【初心者必見】犬が威嚇する・唸る8つ理由とは?対処法や注意点も

2022/02/13

目次

犬が威嚇する・唸る8つの理由

愛犬が飼い主さんや他の人に対し威嚇したり唸ったりすることがあります。

嫌われていると思いがちですが、威嚇したり唸ったりすることで何かのメッセージを伝えようとしている場合も。

そこで愛犬の気持ちや要求を知ることで唸り癖を直すことができるため、まずは、犬が威嚇したり唸ったりする理由についてご紹介していきます。

理由①:縄張り意識

もともと群れで生活していた犬は、縄張り意識が強い動物でもあります。

お客さんや宅配業者など家族以外の人が自宅に入ろうとすると自分の縄張りに侵入者が入ってきたとして威嚇したり唸ったりするのです。

この縄張り意識は、お気に入りのおもちゃなど物に対しても発揮されます。

縄張り意識からくる唸りは攻撃性が高いので、おもちゃなどを強引に引き離すなどをすると噛みついてくる可能性が高いため、小さい子供がいるご家庭などは十分に注意する必要があるでしょう。

理由②:体調不調や痛み

威嚇したり唸ったりする理由は、体調不良や痛みによることもあります。

特に高齢になってくると、体のさまざまなところが衰えて抵抗力も落ちるため、病気にかかりやすくなります。

愛犬が高齢の場合は、唸ることで体調の悪さをアピールしたり、ケガや病気の痛みに気づいてもらおうとすることも多くなってくるでしょう。

また、痛いところを触られたくないという警戒心が威嚇という行動に出ることも

そのような行動が見られる場合は、愛犬に体調不良やケガなどがないか、日頃からのスキンシップでチェックすることが重要です。

触ろうとすると嫌がって唸ったりする場合は、どこかが痛いサインかもしれません。

理由③:母性からの行動

当然の行動なのですが、母犬が子犬を外的から守るために、母性本能で吠えたり唸ったりといった攻撃行動をとることがあります。

たとえ飼い主さんであっても、生まれたばかりの子犬に触ろうとする相手は、母犬にとって攻撃すべき対象になりかねません。

これは出産によって母犬のホルモンバランスが変化するためで、なかには妊娠していなくてもホルモン分泌が増加し「想像妊娠」をするケースもあります。

ぬいぐるみを我が子と思い込み、取り上げようとすると吠える、唸るなどの攻撃行動を示す子もいるでしょう。

母性本能から来る唸りや威嚇は基本的に一過性なので、時間とともに解決する傾向が多いようです。

理由④:所有欲

犬は自分の寝床や自分専用の場所、おもちゃや食べ物などの取り合いが生じると、それを守ろうとして相手の犬や人へ犬歯を見せて唸ったり、時には噛みついたりすることもあるでしょう。

それらのものは、犬にとって生きていくために必要なものなので、それらを安心して得ることができない状況や、奪われてしまうような状況になると、自分の生存を維持するためにもそれを守ろうと威嚇・攻撃します

このように、犬は基本的に所有欲が強い生き物なので、散歩時に犬同士がトラブルになることも多々あるでしょう。

こうなってしまうと犬同士で解決することは難しいため、そのような状況が産まれないような環境設定や飼い主さんの対応が必要となってきます。

理由⑤:思春期(反抗期)

思春期は人間のみにあるものと思っている方も多いですが、専門家の間では犬にも思春期があるのではと考えられてきました。

犬の思春期の年齢は生後6か月頃から9か月頃ということが研究で明らかになっており、思春期を迎えた子犬は飼い主さん以外の人には従順な仕草を見せたものの、

飼い主さんに対して言うことをきかず、紛争的行動を示すといった、いわゆる人と同じような反抗期があることがわかっています。

また、一般的に思春期を迎えた子犬は何かに対するこだわりや、警戒心・恐怖心が強まるため、飼い主さん以外の刺激に意識が向きやすくなるため、この時期の子犬に強引に言うことをきかせようとしたり、叱ると逆効果になることも。

この時期の反抗期は一過性のもので、生後12か月の頃には順々な状態に戻る犬がほとんどなので、愛情を持って見守ってあげながら、根気よくしつけを継続する必要があるでしょう。

理由⑥:警戒心・恐怖心

もともと犬は、警戒心や恐怖心が強い生き物なので、初めての場所は、他の犬や家族以外の人に対し強い警戒心を示す傾向があります。

また、優れた聴覚を持つ犬にとって、雷や掃除機のように大きな音は恐怖の対象です。
犬は人間のように言葉を話せないため、唸ることで警戒心や恐怖心を表しているのです。

また、中には唸りながらしっぽを振ることがあります。
怒っているのか喜んでいるのか分からなくなりますが、しっぽを振るという行為は興奮状態を示しているので、もし唸りながらしっぽを振っている場合は、強く警戒していると思ってください。

喜んでいると思いこんで触ってしまうと噛もうとしてしまうので、そのような状態の時はそれ以上興奮させないように、そっとしておくのが一番でしょう。

他にも、愛犬がいたずらをして飼い主さんが怒ろうとしたら唸り声をあげることもあります。
これは怒られるということに対しての恐怖心からくるものなのですが、唸っているから怒ることをやめると、唸れば怒られないと覚えてしまうので、悪いことをしたら毅然とした態度で接するようにしてください。

