猫の刺繍が可愛いおすすめ図案集5選

可愛い猫の刺繍作ってみたいと考えている人もいるのではないでしょうか。 しかし、なかなか独学では可愛い猫に仕上げることは難しいです。 次に、可愛い猫の刺繍が紹介されている図案集を5つ紹介します。 参考にすることで可愛い猫の刺繍を作ることができます。

【アップルミンツ】増補改訂版 かわいさに癒されて! ねこだらけ刺しゅう450

450点の猫の刺繍が紹介されています。 紹介されている猫の図案には丸くなっている寝ている猫やお座りしている猫など日常生活でよく見かける猫の姿が載っています。 また、クリスマスやハロウィンなどのイベント時の猫も紹介されているのでよりさまざまな猫の刺繍を作る際に参考にすることができます。 12星座をモチーフにした猫の刺繍も紹介されているので、一風変わったデザインを見ることもできます。 比較的簡単に刺繍ができるように紹介されているので、刺繍初心者の方でも基本さえ身に付ければすべての図案の猫を仕上げることができます。 刺繍初心者におすすめの一冊となっているので、刺繍がうまくできるか不安な人は購入を検討しましょう。

【ahoy embroidery】フェルトと刺繍のいろんな猫

さまざまな猫の姿が紹介されている図案です。 家でリラックスしているときに見かける姿やユニークな姿、動物病院の帰りに付けられることあるエリザベルカラーによって不機嫌になっている猫などさまざまです。 そのため、猫の刺繍をしたい人はもちろんですが、猫好きな人にもおすすめの一冊です。 可愛らしい猫の刺繍が紹介されている図案集はさまざまな販売されていますが、この一冊には可愛らしい猫の姿はもちろん、ブサ可愛い猫も紹介されているので、より多種多様なデザインが用意されています。 また、紹介されている猫の種類も豊富であり、短毛種や長毛種、単色、三毛など54匹も登場します。 さらに個性も豊かであり、可愛らしい猫もいれば野生味あふれるボス猫も登場します。

【エクスナレッジ】いちばんやさしい猫刺しゅう

身近で使用する機会が多いものに猫の刺繍が施されている物が紹介されているので、親近感を得ることができます。 身近なものに刺繍ができるデザインが紹介されていることで日常生活でも活用する機会が多くなり、より可愛らしい猫の刺繍に触れ合うことができます。 可愛らしいポーズをしている猫やさまざまな猫も登場します。 数字やアルファベットをモチーフにした猫のデザインも紹介され、可愛らしさが感じられます。 数字やアルファベットはさまざまなことに使用されることが多いので、デザインを覚えておくことで刺繍をする際に活用することもできやすいです。 比較的シンプルなデザインの刺繍が紹介されているので、これから刺繍を始める人におすすめです。

【グラフィック社】わたしにもできる! ねこ刺繍レッスン

日本はもちろん、海外でも人気で話題となっている刺繍アーティストでもあるクボタヒロコさんの作品が紹介されている一冊です。 刺繍の方法や刺し始めから終わりまで詳しく紹介されているので、より完成度の高い刺繍に仕上げることができます。 作業工程を順番に紹介されていることと途中の写真も掲載されているので初心者の方でも綺麗な刺繍に仕上げられることが期待できます。 少し上級者向けのテクニックも紹介されているので、知識とスキルを身に付け、自身の飼い猫を刺繍のデザインとして作り上げることも可能です。 紹介されているデザインはリアルな仕上がりになっているので、可愛らしいデザインの刺繍をしたいというよりもよりリアルに近い猫に仕上げたいと考えている人におすすめです。

【ブティック社】nekogaoの刺繍ブローチと小物

単なる猫の刺繍を作りたいのではなく、実用性もある小物を作りたいと考えている人におすすめの一冊です。 可愛らしい猫がデザインされている小物はもちろん、ブローチなどのアクセサリーも紹介されています。 作り方は一つ一つ細かく写真で紹介されているのでわかりやすいことがおすすめできるポイントです。 また、平面だけではなく、立体感のある仕上がりになっていることでより可愛らしさが倍増し、さまざまな場所に飾ることもできます。 作るために必要となる型紙も入っているので、本を購入すればすぐに作り始めることができる嬉しいポイントもあります。 一つだけではなく、複数個作る楽しみを見出すこともできやすく、むしろ複数作ってこそ可愛らしさを強調できる刺繍でもあります。

