犬用爪切りの選び方のポイントは?おすすめ人気ランキング10選を紹介

2020/05/05

目次

犬に爪切りは必要?不要?

飼い主さんの中には、ワンちゃんに爪切りは不要と思われている方もいらっしゃるかもしれません。結論から申し上げると爪切りは必須です。

犬の爪には、「滑り止め」「肉球の保護」「衝撃を和らげる」役割があります。爪が適度な長さでないと、爪の役割が果たされず、関節にも負担がかかることがあるので定期的な爪切りは欠かせません。

特に散歩の回数が少なかったり、歩く距離が短い犬は、爪が削れるタイミングが少ないので伸びた状態になりやすいです。家庭でも定期的にケアしましょう。

犬用爪切りで足元をケアしてあげましょう!

犬の爪は定期的にチェックをして、伸びていれば切ってあげることが大切です。

犬の肉球は、体を支える役割があります。爪が伸びすぎると、肉球が地面につかなくなり、足に負担がかかってしまいます。

また、フローリングで滑ってしまったり、カーペットに爪が巻き付いてしまったり、ケガの原因にもなりかねません。

また、爪を切りすぎてしまうと、血管まで切ってしまい出血してしまいます。

痛くて爪切りが嫌いになってしまうことも。正しい爪切りの方法を知り、しっかり足元のケアを指定あげることが犬の健康と安全につながります。

犬用爪切りの選び方のポイントは?

犬用爪切りの選び方は、爪を切る飼い主側からの視点と、爪を切られる犬側からの視点の両面から考える必要があります。

まず、爪を切る飼い主からの視点としては、爪切りが持ちやすく、切りやすいかどうかです。爪の中の血管を傷つけないよう安全で飼い主にとって扱いやすい形状である爪切りを選びましょう。

もう1点は、犬の爪の状態や、ストレスを与えないかどうかという点です。爪の大きさや厚みによって、あるいは、爪を切る音の大きさなど、爪切りのタイプによって適しているもが変わってきます。

①扱いやすい物を選ぶ

犬の爪切りを選ぶときに重要なのが、飼い主にとって扱いやすい爪切りであるかということです。

持ちやすく、切りやすいものを選びましょう。持ち手が太く握りにくいものであったり、小さすぎて力が入りすぎてしまうもの、重くて手が疲れるものは避けましょう。爪の中にある血管を傷つけないようにするために、爪を切る側が使いやすいということが大切です。

手にフィットして、うまく爪を切ることができれば、安全や犬の嫌がりにくさにもつながります。

②電動タイプ

電動タイプの爪切りは、研磨石が高速で回転し、少しずつヤスリのように爪を削ります。数ミリ単位で削ることができるので家の外で飼育されている犬や、散歩などですでに爪が削れている犬に対して、仕上げ用として使うのがよいでしょう。

また、音が静かなため爪を切るときにパチッという音やその感覚が苦手な犬には適していますが、削った粉が舞ったり、摩擦によってにおいが出てしまうことがデメリットです。

しかし、爪を切った後のひっかかりがないので、小さなお子様がいるご家庭や、アレルギーなので体を頻繁に掻いてしまう犬などにはこの電動タイプを使用されるのが安全でしょう。

③ハサミタイプ

ハサミタイプの爪切りは、柔らかく華奢な子犬や小型犬の爪を切るのに適しています。抱っこをしながら作業すると切りやすいです。

ハサミの大きさは、通常のハサミよりもかなり小さめのものが多いです。そのため、力は入りにくいので切れ味はあまりよくありません。

ハサミの指を通す穴が小さいことが多いので、男性が使用する場合、サイズに注意が必要です。

どの犬種でも生後半年までは、ハサミタイプで対応できるでしょう。しかし、犬種によって成長すると爪が徐々に太く固くなることがあるので、ハサミタイプは子犬まで使用できると思っていただくほうがよいかもしれません。

④ギロチンタイプ

犬の爪切りに慣れている場合や、すばやく作業を終えたい場合などはギロチンタイプの爪切りがよいでしょう。

このギロチンタイプは、プロのトリマーが業務で使用するタイプで、切れ味がよいので、スピーディに爪を切ることができます。

短時間で爪を切ることができるので犬のストレスも軽減されますが、簡単に切れてしまうので、犬の爪切りに慣れていない方にはあまりおすすめできません。

このように切れ味の良いギロチンタイプは、体格の大きい犬など、爪がしっかりしている犬種におすすめです。

⑤ニッパータイプ

爪切りに慣れていない犬・飼い主にはこのニッパータイプの爪切りがおすすめです。

このニッパータイプの形状が私たちが普段使っている爪切りと近いため、扱いやすいです。

そのため、爪を切る飼い主側の不安が少なく、、切れ味もそこそこなので切りすぎてしまうという危険が少ないといえます。

さまざまなサイズがあるので、自分の手に合う大きさかどうかをよくチェックしましょう。

また、爪切りは通常、数年は使用することができます。ニッパータイプはさまざまな種類があります。安全に長く使用することを考えて、あまり安価な物を選ばないようにしましょう。

