愛犬が早食いをする理由は?防止用食器おすすめ人気ランキング10選

2020/04/30

目次

犬が早食いをする理由とそのリスクについて


愛犬が餌を美味しそう食べてくれる姿はとても可愛らしく、飼い主にとっても至福の時で満足そうな顔にも癒されます。早く食べ終わり物足りなさそうにしている事もありますが、1日に与える餌の量は決まっていて我慢させなくてはいけなくなってしまいます。

ゆっくり味わって食べればお腹もいっぱいになると思うのですが、早食いをしてしまうにはどんな理由があり早食いを続けると起きてしまうリスクには何があるのかを調べて見ました。

犬が早食いする理由とは?


犬がペットとして人間に飼われるようになってから餌をもらえる事が当たり前になり、生まれ持った野生の本能があまり感じられなくなっています。飼い主に愛される事でとても忠実で、喜んでもらおうと様々な芸を覚えて楽しませてもくれます。過ごす時間が長い程家族の一員としての存在も大きくなり、かけがえのないものになっていきます。
犬が早食いをする理由には、犬特有の体の構造や野生の血が流れている事に関係があるのかを調べて見ました。

①犬の体の構造

犬の嗅覚は人間の数千倍~数万倍発達していて、わずかな匂いにも反応し飼い主を驚かせる事も度々あります。その反面味覚はあんまり発達していないため匂いで餌だとはわかりますが、人間のように味わって食べる事がなくあっという間に食事が終わってしまいます。

犬の口の骨格や歯は良く噛んで食べる構造ではなく、食いちぎって食べるための牙が発達していてあまり噛まずに飲み込んでしまいます。内臓も餌を丸呑みしても大丈夫な様にできていて、すぐに体に異変が起こる事はないようです。

②野生の本能

オオカミは野生の厳しい状況の中で生きていくために、狩りをして食べ物を手に入れます。いつでも狩が上手くいくとは限らず狩で得た獲物はその日のうちに食べる習性があり、他の動物から奪われないようにするため早く食べてお腹を満たします。

犬にはオオカミの血が流れていて野生の本能が残っていますので、飼い主から食事をきちんと与えてもらっていてもとられてしまうのではという不安から早食いの癖がついてしまうようです。

犬用早食い防止食器の選び方のポイントとは?


犬用早食い防止用の食器は大手メーカーや100円ショップでも販売されていて、タイプや種類も豊富にあります。定番の凸凹型は食べにくい形状にする事で、食事の速度を軽減してくれ食欲旺盛な愛犬に効果を発揮してくれます。

早食い防止をする事で吐き戻しや消化不良の対策にもなりますので、食器のタイプや特徴をきちんと把握する事が大切です。

購入する際にはどこに重点をおくかが決め手となりますので、それぞれタイプのメリットやデメリットを紹介します。

①洗い易さで選ぶ

食器は毎日使うものですので洗う際に大きすぎたり重いと扱いにくく、凸凹の隙間に汚れが付いて中々綺麗にならないものは避けた方が無難です。

軽くて突起の少ない凸凹型のものは最も洗いやすく、その反面芝生型のものは突起の数が多いため奥の汚れが落とせず持ちづらい欠点があります。

洗う際に飼い主が扱いやすいものが良く、衝撃に強く割れたり欠けにくいものならば安心して使えます。

愛犬の早食い防止の効果が期待でき、飼い主の負担にならないものを選ぶ事が大切です。

②滑りにくさで選ぶ

早食いをしてしまう犬は、食事の途中で食器が動いてしまうと誰かにとられてしまうのではと思ってしまいます。

愛犬の緊張や不安を抑え落ち着いて食べれるようにするには、重さが十分で滑りにくい食器を選んであげるようにします。

広範囲にゴムが付いているものは滑りにくく、数ヶ所に小さな滑り止めが付いているものはあまり効果がなく滑ってしまいます。

食器が滑ってしまっては早食い防止の効果が発揮できませんので、できるだけ滑り止めの面積が広いものを選ぶようにします。

③食器の大きさと深さで選ぶ

マズルの長い犬には突起が高く深いものが良く、短い犬には突起が低く浅いものが適しています。

与えるフードの量と食器の容量が合っていないと早食い防止の効果がなくなってしまい、大きすぎるものも犬には負担になってしまいます。

大型犬の場合は食事の量が多いため、小さい食器や高さのないものは避けるようにします。

愛犬が口を開けた時に端から端まで届く大きさが良く、無理なく食べれるサイズで愛犬の体の特徴を考えて選ぶようにします。

④食器のタイプで選ぶ

凸凹型タイプは種類が豊富で値段も手頃ですが、愛犬のマズルの長さを考えて購入する事が大切です。

ゆらゆらボウル型と凸凹型が組み合わされているタイプは、凸凹があるため食べにくくゆらゆら揺れる事で早食いを防止してくれます。

ゆらゆらボウル型は食器の底が不安定になっていて食べる度にゆらゆら揺れてしまいますが、起き上がりこぼし原理によって餌がこぼれる心配がなくゆっくり食事が楽しめます。

ボール型は早食いを防止してくれ食べこぼしも防いでくれますが、マズルの短い犬種には不向きです。

芝生型は不規則な向きと大きさの突起が特徴で、芝生の中の餌を探すように食事が楽しめてゆっくり食べてくれるようになります。食事でのリスクを減らしてはくれますが、性格によって途中で食べるのを諦めてしまう場合もあります。

犬は頭の良い所があり慣れてしまうと食べる速さがアップしてしまいますので、複数のタイプを試して効果のある食器を幾つか選び食事に変化を与えてあげると早食いが軽減されます。

犬の早食い防止用食器おすすめ人気ランキング10選

グリーンフィーダーGreen mini


食事が楽しめるユニークなデザイン!

