犬のアレルギー対策ドッグフードとは?
アレルギー対策ドッグフードとは、名前の通りでアレルギーに配慮して作られたドッグフードです。
基本的に低アレルギーの材料が用いられているため、安全性の高いフードとなりますので、食物アレルギーを持っている子にはおすすめです。
アレルギーの原因となるものはさまざまあり、なかなか特定することが難しいので、かかりつけの先生と相談しながら愛犬に合ったドッグフードを選んであげてくださいね。
犬のアレルギー対策ドッグフード10選
現在、豊富な種類のアレルギー対策ドッグフードが販売されており、愛犬に合っているものはどれなのか悩んでしまうかと思います。
そこで、ここでは犬のアレルギー対策ドッグフード10選を厳選し、ご紹介していきたいと思います。
※画像はイメージです。
ナチュラルバランス スウィートポテト&フィッシュ 小粒 (全犬種/全年齢対応) 2.27kg
アメリカのペットフードメーカーであるナチュラルバランスがアメリカ発の食物アレルギーに対応できる成分限定食を開発しました。
サーモン・スウィートポテトが主原料のドライフードで、動物性の肉類にアレルギーを示す子におすすめです。
炭水化物源にさつまいもを採用しており、グルテンフリーにもこだわっています。
粒の大きさが2サイズあり、愛犬に大きさに合わせて選んであげてくださいね。
スーパーゴールド フィッシュアンドポテト 子犬成犬 2.4kg
森乳サンワールドが販売する魚・ポテトベースの低アレルゲン&グルテンフリーのドッグフードです。
魚とポテトだけではなくアミノ酸バランスにも優れています。
消化吸収性が良いため、便の量も少なくなり、ニオイを緩和するユッカ抽出物も配合しているので飼い主さんのトイレ掃除の負担も軽減できるのではないでしょうか。
ナチュラルハーベスト ベーシックフォーミュラ メンテナンススモール 3.5ポンド×2袋
ナチュラルハーベストは、日本の住環境に合わせて開発された低脂肪・低カロリー・低アレルギーのドッグフードです。
低脂肪・低カロリーなので運動量が少ない子にもおすすめとなっています。
メイン素材には、Lカルチニンが豊富なラム肉を使っており、消化吸収に優れた白米も採用しています。
コンドロイチン・グルコサミンも配合されているので、関節が気になる愛犬にもおすすめできるフードです。
嗜好性も高く、毎日食べてくれること間違いなしです。
メディコート ドッグフード アレルゲンカット 魚&お米 11歳から 老齢犬用 1.25kg(250g×5パック)
健康にこだわるペットラインのメディコートシリーズからリーズナブルな国産フードが開発されました。
アレルゲンになりやすい原材料である牛肉や鶏肉・小麦・乳製品などをカットされているフードで、タンパク源は魚とお米の2種類のみ。
粒の大きさや対象年齢別などに分けて作られており、豊富なラインナップが揃っているのも魅力です。
愛犬に最適なシリーズを選んであげてくださいね。
ロイヤルカナン栄養食 セレクトスキンケア 犬用 ドライ 1kg
フランスで開発されたロイヤルカナンは、素材や粒の形状までこだわっているのが特徴のフードです。
このVetsPlanには、タンパク源としてアレルギーを起こしにくい七面鳥、炭水化物にはお米を使用していますので、アレルギーを持っている子に安心して与えることができるのではないでしょうか。
不飽和脂肪酸・銅・亜鉛も配合されているので、皮膚や被毛の健康も維持できます。
ビートパルプが腸内細菌のバランスを整え、消化性が高いのも嬉しいポイント。
7歳までのアレルギー対策に試してみてはいかがでしょうか。
ピナクル (Pinnacle) トラウト&スイートポテト 2kg
犬の安心・安全を大前提に考え、厳選素材を使ったスペシャルフードのピナクル。
中でもトラウト&スウィートポテトはタンパク源としてトラウトの生肉を採用しているのが特徴のフードです。
麦・米・大豆・とうもろこしは使用しておらず、えんどう豆やキヌア、さつまいもを配合したグルテンフリーフードなので、穀物アレルギーの子や、牛、鶏、ラムなどの肉類がダメな子、消化吸収が気になる子などにはぜひ一度試してもらいたいフードです。
プリスクリプション・ダイエット ドッグフード z/d ULTRA ゼッドディー ウルトラ プレーン 3kg
獣医師協力のもとで開発されたヒルズのプリスクリプションのダイエットシリーズです。
消化性が高く、アレルギーを起こしにくい加水分解タンパク質を使用したフードで、炭水化物はコーンスターチのみとなっているため、穀物アレルギーを持っている子におすすめです。
オメガ3・6脂肪酸も含まれているので、皮膚や被毛のケアをはじめ、愛犬の健康維持をしっかりサポートしてくれます。
小粒サイズで食べやすいのも嬉しいポイント。
酸化防止のために自然派の成分が使われているので、毎日フレッシュなフードをたっぷり食べさせてあげることができます。
ペットラインプロフェッショナルバランスアレルゲンケア&pHコントロール1歳から成犬用3kg
ペットフードの専門家が共同で開発したプロフェッショナル・バランスのアレルギー対策フードです。
アレルゲンになりやすい原材料をカットし、PHをコントロールすることにより、尿路の健康をサポートしてくれます。
アレルギーのリスクが少ない魚とお米を主原料にしているため、鶏肉・牛肉・小麦などがアレルゲンの子には特におすすめです。
フィッシュコラーゲンや亜鉛アミノ酸複合体が配合され、大切な愛犬の皮膚の健康も支えてくれます。
KiaOra キアオラ ドッグフード グラスフェッドビーフ&レバー 800g グレインフリー 牛 全犬種 全年齢
品質の高い原料で作られた機青らのドッグフードは、ニュージーランドの牧草を食べ、自然放牧で育ったグラスフェッドビーフとレバーを使用しています。
食物アレルギーに単一肉原料にこだわっているのが特徴です。
グルテンフリーはもちろん、ポテトも使っておらず、肉原料は最大限に、植物性原料は最低限にすることで消化吸収に優れてると言われています。
抗酸化作用のある天然ハーブ配合で、健康な免疫力をキープ。
新鮮なビーフ生肉をメインに使うなど、犬本来の食生活を考えたリッチなれしプが魅力です。
全犬種対象で全ての年齢、妊娠中、授乳中にも安心して与えることができます。
LOTUS グレインフリー フィッシュレシピ 小粒 2.27kg
ヒューマングレード以上の素材にこだわったロータスのグルテンフリーシリーズフードです。
主原料には天然のフレッシュなイワシとタラを使用。
アレルギーの要因でもある小麦やとうもろこし、大豆なども一切使用していません。
合成保存料・香料は使用しておらず、自然な保存料を使っており、チキン・ラムなどの副産物も不使用。
人間用と変わらない素材にこだわりオーブンで焼き上げて作られています。
アンモニア量を減らすユッカエキス配合なので、便のニオイがきつい子にもおすすめです。
オリーブオイル・サーモンオイルもブランドされているので、健康的な皮膚と被毛もキープできます。
犬のアレルギー対策ドッグフードの選び方は?
