ペット火葬のタイミングは?火葬場での服装や火葬車についても解説!
2022/05/17
目次
ペットが亡くなったらすべきこと
今回は、ペットが亡くなった際の火葬のタイミングについて、火葬の種類やサービス概要、ペット火葬業者や服装についてなど、さまざまな視点から徹底解説していきます。
そのため、ペットの火葬についてどのようにすればよいか悩んでいる方におすすめの内容となっています。
ここでは、ペットが亡くなった場合にしなくてはならないことについてお話していきます。
ペットの遺体の安置方法について主に説明していくため、ペットの遺体をどのように扱うか分からないという方に見てほしいと思います。
姿勢を正してあげる
ペットが亡くなると、平均して2時間から3時間後くらいから死後硬直が始まります。
そのため、身体の硬直が始まる前になるべく早くペットの姿勢をきれいに正してあげることが重要になります。
また、その方法としては、手足を折り曲げてお腹のほうに収納してあげるとよいと言われています。
このような形をするのは、死後硬直が始まってしまうと、手足を折ることがとても難しくなり、棺に入れにくくなってしまうためと考えられています。
身体を綺麗に保つ
続いて、ペットが亡くなった後、身体をきれいに保つ方法について説明します。
ペットは亡くなると、鼻、口、肛門などの身体の穴から体液や汚物が流れ出ることがあります。
そのため、このような場所はティッシュなどで押さえて拭いてあげることで、身体を火葬までの間きれいに保つことができます。
また、濡れタオルで身体を定期的に拭いてあげることもよいとされています。
さらに、ペットとのお別れの前に、ブラッシングなどをして毛並みを整えてあげましょう。
身体を冷して安置する
ペットの遺体を保冷する意味としては、遺体の腐敗を遅らせるということが第一に挙げられます。
段ボールや棺の中にドライアイスをいれることがもっとも効果的な保冷方法と考えられています。
配置位置としては、遺体のお腹と背中にドライアイス置くと良いです。
また、これに加えてきれいな状態で夏に1~2日また冬に3~4日保管しておくには、
- ・小型犬で5㎏
- ・中型犬で10㎏
- ・大型犬で10㎏
以上のドライアイスが必要となり、タオルでドライアイスを包んでおくと保冷効果が上がります。
火葬・葬儀業者を選ぶ
ここで、火葬の種類や火葬業者を選ぶ際の注意点は2つあります。
事前に情報を入手して、安心して火葬を行いたいという方に2つともおすすめの方法となっています。
1つ目は、実際にその火葬業者のホームページをチェックすることがです。
自分が思い描いている火葬方法とマッチしているのか、また適正な価格設定なのかなど、多くの情報を入手することが出来ます。
2つ目に、その火葬業者に対する評判を調べるということです。
これまでに火葬業者に依頼をした人からの口コミなど実際の声を聞くことで、本当のサービス形態などが見えてくると考えられています。
ペット火葬の種類はどうなってる?
続いてペット火葬の種類についてお話していきたいと思います。
個別火葬や合同火葬、訪問火葬や公共施設にいる火葬などさまざまな方法がありますが、その中からどのような形の火葬を選択するのか決まっていない人におすすめとなっています。
個別火葬(立会)
個別火葬(立会) とは、飼い主が火葬に立会うスタイルの火葬方法のことを指して使われます。
また、火葬が終わった後の収骨もなどの作業も飼い主が行う点が特徴として挙げられます。
そのため、ペットの最期の瞬間まで手厚く葬ることが出来ると人気の方法となっています。
メリット:火葬の作業に最後まで立ち会うことが出来る。
デメリット:収骨などを行っている間は火葬業者の人の手伝いが必要となるため、その分費用がかさむ要因となる。
個別火葬(一任)
個別火葬(一任)とは、火葬業者の方でペットを預かってもらい、全ての流れを一任するというプランになっています。
そのため、個別火葬(一任)を選択したら、飼い主が火葬や葬儀に参加したくても、このような場合には、葬儀、火葬、収骨といった一連の流れの中に入ることはないとされています。
メリット:すべての作業を火葬業者に任せることが出来る。
デメリット:葬儀や火葬、収骨に参加することが出来ない。最後の瞬間に立ち会うことが出来ない。
合同火葬
合同火葬とは、自分のペットの遺体だけではなく、他のペットと一緒に火葬を行う方法のことを指します。
一回で数匹の遺体を火葬するため、個別火葬よりも費用を抑えることができるほか、
複数のペットを同時に火葬するため、自分のペットの遺骨を返骨してもらうのが難しいという特徴があります。
メリット:他のペットたちと火葬してもらえることで安心するまたは寂しがらないのではないかと考える人もいる。
デメリット:合同火葬の場合、複数のペットと合同の火葬となるため、自分のペットの遺骨だけを残しておくということができない。
訪問火葬
訪問火葬には2つの種類があります。
まず1つ目に、出張火葬があります。
火葬車が自宅まで来てくれるため、自宅での火葬が可能になります。
横浜のペット火葬ほしあかりにおいては、自宅火葬を行う場合、煙やにおいは出ないとされています。
2つ目に、引取火葬があります。
これは、自宅に業者が訪問して遺体を引き取った後火葬する方法のことを指します。
これは、ペットの火葬に立ち会う時間がない方におすすめです。
メリット:出張火葬は、自宅で火葬を行うことが出来る。引取火葬は、火葬を行う時間が作れないといった人向けの内容になっている。
デメリット:出張火葬は、火葬車が停まる場所がなくてはならない。引取火葬は、火葬に立ち会うことが出来ない。
公共施設による火葬
公共施設による火葬の場合、有料となりますがその遺体を焼却することができます。
札幌市の動物管理サンタ―は犬や猫の場合は、5100円となっています。
しかし、清掃工場などの焼却炉で償却する場合は多くの注意が必要になります。
また、火葬とは異なる点に気を付ける必要があります。
メリット:費用が安く済む。
デメリット:焼却炉などで償却する場合、ごみと一緒に焼却されてしまう。遺骨をその他のものの中からを取り出すことが出来ないため返骨されない。火葬とは異なるため、公共施設によって葬儀や納骨などは行われていない。
ペット火葬のサービス概要
ペット火葬のサービス概要においては、まずペット火葬費用の相場についてお話します。
また、火葬時間の目安やその他のサービスについても説明していこうと思います。そのため、火葬についてより知識を深めたいという方に読んでほしい内容になっています。
ペット火葬費用の相場は?無料なところもある?
