスによって影響を受ける体の器官は、内分泌系、自律神経系、免疫系など挙げられます。
全くストレスのない生活を送るのは不可能に近く、
来客など短時間だけ犬をケージに入れても病気になる事はないでしょう。
ストレスは慢性的に犬の心にダメージを与え、
胃腸障害やクッシング症候群、糖尿病などが発症・悪化すると言われています。
過剰なストレスを受けなくても病気になる可能性はもちろんありますが、
飼い主の注意によって防ぐ事が出来るなら犬の為にストレスを軽減させる努力をすべきでしょう。
犬のストレスチェック!ストレスの発散方法
犬は、人間の為に改良されてきた動物です。
人と一緒に獲物を追って狩りの手伝いをしてきたり、
救助犬として活躍してきたり、現代で馴染みの強い仕事で言えば、警察犬や盲導犬でしょうか。
それぞれ適性を考えて改良されてきていますので、
ペットとして家庭で生活する犬も本能として残っています。
家庭で出来る範囲のストレス解消法をご紹介していきますので、参考にして下さい。
スキンシップ
犬は飼い主とスキンシップをとる事で、
リラックスをしてストレス軽減すると言われるオキシトシンが分泌されると言われています。
このオキシトシンは、別名「幸せホルモン」と呼ばれていて、
犬だけでなく飼い主も同じ状態になります。
耳の付け根やアゴ、首から背中にかけてゆっくりと撫でるだけで効果が期待されます。
また血流促進と疲れを癒す為に、指の腹で優しくマッサージしてあげるのも効果的です。
飼い主を見上げることの多い犬は、
首回りや肩にかけて驚くほど凝り固まっているのをご存知ですか。
スキンシップの重要性がわかりますね。
散歩などの運動
運動不足解消に最も有効な散歩は、どんな犬でも積極的に行ってあげましょう。
走るのが得意な犬種ならボール遊びやドッグランなどで思いっきり走らせてあげたり、
隠したおやつを探させる嗅覚を使った遊びは犬の本能を刺激し、持病のある犬やシニア犬にも有効です。
犬の体力に合わせて散歩時間も調節してあげます。
元気な大型犬に30分程度の散歩では足りないですよね。
嗅覚の発達した犬の為に、散歩中は安全に配慮しながら匂い嗅ぎもさせてあげましょう。
またたまにはいつもの散歩コースではなく、
違う道を歩いてみると刺激を受けて探究心を刺激させてあげる事が出来ます。
まとめ
複雑な人間と違い、犬は飼い主との信頼関係と本能を満たしてあげる事でストレスを解消してあげられます。
自分で解消することの出来ない犬の為に、
飼い主が気遣い寄り添うことで安心して暮らす事が出来ますので、
ちょっとした変化も見逃さないようにしてあげたいですね。
猫がなつかない人の特徴とは?
猫が飼い主に甘えて過ごしている姿はとても微笑ましく、
そんなひとときが欲しくて猫を飼おうと考える方も多いと思います。
人に人見知りがあるように猫にも警戒心が強くすぐなついてくれない事もあり、
原因がわからないまま距離が縮められずに寂しい思いをしてしまいます。
自分では嫌われるような行動をしていないと思ってはいても、
猫にはどうしてもなつけない理由があり信頼感も築けていない事があります。
なついてもらえない原因を詳しく調べて見ました。
距離感が近い
猫は個人的距離、社会的距離、臨界距離、逃走距離の4種類の距離感を持っています。
個人的距離は特に仲の良い猫や心を許している飼い主のみが入れる距離間で、
見た事のない猫や知らない人にはどうしても警戒心を持ってしまいます。
社会的距離は個人的距離よりも少し広い範囲をさしていて、
同居猫、顔見知りの猫や人であれば立ち入る事を許してくれます。
臨界距離では見知らぬ猫や人は立ちるり事ができず、
無理に近づこうとすると自分を守るために威嚇や攻撃をする場合があります。
逃走距離では知らない人や猫と会った時に逃げてしまいます。
まだ慣れていない状態や近づくのを嫌がる場合は、そっとしてあげる事が大切です。
動作が荒い
猫にとってオーバーなリアクションなどは威圧感を与えてしまう事もあり、恐怖を感じさせてしまいます。
自分ではあまり気にならないドアの開け閉めが猫には乱暴に感じられ、
普通に歩いているつもりでも足音が大きく聞こえている事もあります。
落ち着きがなく動き回る行動も、猫から嫌われる原因のひとつです。
寝ている時間が長い猫にとってゆっくり過ごせる空間が大切ですので、
何気なく寄り添ってあげる動作を心がけるようにします。
低い声や大きな声を出している
猫は人間よりも聴覚が優れている為、大きな声に敏感に反応します。
普通に話しかけているつもりでも驚いてしまうような時には、声の大きさが原因で怖がっている場合があります。
男性的な低い声は唸り声のようにも聞こえて、
威嚇されているのではと勘違いをしてしまう事があります。
猫は高めでささやくような声に安心しますので、
避けられてしまうような場合はいつもよりも優しい声で接するようにします。
最初はぎこちなくても少しずつおたがいが慣れて、信頼関係が生まれるようになります。
目をじっと見つめている
猫の世界ではお互いの目を見つめ合う事は喧嘩をはじめるサインになりますので、
大きく目を見開いて真正面から見つめないように注意します。
目を細めるしぐさや瞬きをしている場合はリラックスしている状態で、
そばにいっても怒る事がなく仲良くなれるチャンスでもあります。
一緒に生活をしていると様々な猫の表情がある事がわかり、
心を許してくると自分から飼い主を見つめるようにもなります。
心が通じ合ってくれば表情を見るだけで、
猫の要求している事も読み取れるようになります。
苦手な匂いがする人
猫は人間以上に鼻が利く為、香水や香りの強い柔軟剤を嫌がる事があります。
自分では良い匂いだと思っていても、
猫が嫌がるそぶりを見せるような時はあまり香りが気にならない物に換えて様子を見るようにします。
それでも効果がない場合は猫に接する時だけ香水をつけないようにし、
柔軟剤を使っていない服を身に付けるようにします。
他にはレモン、シトラスなどの柑橘系やたばこの臭い、
虫刺されの薬や湿布など鼻がツーンとする臭いが苦手な事もあります。
猫がなつかないのは性格の種類にもよる?