人間も現代病と言われているように、犬もアレルギーを持っている子が増えています。
現在は、さまざまなアレルギー対策フードが販売されていますが、沢山ありすぎて何を基準に選べばいいのか悩んでしまいますよね。
そこで、ここではアレルギー対策フードの選び方について詳しく解説していきます。
ドッグフードや単一食材でアレルゲンを特定
愛犬がどのようなアレルギーを持っているのかを調べたい場合は、原材料を見て一種類のたんぱく質が使われているものを順番に試してみてください。
単一食材や使用されている原材料がすくない場合、自分でアレルゲンを見つけることができることもあります。
時間はかかりますが、フードをローテーションで使用することはアレルギー発症対策としてとても有効な手段となります。
アレルゲンになりやすい代表的な食材は牛肉・乳製品・鶏肉・小麦・大豆となっていますので、まずは牛肉を使っていないフードから試してみるのがいいかもしれません。
症状に関連するアレルゲンを含むフードは避ける
パッケージには「アレルギー対策」と書いてあっても、愛犬に適しているフードかどうかはわかりません。
ですので、フードを選ぶ際には、愛犬の症状に関連するアレルゲンが含まれていないフードを選ぶことが大切です。
そのためには、愛犬はどんなアレルゲンを持っているのかを調べておく必要があるので、一度血液検査をしておくことをおすすめします。
さらにアレルギーには、食物だけではなく遺伝や環境など目に見えない要素もあり、特定はなかなか難しいとされていますが、こちらも血液検査をすればある程度わかるようになっていますので、食物合わせて調べてもらうようにしましょう。
穀物アレルギーの場合はグレインフリーを選ぶ
食物のなかで穀物に対してアレルゲンを持っている子は比較的多く、多くのフードには穀物を使っているものが多いです。
なかでも最もアレルギーを引き起こしやすいのがとうもろこしと小麦になっています。
穀物アレルギーが疑われるが細かい特定は難しいという方は、最初から穀物不使用のグルテンフリーのフードを選んでおくと安心です。
基本的に犬は肉食なので、穀物は不要という考えもあり、穀物を使用していなくても栄養の偏りに支障はありません。
添加物未使用のフードを選ぶ
ドッグフードには味や持ちを維持するために添加物が多く含まれています。
なかには必要な添加物もあるのですが、アレルギーを引き起こす可能性もありますので、できるだけ食品添加物の少ないフードを選ぶことでアレルギー対策の大きなポイントとなるでしょう。
アレルゲンが不明の場合
アレルギーを持っているのは確かでもアレルゲンが不明な場合は、比較的アレルギーが起きにくいと言われている魚やラム肉・米・じゃがいもを主原料としたフードから初めてみることをおすすめします。
アレルギー反応を観察するには、最低1か月、できれば3か月程度同じドッグフードを与えて様子を見る必要があります。
安いフードでもアレルギー対策は可能
経済的なことを考えて安いフードに切り替えたいけど安いフードはアレルギーのリスクが高いと考えている方も多いようですが、値段が安いからといってアレルギー対策ができないわけではありません。
アレルギーは値段とは全く関係なく退室などと関係していますので、安いフードだから危ないという考えは間違いです。
しかし、着色料や香料・甘味料など犬には必要ない添加物が愛犬の大量不良に繋がることはあるので、成分や安全性は重視してみる必要があります。
まとめ
今回は犬のアレルギー対策ドッグフードについてご紹介してきました。
人間でも現代病と言われているアレルギーは犬にとっても現代病としてポピュラーになってきました。
アレルギーの要因はさまざまですが、まずはフードから変えることが一番の近道でもある可能性が高いので、愛犬のアレルゲンを予め把握し、愛犬に最適なフードを選んであげましょう。
チワワが飼いやすい4つの理由
チワワは人気犬種ランキングで常に上位にランクインしている人気の犬種です。
可愛い見た目も魅力的ですが、初心者でも比較的飼いやすいと言われている点も人気があるポイントと言えるでしょう。
そこで、ここではチワワが飼いやすい4つの理由について解説していきます。
必要な運動量が少ない
チワワは世界最小の犬種と言われており、必要な運動量は1日に約2キロ程度です。
約2キロというと1日10分程度の運動量で十分で、朝晩散歩に行くようであれば1回5分程度で済むという計算になります。
ということは、無駄に歩かせる必要もなく、排泄さえ済ませば帰宅するという流れで良いということです。
散歩は社会性を養うためにも、必要なものですが、雨や雪の日などは無理に散歩に連れ出す必要もなく室内運動で満足してくれます。
そのため、室内でもトイレができるようにしつけは必要ですが、運動量が少ないという点も手がかからないということになるため飼いやすいと言われている理由になります。
手入れや餌代があまりかからない
チワワは体が小さい分、フードの量も約85gととても少なく済むので、餌代があまりかかりません。
さらに、他の犬種に比べると体臭も少ないので、シャンプーも1か月に1回程度、冬場であれば2か月に1回程度で済むのでトリミング代も少なく済みます。
ブラッシングの程度もたまに軽くとかすくらいで十分ですし、回数も頻繁でなくて済むので、手入れや餌代があまりかからない点もとても助かりますよね。
体重がとても軽い
チワワの体重は平均で1.5キロ~3キロと言われており、片手で十分抱っこすることができる小ささです。
体重が軽いと散歩に連れて行くのも負担がかかりませんし、持ち上げたり、シニアになった際の介護もしやすいでしょう。
力がない高齢者の方でもチワワは飼いやすいと言われており、お世話もそこまで必要ないので飼いやすい人気犬種となっていると思われます。
しかし、なかには突然変異で大きくなるチワワも存在しますが、それは成長してみないとわからないので、飼う際に、母親と父親の体の大きさを確認しておくことが大切です。
においが強くない
先ほどもご紹介しましたが、チワワは体臭が少ない犬種です。
犬独特のニオイは室内犬として飼うには少し抵抗がある方もいますが、チワワはニオイが少ないので室内犬には向いていると言えるでしょう。
そもそも犬には人間のような汗腺が体全体にある訳ではないので、全身に汗をかくことができません。
犬の体臭は唯一汗腺があると言われている鼻と肉球から出る皮脂などによるものが多く、口臭や汚れの付着、便臭の可能性もあります。
体臭が少ないチワワが臭いと感じたら、口腔ケアを行い、お尻の周りに汚れがついていないかチェックしてください。
シャンプーは月に1回~2回程度で良いのですが、汚れているときは都度洗ってあげるのもいいでしょう。
しかし、洗いすぎると毛艶が悪くなったり皮膚を傷つける可能性があるので注意してくださいね、
チワワはどんな性格?
飼いやすいと人気のチワワはどんな性格をしているのでしょうか?
ここでは、チワワの性格について詳しくご紹介していきます。
好奇心旺盛
チワワは、明るく陽気で元気一杯な上に人懐っこい性格をしており、好奇心旺盛です。
飼い主さんと遊ぶことが大好きで小さい体の割にはエネルギッシュなので、室内で走り回ったり、一人でおもちゃを引っ張り出してきて遊んだりします。
甘えん坊
成犬になってもいつまでも子犬のような可愛らしさを振りまき、誰からも可愛がられるチワワはとても甘えん坊です。
一緒に暮らす家族全員をメロメロにしてしまうこと間違いなし!
その一方で、猫のように気まぐれな面も持ち合わせており、家族のなかで甘える人を選ぶようなこともあります。
そんなツンデレな部分もチワワの魅力でもあるのです。
警戒心が強い
チワワは体が小さく怖がりのため、警戒心が強く外からの刺激に敏感なので、知らない人が自宅に来た時には吠えてしまうということも少なくありません。
チワワはきつい性格をしておりよく吠えるというイメージを持っている方も多いようですが、それは外からの侵入者などから飼い主さんを守る勇敢さと警戒心の高さによるものです。
無駄吠えをしないようにしつけをするには、まず子犬の頃から外部の刺激に慣れさせておくことで、ある程度改善されることがあるので、外に出て色んな人や犬と触れ合わせたり、車やバイク・チャイムの音などに慣れさせる習慣をつけておきましょう。
献身的で勇敢
チワワにそんな面があるの!?というくらい意外な一面なのが、自分より何倍も大きい犬に対しても家族を守るためなら立ち向かっていく勇敢さがあります。
心を許した飼い主さんに対してはとても忠実で、献身的な姿を見せることもあるでしょう。
基本的に賢い犬種なので、正しくしつけることができれば、聞き分けが良く飼いやすい子に育ってくれますよ。
オスとメスで性格が違う?
チワワはオスとメスで極端に性格が違うということはありませんが、少しの違いは出てきます。
オス=好奇心旺盛でやんちゃ、活発
メス=賢く落ち着いている
という感じでしょうか。
基本的な性格はこのような感じになりますが、性格を大きく決めるのは環境やしつけによるもので、生まれ持った性格というよりは、育った環境が大きいと言われていますので、オスはやんちゃで活発だから飼いにくいというのは間違いです。
毛色や毛の長さもさまざまなのですが、それによる性格の違いはありません。
チワワの飼い方は?
チワワを初めて自宅に迎え入れる方はまず飼い方をマスターしなければいけません。
そこで、ここではチワワの飼い方をご紹介します。
チワワのしつけ
チワワは臆病で警戒心が強く、活発な子も多いので、しっかりしたしつけが必要です。
褒められることが好きなので、良いことをしたら思い切り褒めてあげ、悪いことをしたらはっきりした態度で叱らないとなぜ褒められているのか、叱られているのかが理解できません。
臆病な性格をしているので、叱る際は声を荒げることと体罰は絶対にやめてください。
毅然とした態度で、「ダメ!」「NO!」これだけで十分です。
また、トイレトレーニングも重要で、トイレは一度決めたら場所を変えないようにし、愛犬がソワソワしだしたら、トイレに連れて行くということを繰り返すと自然に覚えるようになるでしょう。
お手入れについて
先ほどもご紹介しましたがチワワは体臭が少ないですが、毎日散歩に連れていくようであれば2週間~月1回程度のシャンプーは必要です。
犬専用のシャンプーとぬるま湯で皮脂や汚れをしっかり洗い流してあげましょう。
しかし、頻繁に洗い過ぎると皮膚を傷つけてしまうことにもなりかねませんので、適正回数を守るようにしてください。
食事を選ぶポイント
体が小さいチワワは食べ物の影響を受けやすく、アレルギー反応を起こし皮膚病を発症することが多いので、できればグルテンフリーや無添加のフードを選んであげると安心です。
皮膚病を一度発症するとすぐに完治することは難しく短くても1か月はかかってしまいます。
そうならないためにも、最初からアレルギーの原因となる成分が入っていないフードを選ぶことが大切です。
まとめ
今回は、チワワの飼いやすさについてご紹介してきました。
見た目だけでも可愛すぎてメロメロになってしまいますが、チワワの飼いやすさを知ると余計に飼いたくなりますよね。
しかし、なかには活発な子や警戒心が強すぎて無駄吠えなど問題行動を起こす子も少なくないので、迎え入れたらすぐにしつけを行うようにしてください。
ジャックラッセルテリア抜け毛と毛質
ジャックラッセルテリアには毛の種類が3種類あります。
