愛犬に鰹節は与えて病気になる?4つの注意点とおすすめおやつ9選

2020/04/25

目次

【結論】犬は鰹節を食べても大丈夫!


鰹節といえば「犬」よりも「猫」というイメージが強いですが、鰹節は犬に対して与えても大丈夫な食材なんです。

鰹節は他のおやつと比べ、原料が鰹だけなので保存料や化学調味料などが入っていません。人間用も犬用も特に分けて作られているわけではないので人間用で売られている鰹節を愛犬に与えても問題ありません。また、鰹節の成分は脂肪分が少なく、非常にミネラルが多い食材です。ミネラルは鉄分のような成分のため、栄養というより血圧や筋肉、または神経など正常な犬の体の働きを助ける重要な成分となります。ただし、主食で毎日与える程のものではありませんが、餌に混ぜて栄養素を補給することが望ましいと考えられます。

愛犬に鰹節を与えるメリット


犬に対して鰹節を与えても問題がないことは上記記載の通りです。では、鰹節を与えることで何かメリットがあるのでしょうか?鰹節は餌に混ぜて与えたり、おやつとして与えたり、簡単に与えられるものです。もしメリットがあるのであれば、積極的に取り入れてみたいですよね。調べてみると鰹節には犬に対していくつかメリットがあるようです。

それでは下記に愛犬に鰹節を与えることで起こるメリットを記載してみましょう。

①ミネラル

鰹節にはミネラルが豊富に含まれています。ミネラルには血圧の調整や神経を安定させる働きがあります。

またミネラルは栄養というよりも無機質にあたる部分で血圧や筋肉や神経など正常な体の働きを助ける重要な成分となります。そのミネラルの中でもカリウムが特に多く、100g中940mgも含まれています。カリウムは体に含まれている余分な塩分(ナトリウム)を排出する効果があることから、利尿作用や血圧を下げる働きに期待ができます。また、鰹節の成分には脂質が少なく、100gのうちたった2gしか含まれない特徴があります。そして、他にもたくさんのうまみ成分が含まれているため、そのうまみ成分が体内の細胞を活性化させ、新陳代謝を促進させることで免疫力の向上にも効果を発揮します。

②カルシウム

カルシウムは人間だけでなく、犬にとっても重要な栄養素になります。

鰹節にはビタミンDが含まれているため、カルシウムの吸収も促進し、骨粗しょう症の予防にも効果があります。カルシウムは犬の骨や歯を健康にするだけでなく、筋肉や神経を正常に動かす働きもあります。

人同様、カルシウムが不足してしまうと骨から血液にカルシウムが溶け出し、足りなくなったところまで送られます。カルシウムが溶け出すことが続くというということは、骨がもろくなり、骨折しやすくなるということです。そのため、手軽に摂取できる鰹節を与え、カルシウムを積極的に摂るようにし、骨の健康維持を心掛けてあげることが愛犬を守ることにつながります。

③疲労回復

かつおだしにはイノシン酸、グルタミン酸、グアニル酸、アスパラギン酸、ヒスチジンなどのうまみ成分と言われているような成分が含まれています。通常では【うまみ成分】とだけ紹介されるこれらの成分ですが、この中のヒスチジンとアラニンが結合してできた物質には疲労回復効果があることが分かっています。カツオは休まずに泳ぎ続けることができる魚ですが、休まず泳ぎ続けられるのにはこの物質による働きが大きいのではないかと言われています。

また、血流をよくする効果もあるため、目の疲れに効いたり、自律神経のバランスが整ったりすることも分かっています。血流が増えることにより、緊張や疲れもほぐしてくれる効果があるようです。

④低カロリー

鰹節のカロリーは100gあたり約356カロリーほど。これを削り節にするとかなりのボリュームとなるが、実際に与えても大丈夫な量はだいたいひとつまみ程度で、ひとつまみで2~3g程度になります。