いつものような早食いをしなくなり嘔吐、胃での膨張のリスクを減らしてくれ、ユニークなデザインですので毎回の食事を楽しんでくれるようになります。
小型犬用にしては大きすぎるサイズですので、犬種によっては食べづらく途中であきらめてしまう場合もあります。
お腹が空いているのに食べづらいのでは愛犬が可愛そうですので、マズルの長さや性格を考えて購入を検討してみてはいかがですか?

ペット早食い防止用食器


使いやすく手入れも簡単!

通常の食器に比べて約10倍程度の時間をかけて、食事をゆっくりしてくれるようになります。ゆっくり食事をする事で健康にも良く、ダイエット効果も期待できます。
食器の中にある突起物の間が広すぎて早食い防止効果はイマイチと言う声や、大型犬では食べている最中に動いてしまうなどの指摘もあります。
安全食品グレードの材料が使用されていて使いやすく洗いやすい点もありますので、愛犬の早食い防止に購入してみてはいかがでしょうか?

ペット早食い防止 食器


草のようなユニークなデザインが魅力!

直径26センチのサイズでフードを探しながら食べる食器ですので、愛犬の早食いによるトラブルを防いでくれます。
愛犬が楽しみながら食べてくれるのは嬉しい事ですが、洗う際に少々手間がかかってしまうデメリットがあります。
犬種によって中々食べられずにストレスが溜まってしまう事もありますが、ユニークなデザインの食器で愛犬がどんな表情を見せてくれるか試してみてはいかがでしょうか?

OPPO フードボールミニ


パーツが分解できて洗う時に便利!

フードボールはお皿が突起形状とゆらゆら揺れるボール形状で、食べこぼしが抑えられゆっくり食事が楽しめる食器です。
パーツが簡単に分解できますので、丸洗いする際に手間が省けます。
耳や毛の長い犬種でも食事の際に邪魔にならず、汚れる心配なく衛生的です。
犬種よって滑り止めや早食い防止が期待できない事もありますが、ボール形状の可愛い食器で愛犬に食べさせてみてはいかがでしょうか?

コノコゆっくり食べれる食器Sサイズ


機能性が高くシンプルなデザイン!

食器の側面と中央に突起が付いていて愛犬が健康的に食べれるよう設計され、早食いや呑み込み防止に効果を発揮してくれます。
凸凹が少なく深さがあまりない形状で犬種によって効果は異なりますが、マズルの短い犬はストレスを感じることなく食べてくれます。
滑りにくく愛犬が落ち着いて食事を楽しむ事ができ、持ちやすいサイズと洗いやすさでは飼い主の手間を省いてくれます。
シンプルな食器を探している方には、とてもおすすめな商品です。

ペット早食い防止 ペットボウル


ビックサイズで中型、大型犬におすすめ!

サイズが直径26㎝のペットボウルで、中型犬~大型犬におすすめです。
裏面に滑り止めが付いていて、食べている最中に食器が動くのを防いでくれ愛犬が食事に集中できます。
滑り止めが剥がれやすい点では注意が必要にはなりますが、重くなく持ちやすい所は飼い主にとって扱いやすい商品です。
凸凹が山型でなめらかにできていて、愛犬が毎日使う食器の汚れを簡単に落とせますので購入されてみてはいかがでしょうか?

ゆっくり食べる食器 デコボコが低いタイプ


5つの凸凹が早食い防止のポイント!

サイズが直径27㎝でマズルが低い犬種用に凸凹が低めに設計されていて、5つある凸凹が早食いを防止してくれます。
小型犬のラサ・アプソが使用した所、食事時間が約2.8倍になったという結果もあり効果が期待できます。
顔がすっぽり入ってしまう大きさのため、Mサイズは中型犬以上の犬におすすめです。
7㎝程の深さがある点や滑り止めがあまり効かない事もあり上手く食べれない犬も出てしまいますが、与える場所を考えてあげれば問題のない商品です。

ペット食器犬用


花のような凸凹が目を引きます!

大きめの小型犬~中型犬に適したサイズで、花のような凸凹が並んだ可愛らしい食器です。
適度な深さと凸凹が配置されていますので、早食い防止や消化不良の予防にも効果を十分発揮してくれます。
高さの違う凸凹が二重に並んでいるため犬種によって食べずらい点があり、滑り止めがあまり効かず簡単に取れてしまう可能性もあります。
ゴム製のマットなどを使用すれば滑りにくくなりますので、愛犬の特徴を考えて購入してみてはいかがでしょうか?

早食い防止で健康管理!ペットフードボウル Mサイズ


小型犬、中型犬、大型犬向きの3サイズがあり、様々な犬種の口元に合うようにデザインされています。
無理なく早食いが防止できるように工夫がされていて、調度よい凸凹加工で肉球の形の突起がとても可愛らしい商品です。
シリコン製の滑り止めが付いていますので、元気良く食べる愛犬にも安心です。
性格によって途中で食べるのを諦めてしまう場合もありますが、愛犬に可愛らしい食器で食事をさせてあげてはいかがでしょうか?

可愛らしい肉球の形の突起がポイント!

ペット用 早食い防止食器


早食い防止になり手頃な価格が魅力!

障害物を適度に配置していて早食い防止には効果的ですが、短頭種には不向きでマズルが極端に短い愛犬の場合は凸凹の高さが低いものが適しています。
犬種や性格によって上手に食べられるようになるまでには時間がかかる事もありますが、ストレスをあまり感じずに食べ続けてくれます。
フードを喉に詰まらせる心配がなくなり、滑り止めも効果もあって手頃な価格で購入できるおすすめな商品です。

関連タグ

この記事を読んだ人におすすめの記事