犬のダイエットにおすすめのフード・おやつ10選
犬のダイエットはなかなか難しく、飼い主さんたちの悩みの一つです。
おやつもねだられるとやっぱりあげたいのが本音のところ。
そこで、犬のダイエットにおすすめのおやつを10選紹介します。
*ダイエットには低カロリーなものがおすすめです。
*アレルギーを持っている場合は、素材にも注意が必要です。
*また人間の食べ物でも添加物ということが問題視されています。
*保存料、着色料の入っていない自然なものが一番安全安心です。
それぞれのおやつの特徴を読んで、愛犬に良さそうなものを選んでください。
ペッツルート ササミのチップ
鶏ササミを100%使った国産の無添加のおやつです。
高タンパク低脂質なので、ダイエット中の犬に理想的なおやつです。
ササミは犬が大好きで喜んで食べるので、犬種を問わず食いつきの良いおやつになります。
小さめの円形で、パリッと焼き上げてあり、小さく割ることもできるので小型犬も食べやすいです。
ポケットの中に入れておいてもベタつかないので、散歩などにも持っていきやすく、ちょっとしたご褒美の時でも活躍しそうです。
ペッツルート カロリーカットチーズ お徳用
チーズのおやつも犬が喜ぶ食べ物で匂いをすぐに嗅ぎつけて寄ってきます。
カルシウムもあり、栄養が豊富です。
カロリーカットチーズは、その名の通り、カロリーが控えめであり、体重を気にしている犬にもあげることができます。
また、塩分が約20%カットされているのもポイントです。
国産のチーズととうもろこしが入って、160gというお得なサイズ感も嬉しい商品です。
また密閉式になっているので、使いやすい点も便利です。
ジェーピースタイル 和の究み 歯磨きガムミニ
豚皮と米粉で作られたこちらの犬用ガムは、食物繊維が多く含まれる乾燥おから、オリゴ糖が配合されています。
食物繊維が多いため、腸内環境を整えることができます。
腸内環境が良くなることで、ダイエットにも良い効果が期待できます。
また、特殊な形でゆっくりと時間をかけてカミカミと噛んでいくタイプなので満足感もあり、歯垢歯石を付きにくくする効果により歯磨きの補助にもなります。
着色料や保存料も入っていません。
ペティオ 素材そのまま スティックタイプさつまいも
着色料や保存料を用いておらず、さつまいもの本来の優しい甘みを味わうことができる犬用おやつです。
素材が野菜なので、ヘルシーだと言えるでしょう。
さつまいもはお腹にも優しく、ビタミンや食物繊維が豊富な食べ物なので安心して与えられます。
アレルギー源になることもほとんどないでしょう。
与える量には気をつけなければいけませんが、このおやつはソフトでちぎりやすいので、飼い主さんがおやつの量を加減しやすくダイエットにも効果的です。
ドギーマン 犬用おやつ 無添加良品 香ばし鶏ささみチップス
こちらは着色料・保存料・酸化防止剤・発色剤などが不使用で、安心と美味しさにこだわった無添加おやつです。
素材にはヘルシーなササミが使用されています。
ササミは低カロリーで、人間もダイエット中にはよく食べる食材です。
肉が好きな犬にとってダイエットの時のおやつとしても問題なくあげられます。
ササミの香ばしさもあり、小さな円形で小型犬にも食べやすい大きさです。
簡単に割ってあげることもでき、べたつきもないので持ち運びがしやすくご褒美にも使いやすいです。
ドギーマン ヘルシーソフトササミジャーキー カットタイプ チキン
ササミのジャーキーです。
ジャーキーは犬が大好きなおやつですが、硬さが気になる飼い主さんもいます。
こちらのおやつは、ソフトタイプで細く小さな形になっています。
脂肪分が50%カットされており、シニア犬や成犬にもあげやすいおやつです。
鶏ササミが多く使用されているので、ヘルシーです。
ササミは鶏肉の中でもカロリーが低く、人間のダイエットでもよく利用されている食材です。
このおやつは香りが良いためか、食いつきも良いと評判です。
有限会社オリエント商会 馬肉五膳 ライト
5種類の薬膳が配合されたヘルシーな馬肉のおやつです。
馬肉は高タンパク低カロリーで、ダイエットには適しています。
手作り食の犬は体重管理をする場合、馬肉を食べさせることが多いです。
おやつとしてもその点、ダイエットに向いています。
また栄養面・健康面を考えて高麗人参など体に良い成分が入っているので、値段は高めですが安心して与えられるおやつです。
簡単に細かくできるので少しずつ回数を増やしてあげるのに適しています。
ペティオ おいしくスリム 砂糖・脂肪分ダブルゼロ カリカリボーロ 野菜入りミックス
体重管理を配慮している犬用ボーロです。
砂糖の約1/2カロリーの還元麦芽糖を使用。
オリゴ糖配合でお腹に優しく、鉄分豊富なほうれん草とカロテン豊富なかぼちゃ入りです。
指で簡単に崩れるほど柔らかく、丸呑みしても消化不良に陥りにくいおやつです。
あげやすい形状なので、愛犬とコミュニケーションを取ることができます。
一粒一粒が小さいボーロは量の調整も簡単で、与えやすくいろいろな工夫がされている点が嬉しいダイエット向きのおやつと言えるでしょう。
ドギーマン ヘルシーソフトササミジャーキー スティックタイプ
犬にウケの良い、とても強い匂いがするジャーキーです。
長いですが、ポキッと折れるので、安心してあげることができます。
ソフトタイプなので、小型犬やシニア犬でも小さくしてあげやすいところが量を加減しやすくダイエットに向いています。
ササミの脂肪分を50%カットして、低脂肪にしています。
匂いに敏感な犬にとって、食いつきの良いこのジャーキーは、ダイエット中でも愛犬にはおやつの喜びを与えてあげたいと思う人にとって嬉しい商品の一つです。
ドギーマン 低脂肪紗 プレーン 170g×3個セット
低脂肪でカロリーの低いササミと抗酸化成分「イミダゾールジペプチド」が含まれた鶏胸肉で棒状に形作ったおやつです。
体に優しい低脂肪タイプであるため、ダイエットをしている犬にとてもおすすめです。
うまみたっぷりで犬の食いつきもよいおやつです。
口当たりがよく柔らかく仕上げているのですが、弾力があるので手でちぎるのはちょっと難しいです。
小型犬には小さめにカットしてあげるほうが良いでしょう。
3個セットの方が安く買えてお得です。
犬のダイエットフード・おやつの与え方
犬はおやつが大好きだし、飼い主であるわたしたちも嬉しそうに食べる姿を見ると楽しい気持ちになります。
しつけの時にもおやつをご褒美として使うことで、飼い主さんと一緒に何かをする喜びが得られ、楽しく幸せな生活ができます。
でも、ついついあげすぎてしまって肥満になってしまったり、おやつの食べ過ぎで栄養状態が壊れてしまっては問題が大きくなってしまいます。
ダイエット中という犬のための「おやつの与え方」のポイントを確認してください。
あげる回数を工夫
犬はご飯やおやつなどを噛まずに飲み込んでしまうことがあり、その量よりももらった回数が多いほうが満足します。
小さく分けたおやつを何回ももらうほうがその回数分だけ幸せな気持ちになれるのです。
特に嗅覚が優れているので匂いが強いものが好きです。
ですから、大量のおやつを一度にあげることはおすすめしません。
おやつは数回に分けて、必ず飼い主さんの声かけの後であげてください。
小さなおやつの回数を増やすことで、結果的におやつの量が減り、ダイエットに繋がります。
適正量に従う
おやつを必要以上にあげてしまうことで、肥満や健康を損なうことになります。
犬の体を作っていくには栄養バランスが取れた食事が大切で、おやつは楽しみの一つとして捉えてください。
1日にあげるおやつの量は、食事の10~20%までに留めましょう。
ドッグフードは栄養バランスが整っているものを与え、しっかりとした食事を摂らせる必要があります。
フードの袋にも基準となる量が書いてありますが、気になる時は獣医さんに相談してみることも良いでしょう。
そして、一日のおやつ量を決めて容器に入れておくとあげすぎることがなくなると思います。
まとめ
犬が健康的に長生きするポイントの一つは「肥満でないこと」という話を聞きました。
人間同様、食べ過ぎや栄養バランスの偏りは不健康につながり、病気になりやすいそうです。
体重管理はぜひ行いたいものですね。
ダイエットに適しているおやつ10選を紹介しましたが、気になるものはありましたか?
