愛犬の腎不全におすすめなフードやおやつ、サプリメント20選を紹介
2020/04/20
目次
愛犬の腎不全…何をあげたらいいの?
愛犬が高齢になってくると気をつけたい病気のひとつが慢性腎不全です。一度慢性腎不全になってしまうと、ダメージを受けた腎機能は回復させることが出来ません。治療では残された腎機能を長く温存させることが目標となります。
治療の中で最も大切なのが、腎不全の初期のステージから始める食事療法です。
ですが、食事療法は、療法食だけだと単調になりがちです。そこで今回は、腎臓に負担をかけないおやつで、楽しみながら愛犬の健康寿命を延ばす工夫を紹介します。
あげない方が良いおやつ
1.タンパク質が多いもの
慢性腎不全の食事療法として必要な事の一つ目が、タンパク質制限です。本来、犬は肉食動物なので、タンパク質が豊富に含まれているお肉が主食です。
しかし、タンパク質を摂り過ぎると、血液中に代謝産物である尿素が増え、腎臓での血液のろ過に負担をかけることになります。
そのため、腎不全の犬に必要なカロリーは、タンパク質の分量を減らし、炭水化物と脂質で補う必要があります。おやつを与える場合も、ジャーキーやささみなどの肉類で、タンパク質が多く含まれるものは避けましょう。
2.リンが多いもの
リンは体の中のいろいろな部位に存在していますが、その代謝や量の調節には、腎臓が重要な働きをしています。
また、体の中のリンは、カルシウムと一緒に調節されており、腎臓でリンを排泄すると同時に、カルシウムの再吸収が促進されます。リンを多く含む食事を摂取し続けると、余分なリンを排泄し、カルシウムを再吸収しようとして腎臓に負荷がかかるため、食事から摂取するリンの制限が必要です。リンは肉類のほかに、魚介類、甲殻類、ナッツ類に多く含まれますので、与えるのは控えましょう。
3.ナトリウムが多いもの
食事に含まれるナトリウムは、食塩の形で摂取され、腎臓で排泄されます。腎不全に陥っている場合、過剰に摂取したナトリウムの排泄が間に合わず、血中に多くナトリウムが残ってしまいます。すると、血液中の水分量が増えるとともに高血圧を招き、腎臓での血液のろ過に負担が増してしまいます。そのため腎不全になると、ナトリウム制限が必要です。
特に注意したいのは、人間の食べ物です。人間の食べ物は犬にとっては塩分が強すぎるので、与えるのは控えましょう。
あげた方が良いおやつ
1.野菜が多いもの
“野菜にはビタミン類が多く含まれ、水分も多いので、慢性腎不全の犬に与えることが出来るおやつの一つです。
しかし、繊維質が多く含まれるものは便秘になる場合もあるため注意が必要です。
また、腎不全が進行してくると、カリウムの排泄が減少し、血液中のカリウムが上昇してしまうため、制限が必要になります。野菜に含まれるカリウムはゆでて煮こぼすことができるので、ゆで野菜を与えましょう。ゆでたブロッコリー、サツマイモ、キャベツなどがおすすめです。
2.ペット用ボーロ
ペット用ボーロは、デンプン質(炭水化物)でできているので、慢性腎不全の犬のエネルギー補給として活用できるおやつです。ただし、ミルク入りボーロはタンパク質を多く含むため避けましょう。
また、人用のボーロは塩分が多いので犬には与えないようにしましょう。
3.腎臓に優しいもの
慢性腎不全用に市販されているペットフードやおやつ(トリーツ)は、低タンパク質、低リン、低ナトリウムになるように調整され、きちんと栄養成分が分かっているので安心です。多少費用がかかってしまいますが、慢性腎不全において食事療法は非常に大切です。愛犬のために検討してみてはいかがでしょうか。
腎臓に優しいおすすめペットフード
慢性腎不全のケアに欠かすことのできない食事療養ですが、慢性腎不全に陥った犬は、食欲にムラがあったり、療法食を食べ飽きることも多いようです。様々な商品を上手く活用し、愛犬にも楽しく腎臓ケアを行っていきたいですよね。主食となるドックフード、手作りしたい飼い主さんに便利な手作り食の食材、腎臓にやさしいおやつ、腎臓をケアするサプリメントを紹介します。
・売れ筋ドックフード5選
リナールアクティブ
厳しい基準をクリアしたイタリアのメーカーの腎臓病用療法食
