【初心者必見】猫にはどれくらいの部屋の広さが必要?注意点やポイントを解説!

2021/05/01

目次

猫を飼うのに必要な部屋の広さは?

猫を飼う際にどの程度の広さの部屋が必要なのか気になる人もいるのではないでしょうか。

ペットの中には部屋の広さが狭いとストレスに感じてしまう場合もありますが、猫の場合はそこまで部屋の広さのことを考えなくても問題ありません。
例え8畳1Kの部屋でも猫は問題なく飼うことができます。

猫は広い縄張り意識があるイメージがありますが、室内で飼う場合は定期的に餌をもらうことができ、狩りを行う必要がなくなるため、広い縄張りも必要なくなります。
そのため、部屋が狭くても問題なく、餌がもらえることが猫にとっては重要な要素です。

欲を言うのであれば高さと長さがある部屋がおすすめです。

猫は上から警戒する習性があり、高さがある部屋の方が安心します。
長さとは正方形の部屋よりも長方形の部屋の方がおすすめという意味です。

猫は興奮すると走る習性があり、犬とは違って円を描くように走ることはなく、直線的に走る場合が多いです。
走ってもすぐに壁に当たってしまうことは猫にとっては面白くなく、心からはしゃぐことができません。

猫を飼う部屋の注意点やポイント

猫を飼う部屋にはさまざまな注意点やポイントがあるため、猫に適している部屋になっているかを確認するようにしましょう

猫にとって快適な部屋にすることでストレスを与えてしまうことがなく、快適に生活させることができます。

注意点を知ることでどのような部屋が猫にとって理想的なのかを知ることができます。

次に、猫を飼う際の部屋の注意点について紹介します。

猫にとって理想的な部屋にしたい人や猫にストレスを与えたくない人は参考にしてください。

誤食や拾い食いに気をつける

猫は好奇心旺盛な性格であればひも状の物や糸くずを飲み込んでしまう可能性があります。

誤飲してしまうと消化器系に悪い影響を及ぼしてしまう可能性が高く、腹痛や下痢・嘔吐などの症状が現れてしまいます

そのため、猫が活動する部屋には口に入れてしまいやすい物はできるだけ置かないようにしましょう。

ほかにも小さなおもちゃなども口に入れてしまいやすいため、注意しましょう。

拾い食いすることを躾けることは難しため、拾い食いしてしまいやすい物を取り除くほうが手っ取り早いです。

部屋の温度に注意する

部屋の温度を最適にすることで快適に過ごすことができるようになります。

猫も人と同じように部屋の温度が暑かったり、寒いと快適に過ごすことができないだけではなく、体調を崩してしまう原因にもなります。

部屋の温度は人が快適に過ごせる温度で問題ありません。

注意することは人が出かけてしまう際にエアコンなどの機器を停止してしまうことであり、冬や夏の季節であれば猫が活動する部屋だけエアコンをつけておくことをおすすめします。

特に、夏場は熱中症になりやすく、冬の場合は毛布などを用意していれば温かさを得られるますが、涼しさは気軽に与えることができないため、エアコンをつけっぱなしにしておきましょう。

