
愛犬の逆くしゃみ症候群とは?病気なの?原因や対処法を詳しく解説!
2020/06/30
目次
犬の逆くしゃみ症候群とは?
犬には「逆くしゃみ症候群」という病気があります。
くしゃみと言えば、花粉の季節や風邪をひいた時などに、体の中の異物を体外に排出しようとする生理現象ですが、その逆となる「逆くしゃみ」は、息を吸い込む仕草を繰り返す現象を言います。
風邪をひいたわけでもないのに、逆くしゃみは突然起こります。
初めて見た飼い主さんは、目を見開いて「ブブッブブッ」と不自然に息をする様子に、何が起きているのか理解できず、苦しんでいるのではないかと、とても不安に襲われると言います。
逆くしゃみが出た時、私達はどうしたら良いのでしょうか。
ここでは逆くしゃみ症候群の正しい知識と対処法についてご紹介します。
治療の心配はない病気
逆くしゃみは、鼻腔が刺激を受けたときに、空気を精一杯吸い込むことで発生する生理現象です。
呼吸困難のように苦しそうに見えるので驚いてしまう飼い主さんが多いのですが、実は犬はほとんど苦しさは感じていません。
見た目の印象はだいぶ違いますが、くしゃみと同じで日常的に起こることのある現象なので心配しなくても大丈夫です。
逆くしゃみは数分で治まることが多く、その後は何事もなかったかのように元気に過ごすことができます。
特に治療の必要もありません。
何回も続くなら動画を医者に見せる
逆くしゃみは基本的に治療が必要な病気ではありませんが、たとえばシニア期になって突然逆くしゃみが始まったり、頻繁に発作が出る、なかなか症状が治まらないなどという場合はご注意ください。
鼻を初めとする呼吸器の異物やポリープなどが原因となっていることがあり、こうした場合は治療が必要になることがあります。
逆くしゃみは、なかなか言葉だけで説明することが難しいので、心配な時は発作時の動画を撮影し、動物病院で見てもらうことも有効な手段です。
犬の逆くしゃみ症候群の原因
逆くしゃみは、普通のくしゃみと同じ生理現象というお話しをしましたが、たいていの犬はくしゃみをしても逆くしゃみはほとんどしません。
体内の異物を排出するくしゃみであれば、原因や理由は明確ですが、刺激を受けて息を吸い込むという逆くしゃみには思いつく理由が見つかりませんよね。
逆くしゃみ症候群に何か原因として考えられることはわかっているのでしょうか。
また、逆くしゃみが起こりやすい犬種などはあるのでしょうか。
次の項目で見ていきましょう。
病気の原因は不明
残念ながら、逆くしゃみが発生するメカニズムやなぜ発生するかという原因は未だ解明されていません。
そのため、確かな対策や予防策というものも存在しないのが現状です。
飼い主さんとしては、むしろ心配しすぎないことが必要かもしれません。
動物病院で検査し、体に異常がなく逆くしゃみと診断された場合は、不用意に散歩や犬の行動を制限せず、普段どおりに過ごす方が、愛犬もストレスなく日常生活を送れるのではないでしょうか。
チワワなど小型犬がなりやすい
逆くしゃみは、チワワやポメラニアンなどの超小型犬、小型犬が比較的なりやすいと言われています。
しかし、なぜこのような小型の犬種に多いのかという原因や、起こりやすい年代、性別などは解明されていません。
また、逆くしゃみが起こる状況についても詳細ははっきりとしていません。
実際の事例として、遊んでいて興奮した時に起こることもあれば、リラックス状態の時に突然起こったという報告もあります。
このように、逆くしゃみは屋外と室内のどちらでも起こり得ることで、起こりやすい季節や、発作が起こる前兆なども特にわかっていないのが現状のようです。
犬の逆くしゃみ症候群の治療方法
逆くしゃみが犬の体に影響をおよぼす病気ではないことはわかりましたが、実際に愛犬が逆くしゃみをした様子を目の当たりにしてしまうと、不安になる飼い主さんも多いのではないでしょうか。
動物病院では逆くしゃみについてどのような対応をしているのでしょうか。
そして、愛犬が逆くしゃみをした時に、飼い主さんができることはあるのでしょうか。
病気の治療方法は不明
原因が判明していないため、治療方法についても詳細なデータはありませんが、鼻の粘膜が刺激を受けた時や、遊んでいて興奮した時などに発症する傾向があるというのが一般的な見解です。
犬が苦しむ現象ではないことと、発作が数秒から数分で治まること、そして発作後に体調を崩すことなく元気に過ごせることなどから、何かしらの処置が必要とされるケースはほとんどないようです。
ただし、前述したとおり、ずっと何もなかったのに、シニアになって突然逆くしゃみをするようになったり、一日何回も繰り返すようであれば、逆くしゃみではない病気の可能性もありますので、病院で詳しい検査を受けるようにしましょう。
逆くしゃみの鼻水の予防や対処方法
逆くしゃみは、風邪をひいた時に起こるくしゃみとは異なりますので、逆くしゃみをすることで鼻水が出るということはありません。
また、特に何もしなくても数分で治まることがほとんどです。
しかし見ていて苦しそうに感じることもあり、飼い主さんは心配になるかもしれません。
そんな時は、愛犬の鼻にそっと息を吹きかけたり、喉元の辺りを優しく撫でてあげると、落ち着かせることができることもあります。
逆くしゃみが起きている時は、たいていの犬が直立した状態ですので、無理に抱き上げたりはしないでそのままの状態でリラックスさせてあげることも大切かもしれませんね。
まとめ
逆くしゃみは一見苦しそうに見えるので心配になりますが、実際に経験している飼い主さんは徐々に慣れてしまうことも多いようです。
人間の「しゃっくり」のようにとらえている方も多いかもしれません。
それほど神経質になる必要がないということですね。
ただし、何度かお話ししましたが、シニア期に突然起こる逆くしゃみのような症状には十分ご注意ください。
逆くしゃみと病気が混同しないよう、早めに獣医さんに相談してくださいね。
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