愛犬を冬に外飼いすると危険?5つの寒さ対策とおすすめアイテム9選
2020/04/28
目次
愛犬を冬に外飼いすると危険?!
まさか、可愛い愛犬を外飼いしていませんよね?!
確かに昔は犬は外で飼って番犬、などと言う風習があったかもしれませんが、現代では考えられない愚行です。
欧米では昔から犬は家族と同じ、家の中で飼うのが当たり前なのです。
また、犬は寒さに強いと思われていますが、強いのではなく、寒さを耐えることができるだけなのです。
童謡の一節に「犬は喜び庭かけまわり、猫はこたつでまるくなる」という歌詞があるためか、日本人はとかく犬が寒さに強い、寒い方が好きだと思いがちですね。
ある獣医さんがブログに書いていましたが、毎年必ずと言っていいほど、凍死寸前の犬が病院に運び込まれるそうです。
凍死寸前だけでなく、中には悲しいことに凍死してしまった犬も運び込まれるのです。病院に到着したときには手遅れなのです。
昼間、日差しがあって暖かいと感じていたのに、夜になったらぐっと気温が下がって冷え込んでくるという日があると思いますが、
だいたい、そのような夜の次の日に、朝目が覚めたら愛犬が凍死していた、とか凍死しかけてぐったりしている、などと言って連れてこられるのです。
ぐったりしている犬というのは、低体温症になってしまったのですね。
しかし、それぞれ事情がありますので、室内で飼うのは難しいという方に向けて、今回は寒さに強い犬種についてや、愛犬の寒さ対策などについて、考えていきたいと思います。
寒さに強い犬種
犬の中でも寒さに弱い犬種、寒さに強い犬種というのがあります。もしも外でしか犬を飼うことができないなら、寒さに強い犬種を選んで飼うことをお勧めします。
寒さに強い犬種とは、犬の原産地を考えるとわかります。
寒い地域原産の犬種は寒さに強い犬種と思ってよいでしょう。
その名を聞けば誰でも想像できる、シベリアンハスキーは寒さに強い犬種を語るうえで外せない犬種でしょう。
極寒のシベリア原産、雪の中犬ぞりを引くハスキー犬の写真や動画を見たことがある人も多いのではないでしょうか?ほかにもハスキー犬のいとこにあたるといわれるマラミュート。
同じように原産地の名前の入ったノルウェーエルクハウンドや、グリーンランドドッグも寒さに強い犬種です。ポピュラーな犬種で寒さに強いというのは、ゴールデンレトリバーやコーギー、柴犬や秋田犬もそうですね。
外飼いの犬にできる5つの寒さ対策
寒さに強いからと言って冬の夜間に何もしないというのは問題です。
寝ているときは犬であっても体温は下がってきますし、
昨今、昔とは違って暑さ寒さが極端な日も多いので、いくら寒さに強い犬種とはいっても真冬の風が吹いたり雪が降ったりする中、
夏場と変わりなく風通しが良い場所に犬小屋を置いている状態になっていたら、それは犬があまりにもかわいそうです。
ここでは誰でも簡単に外飼いの犬にできる寒さ対策をご紹介いたします。
①散歩
外飼いの犬でも、お散歩は連れて行ってすよね。
寒い冬場は特に、散歩をすることで運動量が増え、筋肉量が増し、代謝があがるので体温の維持のためにも不可欠でしょう。
散歩をするなら比較的暖かい時間帯、日当たりの良いコースを選ぶようにしましょう。
早朝や夜遅くの時間帯は、気温もかなり低くなるので避けておきましょう。
また、お散歩は風も吹くし雨が降ったりする場合もあります。
その時は、防寒着を着せてあげましょう。
お洋服を嫌がるワンちゃんにはお腹の部分だけの腹巻もありますので、上手に選んで寒さ対策をしてあげると犬の負担が軽くなります。
それでも個体差がありますので、犬が散歩を嫌がる様子を見せたら無理にいつもと同じ散歩の量をこなすことはしなくてもいいです。
②小屋の外側を覆う
犬小屋はどんな素材、形でしょうか?