続いてペット火葬費用の相場についてお話していきます。
火葬方法によってもその費用は変わってきますが、主にペットの大きさによって費用は決まってくるとされています。
まず、大型犬など体重が重いものに関しては5万円程度とされています。
また、小型犬や猫、うさぎ、フェレットなどは3万円弱、鳥類やハムスターは1万円とされています。
費用が無料なところはなかなかありませんが、安価で行おうとするならば、公共施設によって行う方法があります。
火葬時間の目安はどのくらい?
火葬時間の目安としては、まず大きいものから超大型犬と呼ばれるゴールデンレトリーバーなど25㎏以上の犬に関しては、2時間から3時間程度時間がかかるとされています。
また、中型犬と呼ばれる柴犬やビーグルなどの25㎏以下の犬は1時間半程と考えられています。
10㎏以下のダックスフンドなどの小型犬は、1時間程度とされており、うさぎや猫などの小動物は1時間かからないと考えられています。
また、ハムスターや鳥類は30分程度です。
ペット火葬のその他サービス
ペット火葬におけるその他のサービスに関して、大阪のペット訪問火葬・葬儀・納骨こころの杜を例に考えます。
まず、第一の特徴として、女性スタッフによるペット訪問火葬サービスというものがあります。
これには、女性が火葬を行ってくれることによって、男性よりも対応がやわらかく、飼い主側が安心して火葬を行うことが出来ると考えられています。
また、その他にも、有料になりますが、お見送り専用の布団の用意や粉骨、遺骨カプセルの販売や骨壺カバーの選択などさまざまなサービスが用意されています。
また、埼玉ペット火葬優眠では、火葬車は社名やロゴを未掲載にするなどの配慮が行われています。
ペット火葬業者を選ぶときに気を付けること
ここでは、ペット火葬業者を選択する際に気を付けなければならないことに関して説明していきます。
大切なペットが亡くなった際にどのペット火葬業者に頼もうかまだ決まっていない方や選び方が分からないという方に読んでほしい内容になっています。
悪徳な業者も多い
以前は、ペットの火葬業者に頼んで火葬を行うということは少なく、自分の地域の自治体に頼んで焼却炉において火葬を行っていました。
しかし、ペット火葬が民営化したことによって悪徳業者が増えるようになりました。
ペット火葬で高い金額を提示し、サービスの手抜きをすることによって利益を得ようとする業者が増えてきたのです。
- ・高額な請求
- ・オイル代の節約のために火葬を行わない
- ・火葬方法が間違えられる
- ・遺骨が他のペットのものと混ぜられる
口コミや評判を確認する
悪徳業者に引っかからないための対策方法として有効と考えられているものに、そのペット火葬業者の評判や口コミを確認するということが挙げられます。
他の人の声を聞くことによってその業者がどのような対応を取ってくれるのかが分かります。
また、口コミや評判を確認する際に気を付けることとしては、良い評判ばかりに気を取られないということです。
ここが良くなかったなど欠点を知ることによってバランスの取れた見かたが出来るようになります。
何かしらのペット協会に入っている
ペットに関連した仕事を行っている業者は、基本的にペット協会に入っていることが多いとされています。
このような、ペット協会に入っているかどうかも、悪徳業者かどうかを見分ける1つの基準になるということが出来ます。
東京にある全国ペット協会は、人とペットの共生社会の実現に向けて活動するペット関連業者による業界団体とされており、ペット業界全体のレベルアップを目指して活動しています。
以上のようなことも、ペット火葬業者を選ぶ基準として頭に入れておくとよいとされています。
ペット火葬の際の服装はどうするべき?
ペット火葬を行う際には、人間の火葬を行う場合とは異なり、場所によって服装を変えることが出来ます。
ペットのみの霊園で行う場合や火葬車において自宅で火葬を行う際には、家族だけで行うことが多いと考えられるため、普段着ているような服で良いと考えられます。
しかし、人間も一緒に利用する霊園や公共の火葬場などにおいて火葬を行う場合は、例え動物の供養であったとしても周りへの配慮などの観点から喪服で参列する方が良いと考えられています。
まとめ
以上のことより、今回はペット火葬に関することについて説明してきました。
大切なペットのためにさまざまな火葬方法が存在するということがわかりました。
また、火葬を行うにあたって注意しなければならない点も多くあるため、これまで解説してきたことに対して理解を深めてほしいと思います。
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