猫が嫌がる匂いを避ける

猫が嫌がる匂いはストレスを与えてしまう原因になるため、控えましょう。

猫が嫌う匂いはフローラル系や柑橘系の匂いであり、芳香剤や洗剤などに使用されている場合が多いです。

柑橘系のフルーツを食べると匂いが漂ってしまいやすいため、換気などして匂いをなくすように配慮しましょう。

柑橘系の匂いの成分には猫に悪い影響を及ぼしてしまうリスクもあり、柑橘系の匂いには特に注意しましょう。

不快なにおいを嗅ぎ続けることは嗅覚に異常が起きるだけではなく、さまざまな体調不良を誘発してしまう原因にもなります。

棚の上に物を置かない

猫は高い場所で警戒する習性があるため、部屋にも高い場所を用意しておく必要があります。

タンスや食器棚などの上が高くなりやすく、猫にとっては過ごしやすい空間となります。

しかし、高い場所に物を置いてしまうと猫が落としてしまう可能性があります。

物によっては壊れてしまうリスクもあるため、高い場所には物を置かないようにしましょう。

棚の上はさまざまな物を置いてしまいやすいため、猫が活動する部屋の場合には片付けることをおすすめします。

また、万が一落とされても怪我をしない物や壊れない物に変えるようにしましょう。

部屋で飼う猫のストレス解消法

部屋で猫を飼うのであればいかにストレスを解消するかが大切になります。

猫を放し飼いすることもできますが、事故にあってしまったり、誤飲してしまう可能性も高まります。

そのため、室内飼いの方が安全面は格段と高いですが、ストレスが溜まりやすいデメリットがあります。

室内で猫を飼うのであればストレスを発散させる方法を知っておくことも大切です。

次に、部屋で猫を飼う際のストレス発散方法を紹介します。

ストレスはさまざまな体調不良の原因にもなるため、ストレス発散させることが重要です。

高い場所を行き来できる工夫をする

猫は高い場所が好きであるため、高い場所が確保できるように部屋を仕上げる必要があります。

高い場所がないと知らない間にストレスをため込んでしまっている可能性があります。

高い場所を確保するためにはキャットタワーがおすすめであり、高い場所で行き来できるように工夫することが理想的です。

全体が見渡せれるようにすることで猫もストレスが溜まりにくく、快適にすごすことが可能になります。

キャットタワーや高い家具を設置することが難しいのであれば段差違いになっている家具を並べることでも問題ありません。

日当たりの良い場所に特等席を用意

猫は日光浴を好む傾向があり、太陽の位置によって日光浴ができる場所が異なりますが、それぞれの時間帯に応じて移動して日光浴を行います。

そのため、猫が日光浴できる特等席を用意してあげましょう。

よく太陽の光が当たり、風などが当たらない場所がおすすめであり、特等席には専用のベッドや座布団を置いておきましょう

また、すでに特定の場所で日光浴をしているのであればそのような場所にクッションなどを置いてあげることもおすすめです。

外がよく見える場所にする

どうしても部屋で飼うと封鎖的な空間に長時間いるようになるため、ストレスが溜まりやすいです。

封鎖的な空間でも開放感を与えることでストレス発散につながり、外が見えるように工夫しましょう。

特に、猫にとって快適な場所でもあるキャットタワーなど高い場所から外が見えるように配置し、風や外の匂いが嗅げるようにすることもおすすめです。

外との触れ合いを増やすことでストレス発散することができ、ストレスが溜まりにくくなります。

部屋と部屋の行き来を自由にする

猫を部屋で飼うのであれば自由に部屋の行き来ができるようにしましょう。

猫は束縛と不自由を嫌う動物であるため、部屋の行き来ができないとストレスが溜まりやすく、できるだけ家の中を自由に歩けるようにしましょう。

しかし、どうしても猫に入ってほしくない場所もあり、そのような場所だけ猫が入らないようにしましょう。

より多くの部屋を行き来できるようにすれば自由度が高まりますが、それだけ猫に入られても問題ない部屋にしなければなりません。

まとめ

猫は餌をもらえればそこまで部屋の広さに注意する必要はありませんが、束縛を嫌う動物でもあるため、部屋の行き来ができるようにすることが理想的です。

また、高い所や日光浴ができる場所を好む傾向があり、猫を部屋で飼うのであれば日当たりがよく、キャットタワーなどを設置して猫が過ごしやすい部屋に仕上げましょう。

猫は犬とは異なり、散歩などさせる必要性は低く、室内で飼う場合も多いですが、いかに猫に適した部屋に仕上げるかが重要です。

この記事を読んだ人におすすめの記事