【これだけ読めば大丈夫!】猫にキウイは大丈夫?与え方や注意点について解説

2021/03/31

目次

猫にキウイを与えてもOK

キウイはビタミンC、ビタミンE、食物繊維、カリウムなどが豊富な果物で栄養価が高い果物です。

キウイの中に含まれている「アクチニジン」という酵素は、タンパク質の分解作用があるので、食物繊維を含め、胃腸の働きや消化吸収を良くする働きがあります。

キウイは私たち人間だけでなく猫も食べることができ、胃腸の働きや消化吸収の働きを良くする効果があります

また、キウイに含まれるビタミンCとビタミンEは免疫力を上げますし、水分量が多いので水を飲むのが苦手な猫や暑い季節の熱中症対策にも良いと言えます。

とはいえ、キウイは体を冷やす性質があるので、下痢になりやすい猫には控える方がよいでしょう。

キウイは、猫にとって有害な成分は含まれていません。

ですので大量でなければ食べさせるのは問題ありません。

しかし、基本的にキウイは、人間向けの食べ物です。

酸味が強いキウイが苦手な猫もいますので、無理に与える必要はありません。

猫にキウイを与える方法と注意点

猫にキウイを与えることは問題ないことはお分かりいただけたかと思います。

しかし、与える頻度や与え方もとても注意が必要です。

キウイを好んで食べる猫であっても、与えすぎには注意が必要です。

キウイは猫にとって有害な食べ物ではありませんが、食べる頻度や量が多すぎると胃腸障害が出たり、肥満の原因になってしまうことも。

また、キウイの皮を与えてしまうと消化不良で嘔吐や下痢になる可能性もあります。

大切な猫が安全に食べることができるよう与える頻度や与え方についてみていきましょう。

キウイを猫にあげる頻度

大量にキウイを食べてしまうと、キウイに含まれている水分や食物繊維によって下痢を起こしてしまうことがあります。

このような胃腸障害からの悪化は、体の小さな猫に取っては負担が大きく、脱水症状に陥ってしまうこともあります。

最悪の場合、死に至ってしまう可能性もあり甘くみてはいけません。

毎日与える必要はありません。

果物は糖分が多く、与えすぎは糖分の過剰接種にもなり肥満の可能性がありますので、ダイエット中の猫には特に注意が必要です。

1回に1カットほど与えるのが良いでしょう。

キウイの皮をむく

猫にキウイを与える場合は、皮をむいたキウイの実を少量なら与えても問題ないと言えます。

猫にキウイを与える場合、皮をむいて実の部分を与えるのが一般的です。

先ほどもご説明したように、アレルギー反応を起こさないよう注意をしなければいけないので、少量ずつ与えるようにしましょう。

猫にキウイを与えるときは、必ず皮をしっかりむいて、少量であれば与えても問題ないでしょう。

キウイの皮は農薬が残っていることもありますし、皮は消化に良くないため、きちんと皮をむいてから与えることが重要です。

間違って皮を食べてしまうと、胃や腸に残って、嘔吐や下痢の原因になることもあります。

キウイはアレルギー食品

私たち人間にも言えますが、キウイは桃やメロンと同様にアレルギーの原因になる果物の1つです。

猫に与えてみて、下痢や嘔吐・口や目の周りを痒がる・目の充血・元気がなくなってしまうなどの症状が出たらアレルギーの可能性があります。

ですので、キウイだけでなく初めての食べ物を与えるときは、与えた後、しばらくは様子を見るようにしましょう。

もし与えた後、様子を見ることができない場合は、別の機会にずらした方が良いかもしれません。

また、アレルギーの可能性も考慮し、最初はごく少量から始めてみるのが安心かもしれません。

もし、キウイを与えて猫の様子に異変を感じたら、早めに動物病院で診てもらうようにしてください。

そしていつ、どの程度食べたのかきちんと説明できるようにすると良いでしょう。

猫がメロメロ?キウイはマタタビ科の果物

猫はキウイを大変好むのですが、それにはきちんとした理由があります。

なぜならキウイは、猫が大好きなマタタビの仲間だからです。

マタタビには「マタタビラクトン」という成分が含まれています。

このマタタビラクトンがフェロモンを感じる器官を通じて興奮させると言われています。

マタタビを嗅いで反応した猫は、走り回る・攻撃的になる・よだれを垂らす・眠くなるなど様々です。

ただし、キウイの場合、マタタビラクトンは木の根っこや葉っぱに含まれているため、キウイ自体に含まれるマタタビラクトンは微量で中毒性が低いです。

そのため、キウイを食べて反応する猫もいれば、反応しない猫もいます。

しかし虚勢前のオス猫は、過剰に反応することがあるので注意が必要です。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

キウイは猫にとって有害な食べ物ではないということがお分かりいただけたかと思います。

キウイでメロメロになってしまう猫は、キウイの枝や葉っぱに含まれるマタタビラクトンの影響であったということですね。

しかしマタタビ効果とは別に、キウイが好きな猫とそうでない猫がそれぞれいます。

キウイが大好きな猫には、喜ぶ姿が見たくてたくさん与えたくなるかもしれませんが、与え過ぎやキウイの皮は猫の体に悪影響を及ぼす可能性があるので注意が必要です。

愛猫が安全にキウイを食べてもらうために、飼い主さんが与え方について意識することが大切ですね。

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