犬の気持ち良いつぼ・嫌がる場所は?

2020/08/31

目次

犬の気持ちいいつぼ!場所はどこ?

人間でもピンポイントでつぼをマッサージされると気持ち良いですよね?
それと同様犬にも気持ちいいつぼというのが存在します。

そのつぼをマッサージしてあげると、犬は見ていてこっちが満たされるくらい気持ち良い表情をしていますよ!

そこで、今回は犬の気持ちがいいつぼをご紹介したいと思います。
そのつぼを知って、愛犬にマッサージしてあげてはいかがでしょうか?

背中

まずは背中です。

犬は痒い場所があると足で掻こうとしますが、背中は自分の足では中々掻けない場所。

背中を掻くとすればブラッシングの時かと思いますが、ブラッシングは汚れを取るだけではなく、血行促進などの効果もありますので、毎日やって欲しいケアです。

ブラッシングのついでにマッサージも是非加えてあげて下さい。
方法としては首から腰にかけて背骨がありますが背骨の周囲の皮膚を優しくマッサージします。

中には嫌がる犬もいるかもしれませんが、嫌がらなければ背骨周囲の皮膚をつまんでゆっくり回すマッサージも効果的。

マッサージもブラッシングも飼い主さんと愛犬のコミュニケーションになりますので是非試してみて下さいね。

後ろ脚

犬は基本足で自分の足で痒い場所や気持ち良い場所を掻いたり刺激したりしようとするのですが、後ろ足は中々自分でケアできない場所です。

マッサージされると気持ち良い場所を、舐めたり軽く噛んだりしようと頑張っているのですが、それでもできないのが後ろ足。

後ろ足は身体を支えたり、ジャンプしたりする際に一番負荷がかかってしまい疲れやすい場所でもありますのでマッサージをしてあげるのか効果的になります。

方法としては、足先から足の付け根に向けて、リンパマッサージをするイメージでマッサージしてあげて下さい。

アキレス腱をつまむようにマッサージしてあげるのも効果がありますので、是非試してみて下さい。

目の周り

犬も人間と同様、目が疲れ涙や目やにが多く出る事があります。

そんな時は、の周囲を1周、優しくマッサージしてあげましょう。

目の周囲を触ると硬い骨で犬の目がしっかり囲まれているのが分かると思いますが、この目の周囲の骨に沿ってマッサージをしてあげるのが効果的です。

中には嫌がる犬もいますが、本来気持ちがいいつぼとなる部分ですので、一度試してみて下さいね。


犬は四つん這い姿勢で、超大型犬以外は、基本的に犬は人より低い場所にいますので、飼い主さんとアイコンタクトをとる時などは常に見上げる姿勢をとっています

そのような理由で、犬は首回りの筋肉が非常に疲れている状態が多いのです。

人でも上をずっと見上げていると首が痛くなる事がありますがそんな状態が犬には常に続いているというイメージをして頂けるとわかりやすいのではないでしょうか。

マッサージ方法としては、犬の首を両手で挟むように持ち、円を描くようにマッサージをしてあげましょう。

いきなり強くマッサージしてしまうと痛がってしまう事もありますので、最初は軽い力でさすってみるだけにして下さい。


人間は犬を自由に動かす事はできませんが、犬は耳を立てたり、寝かせたりと常に耳を動かしています。

ですので、は結構疲れがたまっている部分であり、気持ちいいつぼとなっている場所です。

マッサージ方法は、耳の付け根に親指とその他の指で挟むように手をあて、根本から耳先に向かって優しくマッサージしてあげましょう。

慣れてきたら、「頭頂部→耳の付け根→耳の先」と親指を滑らせるようにしてマッサージしてあげるのもおすすめです。

あごの下

犬を触る際に自然にあごの下をさすってあげていませんか?

実はあごの下には「人迎」というつぼがあり、自律神経を整えてくれたり、緊張をや和らげる働きがあります。

その人迎を温めたり軽く刺激する事で犬の免疫力があがり、リラックスするのです。

あまり強くするとむせてしまうので、指の腹や手の平で優しくさすってあげるのがポイント。

初めてさわる場合は、犬に自分の手のにおいをかがせてから、安心させてあげゆっくりあごに舌をさわってあげると安心してくれますよ。

指の腹で触る際は、爪をたてないよう注意しましょう。

犬が気持ちいいと思わない場所

気持ちよい場所があると同時に触って欲しいと思わない、気持ちいいと思わない場所も存在します。

知らずにそのような場所を触ってしまうと怒ってしまう犬もいますので、犬が触って欲しくない場所、気持ちいいと思わない場所を知っておきましょう。

気持ちいいと思わない場所は複数ありますが、今回は、特に嫌がるだろうと思う場所を2つご紹介しますね。

しっぽの先

尻尾というのはフサフサしており、思わず触りたくなってしまいますよね。
しかし、犬にとっては触られたくない場所なんです。

犬の尻尾というのは急所にあたる部分になるのでとってもデリケート。

そして、尻尾の骨は背骨まで繋がっており、神経が集中している場所でもあります。

尻尾の先は特に敏感になっていますので、信頼している飼い主さんであってもできるだけ触って欲しくない場所。

神経が集中している場所であるという事は尻尾にダメージを与えると背骨まで影響が及びます。

そのため、犬を触る際は尻尾の先をむやみに触らないようにして下さいね。

口のまわり

次は口のまわりです。

口というのも尻尾と同じで犬にとっては急所にあたります。

犬にとっては急所となっていますが、人間でも同様口をベタベタ触られるのは気持ち悪いですよね。
そんな感覚だと思って頂ければイメージしやすいのではないでしょうか。

もう一つの理由としては、口は生きるために欠かせない器官であるということ。
犬にとって口は食べるためはもちろんですが、吠えたりして感情を伝えるためのものでもあります。

そのため生きるために欠かせない器官に触られる事を極端に嫌う犬は多いです。

ですので、あごの下は気持ちいい部分なのですが、口の周りはきもちよくない、触られたくない場所ですので間違って触らないようにしましょうね。

もし触ってしまったらガブっと噛まれてしまう事もありますので要注意です。

まとめ

今回は、犬も気持ちいつぼと気持ちよくない場所をご紹介してきました。

犬を飼っていると気持ちいいツボがある部分は何となくわかってくるのですが、気持ちよくない場所、触って欲しくない場所まで知る事はあまりないでしょう。

尻尾の先端や口のまわりを触っても怒らない犬もいるのですが、実は触って欲しくない場所だったんですね。

犬が気持ちいと感じる場所は是非触ってマッサージしてあげて欲しいのですが、気持ちよくない、触って欲しくない場所も今回ご紹介しましたので、今まで触ってしまっていた方は今日から触るのはやめましょう。

この記事を読んだ人におすすめの記事