短毛の「スムースコート」、長毛の「ラフコート」、短毛と長毛が混ざっている「ブロークンコート」です。
短毛のスムースコートは抜け毛が多いです。
そのためトリミングは必要ありませんが毎日のブラッシングは必須です。
換毛期になると、どの毛の種類も被毛がたくさん抜け落ちるので、部屋の掃除が欠かせません。
特に短毛の「スムースコート」は洋服の繊維に入るので、抱っこなどをすると大量の抜け毛が洋服に付着します。
ジャックラッセルテリアの抜け毛対策!ラフコート編
長毛タイプの「ラフコート」は、全体的に毛量が多く、ウェービーな毛質です。
見た目は硬そうですが、実際はフワッとした手触りです。
長く伸ばしてふわふわした感じにしたり、短く切ってスッキリした印象にするなど、トリミングによって見た目を変えることができます。
短毛の「スムースコート」と比べると抜け毛は少ないですが、長くウェービーな毛質のため、絡まりやすいので、定期的なトリミングやブラッシングは必要になります。
ラフコートのトリミング
ラフコートは長毛タイプなので、時々トリミングで毛をカットする必要があります。
ジャックラッセルテリアは、硬い毛が混じっているので、短い毛を残しながら長い毛をナイフで抜くという「ストリッピング」や「プラッキング」というトリミングを行いますが、技術や知識が必要です。
ワンちゃんも性格が様々なので、慣れないことを嫌がる子もいます。
定期的に行うものなので、子犬のうちからトリミングに慣れさせるとスムーズでしょう。
ラフコートのブラッシング
毛の長さが長く、ウェービーなラフコートは、ブラッシングが足りないと、毛がもつれてしまったり、絡まったりします。
そして、毛が絡まった部分の下で抜け毛が溜まり、毛玉になります。
その毛玉が硬いフェルト状の被毛の塊になってしまうとさらに抜け毛が落ちず、本来の美しい毛並みがなくなってしまいます。
やはり大切なのが毎日のブラッシングです。
ブラッシングすることで毛の流れが整い、毛の絡まりが取り除かれます。
長毛タイプのワンチャンのブラッシングには「スリッカーブラシ」が便利です。
先端に丸いピンが施され、被毛の流れを整えてくれます。
ただし、スリッカーブラシは細い針金が多数ついているタイプのブラシなので、力を入れ過ぎないよう気をつけましょう。
ジャックラッセルテリアの抜け毛対策!ブロークンコート編
ブロークンコートは長毛のラフコートと、短毛のスムースコートの中間タイプの毛質です。
ウェービーで長くふわふわした部分と、硬く短い部分が混ざっています。
ブロークンコートと一言に言っても、長毛や短毛が混ざり合う場所や毛質も個体差があるので独特感があります。
ブロークンコートは長毛の部分があるので、定期的なトリミングが必要になります。
3つのタイプの中で一番毛量が多く、抜け毛も多めのタイプがこのブロークンコートになります。
ブロークンコートのトリミング
ブロークンコートは、部分的に長毛タイプなので、トリミングでカットしてもらうことがベストです。
ラフコートのように、ストリッピングウやプラッキングという無駄な毛を取り除く方法もあります。
飼い主さん自身で行うと、無理に引っ張ってしまうなどワンちゃんの負担になってしまいます。
ですのでトリミングはプロのトリマーさんに任せる方が安心・確実です。
定期的なトリミングは、清潔さや毛の健康だけでなく、見た目の綺麗さもキープできますので大切です。
ブロークンコートのブラッシング
ブロークンコートのブラッシングは、長毛のラフコートと同じように行いましょう。
まず、落ち切っていない抜け毛をスリッカーブラシやピンブラシで取り除きます。
そして絡まりがあるのかコームで確認します。
長毛タイプなので、しっかりブラッシングしていないと絡まりが増えてしまいます。
しかし、毛のもつれが気になって力を入れ過ぎるとワンちゃんの皮膚が痛んでしまいますので、優しく丁寧なブラッシングを心がけることが大切です。
ジャックラッセルテリアの抜け毛対策!スムースコート編
ジャックラッセルテリアの中では最も短毛のスムースコートは、スッキリとした印象です。
硬めですが、すべすべしていて触り心地が良い毛質です。
1センチにも満たない短い毛ですが、短いがゆえ、抜け毛が落ちるのが目立つのかもしれません。
長毛タイプと比べると短毛のスムースコートはトリミングなどはそれほど手がかかりません。
しかし、ブラッシングは毛の健康と美しいツヤを保つために飼い主さんができる限り行うことが大切ですね。
スムースコートのトリミング
もともと1センチほどにも満たないスッキリとした短毛タイプのスムースコート。
毛質は硬めですが、すべすべしていて触り心地が良いです。
基本的にはトリミングは必要ありません。
部分的に気になったら、飼い主さんが少しカットしてあげても良いでしょう。
目に入らない肉球の裏部分は、延びることによって滑りやすく、ケガの原因になることもあります。
危険防止のため、ときどき、伸びていないかチェックしてあげることも大切です。
スムースコートのブラッシング
短毛タイプなのでブラッシングはそれほどしなくてもいいと思いがちです。
しかし、できるかぎり毎日ブラッシングしてあげるようにしましょう。
スムースコートは1本1本がとても短く、硬い毛質のため、抜け落ちた毛に悩まされる飼い主さんも多いです。
掃除機をかけても取り切れなかったり、洋服に毛がたくさんついてしまったりということも。
これらを防ぐにはやはり抜け毛が落ちる前にブラッシングで取り除いてあげることです。
スムースコートにはラバーブラシと絨毛ブラシを使うのが良いでしょう。
ゴム製のラバーブラシは、皮膚に優しいです。
撫でるように抜け毛を取り除いてあげましょう。
そして、獣毛ブラシでツヤを出して仕上げるという流れで行います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ジャックラッセルテリアには、「ラフコート」「スムースコート」「ブロークンコート」と3つの毛質のタイプがあります。
タイプによって毛の長さや抜け毛の量などが変わるのでトリミングやブラッシング方法が異なってきます。
ワンちゃんの被毛のお手入れは毎日の健康や綺麗さを保つのにとても重要なことです。
同じジャックラッセリアでも毛のタイプによってお手入れ方法が変わってきますので、愛犬の毛質タイプにあったお手入れ方法を探してみてくださいね。
抜け毛が多いポメラニアン
ポメラニアンと言えば、ふわふわして毛糸玉のような被毛が魅力です。
しかし抜け毛が多い犬種でもあり、美しく愛らしい毛並みを維持するためには入念なお手入れが必須です。
今回は、ポメラニアンの被毛の特徴、換毛期、お手入れの方法についてご紹介します。
ポメラニアンの被毛構造
ポメラニアンの魅力であるふわふわの被毛は、長いオーバーコートと、短くて綿毛のようなアンダーコートのダブルコート(二重構造)になっています。
オーバーコートは、紫外線などから皮膚を守る役割があり、質感は硬めです。
アンダーコートは主に体温調整をする役割があり、毛の質感は柔らかく、ポメラニアンのもこもこ感の重要な要素です。
ポメラニアンは、アンダーコートが季節によって生え換わることで体温を調節しています。
そのため、季節の変わり目には大量の毛が抜けるのです。
換毛期(お猿期)とは
ポメラニアンは、1年に2回アンダーコートが生え変わる換毛期を迎えます。
換毛期は春と秋で、前者は3月~5月・後者は9月~10月が目安です。
換毛期が訪れると、体やしっぽ、顔の毛が徐々に抜け落ち、ふわふわだった被毛がスカスカになってしまいます。
そして、顔の中心部の毛は短いまま顔周りの毛が伸びていくと、顔面と顔周りの毛の境界がはっきりとわかる状態になります。
その様子がお猿さんに似ていることから、お猿期とも呼ばれているようです。
この時期はとにかくお部屋のお掃除が大変です。
絨毯や毛布、洋服などに毛がついてしまうので、粘着カーペットクリーナーがあると便利です。
毛がくっつきやすい布製品は、換毛期の間はしまっておいたほうが掃除が楽でしょう。
家具もキャスター付きのものだと隙間の掃除がしやすいですね。
換毛期はいつから?
ポメラニアンの換毛期は、個体差はありますが、生後4カ月頃から8カ月頃にかけて訪れるといわれています。
ポメラニアンはこの換毛期を経て、赤ちゃんの毛からおとなの毛に生え変わり、成犬へと成長していくのです。
その過程で、毛色が変わる犬もいるといいます。
お猿期が終わる期間にも個体差があり、生後1年頃までに終わる犬もいれば、3才、4才頃になるまで続く犬もいるようです。
どれもその犬の個性ですから、ボリュームたっぷりの立派な被毛が生えそろうのを楽しみに待ちましょう。
抜け毛対策について
ポメラニアンの抜け毛に悩まされる飼い主さんも多いのではないでしょうか?
次に、ポメラニアンの抜け毛対策に有効な方法をご紹介します。
注意点に気をつけて対策行いましょう。
換毛期のブラッシング
ポメラニアンの毛は細く絡まりやすい(毛玉が出来やすい)です。
いきなりブラッシングすると毛玉に引っかかり、まとまって毛を抜いてしまったり、ポメラニアンが痛がってブラッシングを嫌いになってしまいます。
なので、最初はクシ(コーム)で軽く毛並みを整えながら、毛玉があったらほぐしてからブラッシングに入ります。
ブラッシングの良いところは、これから床に落ちたり絡まる毛を予め対策できる点です。
また、ブラッシングは肌に刺激を与えて、毛が生え変わるのを助けるので「毛並みを良くする」という意味でも大切なケアです。
ブラシについてはコレで無ければいけないというものはありません。
スリッカーブラシは主にアンダーコートの対策に、ピンブラシはオーバーコートの対策に効果的です。
ファーミネーターはアンダー・オーバー共に効果がありますが、やりすぎるとアンダーコートを抜きすぎてしまい、地肌が見えてしまう原因になることもあります。
どのブラシにも共通して言えるのは、1日で全部取ろうとするのではなく、毎日少しずつケアすることが大切ということです。
抜け毛掃除は便利グッズを活用
基本的には、小まめにブラッシングして抜け落ちる前に対策する方が効果が高いです。
ただ、どれだけブラッシングをしても抜け毛は落ちてしまいます。
便利グッズと言っても、完璧に抜け毛対策ができる訳ではありませんが、掃除がかなり楽になります。
例えば、ルンバなどの自動掃除機は外出中に掃除機をかけられるのでかなり便利です。
ただ、カーペットに絡まった毛は取れませんし、万が一愛犬が吐いてしまい、そこをルンバが通ると一大事です。
掃除機をかける手間は無くなりますが、ブラシに毛が絡まるのでケアが必要です。
また、掃除中の騒音に慣れるまでは無駄吠えも出てしまいます。
大部屋用には空気清浄機はかなりおすすめです。
ポメラニアンの毛は細くて軽いので、部屋の中心に置いておくと、空気中に舞った毛を吸い取ってくれます。
騒音も気になりませんが、定期的にフィルターの掃除が必要です。
洋服を着させる
洋服を着せることも抜け毛対策として有効です。
特に公共の場に行くときは、抜け毛が散らばるのを防ぐために重宝するでしょう。
ただし、ポメラニアンに洋服を着せるときは、熱中症にならないように注意してください。
こまめに水分を補給し、口を開けて息をしていたら一旦脱がせてあげてくださいね。
また、着せっぱなしにすると摩擦で毛玉ができやすくなります。
必要なとき以外は脱がせてください。
サマーカットにするのは注意!