また、カロリーに換算しても約7~10.5カロリーくらいなのです。またそれに加え、鰹節自体の脂肪分もわずか3パーセントというヘルシーさです。栄養価が高く、ヘルシーな鰹節は愛犬の健康を維持しながらダイエット効果も期待できそうです。また、ダイエットに関連づけて話をすると塩分も100gあたり0.3g程度と意外にも少ないのです。塩分の摂り過ぎを心配する飼い主さんであればとても適した食材だといえるでしょう。実際に与えても大丈夫な量としてはだいたいひとつまみほどで、ひとつまみで約2~3g程度にしかなりません。カロリーで換算しても約7~10.5カロリーくらいなのです。更には、鰹節自体の脂肪分もわずか3パーセントというヘルシーさとなっています。

愛犬に鰹節を与える時の注意点


鰹節が犬にとって与えてもよい食材、むしろ与えたほうがよい食材であることが上記記載で分かりましたが、ただ与えればよいというものではないのです。これは鰹節に限ったことではありません。愛犬に対して鰹節を与えるときの注意点を①適量②食性が変わる可能性③下痢/アレルギー④病気になる可能性の4点に分けて説明していきたいと思います。

①適量

愛犬に鰹節を与えるときはごく少量ずつ与えます。与える分量に正解はありませんが、与え過ぎはよくありません。

基本的な栄養は市販のドッグフードでまかなえるのです。鰹節は必ず与えなければいけないという食材ではありません。飼い主の方はそれを念頭に置き食べることを楽しんでもらう為のプラスアルファの食材として捉えることを忘れずに。上記のことを踏まえ、1日1回、ひとつまみ2g程度の量を与えると与え過ぎにはなりません。

②食性が変わる可能性

上記の通り鰹節を適量与える分には問題ないのですが、鰹節を与える量が多くなってしまったり、与える頻度が多くなったりすると鰹節の味を覚えてしまい、今まで食べていたご飯を食べなくなることがあります。

鰹節自体はどちらかというと味の濃い食材になります。そして、犬は味覚が鈍い動物です。そのため、鰹節に慣れてしまうと上記のように普段食べているご飯を食べなくなるのです。これはすべての犬に当てはまるというものではありませんが、飼い主は上記のようなデメリットもあることを覚えておかなければいけません。

③下痢/アレルギー

犬に鰹節を与えるときに一番気を付けたいのがアレルギーです。鰹節は魚を乾燥させ作られたものです。魚自体はアレルギーを起こしにくい食べ物ではありますが、100パーセントアレルギーは起こらないとは言い切れません。アレルギー以外にも下痢の症状にも気を付けなくてはいけません。飼い主さんにとっては下痢のほうが愛犬の体調の気付きやすいかもしれません。

鰹節が犬の体質に合わなかったときなどアレルギーも含め、下痢を起こしやすくなります。発心が出て体を痒がったり、下痢の症状が出たときは直ちに与えるのをやめてください。

アレルギーや下痢の症状が出る可能性はゼロではない為、①で記載したように最初は少量ずつ与え、ご飯後の愛犬の様子を見たり、毎日の便の状態を見ておくことが大切です。

④病気になる可能性

鰹節を与えていると病気になってしまう可能性があります。元々は人間の食べるものですし、基本的にはドッグフードだけで栄養が補えるところをプラスアルファとして取り入れているものですから病気の可能性が出てきても不思議ではありません。病気に対してはどういったところに気を付ければいいかというと、まずは【尿路結石】です。

鰹節にはリンとマグネシウムが多く含まれており、鰹節の過剰摂取は尿道結石になる恐れがあるため与える量に注意が必要です。

次に【高カリウム症】です。鰹節にはミネラルが多く含まれており特にカリウムが多いと記載しましたが、カリウムを多く摂取してしまうと、高カリウム血症になる可能性が出てきます。ただ、カリウムが多いのは鰹節に限ったことではありませんので与える量に気を付ければ問題ありません。最後に気を付けなければいけないものは【心臓に負担をかけること】です。

