穏やかで温厚な犬ランキング！大きさ別に紹介

目次

温厚な犬とは？

犬の基本的な性格として、温厚で愛嬌深いところが挙げられます。

人間と共に生活する上で、飼い主を含め家族と認めた人の感情に寄り添ってくれる優しさを持っています。

ですが犬種本来の傾向としての温厚さは、育つ環境やしつけなどで変わるものです。

ランキングで高い評価であっても必ず全ての犬が温厚である、ランキングに入っていないから、温厚ではない、と決めつけている訳ではありませんので、あくまで傾向としてご覧ください。

どんな犬でもしっかりとしつけをする必要があります。

温厚な優しい犬ランキングTOP3～小型犬～

小型犬はマンションなどの空間でも飼いやすく、小さい子どもがいる家庭や、お年寄りでも安心して家族に迎えられる犬種が多いです。

大型犬よりもお世話がしやすく、子どもの自主性を育てて兄弟のような関係になっている家庭も多いので、初めて犬を飼うのであれば小型犬を選ぶのが良いかもしれません。

3位：ビション・フリーゼ

パウダー・パフと呼ばれる綿帽子のような、カット法が愛らしいビション・フリーぜ。

人や犬が大好きで、飼い主の言う事をよく理解し聞き分けが良い犬種と言われています。

マルチーズを先祖に持つとされており、見た目の可愛らしさと愛情深い性格はコンパニオン・ドッグとして人気があります。

小型犬の中では活発で運動量も多いので、散歩にある程度の時間をかけてあげたり一緒に遊んであげる事が大切です。

2位：ボストン・テリア

アメリカ原産の小型犬で、ブルドッグやブルテリアを掛け合わせていますが、小型化するにつれ闘犬の要素は薄れて闘争本能が影を潜めたボストン・テリア。

ユーモアのある鼻ぺちゃの顔とスラリと伸びた四肢は美しく、高い知能と共に温厚な性格と言われています。

飼い主の気持ちに敏感に反応し、活発で高い知能、まるでタキシードをきているような体の模様から、「小さなアメリカ紳士」「タキシードを着た紳士」と呼ばれています。

1位：狆(チン)

狆は、江戸時代に中国・挑戦などから持ち込まれた小型犬が日本で改良された犬として現在に至ります。

その時代は将軍家やイギリスのヴィクトリア女王が惚れ込み可愛がったと言う話も残っており、当時から「抱き犬」と呼ばれるほど大人しく温厚な性格が現在も引き継がれています。

大きな目としなやかな被毛が美しい狆は、いつまでも飼い主に対して愛情を示すのが上手で、信頼関係を深めようとする性格に熱烈なファンも多い犬種です。

温厚な優しい犬ランキングTOP3～中型犬～

中型犬は長時間の散歩やしっかりとしたしつけが必要になってくるので、初めて犬を飼う人や時間の無い人には向きません。

しかし体の大きさゆえ、包容力と安心感を感じられて飼い主の良きパートナーとして共に生活していくことに喜びを感じるでしょう。

次にあげる犬種は、最近ではあまり見かけなくなっていますが、見た目のユーモアのある可愛らしさと温厚な性格が魅力の犬ばかりです。

迎え入れる際の参考にしてみて下さいね。

3位：バセットハウンド

フランスでウサギ狩りの手伝いをしていたバセットハウンドは、胴長・短足、長い耳を持つ愛嬌たっぷりな犬種です。

人間について狩りをしていたので飼い主の指示によく従い、獲物に悟られない落ち着きと辛抱強さがあります。

子どもや他の犬とも仲良く出来ますが、狩りをしていた名残でウサギや小動物などと一緒にするのは注意が必要です。

優しく温厚な性格ではありますが、体が大きいのでパピーの頃からしつけを入れないとわがままになりやすい犬種でもあります。

2位：ブルドッグ

かつてイギリスで「牛いじめ」と言う牛と戦わせる娯楽に使われた、オールドイングリッシュ・ブルドッグの子孫が現在のブルドッグとなります。

その当時の面影はほとんど無く、また闘犬としての獰猛さが取り払われた改良により、コンパニオン・アニマルとして親しまれています。

何事にも動じない従順な性格と頑固さを持つ一方で、陽気なところや温厚な性格であるブルドッグは、子どもや他の動物とも仲良くなれます。

1位：ビーグル

中型犬の中では比較的小柄で扱いやすく、やんちゃで遊び好き・賢く従順であるビーグルは、その性格と嗅覚の鋭さからウサギ狩りで使われたり、現代では空港で検疫探知犬として活躍しています。

狩りをしていたはるか昔から、仲間の犬と共に鳴き声で情報交換を行い狩りをしていたので、とても寂しがり屋で仲間想いの性格。

飼い主からも最大限の愛情を与えることで、信頼関係が生まれて良い相棒となってくれるでしょう。

温厚な優しい犬ランキングTOP3～大型犬～

大型犬が変える家庭はなかなか少ないかも知れませんが、環境やしつけ・医療費など問題がなければ是非一緒に暮らしてみたいですね。

大きいからこその安心感は何者にも変えられません。

大型犬のランクインしている犬種は、「やっぱり！」と思ってもらえるお馴染みの犬種が並んでいます。

3位：ゴールデン・レトリーバー

かつて水鳥猟で飼い主の指示に忠実に従っていたゴールデン・レトリーバー。

忠誠心と明るく社交的な性格から家庭犬として人気があります。

賢く温和で、他の犬にも敵意を見せず優しい性格とされており、孤独を嫌い飼い主と一緒に行動することに喜びを感じる飼いやすい犬種です。

また、飼い主や家族だけでなく、初めて会った人や子どもにも尻尾を振って寄っていくので飼い主としてはちょっと寂しいところもあるようですよ。

2位：アイリッシュ・セッター

アイルランドで猟犬として誕生したアイリッシュ・セッター。

獲物に対して俊敏に行動できるようスラリとした体型と運動能力が抜群な犬種です。

人や犬に対して友好的でヤンチャな性格で、飼い主からの指示待ちだけでなく自分で考えて行動できる頭の良さがあります。

スポーツやアウトドアが大好きで、運動量を確保することはもちろん、猟犬特有の突発的な動きに配慮できるよう飼い主は気を付けなくてはなりません。

しつけは入りにくく、初心者向きの犬種ではありませんが、一度覚えれば忘れません。

1位：ラブラドール・レトリーバー

獲物の回収に活躍した猟犬ですが、洞察力・観察力に優れていて現代では家庭犬はもちろん警察犬や盲導犬など様々な場所で能力を発揮しているラブラドール・レトリーバー。

歴史がある犬種で、イエロー・ブラック・チョコレートのカラーがありますが、カラーによって性格も変わり、人気のあるイエローは、ラブラドール の中でも非常に落ち着いた性格。

ブラックとチョコレートは、イエローと比べて活発な傾向があります。

カラーによって傾向はありますが、基本的に穏やかで賢く、温厚な性格で警戒心が良い意味で無いので、誰にでもフレンドリーな犬種なので、生涯のパートナーとして寄り添ってくれるでしょう。

まとめ

たくさんの笑顔とたくさんの経験を、犬と共に過ごすのは人として最高の喜びではないでしょうか。

犬種によって傾向はありますが、どんな犬でもかけがえのない家族です。

一緒に暮らす為の最低限のしつけを行い、楽しいことをたくさん経験させてあげて下さい。

また、これから家族として迎える人は、ご紹介した犬種を検討していただければ嬉しいです。