猫のかわいい刺繍を生み出す人気刺繍作家

猫の可愛い刺繍を考え、書籍などで紹介している人気の刺繍作家がいることを知っているでしょうか。 以前から猫の刺繍を行っていたり、書籍やSNSなどで作り方を学んでいる人であれば知っている人も多くいると思いますが、初めて猫の刺繍を始めた人では人気刺繍作家を知らない場合は多いです。 刺繍作家にもそれぞれ個性があり、得意としているデザインも変わるため、自身の好みに合うデザインを生み出している人気刺繍作家を見つけることで、より好みの猫の刺繍を作ることができます。

にゃん吉ドーナツ

にゃん吉ドーナツさんは大阪生まれの兵庫県出身の猫の刺繍作家です。 刺繍が非常に繊細であり、猫の毛を一針一針刺繍されています。 可愛らしい猫のデザインというよりも人間の仕草を猫がまねているデザインであったり、人間臭さが良く表現されている特徴があります。 また、各地域の観光名所や特産物を紹介するような作品も多く作っています。 猫の仕草シリーズでLINEのスタンプとしても販売されているので、猫好きな人であれば購入を考えてみてはいかがでしょうか。 さらには湯呑やマスク、財布などににゃん吉ドーナツさんの猫の刺繍がデザインされている商品も販売されており、日常生活を楽しくさせることもできます。 アニメ調で可愛らしいデザインの刺繍を求めている人には不向きですが、猫の仕草などが好きな人にとってはおすすめの刺繍作家です。

小菅くみ

小菅くみさんは刺繍ブランドでもあるEHEHEの刺繍を主に行っている刺繍作家です。 一般のお客さんから飼い猫のデザイン依頼が主な仕事内容であり、飼い猫の特徴をつかみ、刺繍にすることが得意です。 なので、飼い猫を刺繍にして形として残したいと考えている人は依頼してみてはいかがでしょうか。 その際には猫の写真はもちろんですが、好きな物やどのような性格なのかなどを詳しくエピソードを交えて記しておくことでより飼い猫に近い刺繍に近づけてくれます。 最近では猫と著名人が一緒になっている刺繍を作り始めており、そちらも人気で多くの人から購入したいという声がかかることもあるそうです。 小菅くみさんの作品を見たいのであればインスタグラムやEHEHEのホームページを訪れれば見ることができます。

クボタヒロコ(hiroko)

クボタヒロコさんは最近人気となっている猫の刺繍作家です。 猫の刺繍作家になったきっかけは息子さんが猫好きであり、猫の刺繍がされた服を要望したことです。 高品質な刺繍がクボタヒロコさんの特徴であり、遠くから見れば本物の猫と見間違えてしまうほどです。 主な商品は服に猫の刺繍がされているタイプですが、単に猫の刺繍が施されているわけではなく、胸ポケットから顔を出しているようなユニークなデザインとなっています。 あまりの人気から偽物まで出てしまうほどです。 猫好きであれば男女関係なく違和感のないデザインとなっているため、猫好きの人は購入を検討してみてはいかがでしょうか。 あまりのリアルさに写真やプリントと間違えられてしまうほどです。

まとめ

ここでは、おすすめの猫の刺繍集や人気の刺繍作家を紹介しましたが、好みの刺繍デザインや商品を作っている刺繍作家を見つけることができたでしょうか。 完成度の高い猫の刺繍を作ることはある程度スキルを積まなければ難しいですが、簡単な刺繍であればやり方さえわかれば初心者でも形にすることができます。 書籍であればさまざまな猫の刺繍が紹介されているだけではなく、作り方も紹介してくれているので、初心者にも優しいです。 猫好きであり、猫の刺繍をしたいと考えているのであれば猫の刺繍集を購入して作ってみてはいかがでしょうか。