愛犬のダイエットに効果があれば幸いです。
おやつの量や回数にも注意してもらって、飼い主さんとの楽しいおやつ時間に役立ててください。
トイプードルのカット・トリミングの頻度
トイプードルのカットやトリミングの頻度を知ることで犬にストレスを与えないようにすることができ、おすすめです。
カットやトリミングの頻度はトイプードルの年齢によって変わるため、把握しておくようにしましょう。
トイプードルは可愛らしい外見の犬種ではありますが、毛玉ができやすい犬種でもあり、定期的にカットやトリミングをする必要性があります。
次に、トイプードルのカットやトリミングの頻度について紹介するため、正しい頻度を知りたい人は参考にしてください。
トイプードル(成犬)の頻度
成犬のトイプードルのカットやトリミングの頻度は月に一回がおすすめです。
カットを怠けてしまうと毛玉が溜まってしまうため、見栄えがわるくなり、可愛らしさも軽減されてしまいます。
毛玉が多くなるといあざカットやブラッシングする際に手間がかかってしまうようになるため、定期的にカットすることは大切です。
また、静電気が発生しやすくなるデメリットもあり、埃などを吸い寄せてしまい、毛や皮膚に悪影響を及ぼしてしまう危険性もあります。
シニア犬(老犬)の頻度
シニア犬の場合は成犬と比べると体力が低下してしまっているため、カットやトリミングに耐えることが困難になりやすいです。
そのため、こまめにトリミングすることは控えましょう。
トリミングを行わない代わりに定期的にブラッシングをしてあげたり、グルーミングスプレーを利用して綺麗にしてあげるようにしましょう。
ブラッシングをすることで毛玉を取り除くことができ、グルーミングスプレーは毛や皮膚の汚れを落とすことができるアイテムであり、シャンプーと同等の効果を得ることができます。
パピー(子犬)はいつから?
子犬にはワクチンを接種する義務があり、摂取から2週間から1か月経過してからトリミングなどを行うようにしましょう。
ワクチンを接種することができないとトリミングなどを行うことができず、ペットショップなどでもワクチンを接種した書類が必要となります。
ワクチン接種から2週間以内ではワクチンの効果が得ることができていない可能性があり、万が一噛まれてしまうと飼い主自身が病気になってしまうリスクがあります。
ちなみにワクチン接種は数回に分けて行われることが多いため、注意が必要です。
季節で頻度が変わる?
犬種によっては換毛期があり、季節に適した毛に生え変わる場合もありますが、トイプードルの場合はシングルコートの毛質であるため、季節によってトリミングの頻度を変える必要があります。
夏場で毛量が多いと蒸れてしまう原因になるため、サロンに通う頻度を多くし、トリミングを頻繁に行ってもらうようにしましょう。
一方冬の季節であれば温かさを得る必要があり、トリミングの頻度は2か月に1回程度に抑えるようにしましょう。
トイプードルのカット・トリミングのオーダーの仕方
トイプードルのカットやトリミングをサロンなどでオーダーする場合にはちょっとしたコツがあります。
モデルとなる写真などを見せてさらに口頭で伝えるようにすることでスタッフもイメージしやすくなり、スムーズにトリミングを開始できるようになります。
また、トリミング後がイメージ通りになりやすいため、トラブルの予防に効果も期待できます。
どうしても飼い主の頭にあるイメージを口頭でスタッフに伝えることは難しく、多くの時間がかかってしまいます。
トイプードルのシャンプーの頻度は?
トイプードルのシャンプーの頻度は2~3週間に1回のペースが理想的です。
他の犬種と比べるとトイプードルは毛量が多く、毛の長さも長い特徴があるため、ややシャンプーの頻度が高くなっています。
しかし、トイプードルでも毛量が少なかったり、毛が短いのであれば他の犬種と同じように1か月1回のペースでも問題ありません。
極端にシャンプーの回数が多くなってしまうと毛や皮膚を傷めてしまう原因になりるため、適した頻度でシャンプーをすることが大切です。
まとめ
トイプードルは長年人気がある犬種の一つであり、毛量が多く、癖っ毛がある特徴があります。
そのため、他の犬種と比べてもカットやトリミングが重要になり、綺麗な毛並みを維持することも大変です。
毛玉もできやすいため、頻繁にブラッシングする必要があり、カットの頻度も多いです。
トイプードルを飼うのであれば定期的なトリミングが必要なことと適したシャンプーの頻度を把握することが求められます。
愛犬にストレスを与えないようにトリミングやカットを行うことをおすすめします。
猫をお風呂に入れる際の温度
猫をお風呂に入れる際には適した温度を把握しておく必要があります。
猫をお風呂に入れる習慣はありませんが、いざお風呂に入れる必要がある場合に適した温度を知っておくことは非常に大切です。
猫のお風呂の温度は36℃前後がおすすめです。
猫の体温は38~39℃であり、人よりもやや高い特徴があります。
そのため、猫肌と人肌の中間でもある36℃が最適となります。
適した温度のお風呂に入れてあげることで猫にストレスを与えてしまうことを防ぎます。
猫をお風呂に入れる方法やコツ
猫をお風呂に入れるのであれば正しい方法やコツを知る必要があります。
猫は水を嫌う場合が多く、お風呂に入れることも一苦労してしまいやすいです。
しかし、お風呂に入れるコツを把握しておくだけでも苦労を軽減させることができます。
次に、猫をお風呂に入れる方法やコツについて紹介します。
猫をお風呂に入れようと考えている人やお風呂に入れることに不安がある人は参考にしてください。
猫を飼っているのであれば知っておいて損をすることがない知識です。
お風呂に入れる前の準備
お風呂に入れる場合は下準備をしてから入れることをおすすめします。
お風呂に入れる前にブラッシングをして毛玉を取り除くようにすることでシャンプーがしやすくなり、より綺麗にすることができます。
毛玉は濡れてしまうと固まってしまうため、格段と取りづらくなる特徴があり、注意するようにしましょう。
ブラッシングのひと手間加えるだけでもシャンプーの苦労が軽減するため、必ず事前に行うようにしましょう。
普段からブラッシングをするようにすることで短時間で毛玉や毛の絡みをとることができます。
猫の体の濡らし方
猫の体を濡らす場合はポイントがあり、いかにストレスを与えないようにするかが重要になります。
水温は36℃程度がおすすめであり、猫を驚かせてしまうことを防ぎます。
シャワーで直接濡らす場合はシャワーヘッドを直接猫の肌に当てるようにすることがポイントです。
肌に密着させることでシャワーの水圧を感じにくくすることができ、ストレスを与えにくいメリットがあります。
シャワーヘッドを離してしまうと水が跳ねるだけではなく、猫が暴れやすくなります。
猫の体の洗い方
猫の体の洗い方にもポイントがあり、無造作に洗ってしまうと綺麗に汚れが落ちていない可能性があります。
まずはシャンプーをお湯で泡立てることから始めます。
猫の肌は敏感であるため、シャンプー液を直接肌や毛につけて泡立ててしまうと毛や肌を痛めてしまう原因になります。
洗う順番は顔周りから始まり、お尻に向かって洗っていきましょう。
顔から洗う理由はノミを顔に近づけさせないためです。
特に、お尻や足回りが最も汚れているため、念入りに洗うことをおすすめします。
猫の体の流し方
猫の体の流し方は目や口に泡が入らないように細心の注意を払うことがポイントです。
人でも同じことが言えますが、泡が目や口に入るとしみたり、苦みを感じてしまうため、お風呂に対する敬遠感が強まってしまいます。
しかし、念入りに泡を流すことも大切であるため、大雑把に洗うことはしないようにしましょう。
猫は体を舐める習慣があり、泡の洗い流しがあればシャンプーの成分を体内に入れてしまいため、体調を崩してしまう原因にもなります。
猫の体の乾かし方
シャンプーが終了すれば乾かす必要があります。
いきなりドライヤーで乾かすことは効率が悪く、猫にストレスを与えてしまうため、まずはタオルでしっかり水気をとるようにしましょう。
タオルで水気をとることができたら、ドライヤーを使用してしっかり毛を乾かします。
早く乾かすためにドライヤーを近づけすぎてしまうとやけどの恐れがあるため、注意が必要です。
また、目にドライヤーの風が当たることも避ける必要があり、手で目を覆うようにしましょう。
猫をお風呂に入れる際の注意点
猫をお風呂に入れるのであれば注意しなければならないポイントも把握しておきましょう。
上記で紹介したお風呂に入れるコツを実践しつつ、注意点にも気を付けることでより安全かつ効率よくお風呂に入れることが可能になります。
次に、猫をお風呂に入れるときの注意点を紹介します。
猫をお風呂に入れる際にはどのようなことに注意しなければならないのかや初めてお風呂に入れようと考えている人は参考にしてください。
注意点を知ることで猫にストレスを与えることを未然に防ぐ効果も期待できます。
子猫はいつからお風呂に入れる?