理由⑦:興奮している

犬が人を威嚇する理由に、テンションが上がり過ぎて興奮状態にあることが考えられます。

特に、子犬の頃に多く見られるのですが、遊びなどに夢中になってしまううちに、感情がコントロールできなくなり、急に目の前の人に対して威嚇してしまうというケースがあります。

成犬になって感情がコントロールできるようになってくると、そういった威嚇は次第になくなりますが、それでもアグレッシブな性格の子の場合、完全に威嚇しなくなるわけではないので、そのような性格の犬にはなるべき刺激しないように注意が必要です。

理由⑧:優位性を示す

犬は群れで生活する動物なので、群れの中には必ずリーダーがいる縦社会という習慣があります。
そのため、自分が相手よりも優位であることを示すために威嚇してくることがあるのです。

また、老犬や体の弱った犬を威嚇したり、飼い主さんを順位が下とみなして威嚇したりするケースもあるので、そうならないためにも、日頃から順位をはっきりさせておくことが重要です。

犬の威嚇を抑える対処法

一度威嚇したり唸ったりするとなかなか抑えることができず、どうすればいいかと飼い主さんがアタフタしてしまうことも多いでしょう。

ここでは、犬の威嚇を抑える対処法をご紹介していきます。

来客への耐性をつける

来客や宅配業者が来たときに唸ったり、吠えたりする犬には落ち着かせる訓練をしましょう

唸って興奮している愛犬を触ることで、さらに興奮したり、愛犬をなだめようと抱き上げたりするのは逆効果です。

インターホンの音をきっかけに興奮する犬には、インターホンが鳴ったら落ち着く場所であるハウスに行かせることで、徐々にインターホンの音に興奮しなくなるでしょう。

この訓練を繰り返すことで来客への耐性をつけてあげると愛犬も飼い主さんも来客が来るたびにハラハラすることなく気持ちが楽になりますよ。

ある程度の社交性を養う

犬の警戒心や恐怖心の根源には、社会性の欠如が挙げられます。
犬にとっての社会性とは、遊びやスキンシップなどを通じて、ほかの犬に対しての振る舞い方や人間との接し方などを習得することです。

しかし、社会性がないとさまざまなものに強い不安や恐怖を感じるため唸ったり威嚇したりしてしまいます。

社交性を養うためには、小さい頃から家族以外の人や犬に会わせて慣れさせておくことが大切

多くの人に触ってもらったりすることで、家族以外の人も怖くないということや、ほかの犬と遊ぶことで力の入れ加減た接し方を学ぶので、散歩中に出会う犬などに警戒しなくなります。

ですが、既に成犬になってしまっている場合、社会性を養うのは難しいため、散歩コースなどを変更し、他の犬が少ないルートを通るなどの工夫が必要です。
そして、少し慣れてきたら、徐々に人通りの多い道に変え、散歩は色んな人や犬に出会うということを覚えさせてあげてください。

犬が威嚇している際の注意点

犬が威嚇している際、つい飼い主さんがやってしまうNG行動があります。

そのNG行動をすると逆効果になってしまうこともあるので、ここでは、犬が威嚇している際の注意点をご紹介しましょう。

要求に応えない

愛犬が何かを要求するたびに、威嚇しているような唸り声をあげることがありますが、これは飼い主さんが常に要求に応えていることが考えられます。

飼い主さんは威嚇をやめさせようと愛犬の言う通りにしてあげたくなるのですが、これをし続けると愛犬がわがままになってしまう可能性が高いです。

「唸ればなんでもいうことを聞いてもらえる」と学習させないために、要求したことをやめさせることばかり考えるのではなく、飼い主さんにとって望ましい行動を褒めて教えることで、威嚇する機会を減らし飼い主さんと愛犬にとって望ましい行動がとれるよう対応しましょう。

威嚇中の犬を触らない

飼い主さんの中には、愛犬が威嚇している様子を見たときに、咄嗟に抱き上げたり触ったりしてしまいがち。

また、鼻先を抑える方もいるでしょう。

そうすることで、落ち着いてくれると思いがちですが、それは逆効果で、愛犬が威嚇している状態なので飼い主さんであろうが噛みついてくる可能性があります。

緊張状態である犬の視界に人の手が入ってくると反射的に噛んでしまう危険性があるため、威嚇中はすぐに触るのをやめ、落ち着くのを待ってから触れるようにしましょう。

厳しい態度で叱らない

犬が威嚇したら飼い主さんがする行動が厳しく叱ることではないでしょうか。

ですが、犬が威嚇する理由には不安や恐怖を感じている時が多いため、厳しく叱ることはさらに不安や恐怖を煽ることになってしまい逆効果に。

また、威嚇中に厳しく叱ることで、飼い主さんとの信頼関係が崩れてしまうこともあるため、絶対にしないでください。

犬は理由もなく威嚇することはないので、まずは威嚇している理由を見つけ出してあげることが先決です。

まとめ

今回は、犬が威嚇したり唸ったりする際の理由や対処法などをご紹介してきました。

犬が威嚇や唸ったりするのはさまざまな原因があり、まずは愛犬が何に対して不安や恐怖を感じているのかをわかってあげてください。

そうすることで、落ち着きを取り戻すことが多くあります。

また、威嚇している最中の注意点もご紹介していますので、飼い主さん自身の身を守るためにもぜひ参考にしてくださいね。”

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