猫が肩に乗る5つの理由

猫が肩に乗るイメージが付かない方や私の猫は肩によく乗ってきますという方もいるかと思います。 どんな気持ちの時に猫は肩に乗ってくるんだろうと疑問に思った方もいるのではないでしょうか。 本記事では、そんな疑問に対してスッキリできるようにまとめてました。 ぜひこちらの記事を読んで、猫が肩に乗ってくる時の気持ちを理解してください。

理由①:飼い主を独占したいから

飼い主さんの肩の上に乗る頃で、自分の匂い付けを同時に行なう事によりこの人は自分のものとアピールしている場合があります。 肩の上に乗っている猫を見ると、自発的に乗ってきてドヤ顔のような顔をしているのが分かると思います。 たくさんの猫を飼っているのであれば他の猫に対して飼い主さんを独占しようとしている場合もあります。 飼い主さんが好きだからこその行動なので、飼い主さんにとっては嬉しい事ですね。

理由②:見晴らしが良いから

猫が窓越しに外を見ているところは多く見かけると思います。 猫としてはたまたま飼い主さんの肩の上に乗ってみたり、窓の縁に上ってみただけかもしれません。 それが想像以上に見晴らしが良くて居心地が良かったことが理由の可能性もあります。 猫は高いところが本能的に好きなためでもあると思います。 家猫は大好きな飼い主さんの肩に乗ることで、自分の背丈よりずっと高い景色を見ることが可能です。 その場所は快適だったという記憶から、そのまま乗ることが癖になってしまう猫もいます。 また、猫を乗っけたまま飼い主さんが動けば乗り物のようにもなりますので、それも楽しいと思っているの可能性もあります。

理由③:飼い主の側に一緒居たいから

肩によく乗る猫は飼い主さんのことが大好きで、好奇心の強い猫が多いです。 特にアクティブで運動好きな猫に見られる行動なのです。 肩に乗ってくる猫が伝えていることは、飼い主さんとずっと一緒に居たいという願いです。 そのような気持ちが行動に移った時に肩に乗るのです。 飼い主さんがどこかへ行こうとする時も一緒に行きたいという気持ちから肩に乗るため、好かれている証拠でもあります。 飼い主さんとしてはとても嬉しいことですね。

理由④:肩乗りが楽しいから

猫によっては、飼い主さんの肩に乗ることは、ゆらゆら揺れる乗り物に乗るようで楽しいという気持ちもあると言えるでしょう。 私たちが乗り物に乗って風を感じて気持ちいい、楽しいと思う気持ちとにているかもしれません。 猫によっては乗り物に乗ることでストレス解消や楽しさで満足している可能性もあります。

理由⑤:安心できるから

猫が肩に乗る理由として、猫にとって安心できる居場所という気持ちがあります。 猫にとって飼い主さんの肩は、飼い主さんの体温や匂いを感じる取れる場所で、何よりも安心できる居場所なのです。 肩乗り猫たちは、肩に乗ったあと心地よくてそのまま熟睡することもあるらしく、飼い主さんは猫を落とさないようにバランスを取るのが大変らしいのですね。 そんな愛くるしい飼い猫を落とさないように必死にバランスをとりましょう。

猫が肩に乗る時のスタイル

これまで説明した通り、猫が肩に乗ってくるのはいくつか理由があることが分かっていただけたと思います。 実は、猫がどの様なスタイルで肩に乗ってくるかでも猫の心境が変わってきます。 後ろ向きで乗ってくるか、それとも前向きかなど様々なスタイルで乗ってきます。 それでは、猫が肩に乗ってくるスタイルによってどのように心境が違うのかをまとめていきます。

乗り方①:後ろ向き

もっとも有名な乗り方としては、後ろ向きではないでしょうか。 胸の辺りまでを肩に預け、後ろ向きになって乗っかるタイプです。 残念なのが、後ろ向きなので、飼い猫の顔が見えないということですね。 肩に乗りながらも自分の体が飼い主さんに密着するので、甘えん坊で飼い主さんにとことん甘えたい猫であれば、この乗り方を気に入る猫は多いでしょう。

乗り方②:前向き

飼い主さんさんと同じ方向を向きながら肩に乗っかります。 お互い顔が前を向いているため、お出かけする際に良いかもしれません。 バランス感覚に優れた猫は、飼い主さんさんと同じ方向を見つめるといった、前向きスタイルをする子が多いです。

乗り方③:横乗り

右肩に頭が来て、左肩にしっぽが来るといったスタイルで、肩の上に全身乗ってしまうタイプの乗り方です。 しかし、後ろ向きスタイルのように猫の体重が分散されないので、乗られる人への負担は多少大きくなってしまいます。 女性にとっては少し厳しい乗り方でもあるので、ケガをしないように気を付ける必要があると言えるでしょう。

猫が肩に乗るようになる方法やコツはある?