成猫であればお風呂に入れても問題ありませんが、子猫の場合は体温調整することができないため、お風呂には入れないようにしましょう。
体温調整ができないにも関わらず、お風呂に入れてしまうと体温を上がりすぎてしまっても下げることができないため、体調を崩してしまう原因になります。
一般的に生後3か月程度経過しているのであれば体温調整もできるようになるため、お風呂に入れても問題ありません。
しかし、子猫の場合はお風呂嫌いが根付きやすいため、いかにストレスを与えないかが重要になります。
お風呂に入れる頻度
猫をお風呂に入れる頻度は年に数回程度で問題ありません。
また、猫をお風呂に入れることが絶対に必要というわけではないため、まったくお風呂に入れなくても問題ありません。
お風呂に入れないと体臭が酷くなるイメージがありますが、猫はグルーミングという行動を行うため、自身で汚れを落とします。
猫を頻繁にお風呂に入れることは毛にダメージを与えてしまったり、皮膚の状態を悪化させてしまう原因になります。
そのため、人のように毎日お風呂に入れることは控えましょう。
お風呂を嫌がる時は?
猫の多くがお風呂を嫌がってしまう傾向があります。
嫌がっているにも関わらずお風呂に入れようとしてしまうことは非常に危険であるため、やめましょう。
無理やりお風呂に入れることは猫にストレスを与えてしまう原因になり、お風呂に対して恐怖心を根付かせてしまう原因にもなります。
特に、子猫の場合は体調を崩してしまうリスクもあり、注意が必要です。
どうしても汚れを落としたいと考えているのであれば硬く絞ったタオルで拭き取るようにしましょう。
まとめ
猫をお風呂に入れる必要は基本的にありませんが、正しい知識を身につけておくことで無事にお風呂に入れることができるようになります。
猫に最適な温度に設定するとともに、正しい洗い方でシャンプーすることで綺麗にすることができます。
しかし、注意しなければならないポイントも多くあり、特に、嫌がる猫を無理やりお風呂に入れることはご法度です。
従来の猫はお風呂で体を綺麗にする習慣はなく、グルーミングで綺麗にするため、元々お風呂に入れる必要性は低いです。
ティーカッププードルとは?
くるくるふわふわの巻き毛で、まるでぬいぐるみのような姿のトイプードルですが、体の大きさによって名称が変わることをご存じでしたか?
一般的なトイプードル:体高24~28㎝、体重3㎏前後
タイニープードル:体高20~27㎝、体重2~3㎏
ティーカッププードル:体高23㎝以下、体重2㎏以下
このような基準で名称が決まっています。
トイプードルより一回り小さいものをタイニープードル、もう一回り小さいものをティーカッププードルと呼ぶんですね。
ティーカッププードルの性格
ティーカッププードルに限らず、どのサイズでもプードルの性格は基本的に変わらないと言われています。
お利口さんで理解力に優れており、周囲を明るくする陽気な性格の持ち主のため、とても愛くるしい性格だと言えるでしょう。
ただし、その賢さ故にいたずらしてしまったり、興奮しやすい一面もあります。
お利口さんで理解力に優れている一方、その性格が悪い方面にも発揮されてしまうんですね。
チャーミングな一面と飼い主泣かせの一面をもつユニークな性格です。
ティーカッププードルの寿命
ティーカッププードルの寿命は、小型犬の平均と同じで12年~15年と言われています。
しかし、体があまりに小さすぎるために健康面で問題がある場合が多く、寿命まで生きられないことが多いです。
病気にかかることもあるので、病院で定期検診を受けるようにするなど、ずっと健康でいてもらうためにケアが必要です。
日頃から体調面に変化がないか、注意して観察するようにしましょう。
ティーカッププードルの値段
ティーカッププードルの値段の相場は、およそ30万円~40万円くらいです。
日本では子犬の頃の大きさが小さければ小さいほど良いとする風潮があり、個体によっては100万円以上の価格がつけられることもあるようです。
また、ティーカッププードルは毛色によって性格が変わると言われていて、それも値段に反映されるようです。
特に人気なのは黒とレッドです。
他の色の性格が気になる方は、ぜひ調べてみてください!
黒:動じない性格で、ティーカッププードルの中でもとくに利口
レッド:陽気でやんちゃな性格のため、構いたがりの飼い主さんに人気
ティーカッププードルの飼い方
小さくて体の弱いティーカッププードルは、どう飼うのが正解なのでしょうか?
せっかく大金を貯めて購入した愛犬が、早くに亡くなってしまったら後悔しかありませんよね。
正しい飼い方を知っておけばよかった…と思う前に、今ここでしっかり覚えましょう!
覚えやすいように、ティーカッププードルを飼う際に気をつけてほしいことを5点にまとめました。
さっそくご紹介します。
散歩は20分ほど
運動がとても好きで活発な性格なので、1日の散歩は1~2回ほどで1回あたり20分くらいが好ましいです。
他の犬と比べて体が小さいので、20分の散歩と言ってもそこまでの距離を歩かなくて大丈夫です。
散歩中に他の犬や人に会うことができるように、散歩のタイミングは朝と晩にして、車通りの少ない公園があるようなコースを選ぶことをおすすめします。
こうして早いうちに社会性を身につけさせましょう!
ケージで飼う
ティーカッププードルの飼い方は、基本的に室内でのケージ飼いが向いています。
ケージの中でトイレをするようにトイレトレーニングをしたら、室内でトイレをしてしまうことが防げますし、失敗するたびにカーペットやラグを洗ったりする手間もないからです。
また、犬は本来、暗くて狭い場所で体を休める生き物です。
お迎えしてすぐは、すべてのものを警戒してしまうので、ケージの中だけは自分の縄張り=安心できる場所だと早いうちに認識させることが重要です。
日光浴がおすすめ
ティーカッププードルはとても小さいので、日光浴などで骨格の成長を促進させることが大切です。
「うちの部屋は日当たりが良いから、外に出さなくても大丈夫」と考える飼い主さんもいらっしゃいますが、基本的に窓ガラス一枚あるだけで骨格の成長に必要なだけの紫外線はカットされてしまいます。
頑丈な体を作るためにも、せめて窓を開けて網戸の状態にしておく時間を作ったり、なるべく日が出ているうちに散歩をすることをおすすめします。
こまめにブラッシング
あの可愛らしいくるくるふわふわの巻き毛は、見た目通り毛玉になりやすい毛質なので、こまめにブラッシングしてあげることが必要です。
生け花で使う剣山がたくさんついたような形状のスリッカーブラシと、人間も使うような物差し状のコームブラシの2種類を使用することで、毛並みが綺麗に整えられます。
スリッカーブラシは皮膚にあたると犬が痛がってしまうので、毛のもつれがとれるように毛に沿って優しく撫でるように使いましょう。
そのあとに毛の流れを整えるよう、コームブラシを使えば完璧です!
転倒に注意
遊ぶのが大好きなティーカッププードルは、遊んでいる間に段差やフローリングで転倒してしまい、骨折や脱臼をしてしまうリスクがあります。
人間からすると全く気にならない段差も、あの小さな体では大きな障害になってしまいます。
また、飼い主が振り向いた際に犬を蹴飛ばしてしまったり、一緒に昼寝をして押し潰してけがをさせたという事例もあります。
安全に飼うためにも、段差やフローリングの安全対策と、人間の不注意によるケガに気をつけましょう。
ティーカッププードルのしつけ方法
ティーカッププードルは、とてもお利口な性格です。
きちんとしつければ、素敵な信頼関係を築けること間違いなしの犬種です。
ただ、お利口な性格故にいたずらをしてしまったり、賢いからこそしつけ方を間違うと大変なことになってしまいます。
そんなティーカッププードルのしつけには、性格を上手く利用するのが良いとされているので、その方法をご紹介します!
