猫が見つめてくる6つの理由
猫と一緒に生活をしていると、視線を感じたり目が合う事があります。
ある程度は猫が求めているものがわかりますが、理解できない事も多いと思います。
そこで猫が見つめてくる6つの理由を詳しく調べて見ました。
見つめてくる理由①:おねだり
一番分かりやすいおねだりは「食べ物が欲しい」で、猫はお腹が空いた時に飼い主を見つめてきます。
忙しい時など食事を与えるのが遅れたり忘れていたりすると、必死に見つめすり寄ってきます。
お腹が空いてなくても飼い主が何かを食べていると、何かをねだるような視線でじっと見つめてきます。
喉が渇いて水が欲しい時や外に出してほしい時などは、飼い主が気づいてくれるようなしぐさをしながら見つめてきます。
見つめてくる理由②:愛情
一緒に生活をはじめてコミュニケーションも上手くとれるようになり、猫からの信頼度が高まるほど飼い主はじっと見つめら事が多くなります。
猫は気ままな面もあり束縛されるのを嫌がりますが、相性が良く飼い主からの愛情が感じられるといつでも甘えたいと思うようです。
飼い主のことが好きすぎて何をするのか気になっている証拠で、自分に関心を持ってほしくて見つめている事もあります。
見つめてくる理由③:威嚇・敵意
真正面から目を合わせる行為は、猫の世界では威嚇・敵意を表し低く唸るような声やシャーという鳴き声をします。
人間に対しても知らない相手には、警戒を表すために目を合わせる場合もありますのでそっとそらすようにします。
猫は綺麗好きな面もあり、トイレを綺麗にしてほしい時などにも見つめてくる事があります。
自分が嫌がる事をされた時などには、いつもとは違った野生の目をして怒ってくる時もあります。
見つめてくる理由④:失敗
猫は失敗をしても人間の様に理解ができず、飼い主に怒られてはじめて悪い事をしてしまったと気づくようです。
その為、何かを壊してしまったり悪戯をしてしまったことが飼い主にバレると様子を伺って見つめている事があります。
いつもは優しい飼い主が豹変してしまうと不安な気持ちになり、許してくれるのを待ってそっと陰から観察している猫も少なくないようです。
怒られた後は反省したように見えますが、また同じ失敗をしてしまうのが猫なのかもしれません。
見つめてくる理由⑤:嫉妬
一見自由気ままな猫ですが、意外と独占欲が強く自分が所有しているものを奪われたくない気質があります。
飼い主が後から迎え入れた新入り猫を可愛がっていると、先住猫が嫉妬の目線で見つめてくる事がよくあります。
猫には甘えん坊な面もあり、嫉妬心から大きなストレスを感じ問題行動が増えてしまう場合もあります。
飼い主にとってはどちらの猫も可愛いと思いますが、嫉妬の目線を感じるような時はなるべく平等に接してあげるようにして下さい。
見つめてくる理由⑥:寂しい
猫は今まで一緒にいた飼い主が、急に部屋から消えてしまうと心に不安や寂しさが芽生えます。
そのため、飼い主の行動を見張るようにじっと見つめる事があります。
飼い主が仕事などに集中していると、かまってほしくて見つめている事もあります。
いつも世話をしてくれている飼い主が、自分に関心を示してくれないと余計に寂しさを感じてしまうようです。
飼い主が外出から帰ってくると、優しいまなざしで迎えてくれのも寂しかったからなのかもしれません。
猫が見つめてくる時の瞬きの意味は?
目を合わせるのが苦手な猫が、飼い主には目を細めたり瞬きをする事があります。
威嚇や敵意を持った時とは違う表情で、少々戸惑ってしまうかもしれません。
猫が見つめてくる瞬きの意味を、詳しく調べて見ました。
飼い主のことを信頼している証
猫が飼い主に向かって瞬きをしてくるのは、敵意がなく「信頼しているよ」という気持ちを表しています。
他の人にはめったに見せない表情で、飼い主にだけ見せる親愛のサインでもあります。
知らない人が来ると威嚇をしたり逃げたりしますが、飼い主に対しては優しいまなざしで接してくれます。
つぶらな瞳で瞬きをする仕草には可愛らしさがあり、飼い主の方にとっても信頼されていると実感する瞬間でもあります。
猫にゆっくりと瞬きを返してみよう
猫に愛情表現の瞬きをされたら、飼い主も猫を見ながらゆっくりとまばたきしてお返しするようにします。
ゆっくりと瞬きを返してあげる事で、猫は飼い主からの愛情が伝わり信頼関係が強くなります。
目が合った時はできるだけまばたきをしてあげれば、猫に安心感を与えてあげられます。
猫が飼い主を見つめながら瞬きをするのはリラックスしている証拠で、飼い主との日常生活に満足している表れなのかもしれません。
猫が鳴きながら見つめてくる時は何を訴えている?
鳴きながら飼い主を見つめてくる場合は、ただ見つめてくる時よりももっと強い要求である事があります。
特にわがままで甘えん坊な猫は、飼い主を見ながら鳴く場合が多くあるようです。
飼い主が食事を忘れていてお腹が空きすぎている時や、中々相手にしてくれない時などは鳴きながら見つめて訴えてきます。
いつもとは違った行動をする時などは、何を求めているのかを理解してあげれば猫も安心するようです。
まとめ
猫が飼い主を見つめてくるのは、自分の気持ちをアピールする手段のひとつでもあります。
じっと見つめてくる仕草はとても可愛らしく、何を求めているのかをすぐにわかってあげたい気持ちになります。
言葉の話せない猫の行動をできるだけ理解してあげ、おたがいに穏やかに過ごせればいいですね!