野良猫や保健所から譲り受けた猫は、人に対して慣れていない為に恐怖心を持ってしまいなつきにくい場合があります。
メスよりもオスの方が飼い主に甘える事が多く、メスは気の向いたと時だけ甘えるような所があります。
これ以外の理由でなつきにくい猫の場合には、性格や種類にも関係があるのかを調べて見ました。
マイペースな性格
猫は本来単独行動をする事が多く、
マイペースな性格の猫は特に飼い主の指示に従うのを嫌い他者に合わせようとしない事があります。
家に住み慣れてくると自分が安心できる場所を幾つか見つけて過ごすようになり、
気が向いた時だけ飼い主のそばに行くようになります。
抱っこや触られるのを嫌がられてしまうと寂しい気持ちになってしまいますが、
寝ている時のしぐさや表情は可愛らしく美味しそうにご飯を食べている様子は癒しを与えてくれます。
ツンデレな性格
ツンデレな性格の猫は自分から飼い主に甘える事や触られるのを嫌がり、
気が向いた時だけかまってほしいため扱いにくい面があります。
そばにこないような時には無理をせずに、自分から進んで来てくれるのを待ちます。
焦ってしまうと逆効果になってなついてくれない事もありますので、気長に待ってあげるようにします。
甘える事が少なくても飼い主の声に反応し警戒する様子が見られなければ、
少し寂しい気持ちにはなりますがなつている証拠です。
猫がなつかない時の対策
猫の飼い方についてネットなどでわかりやすく教えてはくれますが、
中々なついてくれず様々な方法を試しても駄目な時には心が折れてしまいます。
性格や種類によって扱い方が異なり、知らず知らずのうちに猫に警戒心や恐怖感を与えている場合もあります。
日々の猫の行動を観察しながら、対策を幾つか考えてみました。
視線を反らして近づく
猫に嫌われずに逃げられないようにするには、
目線を合わせないようにしてゆっくり近寄り安心させてあげるようにします。
逃げ出したり嫌がらない場合は、喉や首の周りなど猫が気持ちよく喜んでくれる所を優しく撫でてあげます。
撫でる場所や触り方で嫌がる場合や怒る事もありますので、猫の表情を見ながら接してあげるようにします。
猫も安心できる人だとわかれば心を開いて、なついてくれるようになります。
無関心のふりをする
飼い主は可愛らしさからついかまってしまいたくなりますが、
自由にしていたい猫にとっては苦痛で嫌われてしまう原因にもなってしまいます。
あえて気ままに行動をさせてあげれば、猫にとっては居心地が良く過ごしやすくなります。
寝ている事が多い猫ですが野性的な面もあり、常に警戒心を持っていて人の気配や物音に反応します。
信頼感が生まれてくると飼い主の足音や声には警戒しなくなり、安心して眠るようになり可愛らしいしぐさも見せてくれます。
おやつやご飯で仲良くなる
お腹が空いてくると我慢ができなくなり、
食いしん坊な猫なら好物の物をあげれば少しづつ距離を縮めていけます。
慣れないうちはお腹が空いていても近づこうとしない場合がありますので、
姿を見えないようにすれば安心して食べてくれるようになります。
ご飯やおやつを与えてくれる人は猫にとって大切な存在で、
あまりなついていない状態でも時間が来ればそばにくるようになり信頼感ができていきます。
少し高めの声で話す
猫に接する際は女性のように優しくやや高めの声で話をしてあげると、怖がらずに安心して逃げなくもなります。
音に対する反応が意外にも多く声のトーンによって怒られていると思う場合や、くしゃみの音にも驚いてしまう事があります。
声が低い人にとっては少々負担に思えてしまいますが、小さい子供に言い聞かせるように優しく接してあげるようにします。
おたがいに慣れてくれば当たり前のようになり、そばに来てくれる事も多くなっていきます。
まとめ
猫がなついてくれない理由は幾つかあり、一緒に楽しく過ごすためには努力も必要になります。
可愛らしくてつい自分の思い通りにしたいと思ってしまいますが、
猫の表情を見ながら喜んでもらえるようにすれば嫌がられる事も少なくなります。
日常生活の中で愛猫との距離感を上手に保ちながら、おたがいが幸せな時間を共有できれば最高です。
犬が人の髪の毛を食べるのはなぜ?