夏場はポメラニアンの「暑さ対策」や「抜け毛対策」として、サマーカットやライオンカットなどにしている方も少なくありません。
ですがポメラニアンの中には一度カットすると、毛質が変わったり伸びにくくなる子がいます。
中にはキレイに生え揃うまでに3年もかかる子もいます。
ポメラニアンはダブルコートなので普段は分厚い被毛に守られていますが、短くカットすることで皮膚が紫外線にさらされてしまいます。
家族がアレルギーなどで、「なんとかして抜け毛を減らしたい!」ということであれば仕方ないかもしれませんが、「暑さ対策」という意味では室温調整と、日々のブラッシングで十分です。
シャンプーの抜け毛対策効果は?
シャンプーは抜け毛対策というよりも、「ニオイ」や「毛並みを良くする」のに効果的です。
定期的にシャンプーをするとしても1カ月に1回程度にしないと、皮膚が乾燥してフケが増える原因になります。
小さい内から慣らすこともできますが、大変な割に抜け毛対策の効果は短期間しか持ちません。
シャンプーをするのは「ニオイ」や「汚れが目立ってきた」タイミングで行えば十分です。
不自然に多い抜け毛は病気やアレルギーの可能性も
「換毛期」や「大人の毛に生え変わる時期」以外で抜け毛が増えたり、部分的にハゲてしまっている場合、病気やアレルギーによる脱毛の場合も考えられます。
その一例として、アロペシアXという病気があるのをご存知でしょうか?
この病気は、ポメラニアン脱毛症(通称:ポメハゲ)、偽クッシング症候群、成長ホルモン反応性皮膚炎とも呼ばれる皮膚病の一種で、体の一部から始まり頭と足を除いた全身の毛が抜けてしまいます。
20種類以上にわたって様々な呼び方がありますが、ポメラニアンに多く見られるため「ポメラニアン脱毛症」とも呼ばれます。
原因不明の為、食事療法やサプリメント・ホルモン治療、去勢・避妊手術などで良くなることがあります。
ただ、効果には個体差もあり治療が難しい病気です。
命に係わる病気ではないので、「治療しない」という選択肢もあります。
生え変わりによる抜け毛は、大人の毛も生えてきているので地肌が透けることはほとんどありません。
対してポメラニアン脱毛症では脱毛が進み、地肌が透けてしまったり、皮膚が黒ずんで(色素沈着)きます。
普段からブラッシングをしているとこういった異変に早く気付くことができます。
ブラッシングをする際は、注意して観察するようにしましょう。
抜け毛が少ない子がいる?
毛色による抜け毛の違い
ポメラニアンはとにかく多彩な毛色があります。
ただ、特定の毛色で抜け毛が少ないということはありません。
ブリーダーによっては、ポメラニアンという犬種を愛し、広く世に広めたいという考えの元、作出している人もいます。
そういったブリーダーは、ポメラニアンでよく話題になる「吠え癖」・「噛み癖」・「抜け毛」などを抑えようと交配しているケースもあります。
どうしても抜け毛が気になるという人は、ポメラニアン愛が強いブリーダーに相談し、そういった方から迎えると良いでしょう。
種類による毛色の違い
「ティーカップ」や「極小」サイズのポメラニアンは、通常のポメラニアンと比べれば抜け毛が少ないです。
ただ、これは成犬になっても通常のポメラニアンよりも小さい場合に限っての話です。
単純に「小さい=皮膚の面積が狭い」という理由で、通常のポメラニアンよりも少ないとしているだけです。
ポメラニアンに限らず、小さくなればなるほど骨折が増えますし、病弱になる傾向が強いです。
「小さいままでいて欲しい」という気持ちは良く分かりますが、上記の理由から病院通いの生活が続き、医療費から飼えなくなる人もいます。
また、ティーカップサイズと聞いていたのに、普通に4㎏以上に多くなることもあります。
こういった問題から、基本的に「ティーカップや極小予想」と書かれた子を迎え入れることをお勧めしません。
「どうしても小さい子が欲しい!」という方は、これらのリスクを十分に理解した上で迎えるようにしましょう。
ミックス犬の抜け毛は?
ポメラニアンとのミックス犬の場合、ポメラニアンじゃない方の親犬が抜け毛が少ない種類であれば、生まれてくる子犬も抜け毛が少ない可能性が高いです。
ですが、これに関してはどちらの毛質を強く引くかによって変わるので、個体差が大きいです。
また、一般的にヨーキーのようなシングルコートは抜け毛が少なく、ポメラニアンのようなダブルコートは抜け毛が多いと言われますが、シングルで抜け毛が多い犬種もいます。
なので、ポメラニアンのミックス犬の抜け毛の量は飼ってみないと分からないということになります。
ペットショップで「この子は抜け毛が少ないです」と紹介されても、ミックス犬は成長によって毛質が変わるので、注意が必要です。
まとめ
ここではポメラニアンの抜け毛についてまとめました。
ポメラニアンを飼おうと思う人は、口コミや評判から抜け毛のことを気にする方が少なくありません。
ポメラニアンの抜け毛は、トイプードルなど抜け毛が少ないと言われている犬種と比べてしまうと、お世辞にも少ないとは言えません。
ですが犬を飼う以上、ある程度の抜け毛は仕方のないことです。
予め覚悟しておけば耐えられないレベルではないので、抜け毛という理由だけで飼う事をあきらめないでくださいね。
犬の歯磨きはいつからスタート?
愛犬の歯磨きはしていますか?
最近、犬の歯磨きの重要性が言われるようになりました。
犬は虫歯にはなりにくいですが、歯垢が溜まりやすくひどい歯周病になる犬も多いのが現状です。
歯周病が進むと、内蔵に影響が及び病気になる可能性もありますので、歯磨きはとても大切なのです。
人間と同様に、犬も乳歯の時から歯磨きを習慣にしておくと、成犬になった後でも、口内のケアが簡単になります。
歯を触らせる練習は、なるべく子犬の時から始めましょう。
といっても実際にどうやってするのが良いのかわからないと悩んでいる飼い主さんもいるでしょう。
この記事では、歯磨きの仕方・テクニックを動画で、さらに便利な歯磨きグッスの紹介など飼い主さんの参考になる情報をお伝えしていきます。
犬の歯磨きの仕方は?まずは口の開け方から!
犬の歯磨きをするためには、まず口を開けて歯を見せてくれるようになることがスタートです。
犬は口周りを触られるのが苦手です。
嫌がらずに口を開けてくれるように、とにかくスモールステップで少しずつ練習するようにしましょう。
犬がストレスを感じないようにしてあげることが大切です。
まずは歯磨きをする体勢(膝の上など)でリラックスさせることです。
小さいオヤツをご褒美に用意しておきましょう。
一つのステップができたら必ず褒めてオヤツをあげます。
【段階と注意点】
①口元を触る練習
耳などから少しずつ広げる
顎下や目の下などからも口元を触る
②左右どちらかの顔を飼い主の胸に当て、犬の顎下には4本の指を当て、犬が動かないようにKeepする
この時歯磨きしない方の手で顎を触る
③上唇を親指でめくって犬歯が見えるようにする
④反対側の犬歯も同様に見る
⑤前歯・奥歯を見る
↪️詳しいやり方の動画はこちら
犬の歯磨き実践編!歯磨きのテクニックとは?
犬の口元を触れるようになり、唇をめくって歯が見られるようになったら、つぎはいよいよ歯磨きにチャレンジしていきましょう。
この時もいきなり全ての歯を磨こうと思わず、1本でも磨けたらOKくらいの気持ちで始めてください。
歯ブラシを口に入れられるのが嫌な犬も多いので、歯ブラシに慣れることがまず最初のステップです。
そして無理せず歯みがきシートなどと併用することをおすすめします。
【注意点】
①力を入れずに撫でるように磨く
②奥歯が磨きにくい時は歯みがきシートを使う
③下の歯や歯の内側を磨く時は、細い棒を加えさせると磨きやすい
↪️歯磨きの実践編の動画はこちら
犬が歯磨きを嫌がる場合はどうする?
愛犬がどうしても歯磨きが苦手で嫌がってしまうという場合、絶対にこれなら大丈夫という方法は残念ながらありません。
でもとにかく諦めずに取り組むということが一番です!
【歯磨きを克服するコツ】
①毎日継続して習慣づける
②犬が一番リラックスできる時間を選ぶ
③大げさなくらいベタボメする
④歯磨きの方法や道具などをいろいろ変えてみる
歯磨きしている間、とにかく褒めまくります。笑顔で!!