開放感があるようにと壁が金網になっている犬小屋もありますが、それは吹き曝しと同じですのですぐに風よけのビニールなどで覆ってあげましょう。
他にも木製のものや、プラスティック製やスチール製のものもあります。
そのような素材は風よけは必要ありませんが、断熱材を使ってあげましょう。
壁や屋根の部分はもちろん、床部分に断熱材を敷いてあげるととてもいいですね。
体に直接触れる部分なので床の対策は必須ですね。
それから、犬小屋の入り口にはなかなかドアが付いているものがありません。
入り口からの風よけのために暖簾を付けてあげましょう。
暖簾なら犬も自分で出入りできますし、集めの布やビニール加工した布を下げると防寒力も増してきます。
③小屋を移動する
犬小屋はどこに置いていますか?今一度小屋の置き場所を考えてみましょう。
雨や雪が降った時に犬小屋の屋根に直接あたるような場所に置いてないですか?
軒下や、ガレージの中など、雨や雪を凌ぐ屋根があるところに異動しましょう。
そして、日向ぼっこができるように、陽当たりが良いところを選んであげましょう。
また、風の通り道になるような場所は避けましょう。
風速1メートルで体感温度が1度下がると言われています。
風が入らないようにしていても、犬小屋の室温はどんどん下がってくるので風が入りにくいところを選びましょう。
そして地面に直接置くのではなく、離して設置してあげましょう。
犬は寝そべって休むので、床の寒さ対策をしてあげるとゆっくり休めますね。
以上の点に気を付けて犬小屋の場所を移動してみましょう。
④室内へ入れる
寒さ対策をしても、シニア犬は外飼いは向いていません。
若い犬のような筋肉量ではないので自分の体温維持も大変なので寒さは禁物です。
若ければいいのかというとそうでもなく、子犬はやっぱり免疫がないので最初から外で飼うのは辞めましょう。
子犬はせめて半年以上経って外飼いを考えましょう。
また病中病後や、手術後の犬は免疫力も落ちているので外で飼うのは難しいです。
食欲が落ちている、なんとなく元気がない。犬のサインも見逃さず、体力的に難しそうなら外で飼うのは辞めましょう。
このような犬たちでも、室内で飼うのがどうしても難しいという場合は玄関につないでおくというのはどうでしょう。
玄関の中に犬小屋を異動してあげれば寒さ対策は万全です。
⑤防寒グッズを活用する
今は防寒グッズもいろいろ出ているのでそれを活用するのもよいでしょう。
犬に着せる洋服系のものや、部分を温める、腹巻やネックウォーマー的なものが代表的です。
今は帽子や靴下もあります。
素材もウールが含まれたものや、毛布素材、発熱素材など幅広くあります。
あとは犬小屋の中に敷く毛布も洋服と同じような発熱素材の毛布や、電源を使う電気毛布もあります。
あとは電気ヒーターを使うということも考えられます。
ヒーターを使う場合は犬がそばに近づきすぎての低温やけどや、ヒーターを何らかの事故で倒してしまったりとリスクがあるので、使う場合は飼い主さんの目の届く範囲で使うようにしましょう。
外飼いしている犬におすすめなアイテム9選
一口に防寒グッズと言っても犬に直接つけるものから、小屋を温めるもの、熱源を必要とするものから必要としないものなど、ほんとにいろいろあります。
今回はその防寒グッズの中でもおすすめなものをいくつかご紹介していきます。
①湯たんぽ
充電式、水の入れ替え不要、繰り返し使用OKの 安全、過熱防止機能付き
本体に水が入っていて、それを繰り返し暖めて使うため水の入れ替え不要です。
しかも充電式で、充電が終わったらコードを外して使うため、犬がコードを噛んだり、コードに引っかかったりすることがありません。