これまで読んでいただいた方で「私も猫に肩に乗ってほしい!」「どうすれば猫が肩に乗るようになるの!」と思った方もいるかと思います。 それでは、その方法とコツについて説明していきます。

根気強く遊び感覚で行う

まず第一になるべく子猫のうちから繰り返し教えるようにしてください。 おもちゃなどで遊びながら上手に誘導する場合や、おやつを使って誘導する場合でもどちらににしても根気よく繰り返すこと一番重要です。 遊び感覚で、気長にリラックスした状態で、猫の方から肩に乗ってくるよう待ちましょう。 根気良く待つことも重要なのです。 自然にリラックスした状態で繰り返すうちに、乗ってきてくれることもありますので、気長に挑戦してみてください。

おやつを用いて肩の上に誘導する

猫が大好きなおやつを使って、肩に乗るように気を引くことはとても有効な手段でしょう。 大好物のおやつを夢中で食べているうちに、肩の上に乗っていることに気付かずに、成功する可能性があります。 その様におやつを使い繰り返し肩の上に乗らせることで、「肩に乗るとおやつがもらえる」と猫が認識するようになり、その後もすぐに肩の上に飛び乗るようになります。

子猫の頃から肩に乗るようにする

体の小さな子猫の方が、バランスを保ちやすいので、肩に乗ることに慣れやすいと言えます。 肩に乗ってくれるまでには根気が入りますが、子猫の方が遊び感覚で肩に乗ってきてくれる可能性もありますし、肩に乗ることが楽しい、良いことがあると感じれば、大人になってからも肩に乗り続けてくれるかもしれません。

猫が肩に乗る際のメリットとデメリット

猫が肩に乗る際のメリットとデメリットとしてはどのようなことが有るのでしょうか。 癒されるだけではなく、他にもメリットがあります。 また、もちろんメリットもありますが、デメリットもあります

猫が肩に乗るメリット

猫が飼い主さんの肩に乗ると、愛猫のぬくもりをすぐ近くで感じることができる大きなメリットがあります。 安心している様子を見ると、さらに好きになっていきますよね。 他にも、猫と同じ目線でものを見るようになるので、何を見ていて、どんなものに興味を持っているのかを考えるきっかけになります。 猫の気持ちを理解できる点もメリットですね。 さらにリードをつけてあげれば、肩の上に乗せながらお散歩にいけるというのもメリットでしょう。 なかなか猫と一緒にお出かけや散歩に行くというのは難しいですが、肩の上に乗ってくれるなら安心してお出かけできますね。

猫が肩に乗るデメリット

猫が肩に乗ることは、メリットばかりではありません。特に飼い主さんの側にとっては、デメリットになってしまうこともあります。 一番の懸念点としては猫の重さで飼い主さんの肩が凝ってしまうことでしょう。 体重が重めな猫の場合はもちろん、長時間肩の上に猫がいたら、肩こりはもっと酷くなるでしょう。 さらには、猫は嬉しい時や幸せだと感じる時に爪を立てる癖があります。 肩から落ちそうになった時に爪を立てて掴もうとすることで、厚着をしていても、猫の爪は肌に食い込むので、飼い主さんは傷ついてしまうかもしれません。 多少の我慢も必要になるかと思いますが、肩乗りが習慣化する猫の場合、こうした肩こりや傷の被害は多々あることかと思います。

まとめ

猫が肩に乗るということをそもそも初めて聞いたという方もいたかもしれませんが、愛猫が肩に乗ることがどういう気持ちで乗ってくるのか分かっていただけたのではないでしょうか。 メリットもあればデメリットもあるのは仕方がないでしょう。 少なくとも飼い猫が飼主さんのことを好きという気持ちから行っている行動ということは理解してあげましょう。 もし、乗ってほしいという方はこちらで紹介した方法を試してみてはいかがでしょうか。

