猫に人間用の目薬はNG?市販で買える猫用目薬のおすすめをご紹介!
2021/12/10
目次
猫に人間用の目薬はNG
猫が朝起きた際に目ヤニなどがついている場合がありますが、猫用の目薬を使用することで症状が改善することがあります。
ここで人間用の目薬を猫に使用してもよいのか気になった人もいるのではないでしょうか。
人間用の目薬を猫に使用しても問題ない場合もありますが、どのような成分が含まれているかわからない市販されている人用の目薬を猫に使用することは控えましょう。
猫用の目薬も市販されているのでそちらを購入して使用することが無難です。
猫用の市販で買える目薬おすすめ3選
市販されている猫用の目薬にはどのようなものがあるのかわからない人や猫用の目薬があることさえ知らない人も多いのではないでしょうか。
ここでは、市販されている猫用の目薬を3つ紹介します。
効果などをよく確認して購入するようにしましょう。
千寿製薬 ワンクリーン 犬猫用 15mL
殺菌効果が期待できる目薬であり、結膜炎や眼瞼炎、結膜充血などの症状におすすめです。
成分にホウ酸が含まれているの洗浄用として使用する目薬です。
2個セットで販売されているためお得であり、目の病気に悩まされている期間が長い場合や複数の猫が同じ症状がでてしまっている際にもおすすめです。
市販されて薬に対して信憑性を疑ってしまうことも多いですが、獣医が推奨している目薬でもあるため、効果に対して安心することができます。
内外製薬 犬チョコ目薬V
殺菌と消炎効果がある目薬であり、さまざまな目のトラブルへの効果も期待することができます。
猫だけではなく、犬にも使用することができる特徴があり、犬を飼っている人にもおすすめです。
入れられている容器が人用の目薬に似ているので人によっては使用しやすいと感じます。
ただし、間違って猫用の目薬を使用しないように気をつけましょう。容量は15mlで734円であるため、決して高いわけではありません。
入れられている箱に可愛らしいイラストが描かれているので一目でペット用の目薬であることがわかります。
佐藤製薬 動物用・ドラマ
佐藤製薬は人用の目薬も製造しているメーカーであるため、品質や効果に対して信頼することができます。
痒みを抑えたり、抗炎症成分や充血を抑える成分も含まれ、さまざまな目のトラブルへの効果が期待できます。
また、朝起きた際に目に周りについている目ヤニ予防の効果もあります。
目ヤニがついてしまうとすぐに害が起きることはありませんが、放置し続けてしまうと大きくなり、取りにくさも高まってしまいます。
目ヤニはさまざまな原因でついてしまう可能性があるので、目ヤニの激しさに悩まされているペットがいるのであれば購入しましょう。
猫用目薬のさし方のコツ
猫に目薬をさす際にうまくできない人も多くいるのではないでしょうか。
個体差はありますが、目薬をさそうとすると嫌がって暴れてしまうことも少なくありません。
次に、猫にうまく目薬をさす方法を紹介します。
目薬をさすことに苦戦してしまっている人は参考にしてください。
目薬自体を見せないで点眼する
猫によっては目薬を見るだけで距離をとってしまう場合があります。
このような行動をしてしまう原因は目薬に慣れていないことが原因で、得体のしれないものを飼い主が持って近づいてくることで恐怖感や警戒心を抱いてしまっています。
警戒心を抱かせてしまうと容易に目薬をさすことができないので目薬自体を猫に見れないようにしましょう。
掌に包み込むようにすれば隠することができるのでおすすめの方法です。
比較的薄い形状の容器に入れられているほうが掌に隠することができます。
猫の背後から素早く点眼する
猫に目薬をうまくできない原因は猫が警戒している場合が多いので、警戒心を抱かせないように目薬をさす必要があります。
警戒心を抱かせないようにするためには背後から近づき、そのまま目薬をさすようにしましょう。
この方法であれば目薬自体に警戒してしまう猫でもうまく目薬をさすことができます。
素早く行うことがコツであるため、あらかじめ目薬のフタを開けておくようにしましょう。
ただし、蓋に細菌がついてしまうと目薬をさす際に細菌も目に入れてしまうことになりかねないので蓋の扱いにも注意する必要があります。
猫の顎を上に向けた状態で固定する
上記の方法でも目薬をさす際に暴れてしまったり、警戒して近づかせてくれない場合には少し強硬手段ではありますが、馬乗りのようにして猫を固定してから目薬をさしましょう。
この際に顎を左手で上向くようにして、右手で目薬を入れるようにすれば成功しやすいです。
この方法もスピードが重視でありますが、焦ってしまうとうまく目に目薬を入れることができないのでスピード感を持たせつつ落ち着いて行うようにしましょう。
強制的な方法でもあるので暴れてしまうリスクもあります。
猫用目薬(眼軟膏)を投与する方法
猫用の目薬には液体タイプのほかに軟膏タイプがあります。
軟膏タイプは液体と比べるとより使い方が難しく、飼い主側も緊張してしまいやすいです。
次に、軟膏タイプの目薬を使用するコツを紹介します。
病院で処方される目薬の中には軟膏タイプである可能性もあるので知っておいて損はありません。
綿棒を使う場合の方法
軟膏タイプの目薬を使用する際には綿棒を活用することをおすすめします。
綿棒の先端に軟膏を少し乗せて、上瞼の裏にそっとつけるようにしましょう。
あとは猫が瞬きをすれば目全体に薬を伸ばすことができます。
綿棒を使用する際には綿棒ができる限り猫の視界に入らないようにする必要があるので真上から綿棒を近づけるのではなく、綿棒を横向きにして目の横から近づけるようにしましょう。
猫が頭を動かしてしまうと綿棒が眼球に触れてしまうこともあるのでしっかり押さえてから行いましょう。
直接チューブからつける方法
綿棒などがないのであればチューブから直接つける方法があります。
チューブをつかむ力を少しだけ入れ、先端から軟膏を出します。
この際に出しすぎてしまわないように注意しましょう。
次に、上瞼の裏側に乗せるように軟膏をつけます。
猫の態勢は綿棒で行う方法と同じで問題ありません。
瞬きをしてしまわないように、上瞼を少し上に引っ張るとうまくできやすいです。
しかし、綿棒で行う方法よりも難易度が高く、チューブの先端が眼球に触れてしまうリスクもあるのでできれば綿棒で付ける方法をおすすめします。
まとめ
猫にも人と同じように目の病気になってしまうので症状によっては目薬をしなければなりません。
病院で処方される目薬は人用の目薬と成分がほとんど同じ場合が多く、使用しても問題ないことも多いですが、
市販されているものはどのような成分が含まれているのかわからないので猫用の目薬を購入することをおすすめします。
また、適した目薬のさしかたを身に付けておくことで猫にストレスを与えてしまうこともありません。
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