フォルツァディエチ「FORZA10」は、さまざまな厳しい基準をクリアしたペットフードです。人間の食品同様のチェックを受け、オーガニック認定もされている信頼できるフードメーカーです。また、漢方や植物療法にも注目しています。アクティブシリーズは、消化の良い加水分解タンパクを使用した療法食シリーズです。弱った腎臓のケアに高品質のフードを使いたい、フードの原材料が気になる、犬本来の持つ健康力を食事でサポートしたい、という意識の高い飼い主さんに、是非ためしていただきたい商品です。動物病院で薦められた療法食から切り替える場合に選ばれやすいフードです。ドライフードの他に、ウェットフードもあります。使用する際は、かかりつけの獣医師と相談してから使うようにしましょう。
プリスクリプション・ダイエット ドッグフード k/d 腎臓ケア チキン入り
多くの動物病院と飼い主に支持される、ヒルズの腎臓病用療法食
多くの動物病院で療法食として処方されるフードの一つが、ヒルズのプリスクリプション・ダイエットシリーズです。220名もの獣医師や栄養学者が開発に携わっている療法食です。低タンパク、低リン、低ナトリウムの他に、弱った腎臓のケアにプラスしたいオメガ3脂肪酸も添加されています。ヒルズでは、安全性が確認されていない合成保存料や酸化防止剤を使用していないので、安全とは言い難い添加物を避けたい飼い主さんにもおすすめです。使用の際は、かかりつけの獣医師と相談の上、使用しましょう。
腎臓サポート ドライ 犬用
香りづけで食欲を刺激、大定番の腎臓病用療法食
ロイヤルカナンの療法食は、多くの動物病院と飼い主に支持されている人気の療法食です。リンを制限しながら、タンパク質や必須脂肪酸の含有量を調整することによって腎臓に負担をかけることなく必要な栄養素をしっかり補給することが出来ます。まず最初に使用した、いつもラインナップに加えている、という飼い主さんも多いようです。食欲不振が続く腎臓病の犬にも食べやすいよに考慮されており、香りづけによって食欲を刺激します。このフードなら安定して食べてくれる子も多いです。値段も比較的安いので、長く使うことを考えると嬉しい商品です。
インテグラプロテクト 犬用 腎臓ケア 鶏
良質の素材で嗜好性も高い、高品質のウェットフード
ドイツのメーカー、アニモンダ社のインテグラプロテクトシリーズは、必要最低限の原料を使った本当にシンプルな療法食です。原料も、人間の食品と同じレベルの物だけを使用しています。タンパク質とリンの含有量が抑えられており、長く食べ続けられるような良質の素材をつかって嗜好性も高めになっています。慢性腎不全で食欲が落ちてきた、品質のよいウェットフードを探している、という飼い主さんに是非試してもらいたい商品です。価格は高めにはなっていますが、よく食べてくれる!という子も多く、腎臓ケアにプラスしたいウェットフードです。
スペシフィック 犬用 低Na-リン-プロテイン 【CKW】
ドライフードにトッピングして食欲増進 デンマーク生まれの腎臓ケアフード
腎臓のケアに最適な、タンパク質、リン、ナトリウムの成分調整がされているウェットフードです。シュウ酸カルシウムやシスチン尿石の成分の元となるタンパク質も制限されているため、腎臓病以外の健康のケアをすることもできます。被毛の健康維持にも必要なオメガ3脂肪酸、オメガ6脂肪酸を豊富に含む魚油を使用しています。いつものドライフードに飽きてきた、最近食欲が落ちてきて気分を変えたい、という場合にドライフードにトッピングして使うこともおすすめです。小さめの食べきりサイズのパッケージなので、小型犬にも使いやすいのが良いです。
・手作り食5選
犬猫用生肉 腎ケアプラス鶏ネック骨ごとミンチ
低リン、腎臓に配慮された生食で愛犬の食欲を刺激