「歯磨きは良いこと」だと伝えます。
そして、方法はその子にあったものが一番です。
例えば歯磨きする場所はどこでするのか、どの歯から磨くのか…など。
みんな同じやり方でなくても構わないので、その子がリラックスできる方法を探してみてください。
↪️半年かけて歯磨きに慣れさせたという飼い主さんの動画はこちら
犬の歯磨きの頻度は?
歯周病にさせないためには歯石を付けないことが必要です。
歯垢が歯石に変化する前に、歯磨きで取り除けばいつもきれいな歯を保つことができます。
歯垢を取り除くためには、犬の歯磨きはどれくらいの頻度ですると良いのでしょう。
歯垢が歯石に変化してしまうタイミングは、実は人間よりも犬の方が早いと言われています。
そのため、可能であるならば、犬の歯みがきは毎日行うのがベストです。
子犬のうちに歯磨きを覚え、嫌がらないようになれば飼い主さんの方も歯磨きが負担にはなりません。
ただ、もう成犬になっていても諦めずに5秒でも毎日歯磨きを続けてみてください。
犬の歯磨きグッズ
歯磨きがなかなかうまくいかないと悩んでいる飼い主さんは多いです。
そして多くの人は歯ブラシに代わるものとして、歯磨きグッズをいろいろ工夫されています。
おすすめの歯磨きグッズを4点紹介しますので、参考にしてみてください。
最終的には歯ブラシを使うのが一番効果的だと言われています。
その段階に進むためにもチャレンジしてみましょう。
また、どのグッズもいきなり口に入れたりすることはNGです。
少しずつ段階を踏んで慣れさせるようにしてくださいね。
歯磨きシート
歯ブラシは苦手でも、歯磨きシートは大丈夫という犬は少なくありません。
歯ブラシを使えない場合、代わりに歯磨きシートを用いるとスムーズに歯磨きが進むこともあります。
指に巻きつけて使うタイプや指サックのようになっていて、人差し指にはめるタイプのものなどいろいろな商品が発売されています。
飼い主さんが口を触り、指を入れても大丈夫ならば愛犬は受け入れてくれるでしょう。
それを試してみるのもいいですし、ガーゼやキッチンペーパーなどを水で濡らして使うこともできます。
食べた後、歯を清潔に拭いてあげてください。
犬用の歯磨き粉を付けて磨くのも良いアイディアです。
歯磨きガム
歯磨きシートも歯ブラシも嫌がる犬にとって歯磨きガムは救世主です。
噛むことで歯垢を落とすシステムで、味も犬にとって美味しいので、喜びながらきちんと歯磨きができます。
こちらも様々なガムが市販されています。
毎日歯磨きガムを噛んでから寝るという犬もいます。
またガムではありませんが、歯磨きになるおもちゃもよく使われています。
ガジガジとおもちゃを噛むことで、歯がきれいに磨かれるというわけです。
大型犬であれば、硬いおもちゃや牛のヒヅメのようなおやつでも歯磨きガムのように使えるでしょう。
犬用歯ブラシ
犬用歯ブラシは専用のものがおすすめです。
犬の歯は人間よりも敏感なので、歯ブラシも犬用に作られた物がピッタリ合います。
毛が柔らかく、ヘッドが小さいタイプの歯ブラシを選ぶと無難です。
特に小型犬の場合は口も小さく歯も小さいので、小型犬用の歯ブラシを使ってください。
歯ブラシを変えただけで、嫌がらなくなったという声も聞きます。
硬い毛の歯ブラシは痛くて嫌なのかもしれませんので、一度見直してみると良いでしょう。
スケーラー
歯石を削って取るためのグッズをスケーラーと言います。
固まった歯石を取るのに便利ですが、使う時には犬が動かないでじっとしてくれる必要があります。
犬が動いて手元が狂うと歯肉を傷つけたり怪我に繋がる可能性があるからです。
自宅でスケーラーを使えるという段階は歯磨きの上級ステップです。
細長いスケーラーは、使用時にこすり過ぎてしまうと、歯のエナメル質に傷をつけてしまう可能性もあるので、獣医さんやブリーダーから、ちゃんとした使用方法を教えてもらった後に実践すると安心です。
まとめ
犬の健康を守るために大切な歯磨き、そのステップとしてまずは慣れさせることやテクニックなどを動画を使って紹介しました。
子犬の時は好奇心が高く、何でもおもちゃのように遊びながら覚えてくれるので、歯磨きを始めるには絶好の機会です。
できるだけ子犬のうちから歯磨きに慣れさせて、「歯磨き=良いこと」と感じてくれるとうまくいきそうですね。
でも成犬になっても諦めず、毎日コツコツ続けてみましょう。
飼い主さんの知恵と努力で、苦手意識も少しずつ解消できると思います。
愛犬にあったやり方やグッズを見つけてください。
猫にきゅうりをあげても大丈夫
ご飯中、飼い猫にじっと見られていると「これちょっとあげちゃおうかな…」なんて思っちゃいますよね。
お肉やお魚ならともかく、野菜は消化の面で心配になり、あげたことがないという人も多いかもしれません。
とくに「きゅうりは犬猫問わずあげちゃダメ」なんてことも言われたりしますが、人間同様、猫にきゅうりをあげてOKです!
猫の好物の魚や肉などと比べると味や匂い薄いため、自らきゅうりをねだる猫はあまりいませんが、次おねだりされたらあげても大丈夫ですよ。
猫がきゅうりを食べる際の注意点や食べ方
「猫がきゅうりを食べるのは大丈夫!」と言いつつ、4つだけ気をつけてほしいことがあります。
「きゅうりならなんでも大丈夫なんだって~」とおねだりされるままあげず、このあと紹介する4つの注意点を守って飼い猫にあげてくださいね。
また、きゅうりは絶対毎日食べさせないといけないものでもありません。
ヘルシーで水分が摂れるからと言って、無理やり食べさせないでくださいね。
猫が食べたそうにしているときだけで十分です。
味つきのきゅうりは食べさせない
きゅうりの漬物や、ドレッシングのかかったきゅうりは与えてはいけません。
もし猫に、調味料で人間好みに味つけしたきゅうりを食べさた場合、たくさんの塩分やカロリーを摂取させてしまうことになります。
猫は泌尿器系の病気になりやすい特徴があり、たくさんの塩分を摂っても水を飲んでくれるとは限らないので、病気になるリスクもぐーんと上がります。
もちろん太ってしまったり、味つけの濃いご飯しか食べなくなるということもあります。
食べさせるときは、味つけしていないきゅうりだけにしましょうね。
腎臓が弱い猫には食べさせない
腎臓が弱い猫には、きゅうりに含まれるカリウムが大きな負担になります。
健康な猫にとってカリウムは害のある成分ではありませんが、腎臓の機能が低下した猫がカリウムを過剰摂取すると、腎臓内でカリウムの排出が追い付かず、結果として猫の体に大きな負担をかけることになります。
腎臓に負担をかけ続けると、食欲不振・嘔吐・脱水などの症状が現れ、最終的に命を落としてしまうことになります。
猫の命を守るため、腎臓が弱い猫にはきゅうりを与えないようにしましょう。
皮をむいてあげる
猫にきゅうりをあげるときは、皮をむいてからあげましょう。
きゅうりの皮には、雑菌が付着している可能性が少なくありません。
他の野菜と比較して、表面がゴツゴツとして硬いため、雑菌がどんどん溜まり、猫の体にも悪影響が及ぶこともあります。
それから、皮は消化しやすいとは言えないため、皮をむいてさらにスライスしてあげるのが一番良い食べ方です。
私の猫は薄く切った食べ物が嫌いなので、きゅうりの皮をむいてサイコロ状に切ってあげています。
冷たいきゅうりはNG
猫に冷たいきゅうりは与えてはいけません。
みなさん野菜を買ってきたらすぐに冷蔵庫に入れていると思います。
ですが、きゅうりは含んでいる水分量が多く、冷蔵庫に入れるとすぐに冷えてしまいます。
夏野菜でもあるので、体温を下げる効果もあり、寒がりな性質の猫の体を冷やしてしまいます。
健康を害してしまう可能性もありますので、猫にあげる前に室温でしばらく置いておいたり、少しだけ湯煎して温めてからあげるようにしてください。
猫がきゅうりを食べるメリット
ここまでは猫にきゅうりをあげる際の注意点をお話ししました。
毎日絶対に食べさせなくてはいけない食べ物ではないし、猫の健康状態によっては与えてはいけないきゅうりを食べるメリットはあるのでしょうか?
猫に与えるにはそれなりに手間のかかるきゅうりを食べさせるメリットはあります!
それも、あることにお困りの飼い主さんであれば、猫が欲しがっていたら毎回あげたくなるようなメリットなんです!
低カロリーで太りにくい
1つ目のメリットは、低カロリーでたくさん与えても太りにくいことです。
猫の好物である肉や魚に比べて、圧倒的に低カロリーです。
とくに、きゅうりは野菜の中でもかなりカロリーが低い部類に入ります。
そのため、肥満で悩んでいる猫のおやつとして最適な野菜なんです。
私の飼い猫で1匹だけきゅうりが好きな猫がいて、その子が太ってしまったときはおやつをチュールからきゅうりに変えてダイエットさせたこともあります(笑)
水分補給ができる
2つ目のメリットは水分補給ができることです。
きゅうりは水分をたくさん含む野菜です。
そのため、水分補給をしてくれない・忘れがちな猫でも、おやつとして食べさせてあげるだけで水分補給をすることができます。
ただ、体を冷やしてしまう食べ物のため、きゅうりを食べると水をいつも以上に水を飲まなくなってしまうことがあります。
そのため、きゅうりをあげるときは温めてから与えるか、飲み水をぬるま湯にしておくといいと思います。
猫にきゅうり以外の野菜は大丈夫?