便利な急速充電仕様で15分~20分ほどで満タン充電。すぐに使えます。
電気代も一回およそ2.5円、一ヶ月でも75円と経済的。1回の充電で毛布の中に入れておけば8時間、ワンちゃんのお腹の下のところに入れておくと4時間ほど暖かいです。
また過熱防止機能がついていて、やけど、火災、乾燥の心配がありません。これならワンちゃんも飼い主さんも安心ですね。
懐かしいデザイン これぞ湯たんぽ
この昔懐かしいデザイン。お湯を入れて使うことも、お湯が冷めたらIHで温め直ししても使える優れもの。
そこがフラットなので安定して注湯しやすいので使いやすい。
どこか懐かしさを感じつウエーブのデザインは、表面積を大きくすることで暖房面積を広くして、丈夫さを保つため。
日本では元禄時代から使われている湯たんぽ、このデザインは外せません。
こちらのメーカーの物は、中に支柱が入っており冷めてもへこみにくいのです。
へこむ時の音でワンちゃんが驚くこともないのでいいですね。
中国では間接的に伝わるお湯の温度が母親の体温のように優しく、心地よいことから湯婆(タンポ)の名がついたと。
それが日本に伝わって湯湯婆(ゆたんぽ)になったといわれています。
愛犬にも母犬の優しさを感じてもらいたいですね。
エコ湯たんぽ お湯入れ注湯式 素材柔らかふわふわカバー付
こちらはエコ湯たんぽ、お湯を入れて使うタイプです。湯たんぽのボトルはPVC材料を採用し、折り曲げられるほど柔らか。ボトルにお湯お入れるだけで、簡単にくり返し使えます。電気も使わず、省エネでエコ。お湯が入ってないときは、とても軽いので持ち運びも便利ですね。電気を一切使わないので電磁波が気なる人もこちらは安心して使えます。付属のカバーは人造うさぎ毛と言って、思わずほおずりしたくなるほどなめらかでふわふわ。ちくちくせずに気持ち良い使用感で。カバーは取り外しも手洗いもOKなので汚れても簡単にお手入れができます。こちらも電気コードなどがないので、ワンちゃんがコード噛んだり、コードに引っかかったりしないので、夜も安心して使えますね。
②毛布
ペット用毛布 洗える毛布
表生地は高密度細繊維のマイクロミンクフリース。
裏生地は発熱性と保温性を兼ね備えるシェルパ素材とさらさらとふわふわのどちらも兼ね備えてた肌触り。
二重構造なのでとってもふわふわ。
洗濯耐久性もあるので自宅でお洗濯もできます。
ペット用のブランケットしてはありがたい機能ですね。
秋冬はもちろん、夏場のエアコンの風からも守ってもらえるので一年中使えます。
そして保証がついています。1年間は返品・返金対応なのでありがたいですね。
柔らかく肌触りもよくて、洗濯でいつも清潔を保てるブランケット、ペットには最高のプレゼントになりますね。
犬猫ペット用ブランケット 軽くて柔らかフランネル
犬猫ペット用ブランケット。
ソフトフランネルなので、身体拭きに使うこともできます。
お星さまの柄で気分も上がります。
フランネルはしっとりさらっとしていて、手触り抜群、程よい毛の長さでなめらかで心地よいのでペットも大好き間違いないです。
両面サンゴフリース素材で作られるので、内側の暖かい空気を逃さない高い保温性を持っていて、繊維の密度が高く秋から冬の時期にオススメです。
洗濯にも強く、型崩れしないので気になったらすぐに洗濯機へ。
洗濯後も速乾性に優れているので、便利です。
毛も抜けにくく、色落ちも少ないのでどんどん洗って清潔な空間を保持してあげましょう。
折って使えば厚みもしっかりでるので、マットとして使うことも可能です。
いろいろな使い方ができるので一年中活躍すること間違いないです。
犬をダメにする袋!ほかほかマルチウォーマー