遊び好きな性格を活用
人の言葉をよく聴いて行動することができるティーカッププードルには、遊びが大好きな性格を活用してしつけを行うことも可能です。
遊びがそれほど好きではなくて、すぐに飽きてしまう犬だとおやつでのしつけがメインになってしまいますが、ティーカッププードルなら遊びながらしつけできるので、初めて犬を飼う方や、お子さんがいる家庭でもきちんとしつけることができます。
高い場所は登らせない
転倒しただけで骨折や脱臼してしまうことがあるティーカッププードルは、高い場所には登らせないように気をつけましょう。
「高い場所にいいものがある」と認識させなければ、あの体で高い場所に登ることはないかと思います。
それでも万が一に備えて、床にマットを敷くなど安全な対策を行いましょう。
それから、ジャンプなど体に負担がかかる芸は安全対策をした場所で覚えさせるよう注意してくださいね。
甘やかさないようにする
可愛いからと甘やかし過ぎてしまうと、反抗的でワガママな性格になる恐れがあります。
お利口な犬ほど甘やかされることに敏感で、前にやって怒らなかったことを急に「ダメ!」と叱ると吠えて抗議してきたりもします。
そういうことが重なると、無駄吠えや警戒吠えが増えてしまうので、飼い始めた時や子犬の頃からしっかりとしつけを行いましょう。
何事もルールを決めて、早いうちに覚えさせることが重要です。
外へ連れ出す
健康的な骨格形成をできるように、子犬の時から太陽にあたることが推奨されています。
「室内に日当たりのいい場所があるから」と室内ですませるのはやめましょう。
窓ガラスは骨格形成に重要な紫外線を遮ってしまうので、実際に外に出ないと効果を得られません。
体が小さくて移動に時間がかかるため、なるべく犬のペースを大切にしながら他の犬や人に出会うことができるコースを選んでください。
おすすめは朝・晩2回の散歩で、車通りの少ない公園の周りを散歩するとよいでしょう。
まとめ
1.ティーカッププードルは体高23㎝以下・体重2㎏以下のトイプードルの名称
2.お利口さんで理解力に優れており、周囲を明るくする陽気な性格
3.平均寿命は12~15年とされているが、これより短めで、体が弱く転倒しただけで脱臼や骨折をすることも
4.丈夫な骨格を形成するために日光浴と適度な散歩が重要
体が小さくて可愛いティーカッププードルと長く一緒にいるために、いろいろと気をつけなければいけないことが分かっていただけたと思います。
ここで紹介したことに注意して、素敵な愛犬ライフを送りましょう!
チワワの眉毛はなぜある?役割は?
どの犬種も目の上に硬い毛が数本生えています。
あれが犬本来の眉毛なのですが、黒に近い色の体毛をもつチワワは、それとは別に眉毛の模様がありますよね。
一昔前に『マロ眉』なんて、平安時代の人たちの眉毛のようだと呼ばれていた眉毛模様はチワワのチャームポイントです。
では、あの眉毛模様はなぜあるのか、みなさんご存じですか?
実はちゃんと役割があって生えているものなんです。
その役割2つを順番に紹介します!
感情表現の役割
1つ目の役割は感情表現のためです。
犬は人間と同様に、実は眉毛で感情表現ができるのです。
例えば、眉毛を寄せたり、上に動かしたりすることで、様々な感情を伝えようとしています。
とくにチワワのように犬本来の眉毛のほかに、マロ眉模様の色の違う毛が生えている場合、特にわかりやすいかと思います。
眉毛模様がなくても、犬は様々な感情を飼い主さんに伝えようとしているので、しっかり観察するとより愛犬とコミュニケーションをとれるはずです。
温度や平衡感覚などの察知
2つ目の役割は、温度や平衡感覚などの察知のためです。
猫は眉毛やひげで平衡感覚をつかんだり、この隙間に入れるかなどを察知しているといいます。
犬は嗅覚や聴覚が優れているため、そこまで眉毛の感覚を頼ることはないようです。
しかし、年をとったり病気で視覚障害などを持つ犬の場合は、衰えてしまった目の代わりに眉毛などの触覚毛が大切になります。
いつか必要になるかもしれないので、トリミングなどでも切らないようにしましょう。
チワワの眉毛・毛色の種類
チワワのあの可愛い眉毛に役割があるなんて、知らなかった方も多いのではないでしょうか。
すべての色のチワワに眉毛があるわけではないので、ちょっと意外でしたよね。
では、あの眉毛が見られるチワワの毛色はどのようなものがあるでしょうか?
眉毛ありのチワワは特に人気の毛色でもあるので、「飼いたい!」と思っている方のためにその違いもご紹介します。
ブラックホワイト
ブラックホワイトとは顔の全体は黒い毛が生えていて、おでこから口の周りにかけて水を流したような形で白い毛が生える場合と、眉毛の部分だけに白い毛が混じって生える場合の2種類に分かれます。
白い毛の生え方はこの2パターンですが、個体によってブラックとホワイトの割合が変わります。
また、黄褐色の毛(タン)が目の周り・眉毛・頬・手足の先に生えるとブラックタン&ホワイトという別名になります。
ブラックタン
ブラックタンとは顔全体が黒を基調としたカラーで、黄褐色の差し色が入った毛色のことをいいます。
タンとは犬の目の周り・眉毛・頬・手足の先などに黄褐色の毛が発生する斑点模様(眉毛に生えたものはマロ眉のように見える)のことです。
タンが入っているチワワは、表情がタンによって強調されやすく、愛嬌があるためとても人気があります。
年齢を重ねるとタンの部分が白い毛に変わったり、成長によってその模様が変化することも魅力の1つです。
ブルータン
ブルータンとは、シルバーやグレーにも見えるような青みがかった黒を基調としたカラーで、黄褐色の差し色が入った毛色のことをいいます。
一言にブルータンといっても青みの強さは個体差が大きく、絶妙に美しい色合いによって人々を魅了します。
ただ、ブルーの色素は普通に交配させても生まれる確率が低く、ブルータンのチワワは生まれつき遺伝疾患を持っていたり、皮膚が弱かったりと健康状態に注意が必要な種類とも言えます。
チョコタン
チョコタンとはチョコレート&タンの略称で、チョコレートブラウンを基調とし、差し色に黄褐色が混ざっている毛色のことをいいます。
ブラックタンと似ているものの、チョコタンの方が色のコントラストが比較的優しい色合いだと言えるでしょう。
チョコの色味は子犬の頃が濃く、大人になると薄くなっていく傾向があり、年を重ねてもより魅力的です。
また、目の周りの薄い皮膚の部分や鼻の皮膚が、他のカラーのチワワと比べて薄いピンク色で、目が青みがかって見える特徴もあります。
チワワの中でも人気が高く、他のカラーより若干値段がお高めです。
チワワの眉毛の豆知識
チワワは犬本来の硬い数本の眉毛の他に、まろ眉のような模様がでやすいカラーが多いことが分かっていただけたと思います。
「チワワ 眉毛」と調べると、漫画で描かれるようなキリッとした極太の眉毛をもつチワワもいるので、興味がある方はぜひ調べてみてください。
ついつい笑ってしまうくらいチャーミングな写真ばかりですよ。
それでは、チワワの独特な眉毛の豆知識を披露しましょう。
犬仲間との会話で披露すると、きっと「へぇ~」と関心の声をかけてもらえること間違いなしです!
眉毛が無いチワワもいる?
白い毛色を持つチワワは、眉毛が無いパターンがあります。
眉毛がないというよりは顔の毛色と眉毛の毛色が混ざり合い、眉毛があるのか判別できないと言った方が正しいかもしれません。
これまで紹介してきたタンがつく毛色(ブラックタン・ブルータン・チョコタンなど)は濃いカラーを基調としているため、顔の毛色と眉毛の毛色の差がはっきりしていて一目で眉毛とわかります。
ただ私個人の意見ですが、白い毛色のチワワには眉毛がない方が可愛いと思います!
だって、白い顔に黒や茶色の眉毛が生えていたら笑ってしまいませんか?とっても強烈でチャーミングなこと間違いなしではありますが、白い毛色はきっと眉毛がないことが可愛さの秘訣だと思っています。
マロ眉の仕組み
マロ眉をはじめとして、口の周り・頬・手足の内側・手足の先・胸元などに生えている黄褐色の毛の部分をタンマーキングと言います。
このタンマーキングは、『アグーチ遺伝子』という遺伝子の情報から作り出されています。
この遺伝子は、毛色の基本となる黒と茶色のメラニン色素の量を決める遺伝子で、4種類あるアグーチ遺伝子のどれを持っているかで、どんな色や模様になるか違ってきます。
そしてタンの模様はタンポイントという劣性遺伝子をペアで持っている犬だけが発現します。
劣性遺伝子とはとても発現しにくい性質のため、基本的にタンの両親からしか生まれないでしょう。
マロ眉はこのタンマーキングを発現するタンポイントというアグーチ遺伝子を受け継いだ犬だけがなれるもので、遺伝子の兼ね合いによっては、マロ眉が薄くなる可能性もあります。
とても奥が深い仕組みですよね。
まとめ
1.チワワの眉毛の役割は感情表現と、温度や平衡感覚を察知するため
2.マロ眉があるカラーは、ブラックタン&ホワイト、ブラックタン、ブルータン、チョコタンの4種類
3.ホワイトの色合いのチワワは眉毛がなく、眉毛が発現しているチワワはタンポイントという特別な遺伝子を受け継ぐ犬だけ
眉毛があるチワワは実はとても珍しい毛色ということがわかっていただけたでしょうか。
珍しい毛色だからこそ、体調を崩しやすいという特徴があったりしますが、年を重ねるごとに色味が変わってくる魅力的な毛色です!
