ペットの死の意味と克服方法

2020/09/09

目次

ペットが死ぬ意味が分からない?ペットロスとは?

ペットロスとは比較的新しい言葉ですが、最近はペットを飼う方が増えてきたことでよく耳にするようになってきましね。

ペットロスとは、「ペットを亡くした」という飼い主の体験やそれによる悲しみのことを言います。

ですので、ペットロスは珍しいことではなく、ペットを飼っている方であれば誰でも経験するできごとなのです。

ペットロスになった際の心理状況は

・悲しみ
・混乱
・怒り
・罪悪感
・否認
・抑うつ

 
と言われており特に否認・怒り・罪悪感・抑うつの状況は克服が困難な感情と言われています。

精神的な病と身体は深く関係していることもあり、精神的な病を発症してしまったことで身体的な病気に発展してしまう可能性もあります。

ペットが死ぬ意味が分からない?ペットロスの克服方法

ペットロスになると、精神的な病や身体的な病になってしまう可能性が高くなります。

それらの症状を重症化させてしまう要因としてどんな予防・対処をすべきかということを、ペットの生前と死後の各段階に分けてご紹介していきます。

死後の克服方法

家族同然のペットが亡くなるという悲劇に遭遇し、悲しみや苦しみでどうしようもなく辛い時には以下の克服方法を試してみましょう。

・無理をせず悲しめるときに悲しむ
・悲しいときは感情のままに思い切り泣く
・信頼できる人やペットロスを経験した人に話をし共感してもらう
・新しいペットを飼い始める
・しっかり供養してあげる

 
など。

中でも一番重要なのが無理をせず悲しめるときに悲しむことと、悲しい時は感情のままに思い切り泣くことです。

そして、ある調査機関がアンケートをとった結果、ペットを亡くした人がその悲しみを癒すきっかけになったのは新しいペットを飼うということだったそうです。

悲しみを克服できる時間は個人差がありますので、無理をせずゆっくり前向きに進んでいきましょう。

生前の克服方法

現在ペットを飼っている人やこれからペットを飼う予定がある人は、日頃からペットの健康やケガに気をつけてあげるようにしましょう。

そうすることで
「気づいた時には余命数か月だった」
「不注意で事故にあってしまった」
というようなことが回避できるでしょう。

そのためには、定期的な健康診断や保険加入、犬種に合った適切な飼い方、飼育環境づくりをしてあげることが重要です。

そして、ペットロスが重症化してしまう方の傾向としてペットを溺愛しすぎているということがあります。

過度な溺愛はそのペットに対し依存するということになりますので、亡くした時に悲しみが深刻になってしまいます。

できるだけ過度な愛情は与えすぎないようにしましょう。

ペットの死をスピリチュアルな意味で捉える

可愛がっていたペットが亡くなってしまったとき、ふと
「幸せに暮らしているのかな」
「いつか再会できるといいな」
と考えることはありませんか?

・ペットは亡くなった後、どうしているのか?
・亡くなった後に再開できるの?
・ペットが亡くなった後の供養はどうすればいい?
・ペットが亡くなった後の飼い主の心構え
・ペットの死後に後悔があるときの対処法は?