猫が狭いところが好きな7つの理由

猫が押し入れや段ボール、ドア隙間などの狭いところに入っているのを見たことある人は多いのではないでしょうか。 驚くほど小さい隙間にも入ってしまい、時には入れないのに入ろうとしている行動が可愛らしいですね。 狭いところになぜ猫は入りたがるのでしょうか。

理由①:狩りをする

猫は小動物などの狩りを行う動物で、待ち伏せをして獲物を捕まえます。 その際に狙っている動物に気が付かれないように岩場などの狭くて暗い場所で体力を温存するように身を潜め、獲物がきたら一気に飛びかかるというものです。 獲物を捕らえるとその場所に運んで食べていました。 また、猫が獲物にする小動物は、穴やくぼみなど狭いところにいることがあります。 獲物がいるかもしれないと、自然と興味を持つのです。

理由②:敵から身を守る

周りを囲まれているような狭い場所だと、敵襲に遭うことを防いでくれます。 また、獲物を奪われないための安全スペースとも考えられています。 猫が狭い場所で敵に襲われないようにするために、入り口にお尻を向けないようにしています。 臨機応変に対応できるように、外に顔を向けた状態でいます。 狭い場所に身をかがめ、外に顔を向けて、敵が来ないかを観察しながら、いつでも逃げられる態勢をとります。 自然界で生き残っていくためには、このような行動が必要であったのではないかと考えられています。

理由③:獲物を食べる

猫が捕獲に成功した後、その場で食べることはせず獲物を他の動物に横取りされないように、狭い場所へ移動して食べます。 また、その際に食べきれなかった獲物を狭い場所に隠すこともあります。 周りに敵がいる場所だと安心して食事ができないため、その名残で猫は狭い隙間などの安心できる場所に入っていると考えられています。 その様な獲物を安心して食べるという野生時代の名残があるようです。

理由④:体力の回復や安心感を得る

獲物を食べるため、自身を守るためなど、狭い場所は猫にとって安心する場所なのです。 猫は体を密着することがでい、周りを囲まれているような場所に安心感を得ます。 安心できる狭い場所で身を休め、体力を温存したり、回復をしたりします。 また、猫は自分専用のスペースを持つことでリラックスができます。 安心できない場所だと、常に敵がいるかもしれないと猫がストレスを抱えてしまいます。 猫がストレスを感じた時に入れるようなスペースを用意してあげるとストレス解消になるでしょう。

理由⑤:寒さや暑さから体を守る

人間が暑い時に日陰を好んだり、寒いときは暖かい場所を好むように猫も同じように体温調節を行います。 猫は寒いと感じた時は、狭い場所に入ることで、体温が奪われにくくなります。 猫は寒さが特に苦手なため、そのような狭い場所に入ることが多いです。 一方、暑い時は、陰になる岩場など、狭い場所に隠れます。 その様に狭いところに入ることで体温調節を行い安心ができます。

理由⑥:好奇心を満たす

猫は警戒心が強いですが、元々好奇心旺盛な生き物です。 入れるのか入れないのかといった微妙なサイズ感の入り口を発見すると、試さずにはいられません。 成猫になると落ち着くのは、過去にケガをしたなどの経験から学び、その場所が居心地が良いか悪いかを知るためです。 人間も好奇心が旺盛な時はできるかどうかも分からず挑戦したりしますが、猫にも同様のことがあるようです。

理由⑦:1人になりたい

猫は1人になる時間を大切にしています。 狭い場所に入ることで、猫のストレスは軽減されます。 つまり、猫は狭い場所にいると精神的に癒されるのです。 また、猫が病気になった時には、狭いところでじっとしていることがあります。 狭いところにいて安心していられることでストレスも緩和され、病気も良くなるわけです。 そのため猫が一人になれる空間をつくってあげることがとても大切です。 猫用の籠やキャットタワーなど専用のスペースを一つは用意してあげましょう。