猫の赤ちゃんみたいな鳴き声とは?
猫は人間と同じように、様々な声を出すことが可能です。
その1つで巻き舌(ウルル)みたいな独特の音で鳴くことがあるのですが、赤ちゃんが泣いているかのように聞こえるんです!
みなさんは夏の夜に窓を開けていて、「あれ?隣の家から赤ちゃんの声がするけど赤ちゃんいたっけ?」と思ったことありませんか?
私はこの時に仲良しの隣の家に、「最近赤ちゃんの夜泣き大変ですね。眠れてますか?」と聞いたことから、赤ちゃんではなく猫の鳴き声だったと知りました!
お隣さんに笑われて、とても恥ずかしかったです(笑)
私も勘違いしてしまったように、猫が大きな声でこのように鳴き声を出していると「赤ちゃんが泣いている?」と思われることが多々あります。
どうして猫の鳴き声が赤ちゃんの声のように聞こえてしまうのでしょう?
猫が赤ちゃんみたいな鳴き声を出す理由
赤ちゃんが泣くときは何か要求があるときですよね。
猫が似たような声を出しているときは、同じように「何かしてほしい」と思っている場合だけではないんです。
実はこの声を出すときは4つのパターンに分けられます。
みなさんがこの声を聞いたときはどのようなときでしたか?
その時のシチュエーションを思い出しながら、一緒に確認していきましょう。
威嚇
1つ目のパターンは威嚇しているときです。
威嚇する時、猫は非常に大きな声で鳴きます。
猫の威嚇する際の声は低いことが多く、独特な鳴き声だと言えるでしょう。
姿が見えない状態でその声を聞くと、それはまるで子供が大声で叫んでいるように聞こえてしまいます。
では猫が威嚇するのはどうしてでしょうか?
それは今自分の目の前にいる相手を敵だと認識して、自分や自分の縄張りにあるものを守ろうとしているからです。
この威嚇の行動がみられるのは次のような時が多いでしょう。
・多頭飼いの家で猫同士の喧嘩が始まったとき
・野良猫同士の喧嘩が始まったとき
・野良猫が他の野生動物や人間に威嚇しているとき
・子供を産んだばかりの母猫が子供を守ろうとしているとき
大きくて強そうな声をあげることで「自分の方が強いんだぞ!」と思わせる行為ですが、この声を聞いた次の瞬間には喧嘩が始まっていることが多いと思います。
そのため「これ以上近づくなら攻撃するぞ!」と言っている声だと認識するほうが適切かもしれません。
人間の子供のような威嚇の声が聞こえてきたら、あまり近づかないようにしましょう。
発情期
2つ目のパターンは発情期のときです。
猫には繁殖期があるため、その時期を迎えると発情が促されます。
2~4月と6~8月で繁殖期を迎えることが多く、暑くて窓を開けているとこの声を聞くことがあるでしょう。
発情したメスは子供の泣き声のような声を出して、オスに自分を探してもらうために存在をアピールします。
この声はびっくりするほど大きな声で、そばで聞こえていると思ったらすごく遠くで鳴いていたということもあります。
しかもメスは生後4カ月頃には初めての発情期を迎えるそうで、春と夏の年2回発情期があると思うと、飼い猫の場合きちんと避妊手術をしないと鳴き声がひどくて近所迷惑になってしまいます。
発情期はメスにしかないものなので、このパターンはオスに自分を探してもらうための大きな声と言えます。
この声を聞いたオス猫は交尾するために、声の持ち主のメスのもとへやってくるのでしょう。
要求がある
3つ目のパターンは要求があるときです。
これはみなさん想像ついてましたよね。
人間に向かって鳴き声を出す=報酬がもらえると考えて鳴くときもあるし、猫同士で意思疎通をする場合にこの鳴き声を使って鳴くこともあります。
人間には、赤ちゃんなど自分より弱い立場のものを守りたいという庇護欲があります。
猫の顔自体が赤ちゃんの目・鼻・口などのパーツの配置と似ていることから、庇護欲を駆り立てる存在とされています。
そもそもの顔自体が守りたいと思ってしまうのに、赤ちゃんのような鳴き声までされてしまったら、どんなお願いも聞いてしまいたくなりますよね。
このお願い攻撃にしっかりけじめをつけないと、今後も要求があるたびにこの鳴き声を発するようになるので気をつけましょう。
夜中のケンカ
4つ目のパターンは夜中のケンカで鳴くときです。
発情期の声と同じくらいよく聞く声ですね。
しっかり聞くと違うとわかるのですが、夜に赤ちゃんのような声が聞こえると「夜泣きかな?」と思ってしまいます。
本当に夜泣きの可能性もありますが、もしかしたら猫がケンカしているときの鳴き声かもしれません。
猫は夜行性で、日が沈んだ後~明け方にかけて活発になる動物です。
私の飼っている猫たちも、22時くらいから大運動会を始めるので、マンションの下の階に住んでいる人にはいつも申し訳なく思っています。
猫の鳴き声が赤ちゃんの泣き声に聞こえる理由
猫が赤ちゃんの泣き声のような声で鳴くのには、4つのパターンがあるとお話ししました。
では、人間にとってその鳴き声が赤ちゃんの声のように聞こえてしまうのはなぜでしょうか?
この理由を知ると「わかってやっているのでは?」としか思えなくなるはずです。
では、赤ちゃんの泣き声に聞こえてしまう2つの理由について、1つずつ順番にご紹介します。
理由①鳴き声のボリューム
1つ目の理由は鳴き声のボリュームです。
猫の鳴き声って、普段は人間の出す声よりも小さいですよね。
でもこの赤ちゃんの泣き声のような声のときは、人間が無視できないくらい大きなボリュームで鳴きます。
この大きなボリュームが赤ちゃんが発する声の音量と近くなり、泣き声と鳴き声が似ていると感じてしまうようです。
しかも猫によっては、大きなボリュームでずっと鳴き続けるので、なかなか泣き止まない赤ちゃんのように感じられるのかもしれません。
理由②鳴き声の高さ
2つ目の理由は鳴き声の高さです。
普段の猫の鳴き声と、赤ちゃんの泣き声のような声だと声の高さが異なります。
普段の鳴き声は人間にとって少し高く感じる声で、真似しようとすると裏声を使うことになるくらいの高さですよね。
一方、赤ちゃんと似た声を出すときは少し低い音で、女性の方なら裏声を使わずに真似できそうな高さの声をしています。
つまり、猫の低い声=赤ちゃんのような声ということなんですね。
まとめ
1.猫が赤ちゃんのような鳴き声を出す理由は、威嚇・発情期・おねだり・夜中のケンカの4パターン
2.赤ちゃんの声のように聞こえてしまうのは、声の大きさと高さが赤ちゃんの泣き声に似ているから
猫の鳴き声が赤ちゃんの声に聞こえる理由、これでわかりましたね。
思っているより多くのパターンでこの鳴き声を出すことが分かっていただけたと思います。
威嚇やおねだりのときの声は、猫と仲良くなることで減らすこともできるので、理由を知ったことでよい関係づくりの助けになればと思います。
猫にトマトは大丈夫!