別名犬をダメにする袋と言われている、大ヒット商品、ペット用マルチウォーマーです。
ふかふかほわほわで気持ちよすぎてこれにくるまれたら二度と離れられないほど。
マイクロファーバー素材で防寒性も抜群です。
とってもあったかなので家の中はもちろん、スリングバックや、ペット用カート、に使って冬のおでかけに使いたいです。
もちろん、ペット用キャリーやドライブベッドにもぴったりはまるので多様な使い方ができます。
お手入れ方法は、ふわふわ感を保つためにはできればドライクリーニングをおススメしますが、洗濯機も可能です。
洗濯機を使用する場合は、30°以下のお湯でドライコースで洗ってください。
ふんわり感が長持ちします。
③洋服
可愛い 冬用犬服 ウサギ耳付き ふわふわ手触り サイズいろいろ
可愛いデザイン、しっかりした生地なのに、ふわふわ手触りでワンちゃんも大喜び。
これで冬のお出かけやお散歩も楽しくなりますね。
お洋服を着ても頭部分が意外と寒々しいワンちゃんが多いのですが、こちらのお洋服はウサギの耳のフードが付いているので頭も暖かです。
秋や冬のお散歩に、これ一枚あれば大丈夫。
前ボタンタイプなので着脱しやすく、やわらかい素材なので、普段はお洋服を着ないワンちゃんでもストレスなく着てくれること間違いなし。
サイズもS/M/L/XL/XXLといろいろ展開しているので自由に選べます。
小型犬から中型犬まで対応可能です。
ワンちゃんのお散歩に、外出に一枚あると助かるアイテムです。
リバーシブルで着られる犬用ダウン風ベスト
リバーシブルで楽しめる、オシャレなダウン風キルティングベストです。
もちろんリード用の穴もあります。
お腹の部分でマジックテープ式で留めるタイプなので、着脱も楽々。
サイズも大型犬、中型犬、小型犬用とそろっているのでワンちゃんにぴったりのサイズがきっと見つかるはず。
生地は厚くて丈夫ですし、何よりもデザインがおしゃれ。
生地が厚いけれどお袖はないので、動きやすさも兼ね備えています。
ナイロン生地の方を表にすれば、雨の日のお散歩にも使えますよ。
室内であっても冬の日のお留守番の時などにも着せてあげるとワンちゃんも安心ですね。
人用のデザインっぽいので、探せばペアルックもできそうなのが嬉しいです。
犬服 レオパード柄コート
流行りのアニマル柄。
手触りはミンクのようなふわふわ感。
お腹のところにボタンが二つ付いているので、着脱は簡単です。
素材もやわらかいし、これなら普段洋服を着ないワンちゃんも無理なく着てくれそうです。
背中の部分はお尻の方まで生地が長いのですっぽり包み込んで、こちらも暖かさ抜群です。
フードもついているので見た目のかわいらしさと、頭部分の防寒と欲張りなデザインです。
背中の部分にはベルト風のデザインもあって、とってもオシャレ。こんなコートを着せてお散歩したいですね。
ポエステル素材なのでお家でお洗濯も簡単にでき、清潔に保てます。
やわらかいお洋服を着たワンちゃんを抱っこする飼い主さんもぬくぬくです。
最後に
どうでしたか?本当は犬は外で飼うのではなく室内で飼う方が望ましいのですが、家の事情で室内で飼えないときにはいろいろと対策があることがわかったと思います。
可愛い愛犬にいつまでも元気で楽しく過ごしてほしいという気持ちはどの飼い主さんも同じだと思います。
どうしても室内飼いが難しいときは、犬小屋の場所を変えてみたり、防寒対策でできることをやってみたり、愛犬の様子を見ながらいろいろと試してみてください。
正解は、ここにはありません。
ワンちゃんの様子をよく見て一番良い方法を見つけてあげてくださいね。
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