【散歩デビュー必見】子犬の散歩で失敗しないために必要なアイテムや注意点を解説!
2021/01/21
目次
子犬の散歩デビューはいつから?
子犬の散歩デビューはいつから始めればよいのか判断付かない場合が多いのではないでしょうか。
すぐに散歩デビューさせることは非常に危険であり、さまざまな病気になるリスクが高まります。
まず、子犬の散歩デビューする目安を紹介していきます。
ワクチン接種直後は免疫力がないので外出させない
ワクチン接種すれば散歩デビューできると考えてしまいがちですが、ワクチン接種直後は免疫力が低下してしまっているので外出させないようにしましょう。
ワクチンを接種してもすぐに抗体ができるわけではなく、時間が必要になります。
また、子犬の場合は一回のワクチン接種で終わらない場合が多く、一回のワクチン接種で安心してはいけません。
また、ペットショップなどで子犬を購入した場合はすぐにワクチン接種するのではなく、1週間程度が家の環境に慣れさせるようにしましょう。
住む環境が変わることでストレスが溜まりやすくなり、そのような状態でワクチン接種させてしまうとさらにストレスがかかってしまいます。
ワクチンが安定するまでは抱っこ散歩でOK
ワクチンが安定するまでは散歩させることを控えることが大切ですが、小さいことから外に出てさまざまな音や匂いに慣れておくことも大切なことです。
社会性が備わっていないまま大きくなってしまうと散歩することを嫌がってしまいやすくなるリスクがあります。
ワクチンを接種して抗体ができるまでは子犬を抱っこしたまま散歩させるようにしましょう。
地面を歩かせないようにすることで危険を抑えることができ、安全かつ社会性を養うことも可能です。
赤ちゃん用の乳母車などがあれば飼い主も楽して子犬を散歩することができおすすめです。
最後のワクチン接種から2週間後がベスト
ワクチンは接種してから2週間程度で抗体が作られ、さまざまな病原菌に対する免疫力が高まります。
そのため、ワクチン接種から2週間経過していれば普通に散歩させることができます。
しかし、上記でも紹介したように子犬の場合は複数回のワクチン接種が一般的であるため、最後のワクチンを接種してから2週間経過する必要があります。
途中のワクチン接種から2週間経過してもすべての病原菌に対する抗体ができていない場合があるため、散歩させることは控えましょう。
最後のワクチンかどうかの確認は獣医の先生に聞けば教えてくれますよ。
子犬の散歩デビューに必要なアイテム一覧
成犬を散歩させる際にはさまざまなアイテムを用意しておく必要があり、子犬の場合も同じく必要なアイテムがあります。
特に、子犬の場合はさまざまなことに対して配慮する必要があるため、必要になるアイテムも多くなりやすいです。
次に、子犬の散歩デビューに必要なアイテムを紹介していきます。
リード
リードはさまざまな素材で作られている場合が多く、成犬の場合であればそこまで素材にこだわる必要がありません。
しかし、子犬の場合は本革以外の素材で作られているリードを使用するようにしましょう。
本革のリードは最も人気があり、かっこよい見た目ですが、匂いがオヤツの匂いと似ているため、おやつと勘違いして噛んだり、食べたりする可能性もあります。
噛む際に本革の素材を飲み込んでしまう可能性が高く、体調不良になってしまう危険性があり、子犬のリードは本革以外の素材から選ぶようにしましょう。
ハーネスや首輪
リードをつけるのであればハーネスや首輪も必要となります。
子犬は体格がまだしっかりしていないため、重量がある首輪は控えるようにしましょう。
首輪が重いことで首に負担がかかってしまい、散歩をすることを嫌がってしまいやすくなります。
そのため、軽量化されていて耐久性にも優れている布製の首輪がおすすめです。
子犬は動き回りやすいため、散歩の際にリードを引っ張る場合もあります。
リードを引っ張ることで首輪が首に食い込んでしまうため、ハーネスを使用することをおすすめします。
ハーネスは胴体に装着するため、圧迫を分散させることができますが、引っ張り癖があること自体がおすすめできません。
引っ張ることで飼い主よりも前を歩くような形になり、従者関係が逆転してしまい、今後の躾がしにくくなるデメリットがあります。
迷子札
迷子札は動物愛護管理法で推奨されていることであり、必須ではありませんが、用意しておくことをおすすめします。
迷子札といっても名札のようなものをぶら下げる必要はなく、つけている首輪などに飼い主の情報を記入する方法でも問題ありません。
飼い主の情報を記入しておくことで万が一迷子になってしまっても再会できる可能性を大幅に高めることができます。
子犬は好奇心が旺盛であり、体も小さいため、脱走してしまうリスクが高いです。
また、初めて子犬を飼う場合は脱走させないためのコツなどを把握していない場合が多く、迷子札の必要性は高いです。
注射済票と鑑札
子犬を飼う際に狂犬病などの予防接種を受けることが義務付けられており、ちゃんと予防接種することができれいれば鑑札と注射済票を受け取ることができます。
この二つは非常に大事なものであり、飼っている犬が正しく予防接種していることを確認するためのものです。
注射済票と鑑札の形状はさまざまあり、基本的に小さいサイズに仕上げられているため、首輪に装着することができます。
なかには可愛らしいデザインに仕上げられている場合もあり、子犬の可愛さを強調することも可能です。
おしっこやウンチの処理グッズ
子犬に限らず犬を散歩させるのであればおしっこやウンチの処理グッズを用意しておきましょう。