猫は酸味成分が苦手な一面があり、トマトを嫌う場合もありますが、嫌がらず食べる猫もいます。
人が食べても問題ない物でも猫などの動物にとっては有害になってしまう食べ物もあるため、知識がないままさまざまな物を与えることは非常に危険です。
トマトについても同じことが言えますが、猫にトマトを与えること自体は問題ありません。
次に、猫にトマトを与えることで得られる効果が注意しなければならないポイントを紹介します。
猫にトマトを与えたいと考えている人は参考にしてください。
与えすぎなければOK
人がトマトを食べれば肝臓やガンなどの疾患に効果があり、ダイエット効果も期待できます。
そのため、猫に対しても同じことが言え、同じような効果を得ることができます。
そのため、猫にダイエットをさせたいと考えている人におすすめの野菜です。
また、トマトは多くの水分を含んでいる野菜であるため、夏場の水分補給としても最適です。
トマトを猫に与えることでさまざまな良い効果を得ることができますが、大量に与えても得られる効果は同じであり、むしろ与えすぎてしまうと逆に毒になってしまう可能性もあります。
トマトソースやトマトジュースはNG
上記では猫にトマトを与えることが大丈夫と紹介しているため、トマトソースやトマトジュースも猫に与えても問題ないと考えてしまいがちです。
しかし、トマトソースやジュースにはさまざまな成分が含まれているため、与えないようにしましょう。
トマトソースの場合は塩分が多く、玉ねぎのエキスは猫にとっては有害となるため、危険です。
トマトジュースの場合は糖分が多く含まれていることで糖尿病になりやすいリスクがあります。
そのため、加工されたトマト製品を与えるよりもトマト単品で与えることが大切です。
猫にトマトをあげる際の注意点
猫にトマトを与えことに問題はありませんが、注意しなければならないポイントがいくつかあります。
注意点を把握せずにトマトを与え続けることは非常に危険であり、猫の体調を崩してしまう原因にもなります。
次に、猫にトマトを与える際の注意点を紹介します。
猫にトマトを与えようと考えている人は参考にしてください。
トマトを与えて異常が起こったのでは遅いため、注意点を知ることが非常に重要なことであり、愛猫のためを思うのであれば知る必要があります。
アレルギーの発症
人でも同じことが言えますが、猫もさまざまな食べ物に対してアレルギー反応を起こす可能性があります。
そのため、初めて猫にトマトを与えるのであればアレルギーに注意しなければなりません。
アレルギー反応を起こすてしまうとくしゃみや咳をしてしまい、皮膚に疾患が現れてしまいます。
最悪命にも関わるため、初めてトマトを与える場合は少量のトマトを与えてアレルギー反応が起こさないか確認しましょう。
万が一アレルギー反応を起こした場合は早期に病院に連れていきましょう。
有毒物質のトマチン
トマトには猫にとって有害物質にもなるトマチンと呼ばれる成分が含まれています。
特に、つるの部分や葉の部分に多く含まれています。
また、青いトマトには大量のトマチンが含まれているため、熟したトマトを少量だけ与えるようにしましょう。
猫にトマトのつるや葉を与えることはありませんが、熟しきれていないトマトを与えてしまう可能性は十分にあるため、注意が必要です。
家庭菜園でトマトを栽培している場合知らない間に猫が食べてしまう可能性もあります。
猫にトマトを与える方法
猫にトマトを与えるのであれば正しい方法で与える必要があります。
知識なくトマトを与えてしまうと猫の体調が悪くなってしまう可能性もあるため、注意しましょう。
トマトに限らず言えることであり、人が食べれる物は猫も食べられるという考えは危険です。
次に、猫にトマトを与える方法について詳しく紹介します。
上記で紹介した注意点を把握しつつ正しい方法でトマトを与えるようにしましょう。
特に、初めてトマトを与える際には重要な知識です。
与える量と頻度
猫にトマトを与えることに問題はありませんが、与える頻度と量について把握しておきましょう。
毎日トマトを与えることは体調を崩す原因になるため、控えることをおすすめします。
また、トマト半分や丸々一個与えることも危険です。
あくまでもおやつやフードのトッピングとして与えることが理想であり、量も少量に抑えるようにしましょう。
猫とのコミュニケーションの一つとして与えることもでき、夏場の水分補給として少量与えることもできます。
火を通す
猫は酸味が嫌いな動物であり、生のままよりも熱を加えたほうが食べやすくなります。
そのため、トマトスープなど手を加えた方法で与えるほうが猫も食べやすくなります。
また、トマトの皮は消化が悪いため、下痢や便秘の原因にもなります。
皮を剥いて与えるようにしたり、熱を加えることで皮が柔らかくなるため、消化しやすくなりおすすめです。
生で与えるよりも加熱したほうが猫にとってメリットになる部分が多いため、トマトを与えるのであれば加熱することをおすすめします。
まとめ
猫にトマトを与えること自体に問題はありませんが、正しい方法で与える必要があり、注意しなければならないポイントもいくつかあります。
そのため、猫にトマトを与える場合は慎重に与える必要があり、猫にストレスを与えてしまうことを防ぎます。
特に、与える量に注意することが大切であり、あくまでもおやつとして与えることが理想的でメインとして与えることは控えましょう。
トマトを猫に与える際にはデメリットになることも多いですが、夏場の水分補給できるメリットがあります。
犬の呼吸が苦しそうな時の原因
犬の呼吸が荒く苦しそうな表情を見せられると飼い主は心配でたまらないかと思います。
犬の呼吸が早い、苦しそうといった症状にはどんな原因が隠れているのでしょうか。
ここでは、その原因について詳しく解説していきたいと思います。
異物の誤飲
散歩時や室内でウロウロとニオイを嗅ぎながら歩き回る犬はときおり、食べてはいけないものを食べてしまうことがあります。
成犬であればある程度、食べては良いものと悪いものの識別ができるのですが、子犬に関しては何でも口に入れることがあるので注意が必要です。
成犬でもまれに誤飲をすることがあり、飲み込んでしたっら異物がのどに詰まっているのを必死に取ろうと努力呼吸をすることがあり、その際、呼吸が苦しそうな表情を見せます。
誤飲が原因と考えられる場合は、最悪の場合、窒息死する可能性もあるのですぐに病院へ連れて行きましょう。
体温調整
犬には人間のように汗腺が少なく、汗をダラダラ掻くということはできません。
そのため、ハアハアと呼吸を通して体温調整を行います。
健康な犬の呼吸は1分間に15回~30分で、それより早く浅い呼吸をパンディングと言います。
運動後や暑い時にはよく見られ、生理現象ですので、心配するようなことはありません。
酸素不足
人間も激しい運動の後は酸欠になりやすいですが、犬にも同様なことが起こります。
運動時には筋肉が大量の酸素を消費し、体外から酸素を早く補給するために息が早くなるのです。
それでも酸素の供給が間に合わなくなると、立ち止まったり座り込んだりしてしまいます。
しかし、犬の体や運動量には個体差があるため、酸素不足に陥っているのかを見分ける判断が難しいです。
そのため、飼い主が愛犬の普段の様子を見ていつもと違う息の仕方をしているなと感じた場合は、積極的に休ませてあげることが大切です。
精神的な原因
呼吸が苦しそうな時には身体的な原因だけではなく精神的な原因も考えられます。
興奮時や恐怖・緊張・不安なときは交感神経が優位になり呼吸が荒くなるのです。
時間が経つと落ち着いてくるのですが、長時間続くと酸欠状態が長くなってしまいますので、精神的な原因で呼吸が苦しそうにしているときはできるだけ早めに原因となっているものを取り除いてあげる必要があるでしょう。
心臓や呼吸器の疾患
寝ている時や安静にしている時でも呼吸が早かったり荒かったり、苦しそうな仕草をしている場合は、呼吸器や心臓の疾患が考えられます。
これらの疾患は、遺伝など先天的なものと、成長過程で起こるものがありますので、定期的な検診が大切です。
遺伝的なものは6歳から8歳くらいのシニア犬になってから症状が出ることが多いのですが、愛犬の両親にこのような疾患があるとわかっている場合は、若い時期からしっかり検査をするようにしましょう。
後天的なものに関しては、以前の呼吸状態から見分けがつくかと思いますので、普段の呼吸の様子をしっかり観察しておき、少しでも異常が見られる時は、早期治療が重要となるのですぐに病院へ連れて行ってください。
犬の呼吸が苦しそうな時の応急処置や対処法
愛犬の息が荒く苦しそうな場合、すぐに病院へ連れて行きたいけど夜間帯など連れていけない時はどうすればいいのか焦ってしまうかと思います。
そこで、ここでは自宅でできる応急処置や対処法についてご紹介します。
口内を観察
まずは、誤飲をしている可能性もあるので、口の中を確認してみてください。
もし、目に見える範囲で異物などがあればすぐに取り除き、呼吸状態が落ち着くかどうか様子を見てみましょう。
異物などが原因であれば、少し時間が経過すると落ち着いてきます。
舌の色を観察
次に舌の色を見てください。
普段の舌の色はピンク色なのですが、呼吸困難になるとチアノーゼといって紫色に変わることがあります。
また、貧血がある場合も舌の粘膜の色が白くなります。
明らかに呼吸困難を起こしている場合は、危険な状態に陥ることもありますので、救急病院へすぐに連れて行くようにしてください。
痛みが伴う場合はすぐ病院へ
痛みが原因で呼吸が荒くなることもあります。
そのため、舌の状態も正常で異物もないことが確認されたら体を触って痛みがあるかどうかをチェックしてください。
触ってもどの部位がわからないこともありますし、痛みに関しては重篤な場合が多いため、すぐに病院へ連れていくことをおすすめします。
熱中症は水分摂取
最近の日本は温暖化の影響で気温がどんどん上昇しています。
そのため、夏は40度を超える日が日常で起こり、体温が高い犬にとっては過ごしにくい気温となります。
夏場に呼吸が荒く苦しそうにしている、体が熱いなどの症状が見られたら熱中症の可能性が高いので、すぐに水分を摂らせ、通気性の場所にうつしたりエアコンの温度調整を行うなど体を冷やすようにしてあげましょう。
楽な姿勢をとらせる
犬の呼吸を改善させるには、犬が呼吸をしやすい楽な姿勢にさせてあげてください。
基本的にはうつ伏せが一番呼吸しやすいと言われている姿勢で、あごの下にタオルや枕を置いてあげると呼吸が楽になることがあります。
横向きや仰向けの姿勢は肺が圧迫され、逆効果になってしまうことがあるのですが、胸の下に痛みがある場合は横向きが良いでしょう。
まとめ
今回は、犬の呼吸が苦しそうな時の原因や対処法についてご紹介してきました。
呼吸が荒くなったり、苦しそうになる原因はさまざまですが、普段から愛犬の様子をしっかり観察していれば呼吸状態が異常なことがすぐに見つけられると思います。
病的な苦しさだと感じたらすぐに病院へ連れて行くようにしましょう。
犬が涙を流す理由とは?
