犬にわさびや胡椒はNGの理由

結論から述べると、犬はわさびや胡椒を食べるのはNGです。 その理由は、わさびも胡椒も刺激物であるため。 人間でも辛いものなどの刺激物と言われるものを食べすぎると、お腹を壊してしまいますよね! 犬も同様に、わさびや胡椒を食べると、胃腸にとって刺激が強すぎるため、下痢などの消化不良や食欲不振を引き起こしてしまいます。

犬がわさびや胡椒を食べた時の症状

では、犬がわさびや胡椒を食べたときには、どのような症状が見られるのでしょうか? ここからは、ワンちゃんが体調を壊してしまったというサインを紹介します。 ぜひチェックしてくださいね!

吐き出せない・後に嘔吐

まず最初に、犬がわさびや胡椒を食べてもすぐには吐き出せません。 これは、犬は味覚(辛いなど)を感知する能力が低いためです。 喉の奥に流れた時にやっと少しだけ辛さを感じますが、そうなった時には、もう飲み込まざるを得ない状況となっており直後に吐き出すことはできません。 その一方で、大量に刺激物を摂取してしまうと後に体調を崩し、嘔吐するという症状が現れます。

下痢・脱水症状

刺激物により、胃の調子が悪くなり下痢を続けてしまうことがあります。 また、下痢が続いているときには脱水症状にも注意が必要です。 下痢と一緒に体内から水分がなくなるためです。 これが長引くと、命に関わる状態になるため、早い処置が必要不可欠。もし愛犬がぐったりしているといった様子がある場合は脱水症状も疑う必要があります。

犬がわさびや胡椒を食べた時の対処法

では、万が一食べてしまったらどうすれば良いのでしょうか? ここからは誤ってワンちゃんがわさびや胡椒を食べてしまった時の対処法を見ていきましょう!

落ち着いて見守る

まずは一度落ち着いて様子を見てみましょう。 食べたのが少量であれば体に異常もなく、大丈夫である場合もあります。 そんな中、食べてしまったものを無理に吐かせようとすると、今度は胃腸を傷つけてしまう可能性も…。 もし刺激物を食べてしまったとしても、まずは愛犬の様子をしっかり見守り、体に異常がないかをしっかりチェックすることが大切です。

獣医師の指示に従う

もし、わさびや胡椒などの刺激物を食べた後から嘔吐している、下痢が続いている、ぐったりしているという様子が見られる場合は急いで動物病院で診てもらい、獣医師の判断や指示に従いましょう。

まとめ

この記事では、犬にわさびや胡椒は大丈夫なのか?を解説しました。 どちらも刺激物なので、食べさせてはいけないNGな食べ物といえます。 飼い主の方は食べさせいないように注意することはもちろん、食べてしまった後は正しい処置をできるようにしておきましょう。

猫ニキビとは?

猫ニキビとは正式病名を「ざ瘡」といいます。 一般的には「猫ニキビ」の他にも「顎ニキビ」などとも呼ばれる、黒いブツブツの粒状の吹き出物のことを指します。 この記事では、そんな猫ニキビについて、できてしまう原因やケア方法、症状が出たときの注意点などを解説します。

猫ニキビの原因とケア方法

まずは、猫ニキビの原因とケア方法を見ていきましょう。 「この子すぐに猫ニキビができちゃう…」「気付いたらいつの間にか猫ニキビが…」という子は日頃の生活が問題かもしれませんよ。

食器の素材にアレルギーがある

最初に考えらえる猫ニキビの原因は「普段使っている食器」です。 ステンレスやプラスチックなど、食器に用いられた素材そのものにアレルギーを発症する猫もいます。 ぜひ一度いつもの食器をチェックしてみて下さい。 陶器製食器やガラスの食器はアレルギー反応が出にくいので、一度試してみるのも良いかもしれません。

雑菌が繁殖した食器

食器関連で、「雑菌が繁殖してしまっている」という場合も注意が必要です。 食器は、猫の唾液やフードが直せる触れることもあり、雑菌が繁殖しやすい環境。 気をつけていても、気付いたら雑菌だらけということも考えられます。 こまめに洗い、食器を清潔にすることで猫ニキビの発症が治るかもしれません。

フードが合っていない

また「フードそのものが猫にとって合わない」こともあります。 例えば、フードの脂肪分が多い、原料にアレルギーがあるといった猫の体質に適さないフードはニキビの原因となります。 猫の様子を観察しながら、少しずつ新しいフードに変えていくと良いでしょう。

過度なストレス

「過度なストレス」も猫ニキビが発症する原因の一つです。 例えば、環境の変化が生じることは猫にとって強いストレスです。 引越しをしたばかりであったり、今までとは違う生活環境になった、強く叱ってしまったという場合はそれがストレスの原因となっていることが考えられます。 原因を考えて対処してあげて下さいね!

