犬はこたつに入っても大丈夫?注意点と犬用こたつの厳選おすすめをご紹介
2021/12/13
目次
犬がこたつに入りたくなる理由
こたつに入るペットといえば猫を想像することも多いですが、実は犬もこたつに入ります。
そのため、冬になりこたつを出せば知らない間に犬が中に入っていることも少なくありません。
次に、犬がこたつにはいる理由を紹介するので参考にしてください。
暖かくて気持ち良いため
こたつは温かく人が好んで入るように、犬も同じく気持ちよさを求めているためこたつに入ります。
こたつは心地よい温かさでもあるのでエアコンで室内を温めるよりも気持ちよく感じやすいです。
犬の場合は被毛があるのでこたつに入る必要がないと考えてしまうこともありますが、同じ生き物であるため、冬は寒いと感じています。
特に、寒さに弱い犬種がいたり、個体差もあるので必ずしもこたつに犬が入るわけではありませんが、一度温かいことを知ればこたつに入る習慣がつきやすいです。
飼い主の近くにいたい
犬は飼い主や優しくしてくれる人の傍にいたい気持ちが強く、ケージを開放すればすぐに飼い主のもとに走ってくることも珍しくありません。
こたつでは飼い主も長時間入り続けていることが多いので犬も長時間飼い主の傍にいることができ、安心感や癒しを得ることができます。
同時にこたつの温かさも感じるため、犬にとってもこたつは最高の場所となり得ます。
飼い主もこたつの温かさと愛犬の温かさで体だけではなく、心も温かくなるのではないでしょうか。
安心できる匂いがするため
こたつを出せば飼い主も長い時間こたつのなかで過ごす時間が増えます。
長時間こたつにいることで、こたつには飼い主のにおいがしっかりついているので飼い主のにおいを求めてこたつに近づいてくる犬もいます。
犬にとって飼い主のにおいは安心できるだけではなく、リラックスする効果もあります。
こたつを消臭スプレーなどで定期的に消臭や除菌をする人もいますが、消臭した後にこたつに近づく頻度が減ってしまったのであれば温かさよりも飼い主のにおいにつられていた可能性が高いです。
老犬と子犬は寒がり
上記では犬の犬種や個体差によって寒さを感じる感覚が違うことを紹介しましたが、なかでも老犬や子犬は寒がりな可能性が高く、積極的にこたつに入ることが多いです。
老犬や子犬に寒がりが多い理由は体温調整がうまくできないからであり、成犬と比べてもこたつに入り暖をとることが多くなります。
そのため、老犬や子犬を飼っているのであれば室内の気温に注意しないと体調を崩してしまう可能性が出てきます。
エアコンで気温を調整することはもちろんですが、犬用の防寒対策グッズなどを活用することもおすすめします。
犬がこたつに入る注意点
犬は温かさや安心感を得るためにこたつに入ることがあり、それだけであれば特に問題視する必要がありません。
しかし、犬がこたつに入るのであれば注意しなければならないポイントがいくつかあります。
そのため、家にこたつを出し、犬が入るのであればどのようなことに注意しなければならないのか把握しておきましょう。
低温火傷にならないように時々電源を切る
人がこたつの熱源付近に長時間触れ続けることはあまりありませんが、犬は完全にこたつの中に入ってしまうので低温火傷を負ってしまう可能性があります。
低温火傷は低温な熱源に長時間触れ続けることで起きる火傷の一種であり、痛みなどもないので知らない犬も知らない間に低温火傷を負っていることも少なくありません。
こたつで低温火傷にならないようにするためには、定期的にこたつの電源を切ったり、隙間を空けてこたつ内の温度を調整するようにしましょう。
低温火傷は皮膚の深層から負傷していくので完治までに時間がかかってしまいます。
犬が電気コードを噛まないようにする
犬がこたつの電気コードを噛むと感電してしまうリスクがあります。
もちろん、断線してしまうとこたつ自体を使うこともできないのでこたつとしての役割を果たすこともできなくなってしまいます。