愛犬の目に涙が多くなったり、涙を流して涙やけが見られるようになる原因には大きく分けて3つ考えられると言われています。
どれもが一度受診した方がよい原因になりますので、愛犬はなぜ涙を流している場合は、原因を探る必要があります。
ここでは、犬が涙を流す理由について詳しく解説していきます。
外傷や細菌感染
まずは、外傷や細菌感染です。
細菌や寄生虫に感染した場合や眼の表面に外からの刺激で傷ついた場合などでも涙の量が多くなります。
目の周りや耳の痒みを伴う皮膚炎がある場合、痒くて掻こうとしたときに誤って目の表面を傷つけることも少なくありません。
とくに犬種のなかで気をつけて欲しいのが短頭種で、目が飛び出ているので、草むらなどに顔を突っ込んだときに枝や葉で眼球を傷つけたり、乾燥によって傷ついて細菌感染を起こしやすいです。
ですので、外から帰宅した後は、洗顔用の点眼液で優しく目の周りを拭いてあげるようにしてください。
ひどい場合は、角膜潰瘍(かくまくかいよう)と言って角膜に穴があくことがあります。
目に異物が混入
これは人間にも当てはまるかと思います。
風が強い日にホコリやゴミが目に入ると異物を出そうと涙を出します。
人間であれば洗い流すこともできますが、犬はそれができず異物が入ったまま長時間放置すると足で目の周りを引っ掻いて角膜が傷つけることにもなりかねません。
愛犬が目を気にしていたり、何度も目を掻こうとする仕草が見られたら、優しく目の周りを拭いてあげてみてください。
それをしても改善されず数日経っても同じ状態の場合は、できるだけ早めの受診するようにしましょう。
鼻涙管に異常がある
涙は目から鼻に繋がっている鼻涙管という管を通って鼻に流れるようになっていますが、何らかの原因で、鼻涙管が詰まってしまうことがあり、涙が鼻に流れず目から溢れてしまうのです。
涙が常に溢れているとまつげが眼球に張り付いたりして結膜や角膜に傷をつける恐れが。
とくにシーズーやコッカスパニエルなどはまつげが長いので注意です。
鼻涙管異常の場合は、重症だと手術の必要がありますので、鼻涙管が詰まっている恐れがあれば一度受診することをおすすめします。
涙に異常がある
涙そのものの質が悪いことが原因で、角膜が傷ついたり、細菌に感染し涙が増えることがあります。
涙は単なる水ではなく、粘液と水が混じった液層と油層の2層構造になっており、角膜にシールド状に張り付くことにより、角膜を保護しています。
何らかの原因で2層の割合が変わったり、質が悪くなったりすることでシールド効果が薄くなり、外傷や細菌感染を起こしやすくなるのです。
犬が涙を流す原因となる病気
愛犬の涙が多くなる場合には何らかの病気が隠れていることもありますので、要注意です。
ここでは、犬が涙を流す原因となる病気について詳しく解説していきますので、愛犬にこれらの病気が疑われる場合は、できるだけ早めの受診をおすすめします。
角膜炎
角膜炎は黒目の表面を覆う角膜が炎症を起こす病気で、外傷や異物、細菌・ウイルスなどの感染症、緑内障や結膜炎などの疾患によって発症します。
症状は痛み、目ヤニ、涙の増加がありますが、重症の場合は、角膜が白く濁り、潰瘍が生じることもありますので、重症になる前に受診するようにしましょう。
結膜炎
結膜炎は目の結膜に炎症が起きる病気で、目の周りの毛による刺激や細菌・ウイルスによる感染症、アレルギー、外傷などが原因と言われています。
症状としてはまぶたが赤くなったり、涙や目やにの増加、悪化すると角膜炎になる可能性もありますので、少しでも症状が見られる場合は早めの受診をおすすめします。
睫毛重生
あまり聞きなれない名前ですが、睫毛重生(しょもうじゅうせい)は目のマイボーム腺という皮脂を出す部分からまつけが生える症状です。
まつげが柔らかく、量が少なければ問題なく無症状が多いのですが、量が多い場合は、目を刺激し、目ヤニや涙が増えます。
また、角膜炎や結膜炎にもなる可能性がありますので、一度受診して診断を受けることがおすすめです。
異所性睫毛
異所性睫毛(いしょうせいしょうもう)とは、まつげが結膜から角膜に向かって生える状態のことで、この状態になると、まつげが常に眼球に触れることになるので、結膜や角膜を傷つけたり、細菌に感染しやすくなってしまいます。
傷が悪化すると先ほどご紹介した、角膜潰瘍になるので注意が必要です。
眼瞼内反症
眼瞼内反症(がんけんないはんしょう)とは、まぶたが内側に反り、まつげがダイレクトに眼球にあたってしまう状態です。
症状としては、目の痛みや痒み、目ヤニや涙の増加、まぶたの痙攣や発赤が起こります。
また、角膜炎や結膜炎にもなる可能性があります。
流涙症
流涙症(りゅうるいしょう)とは、涙の量が増えたり鼻涙管が詰まり、涙と目ヤニが溢れ出る病気で、目や鼻の周りの毛が汚れ、ただれることがあります。
この状態を「涙やけ」と一般的には言いますが、放置しておくと最近が繁殖したり、痒みから目の周りを引っ掻き、結膜炎になる可能性もあります。
角膜潰瘍
角膜潰瘍とは、目の角膜に潰瘍ができる病気です。
症状としては目が乾燥したり、外傷や異物などで角膜が傷つき、目をショボショボさせたり、涙や目やにが出るようになります。
重症化すると細菌感染ににより角膜に穴があいて失明する怖い病気ですので、少しでも症状が見られる場合は、できるだけ早めに受診するようにしましょう。
犬の涙やけをケアする方法
涙があふれ放置しておくと変色したり細菌が繁殖したりと犬にとってはストレスになることがあるので、できるだけ小まめにケアをしてあげる必要があります。
そこで、ここでは犬の涙やけをケアする方法をご紹介します。
洗浄液を使用する
涙やけで変色してしまった場合は、洗浄液を使用するのおすすめです。
涙やけは雑菌が繁殖している状態ですので、洗浄液でしっかり取り除いてあげることが大切です。
洗浄液を購入する際は
・刺激の強い成分が配合されていない
・自然成分が使用されている
・ニオイが少ない
の3点を満たすものを選んであげると良いでしょう。
お手入れの回数は基本的に1日朝晩の1回ずつが理想的です。
しかし、涙やけがひどい場合は、もう少し回数を増やす方がいいでしょう。
乾拭きを行う
洗浄液を用いて汚れや目元の涙を除去することも大切ですが、洗浄液で浮かした汚れや涙を、コットンなどの乾いた生地で絡めとる(乾拭きする)こともさらに効果がアップします。
できるだけ、涙を目元に滞在させる時間を少なくし、雑菌が繁殖する前に涙を取り除くことで涙やけを防ぐことができますので、毎日のケアがとても重要です。
犬は悲しい時に涙を流す?
