【初心者必見】猫もお手ができる?教え方のコツや犬のしつけとの違い
2022/01/14
目次
猫もお手ができる?
お手は犬の芸として有名なしつけの一つであり、あまり猫がお手をするイメージはありません。
そのため、犬と猫では犬の方が賢いというイメージがついてしまっています。
しかし、猫も正しい教え方をすればお手ができるようになります。
猫は意外と知られていませんが記憶力が高く、犬以上とも言われています。
しかし、猫がお手をしたがらない理由には猫の性格が大きく関係しています。
猫は自分に得をすることしかしない考えがあり、自由奔放が好きで束縛されることを嫌がることも関係しています。
得をすることしかしないのであればお手をすれば特になると考えさせることができれば、お手もしてくれるようになります。
猫にとってお得と感じることはおやつをもらえることで、お手ができればおやつを与えるようにしましょう。
このやり方は犬と同じであり、犬同様に猫もお手ができるようになります。
猫によってはお手をすればおやつがもらえるとわかれば、猫が自発的に飼い主の手の上に前足を乗せておやつを催促してくることもあります。
猫のお手の教え方は?
猫は犬と同じようにお手をすることができるようにはなりますが、正しい教え方をしなければなりません。
適切な教え方をすればそれだけ短時間でお手をマスターすることもできます。
次に、猫のお手の教え方を紹介します。
犬にお手を教える方法と似ている部分もありますが、猫だけに効果がある教え方もあるのでチェックしましょう。
反復練習でお手を教える方法
猫にお手を教えるのであれば反復練習をすることが欠かせません。
犬にも言えることですが、一つのことを覚えさせるためには一回だけ教えてもマスターすることは難しく、何回も繰り返して教え続けなければなりません。
そのため、飼い主も根気強くお手を教える必要があります。
上記でも紹介したように猫は得と感じることであれば芸を覚えるため、猫の興味を釣るためにおやつを用意しましょう。
また、お手を教える際のタイミングも重要であり、程よい空腹時に教えるようにしましょう。
犬の場合はあまりお腹のすき具合を把握する必要はありませんが、猫の場合は満福状態ではおやつも欲しがらないため、得と感じる感情が薄まってしまいます。
一方極度な空腹時ではお腹がすいていることで集中することができません。
なので程よい空腹時のタイミングで挑戦するようにしましょう。
反復練習する際にはまず、飼い主がお手と発言して猫の前足をつかみ、飼い主の手の上に置きます。
最後におやつを与えて終わりです。コツは大きな声て発音良くお手と発言することです。
クリッカーを使用する方法
クリッカーという道具を活用することでもお手を教えることができます。
クリッカーはおもちゃであり、300円程度で購入することができ、カチッと音がなる特徴があります。
そのほかにも長い棒を用意しましょう。
猫じゃらしのようなおもちゃでも代用することができます。
猫は細長いものを見ると近づく習性があり、棒の先端に鼻先がつけばクリッカーを鳴らします。
この際におやつを与えてもよいですが、この段階では特別与える必要はありません。
次に、棒を上に持ち上げると猫は興味を示し、体を起こし、前足で棒に触れようとします。
この際にクリッカーを再び鳴らします。
この動作を反復することで猫はクリッカーの音で前足を上げればおやつをもらうことができると学びます。
あとはクリッカーの音をお手という声に変えればお手をマスターすることができます。
クリッカーはお手以外のしつけでも活用することができ、クリッカーの音がなればよいことをしていると自覚することができ、効率よく新しい芸を覚えることも期待できます。
猫にお手を教えるコツ
猫にお手を教える際には教え方のほかにコツも覚えておくようにしましょう。
コツを知っているだけで効率よくお手を教えることができ、猫も早くお手をマスターすることができます。
なかなかお手をマスターしてくれない場合はコツがうまく活用できていない可能性があります。
ご褒美を有効活用する
猫にお手を教えるのであればご褒美を有効活用するようにしましょう。
芸を覚えさせる際には自分に対してメリットとなることがなければ覚えようともしないので、なかなか芸を覚えてくれません。
しかし、決められた行動をすればご褒美が貰えることがわかれば、ご褒美目当てで決められた行動をするようになります。
猫にとってのご褒美は大好物のおやつ以外に、気持ちよく感じる部分を撫でられたり、触られることもご褒美の内に入ります。
習慣化で覚えさせる
猫にお手を教える際には習慣化させる必要があります。
人にも同じことが言えますが、一度教えられたことでもやらない時間が長ければ忘れてしまいます。
そのため、お手を教える際にはほぼ毎日反復練習を繰り返すようにしましょう。
また、一度お手をマスターしてもそれ以降お手を芸をさせなければ忘れてしまい、お手と発言してもお手をしてくれないこともあります。
このような状況になってしまうと教えていた時間が無駄になってしまうため、一度マスターした芸でも定期的にさせるようにしましょう。
「お手=楽しい」と思わせる
お手は楽しいことであると思わせることができれば早い段階でお手をマスターすることが期待できます。
何事でも言えることですが、楽しいと感じないことを継続的にすることは苦痛であるため、楽しいと思わせながらお手の練習を繰り返すようにしましょう。
お手をした後におやつなどのご褒美を与えた後に、一緒におもちゃなどで遊んであげるようにすればお手が楽しい印象になります。
猫は正直な性格である場合が多いので、お手が楽しいことや嬉しいことであるとわかればお手もマスターしやすいです。
猫のお手は犬のしつけと違う?
猫にお手を教える際に犬に教える方法に違いを付けたほうが良いのか気になる人も多いのではないでしょうか。
犬と猫では性格も考え方も異なるため、教え方も変える必要があると考えてしまいがちですが、基本犬にお手を教える方法と同じで問題ありません。
犬も猫も褒められれば最も褒められたいと考えるので、お手をした後にしっかり褒めていれば大丈夫です。
警察犬などはより高度なしつけが求められますが、教え方としては反復練習としっかり褒めることであるため、一般家庭で飼っている犬に芸を教える方法と大差はありません。
まとめ
猫にお手を教えることで犬と同じようにお手をしてくれるようになります。
そのため、猫は芸を覚えることは無理と諦めるのではなく、適切な方法でしつけてみてはいかがでしょうか。
芸を覚えさせることでより一層猫とコミュニケーションをとることができ、絆を強めることもできます。
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