【猫の目の色まとめ完全版】目の色別に分かる性格や特徴オッドアイについて

2021/01/31

目次

猫は目の色で性格が違う?

日本人は血液型が適度に分散しており、性格診断をする上で、血液型がよく用いられていますが、国によっては血液型が偏っているので、日本のように血液型で性格診断をするのは難しいです。

しかし、海外の方の瞳を見てもらえればわかるように、色にバリエーションがあるため、瞳の色で性格診断が行われる傾向にあります

猫も同様、さまざまなバリエーションの瞳の色があるので、色での性格診断をしてみたいと思います。

茶色の瞳

茶色の瞳を持つ猫の性格は、頭脳明晰で他の人から注目を浴びたいと思っている性格なので、デスクワークをしていてもキーボードにわざと乗っかってきて「構って」感をとても出してきます。

そこが魅力を感じる方も多いようですが、仕事の邪魔をされては困ってしまいますよね。

青色の瞳

青色の瞳は美しく人気が高い理由の一つで、知的で繊細、社交的で活発な性格をしているので、新しい友達を作ることを積極的に行います。

一方で、シャイな部分や執念深い部分も持ち合わせているため、一番怒らせたくない猫かもしれません。

緑色の瞳

賢く個性的でミステリアスな雰囲気を持つ緑色の瞳の猫は、物静かで我慢強い性格の反面、いきなり予測していないような行動に走ることもあり、飼い主を驚かせるかもしれません。

好奇心旺盛で、猫同士の関係も良好に保つことができるため、一度友達ができると長続きできるコミュニケーション能力を持っています。

猫の目の色や特徴一覧

性格の部分でわかって頂けたかと思いますが、猫の目の色には様々あり、それぞれ特徴が違います。

そこで、ここでは、猫の目の色や特徴をわかりやすく解説していきたいと思います。

グリーン

グリーンの目はブルーの次にメラニン色素が少ない色と言われています。

虹彩にグリーンの色素がある訳ではなく、「レイリー拡散」により緑色に見えるという仕組みになっているようです。

日照時間が短い北国を原産とする猫にはグリーンの目をした猫が多い傾向にあります。

ブルー

吸い込まれてしまいそうなキレイなブルーの目は、高貴さや神秘的な雰囲気が漂っています。

ブルーと言っても1色だけではなく、淡い色の「アクア」、中間の「ブルー」、濃い「サファイヤ」などパターンが分かれているため、それぞれ違う魅力を感じますね。

不思議な存在感を放つ色ですが、実際は青色の色素を持っている訳ではなく、メラニン色素をほとんど持っていないので、少しの色素が光の作用によって拡散されることによりブルー見えると言われており、その現象を「レイリー拡散」と言います。

アンバー(イエロー・ゴールド)

アンバーは英語に訳すと「琥珀」を意味し、単色の強い黄色が特徴で、イエローやゴールドと呼ばれることもあります。

メラニン色素が少し多く、レモンイエローのように見える淡い色や、ゴールドに近い色まで色んなバリエーションが存在している点も魅力の一つではないでしょうか。

カッパー

カッパーは「銅色」という意味があり、赤みを帯びた茶色のことを言います。

温暖な地域に住んでいる猫に多く、多くのメラニン色素を持っており、より多くの太陽を浴びたためにこの色に変化したと言われています。

日本猫に一番多い目の色でもあります。

ヘーゼル

ヘーゼルは、目の外側が薄いブラウンやイエローで、内側がグリーンというように2色のグラデーションに見える色です。

グリーンやブルーと比べるとメラニン色素の量はやや多いですが、色の出現の仕方には個体差が大きく、光の加減によってはブラウンが強調されカッパーのように見えることも。

日本猫と外来種のミックスには、ヘーゼルの目が多い傾向にあります。

レッド

レッドは珍しい目の色で、うさぎのような赤い目は「アルビノ種」と呼ばれる「先天性色素欠乏症」の症状です。

先天的な異常によりメラニン色素を全く作ることができず、血管の色がそのまま目に出ている状態で、白いうさぎに多く見られることが多いように、猫にも白毛のみに出現します。

皮膚の色もピンクがかっており、紫外線に弱いので室内外でも注意しなければいけません。

猫の目の色が違う?オッドアイについて

オッドアイは左右で目の色が違う猫のことで、正式には「虹彩異色症」呼ばれ、先天的遺伝子異常と言われています。

猫の目としてはとても珍しく、出現の割合は全体の1割以下となっており、オッドアイの多くは全身真っ白な被毛を持っており、片方はブルー、もう片方はアンバーかカッパーです。

ブルーの方の耳には、先天的な視覚異常が出る場合はほとんどで、片目のメラニン色素がなくなってしまうために起こる現象と言われています。

左右の目の色が違うだけではなく、「ダイクロイックアイ」と呼ばれる1つの目に2色混ざり合っているものもオッドアイに含まれており、オッドアイよりも出現割合は少ないでしょう。

猫の目の色は変化する?

生後2か月までの子猫の目は持っている色素に関係なくほとんどが「キトンブルー」と言われている灰色がかったブルーの目をしており、成長に連れて変化していくのですが、早い場合は生後3週間くらいから変化し始め、8か月を過ぎると本来の目の色となります。

このように変化する理由は、成長とともに段々メラニン細胞の働きが活性化するためと言われています。

キトンブルーの目は生後間もない時期にしか見られないものなので、体の成長と一緒に目の変化を見るのも楽しいですよ。

まとめ

今回は、猫の目の色についてご紹介してきました。

猫の目は様々な色があって、それに伴い性格も違ってくるというのは面白い発見ですね。

自宅で飼っている猫が成長するに連れてどんな色に変化するのか楽しみの一つでもあるのではないでしょうか。

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