犬が人の髪の毛を食べる!?
ショッキングな内容ですが、珍しいことではありません。
犬は基本的に何でもすぐに口に入れて確かめる習性があるので、髪の毛もその一つと考えて良いでしょう。
しかし、なぜ髪の毛を食べてしまうのか?
ここでは犬が髪の毛を食べてしまう理由をご紹介します。
ストレスからきている
人はストレスがたまると爪を噛んだり貧乏ゆすりをしたりしますよね?
無意識に行っていることが多いのですが、
これらの行動は情緒を安定させるためセロトニンと言われる脳内物質を増やすことに関係していると言われています。
それと同様に犬も無意識のうちに人の髪の毛を食べてしまうことがあるのです。
犬なりにストレスを緩和させる行動の一つで、髪の毛を食べることで気を紛らわせているのかもしれません。
遊びの延長でやっている
犬が髪の毛を食べる理由として一番多いのが、遊びの延長からの誤飲です。
犬にとって大好きな飼い主さんと遊ぶのはおもちゃより楽しいもの。
髪の毛は飼い主さんの一部となっているので魅力的に感じてしまうのです。
子犬はよく甘噛みと言って飼い主さんの手を噛みますが、
髪の毛は手と同じ「やわらかい」「変幻自在の複雑な動きをする」もの。
ですので、犬にとっては魅力的なのです。
この行動がエスカレートするとそれがエスカレートしてしまい口の中一杯に頬張りたい感情が出てきてしまうので、そのような癖はつけないようにしたいものですね。
犬が人の髪の毛を食べるのを防ぐ対策
髪の毛は食べてしまうと消化せず、そのままうんちに出てきます。
しかし、髪の毛というのは長いので切れずにそのままお尻から出ていることも。
獣医師に聞いたところ、無理やり引っ張ると腸が破れてしまうこともあるそうです。
できればそれは避けたいですよね。
そこで、ここでは犬が人の髪の毛を食べるのを防ぐ対策をご紹介します。
ストレスの原因を見つける
ストレスが原因で髪の毛を食べてしまう場合は、
髪の毛を食べる行動に注目するのではなく、
なぜ髪の毛を食べてしまうのかということに注目するのが重要です。
その上で、犬が髪の毛を誤飲しないよう小まめに掃除をするなどし、
犬へのストレスを軽減させてあげる環境を作るようにしてください。
髪の毛にじゃれつかせない
犬に髪の毛はおもちゃではないと認識させることも大切です。
ほとんどの犬はささいなきっかけから髪の毛に興味を抱き食べることに結びついてしまいます。
犬がちょっと髪の毛にじゃれついたくらいだと飼い主さんも深く考えないでしょうが、
徐々にエスカレートした際に手がつけられなくなってしまいます。
そうならないためにも、
愛犬が髪の毛にじゃれつき始めたらすぐにその場を離れるなどし、
髪の毛はおもちゃではないと認識させてあげるようにしましょう。
犬が人の髪の毛を食べるリスク
猫は毛玉を吐き出すことが得意ですが、犬は不得意です。
ですので、誤飲した髪の毛は消化せずうんちに出てきます。
うまく排便することができればいいですが、
体内に留まってしまうと毛球症を起こしかねません。
そして校門付近で髪の毛が絡まったことにより排泄障害、髪の毛を無理やり引っ張ろうとして腸が破れてしまうなどのリスクが高まります。
愛犬が相当量の髪の毛を誤飲した場合には、すぐに病院で診断を受けることをおすすめします。
犬は人の髪の毛以外にゴミやほこりも食べる
犬が食べ物以外のものを食べてしまうことを「異嗜(いし)」と言い、家の中に落ちているホコリや髪の毛、ひどければゴミ袋を食べてしまうこともあるとか!?
POINT
原因としていくつか考えられるのですが
・寄生虫症
・消化酵素の不足
・鉄欠乏などの栄養障害
・食事量の不足
など健康面の問題や
・退屈しのぎ
・飼い主の気をひくため
・ストレス
など精神面も問題もあります。
一日中ペロペロなめまわって食べてしまう場合は、
一度病院で血液検査をしてもらい鉄分・ナトリウムの値や腎臓・肝臓の数値を測定してもらうのがいいかもしれません。
まとめ
今回は、犬が人の髪の毛を食べる理由や原因などをご紹介してきました。
髪の毛を食べてしまうのはそこまで重大なことではないと思っていても、
犬にとっては重大な病気に繋がってしまう可能性もあります。
日頃からの愛犬の生活を飼い主さんがきっちり観察してあげることで防げることも多いかと思いますので、
少しおかしいな?と思いはじめたらしっかり観察するようにしましょう。
そして、異常がある場合はすぐに受診するようにしてくださいね。