【これだけ読めば大丈夫!】猫にみかんや柑橘類はOK?与え方や注意点を解説

2021/02/28

目次

猫にみかんや柑橘系を与えてもいい?

猫にみかんや柑橘系の物を与えてもよいのか知りたい人もいるのではないでしょうか。

猫はみかんを近づけるだけで不機嫌なになったり、逃げてしまう場合が多いため、嫌いと思う人も多いです。

しかし、みかんの味が嫌いなわけではなく、匂いが関係しています。

次に、猫にみかんをあたえてもよいのか詳しく紹介します。

また、嫌がってしまう理由についても紹介するため、猫とみかんの関係性を知りたい人は参考にしてください。

与えてはいけない可能性も捨てきれないので安心できない場合はまず確認するようにしましょう。

果肉は少量なら与えてもいい

猫にみかんを与えても基本問題ありません。

しかし、皮ごとあげても食べない可能性が非常に強く、皮を剥いて果肉だけを与えるようにしましょう。

また、果肉についている薄皮の白い部分は消化に悪い特性があるため、薄皮についている白い筋は取り除くようにしましょう。

白い部分が残ってしまうと消化不良に陥りやすく、体調を崩してしまう原因にもなります。

みかんを猫に食べさせてあげたいのであればできるだけ甘みが強い品種のみかんを与えることをおすすめします。

猫はみかんや柑橘系の匂いが嫌い

猫の前でみかんを食べようとすると逃げてしまった経験がある人も多いのではないでしょうか。

逃げてしまう理由はみかんの皮を剥くときに発せられる酸っぱいにおいが関係しています。

猫は酸っぱい匂いを肉が腐った匂いと判別する特徴があるため、一目散で逃げてしまいます。

しかし、最近は甘さが強い品種も改良されているため、酸っぱい匂いが少ないみかんであれば逃げない可能性もあります。

そのため、猫はみかんの味が苦手なわけではなく、匂いが苦手です。

猫にみかんや柑橘系を与える方法と注意点

猫にみかんなどの柑橘系を与えても問題ありませんが、正しい与える方法と注意点を把握しておく必要があります。

正しい与え方をすることで猫がみかんを食べてくれる可能性を高めることができ、ストレスも与えません。

しかし、注意点も把握していないとストレスを与えてしまったり、体調を崩してしまう原因にもなります。

次に、猫にみかんや柑橘系を与える際のポイントや注意点を紹介します。

猫にみかんを与えようと考えている人は参考にしてください。

適量を守って与える

猫にみかんを与えるのであれば適量を守るようにしましょう。

上記でも紹介したようにみかんを与える前にはしっかり薄皮を剥き、白い部分も取り除くようにしましょう。

また、2分の1房程度が適量であるため、それ以上与えないように注意することも大切です。

みかんには多くの糖分が含まれているため、適量以上に与えてしまうと肥満の原因になってしまい、注意が必要です。

みかんはあくまでもおやつとして与えるようにして、与えすぎないようにしましょう。

皮は危険!食べた時の対応は?

みかんの果肉部分は与えても問題ありませんが、皮は猫にとって有害な物質でもあるリモネンが含まれているため、与えないようにしましょう。

みかんの皮は酸っぱい匂いが付いているため、基本猫は近づきませんが、甘い品種の場合は気付かない間に皮を食べてしまう可能性があります。

万が一皮を食べてしまったのであれば早急に病院に連れて行くことをおすすめします。

飼い主自身が食べたみかんの皮を捨てる際も猫が食べない場所に捨てるようにしましょう。

匂いが嫌いな子には与えなくてOK

みかんの匂いが嫌いな猫は少なからずおり、好んで近づいてくる猫よりも嫌いな場合が多いです。

みかんの匂いが嫌いな場合は無理してみかんを与える必要はありません。

元々猫にみかんを与える理由はおやつとして与える程度であり、必ず必要な栄養素が含まれているわけでもありません。

みかんの匂いが嫌いな猫に対して無理やり食べさせようとしてしまうとストレスを与えてしまうだけです。

みかんの果肉を与えても食べるそぶりをしないのであれば好きではない可能性が高いです。

みかんと柑橘系の皮に潜むリモネンに注意

上記でも紹介したようにみかんや柑橘系の皮にはリモネンという成分が含まれており、猫にとっては有害な物質です。

リモネンについて知ることで猫に危険な成分であることを改めて認識することができます。

次に、みかんなどに皮に含まれているリモネンについて紹介します。

猫にみかんなどの皮を与えてはいけない理由を知りたい人やリモネンがどのような効果で猫に有害になるのかを知りたい人は参考にしてください。

リモネンは病院に連れていく必要があるほど猫にとっては危険です。

リモネンとは?

リモネンとは、みかんやオレンジ、ライムなどの柑橘系の皮に含まれている成分であり、香りの元となっています。

人であればリモネンを吸収しても分解することができるため、まったく問題ない成分です。

むしろ人によってはリラックス効果を得ることも期待できる成分です。

しかし、猫の場合はリモネンを分解することができないため、嘔吐や痙攣などさまざまな症状が現れてしまいます。

また、中毒性も高いため、非常に危険な成分といえます。

リモネンによる症状が現れてしまうと自然回復することは難しく、最悪命にも関わってしまう可能性もあるため、早急に病院に連れていき、治療を受けることをおすすめします。

摂取した量によっては後遺症が残ってしまうケースもあります。

芳香剤など日用品に潜むリモネンにも注意

リモネンは柑橘系の皮に含まれている成分であるため、柑橘系の皮に気を付ければ問題ないと考えてしまいがちですが、リモネンは芳香剤やアロマオイル、食器用洗剤などに含まれている可能性もあります。

そのため、知らない間に猫がリモネンを摂取してしまっている可能性があります。

むしろ柑橘系の皮のリモネンよりも芳香剤などのリモネンを摂取してしまうリスクが高いです。

柑橘系に含まれているリモネンよりも日用品のリモネンは濃度が薄いですが、悪影響を与えるリスクは捨てきれません。

リモネンから猫を守るのであれば日用品などに含まれているリモネンをできるだけ使用しないようにしましょう。

あまり知られていない知識でもあるため、しっかり理解しておきましょう。

まとめ

猫にとってみかんなどの柑橘系は食べることもできますが、同時に危険性も伴っています。

みかんの果肉であれば薄皮や白い部分を取り除いているのであれば与えても問題ありません。

しかし、適量を与えることが大切であり、与えすぎは肥満になるリスクが高まります。

また、柑橘系の皮に含まれているリモネンは嘔吐や痙攣を起こしてしまうほどの中毒性があります。

特に猫がみかんを好きでないのであれば危険を起こす必要はないため、無理に与えないことも一つの選択です。

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