猫が懐かない理由とは?猫と仲良くなりたい方必見!

2020/08/30

目次

猫がなつかない人の特徴とは?

猫が飼い主に甘えて過ごしている姿はとても微笑ましく、
そんなひとときが欲しくて猫を飼おうと考える方も多いと思います。
人に人見知りがあるように猫にも警戒心が強くすぐなついてくれない事もあり、
原因がわからないまま距離が縮められずに寂しい思いをしてしまいます。

自分では嫌われるような行動をしていないと思ってはいても、
猫にはどうしてもなつけない理由があり信頼感も築けていない事があります。

なついてもらえない原因を詳しく調べて見ました。

距離感が近い

猫は個人的距離、社会的距離、臨界距離、逃走距離の4種類の距離感を持っています。

個人的距離は特に仲の良い猫や心を許している飼い主のみが入れる距離間で、
見た事のない猫や知らない人にはどうしても警戒心を持ってしまいます。

社会的距離は個人的距離よりも少し広い範囲をさしていて、
同居猫、顔見知りの猫や人であれば立ち入る事を許してくれます。

臨界距離では見知らぬ猫や人は立ちるり事ができず、
無理に近づこうとすると自分を守るために威嚇や攻撃をする場合があります。

逃走距離では知らない人や猫と会った時に逃げてしまいます。

まだ慣れていない状態や近づくのを嫌がる場合は、そっとしてあげる事が大切です。

動作が荒い

猫にとってオーバーなリアクションなどは威圧感を与えてしまう事もあり、恐怖を感じさせてしまいます。
自分ではあまり気にならないドアの開け閉めが猫には乱暴に感じられ、
普通に歩いているつもりでも足音が大きく聞こえている事もあります。
落ち着きがなく動き回る行動も、猫から嫌われる原因のひとつです。

寝ている時間が長い猫にとってゆっくり過ごせる空間が大切ですので、
何気なく寄り添ってあげる動作を心がけるようにします。

低い声や大きな声を出している

猫は人間よりも聴覚が優れている為、大きな声に敏感に反応します。
普通に話しかけているつもりでも驚いてしまうような時には、声の大きさが原因で怖がっている場合があります。
男性的な低い声は唸り声のようにも聞こえて、
威嚇されているのではと勘違いをしてしまう事があります。

猫は高めでささやくような声に安心しますので、
避けられてしまうような場合はいつもよりも優しい声で接するようにします。

最初はぎこちなくても少しずつおたがいが慣れて、信頼関係が生まれるようになります。

目をじっと見つめている

猫の世界ではお互いの目を見つめ合う事は喧嘩をはじめるサインになりますので、
大きく目を見開いて真正面から見つめないように注意します。
目を細めるしぐさや瞬きをしている場合はリラックスしている状態で、
そばにいっても怒る事がなく仲良くなれるチャンスでもあります。

一緒に生活をしていると様々な猫の表情がある事がわかり、
心を許してくると自分から飼い主を見つめるようにもなります。

心が通じ合ってくれば表情を見るだけで、
猫の要求している事も読み取れるようになります。

苦手な匂いがする人

猫は人間以上に鼻が利く為、香水や香りの強い柔軟剤を嫌がる事があります。

自分では良い匂いだと思っていても、
猫が嫌がるそぶりを見せるような時はあまり香りが気にならない物に換えて様子を見るようにします。

それでも効果がない場合は猫に接する時だけ香水をつけないようにし、
柔軟剤を使っていない服を身に付けるようにします。

他にはレモン、シトラスなどの柑橘系やたばこの臭い、
虫刺されの薬や湿布など鼻がツーンとする臭いが苦手な事もあります。

猫がなつかないのは性格の種類にもよる?