グルーミング不足

「グルーミング不足」も猫ニキビが発症する原因の一となります。 猫にとって口周りの毛づくろいは、顎の下を含め、とてもやりにくい部位となります。 このように、上手に毛づくろいできない部分は汚れが残ってしまい猫ニキビに繋がります。 飼い主さんがコットンをお湯で濡らし、軽く拭き取ってあげるなど毛づくろいの手伝いをするなどケアをしてあげましょう。

ニキビダニ症

あまりにも猫ニキビが続く、ひどいという場合には「ニキビダニ症」を疑わなくてはいけませんん。 ニキビダニ症(毛包虫症)とは、ニキビダニ(毛包虫)が猫の毛の根元に寄生し、皮膚の炎症を引き起こす病気のことです。 このような場合は動物病院へ行き、ちゃんとした治療が必要となります。

ホルモンバランスが乱れている

去勢・避妊手術後ということであれば「ホルモンバランスの崩れ」も原因として考えられます。 こういった場合も、動物病院へ行き相談することが必要となってきます。

猫ニキビの放置はダメ!症状や注意点

猫ニキビの症状が見られたら、放置することは厳禁です。 ここでは、猫ニキビかな?と疑ったら確認しておきたい症状とその症状が出たときの注意点を解説します。

ゴマのような粒が見える

猫ニキビの初期症状として「黒いゴマに似た粒が顎に付着している様子」が見られます。 この時点では、猫本人の自覚もなく、特に気にするような素振りは見せません。 これを放置してしまうと、猫ニキビはどんどんひどくなっていきます。 飼い主さんがこまめに猫の口周りをチェックし、いち早く気づくことが大切です。

痒みで患部を引っ掻く

猫ニキビの症状が進んでくと、猫ちゃんも痒がり引っ掻き出します。 毛穴に細菌などが入ってしまっているためです。 猫がしきりに痒がり、後ろ足で掻いていたり、しばしば顎を物に擦りつける行動を見つけたら、止めさせ、チェックしてあげて下さい。 もし放置しておくと、痛々しい赤色の腫れができてしまうことも…。

痛みを伴う出血

猫が痒がっているのを放置すると「強い痛みを伴う出血」を起こしてしまうこともあります。 これは、細菌が毛穴に入り、感染が広がり、皮膚が膿んでしまっているなどの症状が出ているためです。 猫自身も非常に強い痛みを感じており、深刻な状態です。 こうなる前に一刻も早く病院に行くようにしましょう。

猫ニキビの拭き方

最後に、猫ニキビが発症したり、酷くならないために吹き方を紹介します。 ぜひこれを参考にしながら猫ちゃんの顎の下を拭いてあげて下さいね!

コットンやタオルで拭き取る

基本的に猫ニキビ予防のためには、顎の下の汚れをコットンや柔らかいタオルで拭いてあげましょう。 正しい吹き方として、ぬるま湯(約38度)に浸し、よく絞ったもので優しく吹くというのが基本となります。 軽く触れる程度に優しくがポイントで、あまり強くゴシゴシすると皮膚を傷つけてしまい、それは猫ニキビの発症を助けることに繋がってしまうので注意が必要です。

食後に顎の汚れを落とす

また、拭き取ってあげるタイミングとして「食後の後」というのは外せません。 食後などで、顎に食べかすが残っていると、雑菌が繁殖する可能性が高くなります。 食後は、顎の汚れをチェックし、食べかすが付着していた場合は、綺麗に取ってあげましょう!

まとめ

この記事では、猫ニキビについてその原因や、日々のケア方法、対処法などを解説しました。 猫ニキビの放置は厳禁で、もししてしまうと、どんどん症状は深刻に、猫も辛がってしまいます。 ぜひ、この記事を参考に飼い主であるあなたが、こまめにチェック、ケアしてあげて下さいね!