「きゅうりが食べても大丈夫なら他の野菜でも大丈夫でしょ!」と思われた方もいるかもしれませんが、猫が食べていい野菜・食べてはいけない野菜はしっかりあります。
野菜はビタミンやミネラルが豊富だし、水分補給が出来て太りにくい食べ物なんだからたくさん食べさせたいですよね。
でも、その豊富なミネラルで猫の体に害を与えてしまうものがあるんです。
食べていい野菜・食べてはいけない野菜は何が違うのでしょうか?
食べても良い野菜
きゅうり以外の野菜で食べても良いものはこちらになります。
食べてもいい野菜:レタス、キャベツ、かぼちゃ、トマト、ほうれん草、とうもろこし、大根、ブロッコリー、白菜、小松菜、水菜など
大体の葉物野菜は与えても大丈夫と思ってくださればよいと思います。
人間が食べるときにゆでたりスライスするものは、猫に与えるときも同じようにしてくださいね。
それから猫がたくさん食べたがるのは珍しいですが、適量を超えない範囲で与えるようにしましょう。
食べてはいけない野菜
猫が食べていけない野菜はこちらになります。
食べてはいけない野菜:タマネギ・ネギ・ニラなどのネギ類全般、アボカド、アスパラガスなど
とくにネギ類全般は、少量でも吐き気などの中毒症状を引き起こします。
ハンバーグに入ったみじん切りのタマネギや、肉野菜炒めのネギやニラのエキスだけでも注意が必要です。
生であげることは絶対にせず、それらが含まれる食べ物は絶対に猫にあげないようにしてください。
まとめ
1.猫にきゅうりを与えるときは、冷たくなくて皮をむいた味つけしていないものを
2.腎臓が弱い猫には体の負担が大きいので与えない
3.きゅうりは低カロリーで太りにくく、水分補給をできるというメリットもあり
4.猫が食べても良い野菜・食べてはいけない野菜をしっかり把握しよう
きゅうりは、腎臓が弱い猫以外には安全でヘルシーな食材です。
水分補給もできることから、なかなか水を飲まない猫へ与えることをおすすめするくらいの野菜です。
おねだりされたときは、注意点をしっかり守って与えてあげてください!
犬にアルコールが危険な理由と注意点
犬にアルコールを与えることは命の危険につながる行為です。
絶対にしてはいけません。
ここでは犬にアルコールが危険な理由や致死量などを詳しく説明します。
ただ、見ていない間にアルコールを口にしてしまったということもあります。
その場合に起こるエタノール中毒についてもこの記事で詳しく紹介しますので万が一のことを考えて知識を持っておきましょう。
また雑菌などが心配な飼い主さんのために、犬が安心して使える消毒グッズも合わせて紹介します。
アルコールの致死量について
犬がアルコールで死に至る量はどれくらいかと言うと、驚くほど少量なのです。
犬のアルコール致死量は、大体1kgあたり、5.6mlと定義されています。
大さじスプーン1杯が15mlであるため、体重がおよそ5kgのトイプードルやチワワなど、小型犬はたった一口舐めてしまうと、体調が悪化する可能性があります。
もちろんアルコール度数によっても違いは出てきますが、度数が軽いお酒なら大丈夫ということではありません。
時々酔った勢いでふざけて「少しだけ舐める程度なら大丈夫。」と思う人がいますが、大変危険な行為です。
たとえ、死に至らなくともひどい中毒症状が出てかわいそうな目に合うのは犬ですので絶対にやめましょう。
アルコールの匂いに敏感
お酒を舐めさせたりしなくても、飼い主がお酒を飲んでいる時には気をつけるべき行動があります。
それは抱っこをすることです。
なぜかと言うと犬は嗅覚がとても優れているので、アルコールが放つ刺激臭に敏感です。
飼い主がお酒を大量に飲んだ時に抱っこすると、アルコールの匂いに気がつき、犬にとってストレスになるのです。
アルコールの匂いが嫌で逃げているのに無理やり抱っこしたり、寝ている犬を起こして顔を近づけたりすることも慎んでください。
アルコール分解酵素がない
では、なぜ犬はアルコールを摂取すると危険なのでしょうか。
それは犬はアルコールを分解できる酵素を持っていないからです。
そのため、一度アルコールを摂取すると、体内に長時間残り続け悪影響を与えてしまいます。
アルコールの匂いが嫌で顔を背けたりすることは、自分の体を守るために取っている行動なのです。
人間もアルコール分解酵素が少ない人がいます。
その人はとてもお酒に弱く、少し飲んだだけでも気分が悪くなったり、急性の中毒では亡くなる人もいますよね。
犬も同じ、いやそれ以上だと理解しておきましょう。
犬も安心して消毒できるグッズ
コロナの影響もあって今は消毒除菌を徹底する世の中になりました。
犬や猫はすぐ何でも舐めたり、自分の足や体もよく舐めているので、とても心配な飼い主さんがいることでしょう。
でも消毒グッズはアルコールが含まれているので、それだと犬の健康に良くないですね。
そこで犬も安心して消毒できるグッズのご紹介です。
『PRECAUTION MIST』は、ノンアルコールタイプの消毒スプレーで、安心して犬の体を消毒することができます。
持ち運びに適したコンパクトサイズで、散歩や出かける際も使うことが可能です。
砂糖や塩と同じ安全性なので赤ちゃんやペットにも使え、アルコールで手荒れしている人にも向いています。
ぜひチェックしてみてくださいね。
アルコールが原因「エタノール中毒」とは?
アルコールを摂取したことが原因で起こるエタノール中毒を起こす犬が実際にいます。
エタノールとはエチルアルコールともいい、アルコール飲料をはじめ、抗菌用の消毒剤、マウスウォッシュ、香水や化粧品などに幅広く使われています。
犬がエタノール中毒を起こす原因は主にアルコール飲料ですが、それ以外にもパンなどの発酵した焼いていない生地を食べたりして起こす例があります。
エタノール中毒の症状や対処法を知って、いざという時に対応できるように準備しておきましょう。
エタノール中毒の原因や症状
エタノール中毒の原因として一番多いのはアルコール飲料です。
人間が与えなくても倒れた缶ビールなどを舐めてしまったりする場合があります。
また加熱していない発酵したパン生地はアルコールを発生しているので、それを食べて中毒になることもあります。
腐ったりんごなども要注意です。
アルコールの誤飲などによって引き起こされるエタノール中毒の症状としては、食欲不振や元気がない、ぐったりしている、呼吸の減少などが挙げられます。
最初は症状がなくても、時間が経ってから状態が悪化する可能性もあります。
エタノール中毒の対処法
もしアルコールなどを誤飲してしまったら、またその可能性が疑われる場合はすぐに動物病院で診てもらいましょう。
アルコールを吐かせようと無理をしたり、自己判断で行うのは危険です。
飲んだものや量がわかるならきちんと獣医に伝えて処置をしてもらいましょう。
エタノール中毒の治療としては、血液透析や輸液療法などがあります。
または、エタノール中毒によって意識障害が生じた時に、覚醒させる目的でヨヒンビンという薬が使用されることもあります。
まとめ
アルコールが与える影響やエタノール中毒について説明してきましたが、本当に恐ろしいものだとご理解いただけたと思います。
言葉を話さない犬にとって、飼い主が用意する環境は健康面でとても重要です。
絶対にアルコールを飲ませないように、また誤飲することのないように注意しましょう。
お酒以外でもアルコールを発生する場面や使っているものがあるのでそれらの扱いにも気をつけておきましょう。
ほんの少しの量でも致死量に達するため、もし誤飲した場合はすぐに病院へ急いでください。
子猫がついてくる4つの理由と心理
はじめは飼い主に警戒していた子猫がついてきてくれるようになると、新しい生活に少しずつ馴染んできてくれているだとホットさせられます。
子猫が後ろから一生懸命追いかけてくる姿は何とも言えない可愛らしさがあり、つい微笑んでしまいその様子を少しでも長く見ていたい気持ちになります。
飼い主のそばから離れない様子は懐いてくれているだとわかり、子猫から頼りにされているのだと実感する瞬間でもあります。
子猫がついてくる4つの理由と心理を詳しく調べて見ました。
ご飯をくれると思っている
子猫にとって空腹はとてもつらく一度ご飯をくれた人を忘れずに覚えていて、飼い主の後ろをついて回ればご飯がもらえると思っている事が多いようです。
ご飯をもらえば後はついてこなくなってしまい「ご飯だけが目当てだったのか」と少々寂しい気持ちになってしまいますが、子猫にとってご飯をくれる飼い主がなくてはならない存在です。
ご飯のもらえる場所に飼い主が向かうと、反射的に後をついていく事もあります。
飼い主が餌がなくなっているのを気づかないでいる場合には、鳴いてお腹が空いている事を知らせたりスリスリして甘える行動をします。
外出から帰ってきた時にはきちんと出迎えてくれ、餌のある場所へ誘導するようなしぐさを見せる場合もあります。
不安や寂しさなどがある
人が新しい環境に慣れるまで時間がかかるように子猫にとっても同じで、新しい生活には不安がありひとりぼっちになった寂しさもあります。
子猫のうちは慣れない人や場所、今まで嗅いだ事のない匂いがすると余計に不安な気持ちになってしまいます。
先住猫がいる場合は中々環境にとけこむ事ができず、ストレスを感じて寂しさも増してしまいます。
母猫のように優しく接してくれる飼い主があらわれると、ひとりにしてほしくなくてひたすら後をついてくるようになります。
子猫のそばを離れた時にずっと鳴いているような場合は、心細く不安や寂しさを感じているようです。
臆病な子猫程不安や寂しさがあり、十分なスキンシップをしてあげて安心させてあげる事が大切です。
飼い主を親だと思っている
猫はおよそ生後6ヶ月で成猫になり、自立をして親離れををするようになり単独で行動をする事が多くなります。
子猫にとって親離れをする時期は成長過程においてとても大切で、この時期を迎える前に人に飼われてしまうと自立心が薄れて親離れができなくなってしまう場合があります。
そのため飼い主を母猫のように思い後をついてくる光景が見られ、成長と共に後を追う事は少なくなっていきますが猫によって差があるようです。
親離れが中々できないと無理に後追いを止めさせてしまうとストレスを感じてしまう事もあり、子猫の様子を見ながら気長に見守る事が大切です。
飼い主にとって負担にならない程度なら、あまり気にせずに過ごしてあげた方が子猫も安心できるようです。
遊んで欲しい
子猫が高い声で甘えるように「ミャーオ」「ニャーン」と鳴きながら飼い主の後をついて回る場合は、何かを要求しているサインで一緒に遊んでほしいと思っているようです。
飼い主を追い続けて脚にスリスリしてくるような時には、お気に入りのおもちゃを見せて様子を見ながらつきあってあげるようにします。
関心を示さずに逃げるような行動をとった場合でも、遊んでほしいと思っている事もありますので後を追いかけて様子を見て判断するようにします。
子猫とのスキンシップは仲を深めるチャンスでもありますので、興味を示さなくなるまで付き合ってあげれば満足してくれます。
成猫になるとあまり遊ばなくなってしまう事もありますので、子猫のうちに充分楽しませてあげるようにします。
子猫がトイレについてくる理由や心理
飼い主がトイレに入ると、動かないでじっとしている事を猫は知っています。
忙しくあまりかまってもらえない猫は、トイレについていけば飼い主が自分に注目してくれると思っているようです。
トイレに座っている飼い主の膝の上は猫にとって最高の場所で、少しでも長く飼い主のそばにいられるようにトイレについていくようです。
トイレの匂いが猫にとっても馴染みがあるようで、飼い主と一緒にいる事で安心感もあるようです。
子猫が近くにいたがる理由は分離不安症?