猫が狭いところに入る際の注意点

上記で説明した通り、猫はとても狭いところを好みます。 飼い主さんなら何度も猫が狭いところに入っている姿を見たことが有るのではないでしょうか。 狭いところに入る頻度が多いため注意が必要なことがいくつかあります。

体調不良の場合がある

狭い場所が好きな猫ですが、狭い場所にいるからリラックスしているんだな、安心しているんだなと思ってはいけない場合があります。 もしも、猫がずっと狭い場所に入っていて、いつものように呼んでも出てこない、様子がおかしいという時は、体調不良の可能性があります。 その様な場合は、いち早く猫がケガをしていないかや触ると痛がるところがないかチェックをし、病院へつれて行きましょう。

窒息や閉じ込めに注意する

窒息や閉じ込めは命に関わるため、とても注意をしなければならないことです。 猫が知らない間に、タンスやクローゼットに猫が入ってしまった、閉じ込めてしまったということもあるので、注意が必要です。 また、ビニール袋などは窒息や誤飲の可能性があるので気を付けなければなりません。 防止策としては、猫が届きそうなところ見えそうなところに窒息の原因になるようなものは置かないことに限ります。 前述した通り、猫は好奇心旺盛な生き物なので、未然に防ぐことが大切です。

狭い場所から無理に出さない

猫が狭い場所に入っている時は、安心したいと考えているのかもしれません。 つまり、何かストレスや不安を感じている場合があるのです。 そこで大切になるのは、猫の不安やストレスの原因を取り除いたり、猫専用となる場所を作成し、安心できる環境を作ることです。 心身的なストレスは病気の原因になることがあるため、猫の気持ちを汲み取ってあげましょう。

猫が狭いところで遊ぶおすすめの方法

狭いところが好きな猫にとってその場で遊べることはとても大切です。 安心できる場所で遊ぶことで心身的なストレスがさらに緩和されるでしょう。 いくつか猫が大好きな狭いところで遊べる方法をご紹介します。

狩猟本能を用いた遊び

狩猟本能を満たすために、獲物に見立てたじゃらしおもちゃを、段ボールの外にちらつかせれば、おもちゃを追う遊びができます。 作成方法としては、段ボール箱に穴を開けるだけです。 その段ボールの中に猫を入れさせ、外に猫じゃらしおもちゃを置いておくだけで完成です。 穴の開いたところから手を伸ばして、獲物を捕ろうとするでしょう。

好奇心をくすぐる遊び

次に紹介するのは、好奇心をくすぐる遊びです。 その作成方法は、小さめの段ボール箱を筒状に連結させます。 好奇心が旺盛な猫は、狭い筒状の中に入って遊ぶことがあります。 置いておくだけで出入りしますが、もしも興味を示さない場合は、筒の外でねこじゃらしおもちゃなどをちらつかせることで、興味をしめすことがあるでしょう。

ビニール袋を使った遊び

最後に紹介するのは、ビニール袋を使った遊びです。 ほとんどの猫は、「ガサガサ」「カシャカシャ」といった音を好む傾向あります。 狹い場所が好きという習性と合わせると、ビニール袋を置くだけで遊びがスタートします。 ただし、ビニール袋にくるまってしまい、窒息にならない様に注意が必要です。 そのため、こちらの遊びは飼い主さんがいる時に行うようにしましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。 猫は基本的に好奇心が旺盛なため、狭いところが好きということはわかっていただけたでしょうか。 猫専用のスペースを用意すること、窒息などの危険性があるものは猫の手が届かないところに置いておくことが大切です。 専用スペースを用意し、少しでも愛猫が居心地のいい環境を作り、大切な愛猫と多くの時間を過ごしたいですね。 もしも遊び方が分からないという方がいらっしゃたら、こちらで紹介した遊びを試してみてはいかがでしょうか。

犬にグレープフルーツは食べさせても大丈夫?