 
などをスピリチュアルな意味で捉えていきましょう。

ペットとの再会

ペットが亡くなった後、どんな形でもいいから再会したいという声を沢山聞きます。
そのことについて解説していきましょう。

ペットとの再会パターンは3つあり

①死後の世界で再会する

飼い主さんが亡くなった時に、魂のふるさとに戻って、飼い主さんの魂が経験した情報を共有します。

その際、先に亡くなったペットの魂が経験した情報も共有することになり、飼い主さんとペットの情報が共有した時に再会したという認識になるのです。

②ペットが転生して生まれ変わる

ペットの魂が成長・経験をし、同じ飼い主さんと再度過ごすことが必要な場合には、もう一度同じ飼い主さんのペットとして生まれ変わることがあります。

ペットの魂は転生が早く、飼い主さんが生きている間に転生し、姿や形は変わっても再会できる可能性があるでしょう。
これは実際によくある話です。

③気配や鳴き声を感じる

ペットがいつも過ごしていた場所に気配を感じたり、鳴き声が聞こえたような気がする…

そんな時は、亡くなったペットが飼い主さんの近くにいる可能性が高いです。
姿は見えませんが、話しかけてあげると喜ぶはずですよ。

ペットに対する後悔

ペットが亡くなった際、最大限してあげていたとしても心残りや後悔の念は消えないのではないでしょうか。
そんな時は、亡くなったペットにしてあげたかったことを別の形で行うということです。

残念ながら亡くなったペットにはしてあげられませんが、他に飼っているペットにしてあげてもいいですし、他の人が飼っているペットにしてあげてもいいでしょう。

その際は
「〇〇ちゃんにもこんなことしてあげたかったんだよ!」
「こんなことして遊んであげたかったのにごめんね」
「叱ってばかりでごめんなさい」
はっきりそのペットに伝えるようにしてみてください。

亡くなったペットではなくても必ずその気持ちは伝わります。

ペットの死後の心構え

可愛がっていたペットが亡くなったら悲しいのは当然の感情です。

ですが、いつまでも悲しがっていたら亡くなったペットをこの世に引き留めてしまうことになってしまうのです。

飼い主さんが長期間悲しんでいる姿をペットは不安な気持ちで見ているということもあります。

そうなってしまわないために、ペットが亡くなって少し時間が経過し心が落ち着いたら、話かけたり、思い出してあげるということでペットを安心させてあげてください。

大切なのは「共に同じ時間を過ごせたことを感謝する」ということ。

亡くなった後も感謝と愛情を送り続けてあげることが大切ですよ!

飼い主さんが前向きな気持ちになってくれることで、ペットは安心して天国へ行くことができ、次の転生に向けての準備ができます。

ペットの供養

ペットの供養について、特別なことをしないといけないと思うことはありません。

ただ、写真をリビングに置いたり、ポジティブな話や近況を伝えてあげるだけでいいと思います。

きちんとした形で供養してあげたいと思う場合は、ペット霊園や納骨堂で供養してもらってもいいかと思いますし、今はペットも一緒に入れるお墓もあるようですよ!

大切なのはペットを思う気持ち、飼い主さんがしてあげたい気持ちですので、ペットと家族に合った供養の仕方で十分なのではないでしょうか。

ペットの死後はどうなっている?

可愛がっていたペットが亡くなった後、「今何をしているのかな?」とふと思い出すことはあるでしょう。

ペットの死後のパターンは大きく分けて3つあり

①死を理解しあの世の世界に戻る

飼い主さんが悲しんでいる姿を見て、あの世に中々戻れないペットも中にはいます。

亡くなった直後はペット自身が亡くなったことを理解できずにこの世に彷徨っていることが多いですが、時間が経ち、飼い主さんがたまに思い出してくれたり話かけてあげるということで、ペット自身が亡くなったことを理解し、安心してあの世に戻ることができるのです。

②死後も飼い主さんの近くにおり、飼い主さんや家族を見ている

このパターンは、ペット自身、亡くなったことを理解しているのですが、まだ飼い主さんや家族の近くにいたいと思っているときでしょう。

飼い主さんや家族が亡くなったことを悲しんでいる姿を見たり、亡くなっても飼い主さんを守りたいという強い思いがあるときはこのパターンが多いです。

③ペット自身が亡くなったことを理解していない

このパターンは、ペット自身が亡くなったことに気がついていないので、生きていたときのように生活して、飼い主さんに甘えたりしています。

まとめ

今回はペットの死の意味について解説してきました。

家族同然だったペットを亡くすのは当然悲しいことで、落ち込むのは仕方ないことです。

しかし、ペットの死後、ペットがどのように過ごしているのかどんな気持ちなのかがわかるだけで、少しでも救われるのではないでしょうか。

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