【これだけ読めば大丈夫!】猫にブロッコリーを与えるメリットや注意点を解説!

2021/05/01

目次

猫にブロッコリーを与えるメリット

猫にブロッコリーを与えてもいいのでしょうか?

ブロッコリーは栄養価が高くて、わたしたちは利用しやすい野菜ですが猫にとってはどうなのか、気になります。

結論から言うと、ブロッコリーを猫に与える際のメリットとしては、老化防止や抗ガン作用、便秘解消や貧血の予防などが挙げられます。

ブロッコリーはビタミンやカロチン、食物繊維が豊富なので、猫にとっても体に良い効果が期待される野菜なのです。

つまり与えた場合のメリットは大きそうですね。

ブロッコリーには上記のような様々なメリットがあるためキャットフードだけという飼い主さんも積極的に与えてみたい食べ物です。

ただし、守るべき注意点もあるのでこの記事を参考にしてください。

猫にブロッコリーを与える時の注意点

与えるメリットが多いブロッコリーですが、やはり猫にとっては注意点があります。

人間と同じ体ではなく、体重もずっと軽いので必ず注意点を守ってあげてください。

どんな食べ物でもまずはアレルギーのチェックが必要です。

そして持病があったり、体調が悪い時にはメリットよりもデメリットが大きくなることもあります。

次にブロッコリーを与えてはいけない猫の状態について、調理方法、量などを解説しますのでよく読んで参考にしてください。

特定の条件の猫には与えない

特定の条件の猫とは、

・ブロッコリーのアレルギーを持つ猫
・子猫・シニア猫
・甲状腺機能低下症の猫
・体調が優れない猫

などのことです。

当てはまる猫にはブロッコリーを与えないようにしましょう。

ブロッコリーにはゴイトロゲンという成分が含まれており、それが甲状腺機能を低下させることになります。

またスルフォラファンという成分もヨウ素の取り込みを阻害するもので、甲状腺機能低下症を悪化させる可能性があります。

せっかく健康のためにと思ったブロッコリーでも、持病がある猫には逆効果となりますので注意しましょう。

茹でてから食べさせる

次に調理方法の注意です。

肉食の猫は野菜を消化するのは苦手です。

さらにブロッコリーは、生の状態だと非常に硬く、内臓に負担をかけてしまい、消化不良の原因となる場合があるので、茹でて与えましょう。

あまり長時間ゆでてしまうと、ビタミンが消失するので短時間ゆで、できればその茹で汁も一緒にご飯にかけたりすると良いでしょう。

電子レンジを使うのもおすすめです。

少量の水をかけてレンジにかければビタミンの損失も少なくてすみます。

食べさせ過ぎない

栄養があると聞くとついたくさんあげたほうがいいのかなと思いがちですが、食べすぎはよくありません。

なぜなら猫は野菜を消化することが得意ではないからです。

そのため、一度にブロッコリーをたくさん食べさせると、消化不良を引き起こし、嘔吐や下痢といった症状が出ます

茹でたブロッコリーを小さじ1杯程度が適量かと思われます。

そして茹でたブロッコリーは細かく刻んであげましょう。

人間用のサラダなどにも使う時に少しだけ取り分けて刻むと手間もかかりません。

猫はブロッコリーの葉や茎を食べても大丈夫?

ブロッコリーの葉や茎についても猫に食べさせても特に問題はありません。

特に葉は蕾の部分よりもポリフェノールが多く含まれています。

ポリフェノールは抗酸化作用があり、老化防止に役立つ栄養価の高い成分です。

ただ農薬がかかっていることもあるのできれいに水洗いした後、なるべく安全な内葉だけを食べさせましょう。

茎の場合は、皮を剥いて、細かく切って食べさせます。

茎は外側が硬いので、茹でてから中側を細かく刻むと良いでしょう。

猫はブロッコリースプラウトやカリフラワーを食べても良い?

ブロッコリースプラウトはブロッコリーの新芽のことで、とても栄養価が高く人間や犬には問題ありませんが、猫はブロッコリースプラウトを食べた際、嘔吐や炎症などを引き起こす可能性があります。

そのためブロッコリースプラウトは避けた方が無難です。

一方、カリフラワーはブロッコリーと同じアブラナ科の野菜です。

ビタミンも多く食べるメリットは同じですが、与えすぎると甲状腺の機能を低下させることになるので少量を食べさせるようにしましょう。

まとめ

猫にブロッコリーを与えることの効果や注意点などを説明しました。

同じブロッコリーでもスプラウトは良くないことは覚えておきたいです。

ブロッコリーは栄養価も高く手に入りやすい野菜なので、健康維持に役立てましょう。

メリットも多いですが、猫の状態によってはデメリットになってしまうことがあります

健康観察をしっかりして注意点を守り、適量を食べさせるようにしてください。

飼い主さんとの楽しみの一つになるといいですね。

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