これまで、犬が涙を流す理由は外的な要因が大きいとご紹介してきました。
では、人間と同じように悲しい時にも涙を流すのか?と言われたらそれはNOです。
犬は悲しいときに涙を流すことはなく、声や仕草で感情を伝えてきます。
そこで、ここでは犬が悲しいときにどのような仕草などをしてくるのかをご紹介します。
悲しい時の様子や仕草
犬が悲しいと思っているときの様子や仕草は、呼びかけてもわざと反応しなかったり、目をそらしたり、逆に上目遣いや横目でチラチラ見てきたり、尻尾を垂らしている場合です。
飼い主の気を引こうと問題行動を起こすこともあります。
なかには珍しいですが、仮病を使う子もいるようです。
人間の子どもと同じようなことをしてくるので、愛犬がなぜ悲しんでいるのかを察知し、生活サイクルを変えるなど、できるだけ愛犬が悲しまないような工夫が必要かもしれませんね。
悲しい時に出す声
犬が悲しい時に出す声は、キュンキュンやクーンクーンなど細く震えながら鳴く場合は、悲しんでいる可能性が高いです。
長時間の留守番やもっと構って欲しい、お腹が空いたなどが悲しむ原因はさまざまなので、どうして悲しんで鳴いているのかを察知してあげることが大切です。
まとめ
今回は、犬が涙を流す理由についてご紹介してきました。
犬が涙を流す理由は一概に断定できず、なかには病気である可能性もありますので、少しでも愛犬の目に異常が見られた場合は、一度受診することをおすすめします。
犬は悲しくて涙を流すことはないのですが、上記でご紹介した悲しい時の仕草や声などが見られた場合は、なぜ悲しんでいるのかを察知して悲しみの原因を取り除いてあげることも大切です。
猫にはちみつをあげても大丈夫?
適度な量であれば、猫にはちみつを与える事は問題ありません。
ただし、過剰な摂取は肥満などにつながるため、与えすぎは注意が必要です。
少量だけ与えてあげましょう。
猫にはちみつを与える効果・注意点について説明します。
あげ方に注意すれば大丈夫!
猫に与えるはちみつの量は、
ひと舐め、ふた舐め程度、若しくは鼻先や口の粘膜に少しつける程度で、
少量に控えておきましょう。
詳しいあげ方については、後述致します。
はちみつは甘い甘味料でありながら、砂糖よりも低カロリー。
お砂糖100gが384Kcalなのに対して、はちみつは294Kcalほどです。
カラダの小さな猫に日常的にはちみつを与えると、カロリー過多になります。
また、はちみつを食べると血糖値が上がるので、
食欲が満たされてしまい食事をとらなくなったり、
血糖値の変動がカラダに悪影響を与えることも懸念されます。
はちみつが含む様々な栄養素
はちみつにはカリウムやビタミンC、ビタミンB1、B2といった
様々な栄養素が豊富に含まれています。
猫にはちみつを与えることで、これらの栄養素を補うことができます。
カリウムは高血圧を予防する効果があります。
免疫力を高める抗酸化ビタミンであるビタミンC、
成長を促進し、粘膜や皮膚を健康に保つのに効果的なビタミンB2など、
豊富なビタミンが含まれています。
はちみつがもたらす驚くべき効果
栄養たっぷりのはちみつを、猫に与えるとどのような効果が得られるのでしょうか。
猫にはちみつを与えると得られる効果について解説します!
殺菌効果があるマヌカハニー
マヌカハニーというはちみつには特別な殺菌成分が含まれ、
大腸菌やピロリ菌の抑制や殺菌などの治療に高い効果があることが分かっています。
マヌカハニーは、ニュージーランドに生息するマヌカ(学名:ギョリュウバイ)の花の蜜から作られたはちみつです。
昨今、健康食品の一つとして話題になっています。
高い抗ウイルス性効果を持つため、歯石や歯肉炎の減少による歯周病の防止に効果的だと発表されました。
また、口内炎にも、はちみつを塗る事で痛みを抑えるなどの効果があると言われています。
栄養補給ができる!
多くの栄養を含むはちみつは、猫に与える事で栄養の補給ができます。
はちみつの栄養効果によって毛艶が良くなるなどの効果も期待できます。
ただし、砂糖より低カロリーとはいえ、
猫には糖分が高いものなので、毎日与えるのは控えるべきでしょう。
薬が苦手な猫にはちみつを使う
猫にとってはちみつは薬を飲む時に使うと便利なものです。
オブラードに包んだりカプセルに入れたり
美味しい御飯に混ぜ込んだりとネコに薬を飲ませるのは大変です。
そこで、はちみつの腕の見せ所です!
粉薬や粉末状にした薬をはちみつと混ぜて、
猫の上あごに塗るとはちみつは粘着力があるのでくっつきます。
猫がどうにかしようと舐めるうちに気付いたら薬も一緒に飲んじゃいます。
しかも吐き出さずに上手に薬を飲んでもらうことができ、味も甘いので苦みを上手に隠してくれるので、一石二鳥ですね。
はちみつをあげるときの注意点は?
栄養たっぷりで口内炎にも効果のあるはちみつですが、身体に良いからといって与えすぎるのは良くありません。
では、猫にはちみつを与える際には、どんなことに注意し、どの程度あげるのが良いのでしょうか。
カロリーの取り過ぎに注意!
猫にとってはちみつはカロリーが高い食べ物です。
上述にもありますが、頻繁にはちみつを与えるとカロリー過多になり、
血糖値の上昇や、血糖値が上がることで身体に影響が出てしまうこともあります。
特に糖尿病がある猫の場合は、はちみつを食べることでインスリンレベルを上げてしまいます。
また、カロリーの高いはちみつを食べることで満腹になり、
本来の餌を食べなくなってしまう恐れもあります。
肥満気味の猫へ与える場合も注意が必要です。
大量に与えすぎると窒息の原因に
はちみつは非常に粘り気のある食べ物です。
人間にとってはスプーン一杯程度だと楽に飲み込めるかもしれませんが、
猫にとってはうまく飲み下せず、窒息に繋がる恐れがあるため注意が必要です。
はちみつを与える際には、
上顎に塗って舐めさせたり、
スプーンで与える場合も少しずつ舐め採れる程度の量を与えてあげましょう。
菌が潜んでいる可能性も
はちみつには自然食品なので、ポツリヌス菌が入っている可能性があります。
ポツリヌス菌にネコが感染すると食中毒になってしまいます。
人間でも食中毒は苦しいもの…ネコが食中毒になったらと考えると
はちみつは食べさせない方が安全かも!という結論になっちゃいますよね。
しかし、きちんと過熱をすれば、ボツリヌス菌は死滅させることができます!
はちみつを80℃で30分間加熱をするとポツリヌス菌は死滅します。
この過熱をするだけでネコに安心してはちみつを食べさせることができます。
けれども、子猫にははちみつをあげることはおすすめできません。
子猫は腸内環境が整っていないので、成猫になるまでははちみつは避けた方がいいと思います。
おすすめのあげ方
少しずつ与える方法でオススメなのは、猫が舐めてはちみつを摂取するあげ方です。
猫は甘さを感じませんが、ベタベタしたものが顔や口についていると、
舐めて綺麗にしようとします。
綺麗にするために舐めたものはそのままごっくんしちゃいます!
この習性を利用して苦手な粉薬などを飲ませることが出来るのです。
素直に口を開けてくれる子であれば上顎の裏などに塗ることが出来ますが、
難しい場合は口の周りに塗っても舐めてくれると思います。
少し口を持ち上げて歯茎に塗ってあげるのもオススメです。
まとめ
猫にはちみつを与えた効果や注意点についてご紹介してきましたがいかがでしたか?
栄養たっぷりと聞くと、つい愛猫の健康のためにたくさんあげたくなってしまいますよね。
しかし、室内飼いの猫ちゃんなどは特に運動不足な部分もあり、日頃からダイエットフードをあげている飼い主さんも少なくないはずです。
健康に良いとはいえ、はちみつをたくさんあげて肥満気味になってしまうと、今度は糖尿病などの病気を発症してしまう恐れがあります。
日常的には総合栄養食のフードを与えて、そのフードから栄養がしっかりととれるようにしてあげましょう。
口内炎で猫が痛がっていたり、口内炎でご飯がうまく食べれない愛猫の様子にお悩みの方は、
マヌカハニーを与える療法も良いかもしれません。
はちみつを与える前に、かかりつけの動物病院で獣医さんに相談してみましょう。