国産鶏のせせりを骨ごとミンチした霊長食材です。低リンでカルシウムとのミネラルバランスが調整されているので、慢性腎不全の際にも安心して使えます。また、腎臓が気になる愛犬に嬉しい、腎臓をケアするサプリメント(国産なた豆、クルクミン)が添加されています。食いつきの良い鶏せせりは栄養価が高く、食欲不振の際にエネルギーを補給したい時にもおすすめです。使用している原材料は全て人間の食用レベルのもので、成長ホルモンや抗生物質を使用してい平飼いの鶏肉です。安心してあげられます。生食は愛犬の食欲を刺激し、生で食べる事で乳酸菌や酵素が摂取できます。食餌から水分補給できるもの嬉しいです。小分けブロックに入っているので使いやすく、フードにトッピングして与える事も出来ます。
腎臓 ケア プラス 国産 ベジタブル キューブ
解凍して混ぜるだけ 野菜の簡単手作り食
ニンジン、かぼちゃ、サツマイモ、ブロッコリーの4種類の野菜の冷凍食品です。野菜はビタミン類や食物繊維が多く、腎不全の際に是非使用したい食材です。腎臓ケアをサポートするコエンザイムQ10、利尿作用のあるタンポポ抽出物、抗酸化力のあるビタミンEを豊富に含んだ小麦胚芽油が添加されています。ラム、鶏、鹿、馬肉などの良質なタンパク質食材と合わせたり、いつものフードにトッピングして使うことが出来ます。面倒な野菜の下処理をする手間が省けるので、忙しいけど手作り食をしたい飼い主さんにもおすすめです。ブロック状になっているので、ストックから必要な分を切り分けて解凍するだけで使える手軽さも便利です。
馬肉スープ
水分補給と栄養補給に 馬肉スープ
国産馬のもも肉を煮込んだ馬肉スープが手軽に家庭でも使えて嬉しい手作り食の食材です。低温長時間で煮込んだ馬肉から、肉の栄養が十分に引き出されています。食欲不振、病中病後で水分補給と栄養補給を一緒にしたい愛犬にぴったりです。肉以外の調味料や添加物を使っていないので、腎臓が弱っている時にも安心して与えられます。1パック300グラムの包装を解凍して使います。湯せんで温めてあげると、愛犬の食欲を刺激し、お腹を温めてくれるので体にやさしいです。スープで野菜などを炊いてもOK。手作り食の「出汁」としても使えるのでレシピの幅が増えます。腎不全の他にも結石や膀胱炎など、泌尿器系のトラブルがある愛犬におすすめです。
ドッグフード フリーズドライ リンゴ
生りんごの風味がいつでも楽しめる フリーズドライりんご
犬のおやつとしても人気のフリーズドライりんごです。青森県産のりんごから、甘みと酸味の違う代表的な7品種をフリーズドライ加工しミックスされています。シーズンオフでも、生りんごの風味がいつでも楽しめます。食が細い、食べムラがある愛犬に試してもらいたいのがりんごです。りんごの持つ飽きの来ない優しい甘みと、食物繊維でお腹の調子も整えることができ、楽しく栄養補給が出来ます。スイーツ系手作り食をしたい飼い主さんにもおすすめです。いつものフードにトッピングすると単調になりがちなフードも気分を変えて楽しめます。
アマザケ<甘酒> 犬用
飲む点滴、甘酒 水分補給とカロリー補給に
秋田産のもち米と良質な米麹、奥羽山脈の清冽な水だけで仕込まれた手造りの甘酒です。ノンアルコール、砂糖不使用、もちろん無添加ですので、愛犬に安心して与えられます。甘酒は、人でも「飲む点滴」と称されるほど、栄養満点の飲みものです。ビタミンB、必須アミノ酸を豊富に含み、消化のしやすい発酵食品なので、弱った胃腸にも優しく、水分と一緒に素早くカロリーを補給できます。病中・病後、食欲不振の高齢犬に特におすすめです。また、腎不全の愛犬の夏場の体調管理にも役立ちます。家庭でも手作りの甘酒を簡単に与えられ、いざという時にストックがあると重宝する一品です。
・おやつ5選
すっきりボーロ 腎臓の健康に配慮
おしっこや膀胱、腎臓などの健康維持を考えて、獣医師が開発した国産ボーロ
愛犬のおしっこや膀胱、腎臓などの健康維持に配慮して、低ナトリウム、低リンに調整されています。リンの排泄を促し、カルシム不足を補います。L-アルギニン、L-オルニチン配合、話題のクランベリーエキス配合の獣医師開発の国産機能性ボーロです。主原料に小麦粉は使用せず、ジャガイモで作られています。栄養を楽しく補給できます。歯につきにくい特殊製法で、食べやすさにも配慮されています。食欲がない時は粉にして与える事もできて便利です。また、小包装されているのでいつも新鮮。小型犬にも食べやすい大きさ、形のボーロは、犬のおやつの定番です。ボーロを愛用している飼い主さんと愛犬にぷったりの腎臓病時のおやつですね。ただし、療法食ではないので、与えすぎには注意しましょう。