犬用爪切りおすすめ人気ランキング10選

ペット用爪切り 2点セット 小型犬 中型犬 大型犬 猫通用


切る音が小さいため、音に敏感な犬に

 比較的大きなサイズのニッパータイプの爪切りです。ラバーグリップでフィット感が良く、刃の厚みも適度で切りやすいです。しかし、使用中に、勝手にロックがかかってしまい刃が開かなくなってしまうこともがあり、ストレスに感じることも。ストッパーが付いている側を下にして持つと問題ありませんが慣れるまではストレスを感じることもあるかもしれません。
刃の切れ味は決して悪くはないのですが、切りやすいといえるほどではありません。いきなり深く切りすぎてしまうというリスクは避けられるでしょう。
切る際の音は比較的静かです。切る際の圧力に本体が振動してしまうこともなく、パチンという音も控えめです。大きな音を嫌がる犬に適しているでしょう。

電動爪トリマー 犬猫 ペット用 爪ケア ネイルケア


軽量でスタイリッシュなデザイン

 電動タイプの爪切りです。サイズが小さめで、持ちやすく軽量タイプです。小型から中型犬向けになります。USB充電なので電池が入らずに簡単に充電できます。
電動研磨石と高級モーターを採用し、伝統的な爪切り刀より安全で、高効率です。しかし、ヤスリの部分が一部カバーで覆われてしまっているので、角度によってはとても見づらくなっていることが難点です。カバーを外すこともできますが、削るパワーが比較的強いため安全性が弱くなるのでおすすめできません。
音については、防音の技術付きのケースがあります。回転速度とパワーを高く維持をしながらも、回転中の騒音は低いです。しかし、モーター音に加えてビーッという本体が振動する音も聞こえるため、音に敏感な犬には向いていません。

電動爪切り 爪とぎ 電動爪ヤスリ ネイルヤスリ(犬用/猫用)


小ぶりでパワフル!爪切りに慣れている方におすすめ

 すべての品種の犬(小型犬、中型犬、大型犬)と猫に使用できます。ペットの体系によってポートを選択できます。
品質保証電動研磨石と、高級モーターを採用し、伝統的な爪切り刀より安全で、高効率です。
プラスチックのカバーが付いており、爪と粉が散ってしまうのを防止します。
60〜70デシベルの騒音しか発生しません。音と振動が小さいため、驚かせたり、怖がらせたり、緊張させないで爪先が丸くできます。
人間工学なデザインで掴みやすいです。持ち手の部分が少しくぼんだ形状なので掴んだときのフィット感は抜群です。爪を切る側にとって、長時間の利用も疲れにくいです。
パワーが比較的強いです。犬もしくは飼い主どちらか一方が爪切りに慣れていない場合は、取り扱いは難しいかもしれません。

廣田工具製作所 爪とぎ ペット用つめ切り ピコックタイプ


切れ味が良く、巻き爪に最適

 犬用爪切りのなかでも知名度が高い「斬」シリーズのピコックタイプ。小型犬・猫に適しています。巻き爪にも潰さずにキレイにきれます。しかし、刃は左側に付いているため、本体の中心の刃があるギロチンタイプよりも若干見づらいという点もあります。また、左利きの人には大変使いづらいのでおすすめできません。
カットにおいては、ビンッというバネの振動音がするものの、切れ味は大変良いです。巻いた爪にも引っかけやすい形状のため、巻き爪のお手入れにはもってこいの爪切りです。そしてドライバー1つで刃の切れ味調節が簡単・自由自在です。
指にかかる部分にカバーがない構造なので、指を挟む心配がありません。
重さや握ったときのフィット感もとても良いです。

猫爪切り 犬の爪切 うさぎ爪切り ペットのケア 小動物


シンプルで使いやすいハサミタイプ

 おすすめの爪切りのなかでは比較的安価な商品です。シンプルなハサミタイプで、切りすぎ防止のストッパーといった余分なものが付いておらずシンプルで、どんな飼い主にとっても扱いやすい商品です。
ハサミタイプのなかでは大きなサイズですので、他の同タイプの爪切りよりも軽い力でカットすることができます。子犬や爪の細い犬でしたら十分に切ることができます。爪を切るパチンという音はしますが、それほど大きくないので音の問題は特にないでしょう。
ただし、持ち手の穴が大きいので指が細く小さい方にはハサミが動いてしまうことがあるのでうまくコントロールできない可能性があります。その場合は、無理に使わないことをおすすめします。