子猫はある程度新しい生活慣れてくると、飼い主のそばを離れずに一緒にいる事が多くなっていきます。
住んでいる家が安心できる場所だとわかり、飼い主が子猫にとって頼りになる存在だと思えるようになります。
はじめのうちは不安や寂しさから飼い主のそばを離れられないのだとわかりますが、あまりにも単独行動をしたがらず問題行動を起こしてしまう場合は心配になってしまいます。
分離不安症にはどんな症状や原因があるのかを調べて対処法を紹介します。
分離不安症とは?
ペットとして飼いはじめた子猫が飼い主と離れてしまう事で、不安や苦痛を感じてパニックを起こしたり問題行動に走ってしまう状態を分離不安症といいます。
・飼い主に必要以上にまとわりつく
・いつもとは違った叫び声をあげ元気がなく食欲が落ちる
・ひとりになってしまうと不安や寂しさを感じてしまい、トイレ以外の場所で粗相をするようになる
・不安が大きくなるとうつ状態になってしまう事もあり、血圧が上がったり脈が速くなり体に負担をかけてしまう事も
子猫が分離不安症になる原因
子猫の時から飼い主と一緒に生活をする環境に慣れてしまうと、猫らしさの象徴である自立心が育たなくなってしまう事があります。
これが分離不安症になる原因で、留守番などで長い時間飼い主と離れてしまうと苦痛を感じてしまいます。
一匹飼いで兄弟猫と遊ぶ経験がなかったり、飼い主が過剰に可愛がってしまう場合にも起こります。
精神面で大きなストレスがかかってしまうと、体調面でも異常が出てしまう場合もあります。
子猫の分離不安症の対処法
分離不安症を治す場合は、今までより子猫との接触を控えるようにします。
飼い主と触れ合う事は大切ですが、ある程度の距離を持つようにし子猫の自立心を蘇らせてあげるようにします。
子猫にも性格があり甘えん坊で飼い主のそばを離れない事もありますので、問題がない程度の行動ならば長い目で見てあげる事も大切です。
わんぱくさが目について疲れてしまう場合もありますが、成長と共に問題行動も少なくなっていく子猫もいますのですぐ病気と判断せずに接してあげるようにします。
まとめ
子猫がついてくる理由にはそれぞれ意味があり、行動を見ながら判断してあげる事が大切です。
人間のように言葉が話せなくて少々もどかしく感じてしまう事もありますが、頼りにしてくれている子猫を理解してあげる努力も必要です。
子猫との信頼関係が生まれてくれば、一緒に生活を送る中でおたがいがなくてはならない存在へと変わっていきます。
分離不安症にならないように日々のケアにも心がけ、愛猫と一緒に楽しい時間を過ごせればいいですね!
猫があくびする4つの理由
猫を見ていると、よくあくびをするなと感じることが多くありませんか。
とってものどかな雰囲気でゆっくりとリラックスした猫の顔に癒やされる飼い主さんも多いと思います。
でもこののどかな「あくび」ですが、何か意味があるのでしょうか?
何か人へ向けたサイン?
ただ眠いだけ?
猫だけではなく犬や人は、あくびをすると酸素不足に陥っている脳に新鮮な酸素を取り込み、活性化させて目覚めさせようとします。
眠い時にあくびが出るのは、ごく自然な生理現象なのですね。
また眠い時のあくびもありますが、実はほかにも色々な理由があるようなんです。
食事の前にあくびする理由
眠いだけではなく、「カーミングシグナル」という非音声的言語の意味をもつ「あくび」も存在しています。
この「カーミングシグナル」は、無用な争いを避けたり立場や感情を相手に伝えるために備わっていると言われる能力のことを言います。
大好きなごはんの時間になると「あくび」をする猫は多いですよね。
何かやろうとしている・これから動き出す・伸びをしながらあくびをするなど、「よしっ」という感情の表れの合図でもある状態と言われています。
叱られた時にあくびする理由
イタズラや危ないことをして、飼い主さんが怒っているとき猫があくびをしたことはありませんか。
これも理由があって、叱られたことによるストレスを感じている状態と考えられます。
「そんなに怒らないで、ちょっと落ち着こうよ」という気持ちであくびをしているんですね。
それ以上続けると、猫に益々ストレスが掛かってしまいますので、ほどほどにしましょう。
理由を知ると、飼い主さんによっては「もうっ」と思ってしまうかも知れません。
相手を傷つけるケンカをしてもそれ以上酷い状態にならないようにする転移行動と言われていて、穏便に問題を解決しようとする猫の平和的解決方法なんです。
遊び中にあくびする理由
何か好きな遊びに夢中になると、緊張や興奮など人と同じ状態になることは皆さん、ご存知の通りです。
飼い主さんやおもちゃで楽しそうに遊んでいたのに、突然立ち止まってあくびをする。
これは猫自身が、「興奮しちゃったから、ちょっと落ち着かなくちゃ」とクールダウンをしようとしているサインです。
また、脳や体の活動が活発になって、あくびによる脳への酸素の取り込みにより戦闘態勢として本気になった、やる気モードに入ったことを表します。
失敗した時にあくびする理由
高い場所が好きで、得意でもある猫ですが、一部例外もあります。
例えば、飛び移ろうとしていた場所へダイブしたかと思ったら、失敗して落ちてしまったり、高い場所に登れずに落ちてしまったりと可愛い失敗は、見ていて微笑ましく我が子ながら愛しさも募りますよね。
そんな時にも猫はあくびをします。
または急に顔を洗い始める行動をする時もあり、不思議に思ったことはありませんか。
これは、自分の行動が失敗したことによる「転位行動」と呼ばれるもので、全く関係のない行動をすることで、気持ちを落ち着かせて切り替えようとしているんです。
よく、「うちのコは失敗した後に誤魔化してるの」という飼い主さんもいますが、これはあながちウソではないことがわかります。
猫のあくびが臭い?病気のサインかも
猫のあくびには、これまでご紹介してきたような、健康に問題のないものがほとんどと考えられます。
ですが、あまりにも頻繁なあくびは、大丈夫だろうか、と心配になってしまいます。
あくびが何かの体の病気を疑うような直接的な由来は無いと言われています。
しかし、あくびをした猫の口が臭いと感じる飼い主さんは多くいるようです。
これは人でも言える事ですが、歯肉炎や口内炎などの問題がある可能性と口腔がんなど重大な病気も隠れているかも知れません。
飼い主さんは、口の状態を確認してかかりつけの動物病院へ相談しましょう。
腎不全
口の臭いの原因と言われる病気に、腎不全が挙げられます。
猫に多いと言われている病気の一つですが、おしっこの量が増えたり、飲む水の量が増える・嘔吐など比較的わかりやすい症状が出ます。
また急性腎不全など症状が一気に悪化した場合、脱水症状を起こして、口臭が強くなる傾向があります。
あくびによる口の臭いに気づいたら、下痢や嘔吐・元気の有無・食欲不信の症状がないか様子を確認しましょう。
ぐったりしているなどいつもと明らかに違う様子が見られたら、すぐ動物病院へ連れて行き、診察をしてもらいます。
口腔内腫瘍・歯周病・猫エイズ
口の中の問題として、歯に付着した汚れが歯石や歯垢となって臭いの元になります。
猫でも毎日のデンタルケアは欠かさず行いましょう。
また歯肉炎の場合、炎症が酷いと猫がご飯を食べることが出来なくなりますので、あくびをした時に口の中を覗いて歯茎の色や出来物が無いか確認してください。
歯肉炎や歯周病の治療は全身麻酔となり、猫の体に負担もかかります。
歯に汚れが付きにくいドライフードを主食として与えるようにして下さい。
猫風邪・猫ウイルス性鼻気管炎(猫ヘルペス)
猫風邪や猫ヘルペスは、猫を飼っている人なら誰でも知っている病気かと思います。
たかが、風邪でしょ?と甘く見ると、猫の体にさまざまな影響を与える病気ですので、予防接種や定期的な健康診断を受けて飼い主さんが守ってあげてください。
鼻水やくしゃみ・食欲不信などの症状や、涙が多くなったり口の中や舌に出来る潰瘍の痛みと不快感により、よだれや強い口臭となって現れる場合もあります。
猫のあくびはうつる?