犬は人間と違い、汗をかいて塩分を外に出すことができないため塩分の過剰摂取には注意が必要です。

塩分を過剰に摂取してしまうと心臓に負担がかかります。ただし、塩分が不要というわけではありません。塩分が不足してしまうと、食欲不振・筋肉痛・血液濃縮等の症状が表れます。そのため、普段あげているおやつを鰹節に変え、ドッグフードと合わせて塩分がどのくらいになるか確認しておくことが大切です。

愛犬に鰹節の与え方


鰹節の与え方には気を付ける点がいくつかありましたが、鰹節はどうやって与えたらいいのでしょうか。下記いくつか記載してみます。まず、鰹節には薄く削った「薄削り」や主に出汁を引くのに使われる「厚削り」、香り付けやトッピングに使われる「粉末品」などのタイプに分けられます。

まず、「薄削り」タイプですが、ひとつまみ分をそのまま与えてもいいですし、普段食べているドッグフードに混ぜるのもアリです。ただ、ドッグフードに混ぜるときは注意が必要で、ドッグフードの上に乗せただけでは鰹節のみを食べ、ドッグフード自体を食べてくれないことがあるため、ドッグフードと混ぜ合わせることが必要となります。その時の量はもちろんひとつまみ分です。

次に「粉末品」ですが、こちらのタイプもドッグフードに混ぜて与えることが可能です。この時もドッグフードとしっかり混ぜ合わせることが大切です。また、粉ミルクを飲んでいたり、ウェットフードを食べている時期であれば、粉ミルクに溶かして与えたり、ウェットフードに混ぜて与えることもできます。粉ミルクやウェットフードのほうが固形のドッグフードに混ぜて与えるよりも混ざりやすく、与えるのがラクかもしれません。

最後に厚削りタイプですが、ドッグフード等に混ぜて与えることは難しいので、そのままおやつとして与えるのがいいでしょう。厚削りタイプは与え過ぎてしまうこともあるので、量に注意しましょう。上記とは別に、鰹節のだし汁を活かす方法もあります。だし汁であれば混ぜやすいことももちろんですが、食餌に水分も加わるため、普段水をあまり飲まない子の水分補給として、またフードが柔らかくなるため食欲が低下している子などに適しています。

犬用のおすすめな鰹節おやつ9選

ペッツルート (Petz Route) 無添加 まぐろけずり ふわふわ花 犬猫用 20g×2個

ふわふわで小さめの削りが特徴の鰹節となっています。

小さめの削りが特徴のため、ふりかけとしても代用が可能です。
また削りが小さいため、そのまま与えるとしても小型犬から大型犬まで与えやすい大きさになっています。また、たんぱく質が65.0%以上、脂質1.0%以上、粗繊維0.5%以下、灰分6.0%以下、水分21.0%以下の商品となっています。与える量は記載通りの量で、1日2回に分けて与えるとなっていますが、愛犬の体調やその日の運動量により与える量は調整してあげて下さい。1袋当たりのナトリウムは約170mg(食塩相当量は約0.45g)のため、食塩量を気にされる飼い主さんにも安心して与えられるものになります。

鰹節 くいしんぼ 犬・猫ちゃん大好き 花かつお 30g

鰹節を丁寧に削り、香りが良く旨みが際立つ仕上がりとなっている商品です。

カビ付けをしていない鰹節を丁寧に削っているため、香りが良く旨みが際立つ仕上がりになっている鰹節となっています。香りがよい仕上がりとなっているため、ワンちゃんの食いつきもいい商品となっています。保存方法としては直射日光・高温多湿を避けた保存が必要で、賞味期限にかかわらず早めに与えてあげることが必要です。また、開封後は必ず冷蔵庫での保存をしてください。カロリーは300カロリー/100gとなっています。内容量が30gのため、一袋で100カロリー以下の低カロリーとなっていますが、与える量は必ず適量を守り、与えて下さい。

