【完全版】アメリカンショートヘアってどんな猫?性格や特徴を徹底解説

2021/02/01

目次

アメリカンショートヘアの性格は?

テレビのコマーシャルなどで見かける事が多いアメリカンショートヘアは、日本でも古くから人気のある猫種です。

飼い主と遊ぶ姿やおもちゃに夢中になっている姿は、見ていてとても癒されます。

アメリカンショートヘアの魅力と性格を調べて見ました。

活発で好奇心旺盛

室内飼いのイメージが強いアメリカンショートヘアも、ネズミなどの害獣駆除をしていたワイルドな時代があります。

そのせいもあって部屋中を走り回る事や、高い所から飛び降りたりする遊びが大好きです。

動くものに強い好奇心を見せ動かない新しいものにも興味を示し、自分から寄っていく活発な面があります。

人懐っこい

大きくて明るい人なつこそうに見える顔からもわかるように、人見知りがなく初対面の人にもすぐ打ち解けそばに寄っていきます。

人とのコミュニケーションが大好きで、他の猫や犬とも仲良くできる社交性を持っています。

穏やかで物静かな面もあり、初めて猫を飼う場合や多頭飼いをしたい方に最適な猫種です。

しつけやすい

可愛いだけでは飼う事が難しい猫ですが、アメリカンショートヘアは賢い猫種でしつけに苦労しないと言われています。

基本となるトイレと爪とぎもすぐに覚えてくれますので、家の中を汚す心配や壁を傷つけられる不安もなくなります。

外出が多い飼い主の方はきちんと留守番をしていられるか心配になると思いますが、順応性があり飼い主が帰ってくるまでおとなしく待っていてくれますので安心です。

クールなところも

人に懐きやすくそばに寄ってきてくれるのでつい抱いてみたい気持ちになってしまいますが、抱かれるのが苦手でスルリと逃げようとするクールな一面があります。

他の猫のように抱っこを迫る事はあまりなく、足元で人の体温を感じながらスヤスヤ眠る程度のスキンシップを好むようです。

メス猫はオス猫よりも気まぐれな面があり、愛猫の好む距離感を保ってあげる事が大切です。

オスは甘えん坊?

アメリカンショートヘアは抱っこが苦手ですが、人とコミュニケーションをとるのが大好きな事もあり甘えん坊に見えてしまうようです。

一匹で過ごすのが苦手で、そばにいてもらえるだけでも喜びかまってほしいといつも思っています。

他の猫の場合でもオスが飼い主に甘える事が多く、メスは食事や必要とする時だけ甘えるようです。

アメリカンショートヘアの特徴

アメリカンショートヘアは日本猫にはない渦巻きになっている縞模様が印象的で、シルバーの毛色と目がやや離れ気味な所など可愛らしさが溢れています。

がっちりとした見た目や寿命など飼う際の参考になるように詳しく調べて見ました。

がっちりした見た目

均整のとれた体型で全体のバランスも良く、筋肉質な丈夫な体をしています。

肩や腰幅が広くがっしりとした骨格で、下半身の発達が目立ちます。

目尻からまっすぐに伸びたラインも特徴的で、体重が3㎏~6㎏あります。

あまり無駄鳴きをしない

社交性がある反面あまり鳴かない猫種で、集合住宅や隣近所から鳴き声でのクレームは少なく飼いやすいと言われています。

元気いっぱいのアメリカンショートヘアですが、「にゃーにゃー」と小さな声で鳴く程度で無駄鳴きもあまりなく他の猫と比べて静かです。

アメリカンショートヘアの毛色

ルバー・クラシックタビの毛色がアメリカンショートヘアでは良く見られますが、ブラウン・クラシックタビ、レッド・タビ、クリーム・タビ、マッカレルタビー、パッテドタビー、ディックタビーの毛色も見られます。

基本的にはすべての毛色が見られ、単色ではバイカラー、ホワイト、クリーム、レッドがあります。

アメリカンショートヘアの寿命

一般的な猫の平均寿命は15歳程度ですが、アメリカンショートヘアは12〜13歳で比較的体が丈夫な猫種です。

猫は産まれてから半年ほどで成猫になり、子猫の時期は短くあっという間に過ぎてしまいます。

成猫になると子猫のような可愛らしさは少なくなってしまいますが、人間と比べて寿命の短いという事を頭のどこかに置きながら愛猫との生活を大事にしたいものですね。

アメリカンショートヘアのかかりやすい病気

アメリカンショートヘアのかかりやすい病気には体重が増えやすい肥満症や、急激に腎臓の動きが低下する急性腎不全など数種類あります。

その中でも重症化すると命の危険のある尿石症、肥大型心筋症の原因や症状を詳しく調べてみました。

尿石症

シュウ酸カルシウムという尿石ができやすくなり、頻尿、排尿障害、血尿などの症状がみられるようになります。

いつもよりもトイレに行く回数が増え性器を気にして舐めたり、元気や食欲がなくなる場合もあります。

年齢や性別は関係なく発症しますが、尿道が広がりにくいオス猫の方が重症化しやすい傾向にあります。

原因には食事のアンバランスや飲む水の量、ストレスが考えられます。

肥大型心筋症

猫の心臓の病気の中でも最も多い病気で、心臓の筋肉に異常が起きてしまい心臓の働きが悪くなり突然死に至る事もあります。

初期は無症状の場合が多く早期発見が難しい事もありますので、愛猫の運動量が少なくなったと感じる時には一度検査を受けてあげると安心です。

メスよりもオスに発症する事が多く、広範囲な年齢でかかってしまう病気です。

まとめ

アメリカンショートヘアは人に懐きやすくクールな一面も持っていて、一緒に楽しく暮らしていくにはほどよい距離を持つ事が大切です。

かかりやすい病気の原因や症状を把握しておく事で、早期発見につながり愛猫を苦しませずに済みます。

猫は人間よりも寿命が短く別れを想像してしまうと悲しくなってしまいますが、一緒に過ごした時間は心の中に刻まれていきます。

これからアメリカンショートヘアを飼おうと考えている方は参考にしてみて下さい。

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