人や犬では、好意や親しみによる「共感」によるあくびがうつることが研究によりわかってきています。
猫の研究はされてないので、はっきりとは言い切れないのですが、猫同士のあくびがうつっているような動画もよく投稿されていますので、猫と飼い主さんのあくびの伝染もあるかも知れません。
子猫のケージ飼いはいつまで?
産まれたばかりの子猫はとても小さく兄妹猫と重なり合いながら寝る姿や、まだ目が見えないのに乳首をさぐりあてて母乳を吸う光景は一生懸命生きようとしている強さを感じます。
母猫も出産で疲れているのに子猫のそばを離れようとせず世話をする姿は、人間から見てもとても感動的です。
ずっと一緒に過ごす事ができればいいのですが、様々な事情で母猫や兄弟と離れて暮らさなくていけなくなってしまう場合があります。
子猫の大切な命を守るために、ケージ飼いの必要性を調べて見ました。
生後約3ヶ月まではケージが必要
子猫は生後2ヶ月になれば母猫から離しても大丈夫になりますが、まだまだ幼く元気に動き回る為安心できて安全に過ごせる居場所が必要になります。
ペットショップから子猫を迎える際は生後2ヶ月以降になりますので、危険から守ってくれる母猫がいない事もありケージは子猫にとって必須アイテムです。
飼い主が24時間見守ってあげる事は不可能で、成猫になるまでは好奇心旺盛で色んな物に興味を示しハラハラさせられてしまいます。
特に留守番をさせなくてはいけない場合は注意が必要になり、ケージに入れたあげれば安心して外出ができます。
3ヶ月頃までの子猫にはスペースが広くなく、1段〜2段タイプのケージならば落下事故防止になり不安をなくしてくれます。
ケージはいつまでもずっと使える
ケージは子猫を危険から守ってあげるために生後3ヶ月までは必要ですが、生後4か月以上になれば家や飼い主にも慣れて心配も少なくなります。
子猫の様子を観察しながら用途に合わせて使うようにすれば、おたがいが快適に過ごせるようになります。
愛猫がケージを嫌がらず安心して過ごしている様子なら、自由に行動ができるように扉を開けておくようにします。
成猫になってからも使いたい場合は、拡張できるタイプのケージを購入すれば買い替えの手間がかかりません。
子猫のケージ飼いする際の準備物
子猫をケージ飼いする場合は、ケージの中で安心して過ごせるように環境を整えてあげる必要があります。
準備をする物には排泄のためのトイレ、ゆっくり眠る事ができるベッド、毎日の食事に欠かせない水、餌用の食器などがあります。
飼い主にとって子猫と一緒に暮らす事への期待と、上手く育てられるか少々不安な気持ちもあると思います。
子猫も同じように新しい生活への不安を持っていますので、なるべく早く家とケージに慣れて安心できるように人気の商品と購入の際の注意点を紹介します。
トイレ
猫のトイレはトイレ本体と猫砂をセットにして使い、ノーマルタイプとシステムトイレやおまるなどの種類があります。
システムトイレは猫砂とボード状になったシートの2段式になっていますので、猫砂の汚れが少なく衛生面でも安心です。
スタンダードタイプのオープントイレなら水洗いができて手入れが簡単で、小さめタイプの猫トイレで深型タイプなら猫砂が散乱しにくく三角コーナートイレならケージの角にぴったり合わせる事ができます。
ベッド
猫は狭い場所を好む傾向があり、広すぎるベットではなく、子猫の体がすっぽり入るぐらいのサイズを選ぶようにします。
素材はフワフワとした柔らかいものが良く、毛が付きにくく洗濯機で洗えるものなら飼い主の手間を省いてくれます。
おすすめな商品には簡単にケージの中に取り付けられ、汚れが付きにくい生地でリバーシブルで使える「ハンモンタイプベッド」や、柔らかく柔軟性がある素材で手入れも簡単な「プラスチック製のスクエア型ベッド」があります。
水・餌皿
食器は飲み水用とフード用に2種類を用意してあげ、落ち着いて食事が楽しめるように安定感と重量感のあるものを選ぶようにします。
餌皿のサイズは猫の顔よりも大きいものが良く、平らでフチのものならばひっくり返す事がなくこぼさずに食べれます。
おすすめな食器には周囲をできるだけ汚さずに済むように開発された人気商品の「食べやすい陶器製のフードボール」や、十分な重さがあり滑り止めも付いている「ズレにくくひっ返りにくいフードボール」があります。
子猫のケージ飼いの注意点
生後2ヶ月未満の子猫はケージの中で過ごさせた方が飼い主にとっても安心ですが、それ以降になると動きも活発になっていきます。
ケージの中の生活に慣れて穏やかに過ごしている様子なら安心ですが、激しく動き回り中々鳴きやまないような状態が続く場合は心配になってしまいます。
ストレスを感じている様子が見られた時の対処法や、ケージの外に出して自由に遊ばせてあげる場合の注意点などを調べて見ました。
ケージは長時間入る前提で選ぶ
ケージは子猫がストレスを感じないようにある程度の広さと高さのあるものを選び、最初から長い時間中に入れず様子を見ながら徐々にケージ慣れさせてあげるようにします。
エアコンの風や直射日光に当たらない場所に置いてあげると、過ごしやすく熱中症などの心配がなくなります。
3段全てに扉があるケージなら上下運動ができるため運動不足にならず、全てに扉が付いているので猫の出し入れが簡単です。
キャスターが付いていますのので、掃除の際や来客などで移動させたい時にとても便利です。
毎日ケージから出す
猫は暑いのも寒いのも苦手で、家の中で快適に過ごせる場所を見つけ体温調節をしています。
ケージの中では自由に室内を動き回る事ができず、飼い主も温度に合わせてケージを移動するのは大変です。
ケージの中に入れておけば危険はありませんが、運動不足になってしまうとストレスを感じてしまう事があります。
ストレスは病気につながる場合もありますので、忙しい時でも毎日数十分程度ケージから出してあげるだけで病気を防ぐ効果があります。
無理矢理閉じ込めない
飼い主が一生懸命考えて準備をしたケージでも、子猫にとってはまだリラックスできる場所になっていない場合があります。
無理矢理閉じ込めてしまうと逆効果になってしまい、ケージに入るのを嫌がり逃げ出すようになってしまいます。
中々慣れてくれないと少々心が折れてしまいますが、子猫が自分から自然とケージに入ってくれるまで待つ事も必要です。
ケージの中で安心して過ごしている姿が見られるようになれば、待ったかいがあり癒しも与えてくれます。
子猫がかわいそう?ケージ飼いのメリット・デメリット
現在では室内で猫を飼う場合ケージ飼いが当たり前のようになっていて、様々な工夫がされたケージが販売されています。
考え方の違いで狭い空間に閉じ込められ自由に動く事ができない猫が可愛そう見えてしまう人もいますが、猫によってはリラックスのできる唯一の場所になっていてケージの中でくつろぐ姿は見ていて癒されます。
子猫にとってケージ飼いをする場合には、どんなメリットとデメリットがあるのかを調べて見ました。
ケージ飼いのメリット
飼い主にとって愛猫に留守番をさせなくてはいけない時が一番心配で不安ですが、ケージ飼いに慣れていれば外出や旅行の際におとなしく安心して待っていられる場所になります。
家に置いておくのが心配な時にはペットホテルを利用する場合もありますが、ケージになれていれば場所が変わってもパニックにならずに済みます。
病気で動物病院に入院する際にも、他の動物がいても恐怖感をもたずにゆっくり過ごす事ができます。
災害時の際の避難をスムーズに行う事ができ、避難場所でも安心して過ごす事ができます。
高層階に住んでいる場合には窓やベランダからの落下防止を防いでくれ、室内での危険な場所や猫が食べてはいけない物を口にする心配がなくなります。
ケージ飼いのデメリット
ケージ内にいるのが嫌な子猫の場合は、自由に動き回る事ができずストレスを感じて暴れてしまう事があります。
好奇心が旺盛な子猫程ケージ内で過ごすのには、物足りなさを感じてしまうようです。
ケージが狭いと余計にストレスを感じてしまいますので、上下運動のできる程度の高さのあるケージを選んであげるようにします。
エアコンのある部屋ならば夏場も涼しい場所で過ごす事ができますが、外出の際などは少々心配があり注意が必要です。
一カ所を舐め続けたり尻尾を追いかける行動や、ずっと鳴き続けるような場合はケージの中でリラックスできていない事もありますので様子を見て対処してあげるようにします。
まとめ
猫は成後6ヶ月程で成猫になりますが、生後3ヶ月までの子猫は好奇心が旺盛で飼い主が注意をしていても予期せぬ事が起ってしまいます。
子猫のうちは何をしても可愛らしく怒るのも忘れて甘やかしてしまいがちですが、きちんとしつけをしないと成猫になってからでは直せなくなってしまいます。
ケージ飼いにはメリットとデメリットがありどちらが良いとは言い切れませんが、飼い主の生活スタイルや愛猫の性格の合わせて決めおたがいが快適に過ごせればいいですね!