結論から述べると、犬がグレープフルーツを食べるのは大丈夫です。 ですが、積極的に食べさせるべき食べ物でもないということはポイントになってきます。 後に詳しく紹介しますが、グレープフルーツには薬物の代謝に影響を与える成分が入っていたり、食べ過ぎると下痢や嘔吐を起こしてしまう可能性があるなどの与えることへの注意点やデメリットが多いことに対し、与えるメリットが少ないためです。 では、もう少し詳しくグレープフルーツを食べるメリット、デメリットなどを詳しくみていきましょう。

グレープフルーツの成分と栄養素

まずはグレープフルーツに含まれる成分や栄養素を見ていきましょう。

ビタミンC

グレープフルーツは、ビタミンCが多く含まれていることが最も特徴的です。 ビタミンCには、抗酸化作用や抗ストレス効果、免疫力の上昇などの効果があるとされています。 ですが、多く含まれているといってもグレープフルーツ100gあたりのビタミンC含有量は36mg程度と、みかんなどの他の柑橘類と大きく差があるわけではありません。 さらに、人間と違い、犬は体内でビタミンCを生成する力があるため、わざわざグレープフルーツを食べる必要もないのです。

リモネン

リモネンとは、柑橘類に含まれる爽やかな香り成分のこと。 リモネンには、リラックスやリフレッシュ効果があるといわれています。

ナリンギン

ナリンギンとは、グレープフルーツ特有の苦味の原因となっている成分です。 ナリンギには、免疫力を高める効果があるといわれています。

グレープフルーツを食べさせるメリット

ここまでは、グレープフルーツに含まれる成分や栄養素を紹介してきました。 改めて、グレープフルーツを食べるメリットを見ていきましょう。 グレープフルーツには、ビタミンCが多く含まれているため、これによる抗酸化作用や抗ストレス効果、免疫力の上昇などの効果が最大のメリットとなります。 ですが、実はグレープフルーツを食べさせるメリットはこれくらいしかありません

グレープフルーツを食べさせるデメリット

メリットが少ない一方で、グレープフルーツを食べさせるデメリットは多く存在します。 詳しく見ていきましょう。 まず、グレープフルーツには薬物の代謝に影響を与える成分が含まれています。 そのため、飲み合わせが悪い場合は薬の効果が薄れるだけでなく、さらに愛犬の体調を壊すことになってしまうことも…。 投薬中であれば、まず最初に医師の判断を仰ぐ必要が出てきます。 次に、グレープフルーツは消化不良を起こす原因になるというデメリットも存在します。 特に皮の部分は消化不良を引き起こす可能性が非常に高い部分なので、注意が必要です。 また、グレープフルーツに限った話ではないですが、犬の中には食物アレルギーを持っている子もいます。 このように、グレープフルーツは食べさせるメリットよりもデメリットの方が大きいので、犬には食べさせる必要のないものとなります。

グレープフルーツを食べさせる時の注意点

では、もし犬にグレープフルーツを食べさせるという時には、どのようなことに注意すればよいのでしょうか? 与え方や適量などを解説します。

①与え方

まず最初に、グレープフルーツの皮や筋に注意しなければいけません。 犬にとって、皮や筋は消化に悪く、食べてしまうと下痢や嘔吐など体調を崩してしまいます。 グレープフルーツを与えるときは、外皮はもちろん、薄皮、白い筋など全てを完全に取り除いた上で食べさせるようにしましょう。

②適量

グレープフルーツを食べさせるときの適量は、果肉の部分1房だと言われています。 グレープフルーツには果糖が含まれているため、食べすぎると肥満の原因になってしまうことも…。 また、犬は水分を多く果実を好みますが、これらは食べすぎると下痢や嘔吐につながってしまいますので、「食べさせすぎない」「グレープフルーツの場合は果実1房だけ」という量のルール守って食べさせるようにしましょう。

まとめ

この記事では、犬はグレープフルーツを食べても大丈夫か?について解説しました。 グレープフルーツを犬が食べることで得られるメリット・デメリットは… 【メリット①】ビタミンCを多く含んでいる 【デメリット①】投薬中には注意が必要 【デメリット②】消化不良を起こす原因に 【デメリット③】食物アレルギーを持っている場合は危険 と、デメリットの方が非常に多くなっています。 このことからも、グレープフルーツは犬に食べさせる必要はないものと言えますので、興味本位で食べさせるのはやめておきましょう。 また、もし食べさせる時には与え方や適量などのルールを必ず守って下さいね!