プリスクリプション・ダイエット 療法食 トリーツ食事療法
さまざまな疾患に対応した、療法食のおやつ
ヒルズの療法食プリスクリプション・ダイエットシリーズを主食にしている犬のために開発されたハードビスケットタイプの療法食おやつです。カロリーと食物繊維の量を調整し、食事管理を幅広くサポートします。腎臓病時(k/ⅾ)以外にも、c/ⅾ、j/ⅾ、l/ⅾ、r/d、w/ⅾを与えている場合に使用できるように調整されています。主原料はトウモロコシや小麦です。しっかり食事管理を続けたい飼い主さんと愛犬に選ばれやすいおやつです。愛犬の満足が得られやすいように噛み応え抜群の仕上がりになっています。食べにくい場合は、お湯でふやかして与えると良いです。
犬用おやつ 無添加 オリジナルクッキー腎ケアプラス
飼い主も一緒に食べられる、無添加手作りのクッキーおやつ
砂糖や防腐剤、着色料を一切使用していない素材だけの安心・安全な国産クッキーおやつです。愛犬はもちろん飼い主さんも一緒に美味しく食べることが出来ます。手で割ることが出来るので、普段のおやつやご褒美、フードのトッピングにもできます。主原料は薄力粉とジャガイモです。腎臓に優しいなた豆と腎臓を守るクルクミン(ポリフェノール)を配合されているのも嬉しいです。原料の小麦粉や野菜を作るところからクッキー製造施設で育て、ひとつひとつを丁寧に焼き上げています。やや価格が高いですが、素朴な味が腎臓病の犬にもウケが良いと評判のおやつです。ずっと元気で長生きしてほしい、大切な愛犬のために選んであげたい一品です。
フリーズドライ野菜 かぼちゃ・サツマイモ 犬用おやつ かぼちゃ・さつまいも グリーン 犬用
蒸かした甘みたっぷりのかぼちゃとサツマイモ サクサクのフリーズドライおやつ
腎不全の時でも腎臓に負担のないタンパク質が少ない野菜そのままのおやつです。カットした国産のかぼちゃとサツマイモを蒸かして、甘みを引き出し、フリーズドライ加工でサクサク食感に仕上げた犬用おやつです。かぼちゃとサツマイモは、お腹の調子を整えてくれる食物繊維と、ビタミン類が豊富な食材です。他の野菜に比べクセが少なく、野菜を食べ慣れない愛犬にも食べやすいのでおすすめです。添加物、保存料、着色料不使用なので、腎臓が弱った愛犬にも安心して与えることができます。野菜を与えたい飼い主さんも手軽に使えて便利です。そのままで、フードのトッピングに、手作り食の食材に、活用方法は様々です。
フリーズドライ グリーントライプ
食欲不振に悩んでいる愛犬に 子羊の反芻胃の生食フリーズドライ
「グリーントライプ」と呼ばれる、牧草だけを食べた反芻動物の胃袋を、フリーズドライで仕上げたフードです。生のグリーントライプには、消化中の草の食物繊維に含まれるプレバイオティクス(善玉菌のエサ)と、熱に弱い酵素や乳酸菌等のプロバイオティクス(善玉菌を増やすもと)が生きたまま入っています。良質な動物性たんぱく質やオメガ3脂肪酸なども摂取できます。肉食動物である犬本来の食事を忠実に再現することによって、犬の食欲を刺激し、少しでも栄養補給をしたい愛犬にピッタリのサプリ的なおやつです。いつものフードにトッピングしても良いです。水でふやかして与えると、スープごと水分補給にもなります。腎不全用に成分を調整しているわけではありませんが、とにかく食べて元気を取り戻してほしい、少しでも栄養補給をさせたい、という時に重宝します。
・サプリメント5選
腎パワー元気
いつものフードに振りかけるだけ 腎臓の健康維持をサポート
腎パワー元気は、国産白なた豆、ホワイトクルクミン、オメガ3脂肪酸、コエンザイムQ10、ハトムギ、フェリカス菌(乳酸菌)が含まれ、腎臓の健康維持をサポートするサプリメントです。主成分のなた豆は、漢方薬や生薬の原材料としても用いられてきた食材です。特殊成分の「コンカナバリンA」は、天然の免疫力を高める成分として注目されています。なた豆には体の中の毒素を排泄するも知られています。その他にも、愛犬の腎臓をサポートするのに嬉しい成分が多く含まれています。パウダーをいつものフードに振りかけて与えるだけで良いので、手軽に使えます。腎機能が気になりだした愛犬、毎日の食事で腎臓のケアを一緒に行いたい飼い主さんにおすすめのサプリメントです。