おしっこをした場合は、水で流し、吸水シートなどで吸い取ることが理想的です。
ウンチの場合は袋に入れて持ち帰り、自宅で処理するようにしましょう。
一般的なナイロン袋でも問題ありませんが、専用の袋であれば、中身が見えないだけではなく消臭効果が期待できるため、匂いを軽減できます。
また、おしっこやウンチの処理をした場合は飼い主自身の手が汚れてしまうこともあり、殺菌スプレーを用意しておくと便利でおすすめです。
おやつと水
散歩をする際におやつや水を持っていくことも大切です。
おやつや水は帰ってから与えればよいと考えてしまいやすいですが、子犬は水分が不足してしまいやすいため、水分補給のための水は必要です。
ただし、散歩コースの中腹に公園などがあり、水道などで水分補給できるのであれば必要性は低くなります。
おやつは普段あげているドックフードで問題なく、量も少しで大丈夫です。
おやつを与えることで散歩の疲れを癒すとともに体力回復の効果もあります。
また、散歩嫌いの子犬の場合におやつを与えると散歩嫌いが克服できる可能性もあります。
おもちゃ
おもちゃを散歩のときに持参することでより散歩を楽しくさせることができます。
おもちゃは普段家で使用している物でも大丈夫ですが、屋外でないと使用できないボール投げがメジャーであり、気軽に楽しませることができます。
散歩中におもちゃを使用するのであれば安全性が確保できる公園などを選ぶようにしましょう。
しかし、公園の中には犬を入れることができない場合もあるため、あらかじめ確認しておくことをおすすめします。
子犬におもちゃを与える場合は飲み込む危険性がない、大きさや素材の物を選ぶようにしましょう。
雨具
雨の日でも散歩に行きたがる子犬も多く、天気に関係なく散歩をしなければならないときもあります。
そのため、雨の日に散歩をする場合は子犬用の雨具を購入しておくようにしましょう。
レインコートを着用させることで濡れてしまうことを防ぎ、体温を低下させてしまうことも防ぎます。
子犬は体温調整をうまくできない場合もあるため、体温が下がらないようにしてあげましょう。
また、子犬のころからレインコートを着用することで慣れさせることができ、成犬になっても嫌がることなくレインコートを着てくれるようになります。
子犬の散歩デビューの注意点
子犬を散歩させる際にはいくらかの注意点があります。
注意点を把握せずに散歩デビューさせてしまうと危険な目に合わせてしまうこともあるため、注意しましょう。
次に、子犬の散歩デビューをする際の注意点を紹介するため、参考にしてください。
ウンチやおしっこは必ず処理する
ウンチやおしっこは散歩中にする可能性が高く、場合によっては散歩中ではないとしない習慣がついてしまう場合もあります。
そのため、おしっこやウンチを処理することができるグッズを持参し、処理するようにしましょう。
そのまま放置してしまうことは犬の飼い主としてのマナーが備わっていないため、周りの人に迷惑をかけてしまいます。
公共の場所や人気がない場所でも必ず処理することが大切であり、常識でもあります。
マナーを守らないと他の犬の飼い主や近隣住民から非難されても仕方ありません。
飼い主同士の挨拶が大切
散歩をする道中で飼い主同士がすれ違う場合も少なくありません。
そのような時には会釈したり、声をかけて挨拶するようにしましょう。
飼い主同士のつながりを持つことで新しい出会いを見つけることができ、子犬にとっても友達ができるため、メリットになることが多いです。
挨拶をないがしろにしてしまうと飼い主グループに入ることができず、肩身の狭い思いをするようになります。
挨拶する際に犬同士も肛門の匂いを嗅ぐなどして挨拶をしますが、それぞれが警戒たり、怖がる場合もあるため、徐々に慣れさせるようにしましょう。
拾い食い(誤飲)に注意
子犬は成犬と比べると好奇心旺盛である場合が多く、散歩に出かければさまざまな物に興味を抱きます。
興味を抱くと同時に口に咥える場合が多く、最悪飲み込んでしまう場合もあります。
子犬は興味があるものがどのような物なのかを判断することができないため、食べ物ではない物でも平気で飲み込んでしまいやすいです。
誤飲を未然に防ぐためには常に子犬の動向に注目することが大切であり、リードを常に張っておくようにしましょう。
間違って誤飲してしまうと体調を崩してしまうリスクが非常に高まります。
怖がる場合は無理に歩かせない
子犬の中には散歩で外に出ることを怖がる場合もあります。
怖がる原因は遺伝的に怖がりな性格な場合が多く、無理に外に出そうとするとより恐怖心が強まってしまい、余計に散歩させることが困難になります。
そのため、怖がる場合は無理に歩かせないようにしたり、おもちゃやおやつなどで徐々に外に慣れさせるようにする必要があります。
また、怖がる場合は抱っこして散歩させることで外も安全な場所であることを見せることができ、次第に自身の足で散歩ができるようにもなります。
まとめ
子犬の散歩デビューは危険なことがたくさん潜んでいるため、初めて散歩をさせる前に注意点などを把握しておきましょう。
犬を飼うのであれば散歩させることは必須なことであり、適した散歩をさせてあげ、子犬のストレスを発散させてあげましょう。
また、飼い主との貴重なコミュニケーション時間にもなることもあり、毎日散歩させることが理想です。
散歩デビューさせる時期を見極め、散歩のマナーや必要なグッズを用意してから、子犬を外の世界に連れ出しましょう。
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