電動爪ヤスリ


持ちやすい電動タイプ

 高速研削、小型ペット、中型/大型ペットの3パターン使用できます。ペットによって研削面が変わります。ペットのサイズや飼い主の使いやすさによって自由に対応できます。また、低速と高速の2つのスピードを選ぶことができます。6000回転/分は低速で、臆病なペットや小型ペットにおすすめです。6800回転/分は高速で、爪が硬く、中型・大型ペットにおすすめです。
モーターが安定しており、50デシベルを保ち、とても静かです。振動も小さく、ペットが怖がる心配がありません。
電動タイプの中ではもっとも小さく扱いやすいサイズで、持ちやすいようくぼみも付いています。しっかりと手になじみ、小型犬のような小さな爪でもうまく当てられる形状です。

プレシャンテ 電動ネイルヤスリ


削りすぎリスクは低く、初心者の方でも使いやすい

ダイヤモンドのコートのヤスリで少しずつ磨くので、爪切りが苦手なペットでも安心です。この爪切り1つで小さい爪、大きい爪の両方が使えます。
他の電動タイプの爪切りとは異なり、上面にカバーがないので、爪の状態を見ながら切ることができます。さらに、ヤスリは上部のアーチによって幅が広い面と狭い面と分けられており、爪の大きさによって使う面を選ぶことができます。
また、電動タイプは爪を削りすぎてしまうものが多いなかで、この爪切りは適度なパワーに調節されています。時間はかかるものの、出血の可能性が低く、初心者の方でも使いやすいです。
しかし、高い回転音が耳につくため、臆病な犬には音を怖がり適していない可能性があります。

ペット用 爪切り 爪ヤスリ セット


手に収まるサイズ。安定して爪を切ることができます

手から簡単に滑らないように、ニッパータイプで作られた握りやすいペット用爪切りです。ニッパータイプは、大きすぎたり重すぎたりするものが多いのですが、この爪切りはしっかり手に収まります。また、刃の厚さが少なく、死角を作るものもないため、犬を押さえたながら爪の状態を確認することができます。コントロールしやすい小さなサイズで、適度な幅の持ち手とラバーグリップで大変持ちやすいです。
流線形の刃になっているため、カット部分を見ることができます。ですので安全に切ることができ、爪も割れにくいです。また、クリップはゴム製で滑り止めになっているだけでなくうまく力を抑えられるので、安全に切ることができます。
ヤスリが付いているので、鋭くなった爪による擦り傷を防ぐことができます。
深爪防止のためのカバーが付いているので切りすぎてしまう心配もありません。

ペット用爪切り&ヤスリ


小ぶりで扱いやすいので初心者でも安心して使用できます

 全体的に小ぶりで扱いやすく、刃の厚みや爪を見づらくするようなパーツもありません。他の爪切りよりも刃が開くため、爪を挟みやすいです。
爪切りを掴んだときの手へのフィット感はとても良いです。持ち手がカーブしており、小指がかかる形になっているのでコントロールしやすく、切り幅や角度などが調整しやすいです。握りやすい形状で力が伝わりやすいので、切れ味はニッパータイプの中ではとても良いです。また、安全ストッパーが付いているので、初心者の方でも安心して使用できます。
切ったときの音については、小さめですが高音なので、音に臆病な犬は嫌がってしまう可能性もあります。
しかし、価格もお手頃なので、一度試してみる価値はあります。

斬 Zan ギロチンタイプ


持ちやすい電動タイプ

 とてもすっきりとしてデザインで、刃の周りに無駄な厚みや余計な部品がないため、爪切りと爪の間をしっかりみることができます。犬を押さえながら作業しても死角が生まれず、血管を切ってしまうことへの不安が軽減されます。
切れ味は群を抜いており、それほど力を入れなくても簡単に伸びた爪を切り落とすことができます。太い部分のカットも、先の細かなカットも、きれいに切れます。初心者が使用するには切れ味が良すぎるので、爪切りにある程度慣れてからこの爪切りを使用するのがよいでしょう。
ラバーグリップがないため、滑ってしまう恐れがありますが、バネの力がほどよく、握ったときのフィット感はとてもよいです。
慣れて上手に扱うことができれば、長く便利に使い続けられる爪切りです。

この記事を読んだ人におすすめの記事