ペットチニック 犬猫用
元気を取り戻して欲しい 貧血が気になる愛犬におすすめのビタミン・ミネラル剤
大手製薬メーカー、ファイザーから発売されているこのビタミン・ミネラル剤は、慢性腎不全の合併症である貧血が気になる愛犬におすすめのサプリメントです。貧血の治療、予防に必要な鉄に加え、銅、病中病後に不足しがちなビタミンB群をバランスよく補給したい時にピッタリです。スポイトで液剤をフードやトリーツに混ぜて与えたり、そのまま口に入れて与えることが出来ます。貧血が進むと、食欲不振、倦怠感が現れやすくなるため、腎臓にさらに負担をかける可能性があります。腎不全以外の場合でも、元気を取り戻してほしい、病気の時などに使えます。使用の際は、獣医師と相談の上使用しましょう。
共立製薬 ネフガード 顆粒
炭の力で、体内の毒素を吸着 腎臓の負担を減らすサプリメント
ネフガードの主成分であるヘルスカーボンは植物を原料として作れた、自然派の活性炭です。多孔質構造で、吸着力が強く、分子量100~90,000くらいまでの物質を吸着します。活性炭を経口摂取すると、体の中の毒素を吸着してくれるので、弱った腎臓への負担を軽減することが出来ます。尿素窒素(BUN)やクレアチニンの値を下げる効果が期待でき、動物病院でも処方させる健康補助食品です。顆粒タイプの他に粒剤もあり、愛犬の食べやすい方を選べます。血液検査の結果が悪かった、最近嘔吐が続くなど、気になる症状がある愛犬におすすめです。飲み合わせの悪い薬やサプリメントがあるので、使用の際はかかりつけの獣医師に相談しましょう。
レンジアレン
食餌中のリン、消化管内のリンを吸着し低減するサプリメント
主成分の鉄の作用により、食餌中のリンを低減し、消化管内のリンを吸着するサプリメントです。腎臓が弱るとリンとカルシウムの調節が困難になり、体の中のミネラルバランスが崩れやすくなります。食事療法では、ミネラルバランスを整え腎臓への負担を軽減するために、リンの制限が重要です。レンジアレンは、食餌中のリンを減らすことが出来るので、療法食を食べてくれない愛犬や、もっとリンを減らしたい飼い主さんにおすすめです。血液検査の尿素窒素(BUN)、クレアチニンの値が改善する効果も期待できます。飲み合わせの悪い薬やサプリメントがあるため、使用の際はかかりつけの獣医師に相談しましょう。
アルジェオメガ
関節と腎臓の健康維持を同時に 微細藻類由来のDHA、DPA サプリメント
高齢になると気になる愛犬の関節と腎臓。その両方を同時にケアできるサプリメントがこちらです。注目の微細藻類由来のオメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸(DPA)が配合されています。微細藻類から抽出されたオメガ3脂肪酸は、従来の魚油からの抽出されたものよりも生物濃縮の影響が最も小さく、有害な汚染物質をより避けることが出来ます。オメガ6脂肪酸は、EPAよりも関節さらさら成分により高い効果を発揮すると言われているDPAが配合されています。シンプルで少ない原材料なので、他のサプリメントや薬品との飲み合わせも安心です。コーギーやダックスなど腰に負担のかかりやすい品種の愛犬にもぴったりのサプリメントです。
最後に
愛犬の寿命まで腎不全とお付き合いしていくためには、上手な食事管理が欠かせません。腎機能が低下してくると、食欲不振になりやすく、十分な栄養が摂れないとさらに腎臓に負担をかけることになります。療法食だと単調になりがちですが、飽きさせないようにフードを何種類か準備したり、トッピングやおやつで楽しく栄養補給をするなどして、愛犬の食べる喜びを引き出す色々な工夫ができます。手作り食にチャレンジしやすい食材もたくさんありますので、是非試してみてください。
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