マルトモ 減塩かつおだいすき 40g

ペットの健康・栄養を考えた低塩分の鰹節の商品となります。

塩分は、約25%カット(100gあたり塩分0.9%以下)となっていますので、塩分が気になるワンちゃんに最適です。また、高タンパクで低脂肪の鰹節となっているため安心して与えることができます。鰹節は薄くスライスしているため、食べやすく、おやつに最適です。また、おやつだけでなくドライフード、ウェットフードのふりかけ用としても与えることが可能です。保存料、着色料は一切使用していませんないため、その点でも安心して与えて頂けます。1日当たり10~15gを1~2回に分け与えて頂けますが、ワンちゃんの健康状態や年齢、運動量等を確認の上与えて下さい。

匠の逸品 かつおふりかけ 60g

無添加・国産のワンちゃん用おやつ

本品は厳選素材を使った無添加・国産の「こだわり」商品となっています。ワンちゃんの健康を第一に考え、素材感を重視し、国内の工場でひとつひとつ丁寧に手作業で作った逸品となっています。たんぱく質は75.7%以上含まれており、高たんぱくとなっています。本品はペット用のため、用途を守っていただきたいです。自然素材で作られているため色形等にばらつきがあります。与える量は健康状態・年齢・健康状態により調節してください。与えるときはワンちゃんがのどに詰まらせないようにするため、飼い主の方の目が届く範囲で与えて下さい。保管の際は直射日光・高温多湿を避け、保管してください。

ペッツバリュー 一緒にたべたくなる本かつお 厚削り 愛犬用 20g

一緒に食べたくなる国産無添加のワンちゃん用おやつ

本品は鹿児島の枕崎で水揚げされた本かつおを人が食べる食品の工場で丁寧に手間をかけ美味しく作った逸品となります。人が食べる食品の工場で作られていますので、安全性は保障されていますね。保存料・添加物・化学調味料不使用のため、愛犬に与える食事に気を使っている飼い主の方にはかなりおすすめの商品です。下記素材が含まれています。*EPA:青魚に多く含まれる体内でほとんど作ることができない「必須脂肪酸」の一種です*DHA:、オメガ3系列の多価不飽和脂肪酸で、青魚の頭部に多く含まれています*アンセリン:動物の筋肉中に含まれているペプチドでカツオなどの長距離を高速で泳ぐ回遊魚などの筋肉中に多く含まれており、うまみ成分に深く関係していると言われる本品は生後3か月未満のワンちゃんには与えないようにしてください。また、3か月以上のワンちゃんに与える際も、普段与えているドッグフードとのバランスを考え1日に数回分けて与えて下さい。与える量はワンちゃんの体調を見ながら少しずつ与えて下さい。

【ウィズ グリーンドッグ】 焼津かつお 厚削り 40g

焼津水揚げかつおを使用した厚削りカツオ

生食ではなく加工品はその加工過程で時間を要するため、獲れたときの“鮮度”がのちのち大切になります。その“まるまる鮮度ごと”保存する技術は、焼津という産地がベストです。そのベストな産地で水揚げされたカツオを使用した厚削りの鰹になります。良質なタンパク質が豊富、しかも低脂肪なため、カロリーを気にする飼い主の方にもお勧めできる逸品です。また、DHAやEPAなどの必須脂肪酸やビタミン、ミネラルも豊富に含まれているため、ドッグフードの補助食として適しています。「燻乾」という製法を使い、じっくり時間をかけて作られています。開封時に広がる芳醇な薫りと噛み心地のよさがワンちゃんの食欲を増進させます。

最後に


上記鰹節をワンちゃんに与えるメリットやデメリットを記載してきました。どちらかというとメリットの方が大きいように見えますが、そのメリットの中にも気を付けるべき点がいくつかあります。どんな食材でもそうですが、ただ与えるだけではなくワンちゃんの体調面、また併せて食材の栄養素すべてを含め、調べてから与えることが大切です。

愛犬がより良い食材を食べ、健康になるためにやみくもに選ぶのではなく、飼い主さん自身が事前の下調べの上愛犬に一番合うものを見つけてあげることが大切です。

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