電気コードを噛まないようにするために専用のカバーなどを取り付けるようにしましょう。
犬によっては噛み癖がある場合もあるので、そのような場合は特に気を付けるようにしましょう。
こたつの電気コードは飼い主にも見えない部分が多いため、発見が遅れてしまうこともあります。
犬の肌の乾燥に注意する
犬の肌は乾燥しやすい特徴があるのでこたつに長時間入りすぎると乾燥している可能性が高いです。
人の場合は服を着用しているのでこたつの熱を直接浴びることがありませんが、犬の場合は被毛はあるもののその下は肌です。
また、犬の肌は人よりも薄いのでより乾燥しやすく、こたつを使用する時期は乾燥している冬であることも乾燥に気を付けないといけない理由です。
室内に加湿器を設置したり、肉球専用の保湿クリームも販売されているので活用しましょう。
脱水症に気をつける
こたつの中は快適な空間でもあるため、犬も眠ってしまうこともあります。
犬は全身をこたつの中に入れているため、寝ている間に脱水症状を起こしてしまうこともあるので、こたつの中で愛犬が寝ているのであれば時々様子をうかがうようにしましょう。
また、犬にはかわいそうではありますが、こたつで寝ているようであればこたつの電源を切ることでも脱水症状を未然に防ぐことができます。
こたつで寝ていなくても長時間中にいるのであれば水分補給をさせることも忘れないようにしましょう。
犬用こたつおすすめ3選
こたつは人用のほかに犬用に開発されているこたつがあります。
犬用に作られているのでサイズが小さいことはもちろんですが、さまざまな面において安全性が確保されているのでこたつの中によく入ってくるのであれば犬用のこたつを購入してみてはいかがでしょうか。
次に、おすすめの犬用こたつ3選を紹介します。
ドギーマン / 遠赤外線ペットの夢こたつ
人間用のこたつと構造が似ており、4本足で支えるようになっています。
サイズが小さいこともあり、小型犬の中でも子犬におすすめです。
猫は狭い空間に入ることでリラックスするので積極的に使用してくれる場合が多いですが、犬の場合は狭い空間が苦手な場合もあるのでケージなどに入ることを嫌がるのであれば入ってくれない可能性が出てきます。
ヒーターが直接触れることがなく、遠赤外線で温めるので安心感があります。
さらに布自体もフワフワに仕上げられているのでより気持ちよさを感じることも可能です。
ペットパラダイス / なりきりペッツ 犬・猫用 こたつ型ハウス
こたつのデザインに仕上げられているドームハウスです。
見た目が可愛らしい特徴があります。
ただし、あくまでも見た目がこたつに仕上げているだけであり、こたつとしての機能は備わっていません。
いくらか外気を遮断することができるので中に入れば温かさを感じることは可能です。
真冬など寒い時には中に湯たんぽやカイロなどを入れてもいいかもしれません。
裏面には電気コードを通す穴があるので電気カーペットなどを使用する際に活用できます。
ドギーマン / ワンちゃんの陽だまりこたつ
人間用のこたつに似ているデザインに仕上げられており、犬が出入りしやすい工夫がされています。
布にスリットが入れられていることで出入りする際に布が邪魔してしまうことがなく、犬自身が自発的に出入りすることも可能です。
高さがあるように仕上げられていることも入りやすい理由の一つです。
布のデザインは花柄であり、可愛らしさと古風さを感じさせてくれます。
こたつの土台になる部分には、アルミシートやウレタンフォームが採用されているので床からの冷たさを遮ることができます。
まとめ
犬がこたつに入っても問題はありませんが、長時間いるようであれば注意しなければなりません。
また、電気コードを噛むなどの行動をしてしまう可能性もあるので犬がこたつに入っているのであれば気を付けるようにしましょう。
犬用のこたつを使用すれば人用のこたつよりも安心感が得られるので購入を検討してみましょう。
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