野良猫や保健所から譲り受けた猫は、人に対して慣れていない為に恐怖心を持ってしまいなつきにくい場合があります。

メスよりもオスの方が飼い主に甘える事が多く、メスは気の向いたと時だけ甘えるような所があります。
これ以外の理由でなつきにくい猫の場合には、性格や種類にも関係があるのかを調べて見ました。

マイペースな性格

猫は本来単独行動をする事が多く、
マイペースな性格の猫は特に飼い主の指示に従うのを嫌い他者に合わせようとしない事があります。
家に住み慣れてくると自分が安心できる場所を幾つか見つけて過ごすようになり、
気が向いた時だけ飼い主のそばに行くようになります。

抱っこや触られるのを嫌がられてしまうと寂しい気持ちになってしまいますが、
寝ている時のしぐさや表情は可愛らしく美味しそうにご飯を食べている様子は癒しを与えてくれます。

ツンデレな性格

ツンデレな性格の猫は自分から飼い主に甘える事や触られるのを嫌がり、
気が向いた時だけかまってほしいため扱いにくい面があります。

そばにこないような時には無理をせずに、自分から進んで来てくれるのを待ちます。
焦ってしまうと逆効果になってなついてくれない事もありますので、気長に待ってあげるようにします。

甘える事が少なくても飼い主の声に反応し警戒する様子が見られなければ、
少し寂しい気持ちにはなりますがなつている証拠です。

猫がなつかない時の対策

猫の飼い方についてネットなどでわかりやすく教えてはくれますが、
中々なついてくれず様々な方法を試しても駄目な時には心が折れてしまいます。

性格や種類によって扱い方が異なり、知らず知らずのうちに猫に警戒心や恐怖感を与えている場合もあります。

日々の猫の行動を観察しながら、対策を幾つか考えてみました。

視線を反らして近づく

猫に嫌われずに逃げられないようにするには、
目線を合わせないようにしてゆっくり近寄り安心させてあげるようにします。
逃げ出したり嫌がらない場合は、喉や首の周りなど猫が気持ちよく喜んでくれる所を優しく撫でてあげます。

撫でる場所や触り方で嫌がる場合や怒る事もありますので、猫の表情を見ながら接してあげるようにします。

猫も安心できる人だとわかれば心を開いて、なついてくれるようになります。

無関心のふりをする

飼い主は可愛らしさからついかまってしまいたくなりますが、
自由にしていたい猫にとっては苦痛で嫌われてしまう原因にもなってしまいます。

あえて気ままに行動をさせてあげれば、猫にとっては居心地が良く過ごしやすくなります。
寝ている事が多い猫ですが野性的な面もあり、常に警戒心を持っていて人の気配や物音に反応します。
信頼感が生まれてくると飼い主の足音や声には警戒しなくなり、安心して眠るようになり可愛らしいしぐさも見せてくれます。

おやつやご飯で仲良くなる

お腹が空いてくると我慢ができなくなり、
食いしん坊な猫なら好物の物をあげれば少しづつ距離を縮めていけます。

慣れないうちはお腹が空いていても近づこうとしない場合がありますので、
姿を見えないようにすれば安心して食べてくれるようになります。

ご飯やおやつを与えてくれる人は猫にとって大切な存在で、
あまりなついていない状態でも時間が来ればそばにくるようになり信頼感ができていきます。

少し高めの声で話す

猫に接する際は女性のように優しくやや高めの声で話をしてあげると、怖がらずに安心して逃げなくもなります。

音に対する反応が意外にも多く声のトーンによって怒られていると思う場合や、くしゃみの音にも驚いてしまう事があります。
声が低い人にとっては少々負担に思えてしまいますが、小さい子供に言い聞かせるように優しく接してあげるようにします。
おたがいに慣れてくれば当たり前のようになり、そばに来てくれる事も多くなっていきます。

まとめ

猫がなついてくれない理由は幾つかあり、一緒に楽しく過ごすためには努力も必要になります。

可愛らしくてつい自分の思い通りにしたいと思ってしまいますが、
猫の表情を見ながら喜んでもらえるようにすれば嫌がられる事も少なくなります。

日常生活の中で愛猫との距離感を上手に保ちながら、おたがいが幸せな時間を共有できれば最高です。

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