【完全保存版】ジャックラッセルテリアの抜け毛対策方法について紹介!

2021/02/24

目次

ジャックラッセルテリア抜け毛と毛質

ジャックラッセルテリアには毛の種類が3種類あります

短毛の「スムースコート」、長毛の「ラフコート」、短毛と長毛が混ざっている「ブロークンコート」です。

短毛のスムースコートは抜け毛が多いです。

そのためトリミングは必要ありませんが毎日のブラッシングは必須です。

換毛期になると、どの毛の種類も被毛がたくさん抜け落ちるので、部屋の掃除が欠かせません。

特に短毛の「スムースコート」は洋服の繊維に入るので、抱っこなどをすると大量の抜け毛が洋服に付着します。

ジャックラッセルテリアの抜け毛対策!ラフコート編

長毛タイプの「ラフコート」は、全体的に毛量が多く、ウェービーな毛質です。

見た目は硬そうですが、実際はフワッとした手触りです。

長く伸ばしてふわふわした感じにしたり、短く切ってスッキリした印象にするなど、トリミングによって見た目を変えることができます。

短毛の「スムースコート」と比べると抜け毛は少ないですが、長くウェービーな毛質のため、絡まりやすいので、定期的なトリミングやブラッシングは必要になります。

ラフコートのトリミング

ラフコートは長毛タイプなので、時々トリミングで毛をカットする必要があります。

ジャックラッセルテリアは、硬い毛が混じっているので、短い毛を残しながら長い毛をナイフで抜くという「ストリッピング」や「プラッキング」というトリミングを行いますが、技術や知識が必要です。

ワンちゃんも性格が様々なので、慣れないことを嫌がる子もいます。

定期的に行うものなので、子犬のうちからトリミングに慣れさせるとスムーズでしょう。

ラフコートのブラッシング

毛の長さが長く、ウェービーなラフコートは、ブラッシングが足りないと、毛がもつれてしまったり、絡まったりします。

そして、毛が絡まった部分の下で抜け毛が溜まり、毛玉になります。

その毛玉が硬いフェルト状の被毛の塊になってしまうとさらに抜け毛が落ちず、本来の美しい毛並みがなくなってしまいます。

やはり大切なのが毎日のブラッシングです。

ブラッシングすることで毛の流れが整い、毛の絡まりが取り除かれます。

長毛タイプのワンチャンのブラッシングには「スリッカーブラシ」が便利です。

先端に丸いピンが施され、被毛の流れを整えてくれます。

ただし、スリッカーブラシは細い針金が多数ついているタイプのブラシなので、力を入れ過ぎないよう気をつけましょう。

ジャックラッセルテリアの抜け毛対策!ブロークンコート編

ブロークンコートは長毛のラフコートと、短毛のスムースコートの中間タイプの毛質です。

ウェービーで長くふわふわした部分と、硬く短い部分が混ざっています。

ブロークンコートと一言に言っても、長毛や短毛が混ざり合う場所や毛質も個体差があるので独特感があります。

ブロークンコートは長毛の部分があるので、定期的なトリミングが必要になります。

3つのタイプの中で一番毛量が多く、抜け毛も多めのタイプがこのブロークンコートになります。

ブロークンコートのトリミング

ブロークンコートは、部分的に長毛タイプなので、トリミングでカットしてもらうことがベストです。

ラフコートのように、ストリッピングウやプラッキングという無駄な毛を取り除く方法もあります。

飼い主さん自身で行うと、無理に引っ張ってしまうなどワンちゃんの負担になってしまいます。

ですのでトリミングはプロのトリマーさんに任せる方が安心・確実です。

定期的なトリミングは、清潔さや毛の健康だけでなく、見た目の綺麗さもキープできますので大切です。

ブロークンコートのブラッシング

ブロークンコートのブラッシングは、長毛のラフコートと同じように行いましょう。

まず、落ち切っていない抜け毛をスリッカーブラシやピンブラシで取り除きます。

そして絡まりがあるのかコームで確認します。

長毛タイプなので、しっかりブラッシングしていないと絡まりが増えてしまいます。

しかし、毛のもつれが気になって力を入れ過ぎるとワンちゃんの皮膚が痛んでしまいますので、優しく丁寧なブラッシングを心がけることが大切です。

ジャックラッセルテリアの抜け毛対策!スムースコート編

ジャックラッセルテリアの中では最も短毛のスムースコートは、スッキリとした印象です。

硬めですが、すべすべしていて触り心地が良い毛質です。

1センチにも満たない短い毛ですが、短いがゆえ、抜け毛が落ちるのが目立つのかもしれません。

長毛タイプと比べると短毛のスムースコートはトリミングなどはそれほど手がかかりません。

しかし、ブラッシングは毛の健康と美しいツヤを保つために飼い主さんができる限り行うことが大切ですね。

スムースコートのトリミング

もともと1センチほどにも満たないスッキリとした短毛タイプのスムースコート。

毛質は硬めですが、すべすべしていて触り心地が良いです。

基本的にはトリミングは必要ありません。

部分的に気になったら、飼い主さんが少しカットしてあげても良いでしょう。

目に入らない肉球の裏部分は、延びることによって滑りやすく、ケガの原因になることもあります。

危険防止のため、ときどき、伸びていないかチェックしてあげることも大切です。

スムースコートのブラッシング

短毛タイプなのでブラッシングはそれほどしなくてもいいと思いがちです。

しかし、できるかぎり毎日ブラッシングしてあげるようにしましょう。

スムースコートは1本1本がとても短く、硬い毛質のため、抜け落ちた毛に悩まされる飼い主さんも多いです。

掃除機をかけても取り切れなかったり、洋服に毛がたくさんついてしまったりということも。

これらを防ぐにはやはり抜け毛が落ちる前にブラッシングで取り除いてあげることです。

スムースコートにはラバーブラシと絨毛ブラシを使うのが良いでしょう。

ゴム製のラバーブラシは、皮膚に優しいです。

撫でるように抜け毛を取り除いてあげましょう。

そして、獣毛ブラシでツヤを出して仕上げるという流れで行います。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

ジャックラッセルテリアには、「ラフコート」「スムースコート」「ブロークンコート」と3つの毛質のタイプがあります。

タイプによって毛の長さや抜け毛の量などが変わるのでトリミングやブラッシング方法が異なってきます。

ワンちゃんの被毛のお手入れは毎日の健康や綺麗さを保つのにとても重要なことです。

同じジャックラッセリアでも毛のタイプによってお手入れ方法が変わってきますので、愛犬の毛質タイプにあったお手入れ方法を探してみてくださいね。

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