【分析して判明!】子猫がついてくる4つの理由と心理について解説!

2021/02/24

目次

子猫がついてくる4つの理由と心理

はじめは飼い主に警戒していた子猫がついてきてくれるようになると、新しい生活に少しずつ馴染んできてくれているだとホットさせられます。

子猫が後ろから一生懸命追いかけてくる姿は何とも言えない可愛らしさがあり、つい微笑んでしまいその様子を少しでも長く見ていたい気持ちになります。

飼い主のそばから離れない様子は懐いてくれているだとわかり、子猫から頼りにされているのだと実感する瞬間でもあります。

子猫がついてくる4つの理由と心理を詳しく調べて見ました。

ご飯をくれると思っている

子猫にとって空腹はとてもつらく一度ご飯をくれた人を忘れずに覚えていて、飼い主の後ろをついて回ればご飯がもらえると思っている事が多いようです。

ご飯をもらえば後はついてこなくなってしまい「ご飯だけが目当てだったのか」と少々寂しい気持ちになってしまいますが、子猫にとってご飯をくれる飼い主がなくてはならない存在です。

ご飯のもらえる場所に飼い主が向かうと、反射的に後をついていく事もあります。

飼い主が餌がなくなっているのを気づかないでいる場合には、鳴いてお腹が空いている事を知らせたりスリスリして甘える行動をします。

外出から帰ってきた時にはきちんと出迎えてくれ、餌のある場所へ誘導するようなしぐさを見せる場合もあります。

不安や寂しさなどがある

人が新しい環境に慣れるまで時間がかかるように子猫にとっても同じで、新しい生活には不安がありひとりぼっちになった寂しさもあります。

子猫のうちは慣れない人や場所、今まで嗅いだ事のない匂いがすると余計に不安な気持ちになってしまいます。

先住猫がいる場合は中々環境にとけこむ事ができず、ストレスを感じて寂しさも増してしまいます。

母猫のように優しく接してくれる飼い主があらわれると、ひとりにしてほしくなくてひたすら後をついてくるようになります

子猫のそばを離れた時にずっと鳴いているような場合は、心細く不安や寂しさを感じているようです。

臆病な子猫程不安や寂しさがあり、十分なスキンシップをしてあげて安心させてあげる事が大切です。

飼い主を親だと思っている

猫はおよそ生後6ヶ月で成猫になり、自立をして親離れををするようになり単独で行動をする事が多くなります。

子猫にとって親離れをする時期は成長過程においてとても大切で、この時期を迎える前に人に飼われてしまうと自立心が薄れて親離れができなくなってしまう場合があります。

そのため飼い主を母猫のように思い後をついてくる光景が見られ、成長と共に後を追う事は少なくなっていきますが猫によって差があるようです。

親離れが中々できないと無理に後追いを止めさせてしまうとストレスを感じてしまう事もあり、子猫の様子を見ながら気長に見守る事が大切です。

飼い主にとって負担にならない程度なら、あまり気にせずに過ごしてあげた方が子猫も安心できるようです。

遊んで欲しい

子猫が高い声で甘えるように「ミャーオ」「ニャーン」と鳴きながら飼い主の後をついて回る場合は、何かを要求しているサインで一緒に遊んでほしいと思っているようです。

飼い主を追い続けて脚にスリスリしてくるような時には、お気に入りのおもちゃを見せて様子を見ながらつきあってあげるようにします。

関心を示さずに逃げるような行動をとった場合でも、遊んでほしいと思っている事もありますので後を追いかけて様子を見て判断するようにします。

子猫とのスキンシップは仲を深めるチャンスでもありますので、興味を示さなくなるまで付き合ってあげれば満足してくれます。

成猫になるとあまり遊ばなくなってしまう事もありますので、子猫のうちに充分楽しませてあげるようにします。

子猫がトイレについてくる理由や心理

飼い主がトイレに入ると、動かないでじっとしている事を猫は知っています。

忙しくあまりかまってもらえない猫は、トイレについていけば飼い主が自分に注目してくれると思っているようです。

トイレに座っている飼い主の膝の上は猫にとって最高の場所で、少しでも長く飼い主のそばにいられるようにトイレについていくようです。

トイレの匂いが猫にとっても馴染みがあるようで、飼い主と一緒にいる事で安心感もあるようです。

子猫が近くにいたがる理由は分離不安症?

子猫はある程度新しい生活慣れてくると、飼い主のそばを離れずに一緒にいる事が多くなっていきます。

住んでいる家が安心できる場所だとわかり、飼い主が子猫にとって頼りになる存在だと思えるようになります。

はじめのうちは不安や寂しさから飼い主のそばを離れられないのだとわかりますが、あまりにも単独行動をしたがらず問題行動を起こしてしまう場合は心配になってしまいます。

分離不安症にはどんな症状や原因があるのかを調べて対処法を紹介します。

分離不安症とは?

ペットとして飼いはじめた子猫が飼い主と離れてしまう事で、不安や苦痛を感じてパニックを起こしたり問題行動に走ってしまう状態を分離不安症といいます。

・飼い主に必要以上にまとわりつく
・いつもとは違った叫び声をあげ元気がなく食欲が落ちる
・ひとりになってしまうと不安や寂しさを感じてしまい、トイレ以外の場所で粗相をするようになる
・不安が大きくなるとうつ状態になってしまう事もあり、血圧が上がったり脈が速くなり体に負担をかけてしまう事も

子猫が分離不安症になる原因

子猫の時から飼い主と一緒に生活をする環境に慣れてしまうと、猫らしさの象徴である自立心が育たなくなってしまう事があります。

これが分離不安症になる原因で、留守番などで長い時間飼い主と離れてしまうと苦痛を感じてしまいます。

一匹飼いで兄弟猫と遊ぶ経験がなかったり、飼い主が過剰に可愛がってしまう場合にも起こります。

精神面で大きなストレスがかかってしまうと、体調面でも異常が出てしまう場合もあります。

子猫の分離不安症の対処法

分離不安症を治す場合は、今までより子猫との接触を控えるようにします。

飼い主と触れ合う事は大切ですが、ある程度の距離を持つようにし子猫の自立心を蘇らせてあげるようにします。

子猫にも性格があり甘えん坊で飼い主のそばを離れない事もありますので、問題がない程度の行動ならば長い目で見てあげる事も大切です。

わんぱくさが目について疲れてしまう場合もありますが、成長と共に問題行動も少なくなっていく子猫もいますのですぐ病気と判断せずに接してあげるようにします。

まとめ

子猫がついてくる理由にはそれぞれ意味があり、行動を見ながら判断してあげる事が大切です。

人間のように言葉が話せなくて少々もどかしく感じてしまう事もありますが、頼りにしてくれている子猫を理解してあげる努力も必要です。

子猫との信頼関係が生まれてくれば、一緒に生活を送る中でおたがいがなくてはならない存在へと変わっていきます。

分離不安症にならないように日々のケアにも心がけ、愛猫と一緒に楽しい時間を過ごせればいいですね!

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