【分析して判明!】猫が甘噛みする理由とは?愛情表現と対処法について解説!
2021/04/19
目次
猫が甘噛みする理由
猫が甘噛みするにはさまざまな理由があります。
甘噛みする理由を知ることで猫がどのような気持ちなのかを知ることができ、ストレスを与えてしまうことを未然に防ぐこともできます。
そのため、飼い主は猫が甘噛みする理由について知っておいて損をすることはありません。
次に、猫が甘噛みしてくる理由について紹介します。
頻繁に甘噛みをしてくる場合は参考にしてください。
甘噛みをする頻度は個体別に違ったり、年齢によっても異なる傾向があります。
甘える&愛情表現
猫が甘噛みしてくる理由に、甘えたかったり、愛情表現の可能性があります。
特に子猫が甘噛みする理由に当てはまる場合が多く、母親に甘える際の愛情表現として甘噛みをします。
そのため、子猫が甘噛みしてくることは飼い主のことを信頼しており、母親と感じているのかもしれませんね。
飼い主がたくさんの愛情を注いでくれたお礼として甘噛みをしてくることもあり、飼い主にとっては喜ばしいことでもあります。
一緒に遊んだり、撫でたりすると甘えやすく甘噛みもしやすいです。
遊びたいから
甘噛みは遊びたい気持ちの表れでもあります。
遊びたい気持ちが旺盛になりやすい子猫が行いやすく、狩猟本能が甘噛みをする原因にもなっています。
そのため、さまざまな物に対してじゃれあう傾向があり、人の指で遊んでしまうと指を甘噛みされてしまいます。
子猫の場合はそこまで痛さもありませんが、成猫になると力も強く、怪我の原因にもなります。
猫と遊ぶ場合は子猫相手でもおもちゃを使用することをおすすめします。
おもちゃで遊ぶと高い確率でじゃれあいながら甘噛みをします。おもちゃを甘噛みする理由は狩猟本能が関係しています。
歯が痒いから
歯が痒いと甘噛みをして痒みを軽減させようとします。
生後2~3か月で歯が生えだし始め、歯茎がむず痒くなりやすいです。
痒みを抑えようとさまざまな物に甘噛みして歯固めをしようとします。
歯の生えている最中の甘噛みは順調に子猫が成長している証拠でもあるため、特に問題視する必要はありません。
しかし、飼い主の手や家具で歯固めされることは困りものであるため、おもちゃなどを与えて手ごろな物で甘噛みができるようにしてあげましょう。
かまってほしいから
甘えん坊な性格の猫がしやすいことであり、構ってほしい気持ちから甘噛みをする可能性があります。
一般的な甘噛みとは異なり、飼い主の注意を引こうとするため、痛みが伴う甘噛みをしてくることも多いです。
構ってほしい気持ちは普段から遊んであげられる時間が少ない場合に生まれやすい気持ちであり、たくさん猫とコミュニケーションをとることが大切です。
構ってほしい気持ちで甘噛みをして怒られてしまうとストレスが溜まったり、飼い主に不信感を抱かせてしまう原因になってしまいます。
発情期だから
発情期になると甘噛みをしてくる頻度が高まる場合が多いです。
発情期が原因の甘噛みは雄しかしないため、猫が発情期に入っても甘噛みをする頻度が多くなることはありません。
猫の雄は交尾をする際に雌の首を噛むネックグリップという行動を行い、それが甘噛みと似た行動です。
雄の本能であるため、躾などでやめさせることはできませんが、去勢手術を行うことで発情しなくなり、甘噛みもしなくなります。
去勢手術は精神が安定しやすくなるため、飼いやすくもなります。
やめてほしいから
甘噛みは愛情表現の一種と紹介しましたが、やめてほしいときにも甘噛みをしてきます。
愛情表現からくる甘噛みかやめてほしい気持ちからくる甘噛みかは慣れないと見極めることが難しいです。
やめてほしい時には瞳孔が開いたり、耳を伏せる傾向があります。
猫は気分屋である場合が多く、撫でられて気持ちいときに甘噛みをしてきますが、撫でてほしい気持ちではないときであればやめてほしいために甘噛みをしてきます。
また、不快な場所を撫でられる場合も甘噛みをします。
狩猟本能
猫は元々捕食動物であり、さまざまな獲物を狩りをして食べてしました。
そのため、現在の猫にも狩猟本能が残っており、興奮することで本能で行動してしまうこともあります。
遊んでいる最中に興奮してしまい、狩猟本能で甘噛みしてくる場合もあります。
甘えている甘噛みではなく、本気で獲物を捕らえようとして噛みついてくるため、痛く感じてしまったり、怪我をしてしまうリスクもあります。
狩猟本能は元々猫に宿っている習性であるため、やめさせることはできません。
猫の甘噛みをやめさせる対処法
猫の甘噛みはさまざまな対処方法を行うことでやめさせることができたり、甘噛みする回数を減らすことができます。
そのため、甘噛みしてくることに困ってしまっている際に実行することをおすすめします。
次に、猫の甘噛みをやめさせる方法をいくつか紹介します。
一つの方法ではうまく効果が得られない場合もあるため、さまざまな対処方法を行うようにしましょう。
甘噛みは時には飼い主が怪我をしてしまうこともあり、やめさせる必要がでることも少なくありません。
大きい声を発する
甘噛みは大きな声を出すことでやめさせることができたり、甘噛みの強さを弱くする働きが期待できます。
甘噛みは人に対してではなく、猫に対しても行うことであり、噛まれた猫が痛いと感じれは鳴いて痛いことを噛んだ猫に教えます。
甘噛みをした猫も鳴かれたことで甘噛みの強さが強いことを理解します。
そのため、飼い主が甘噛みで痛いと感じた際に大きな声を出すようにすれば猫の場合と同じように痛みを加減してくれることが期待できます。
知らんぷりをする
甘噛みをされた際に知らんぷりすることも効果的です。
上記では大きな声を発することが効果的と紹介しましたが、場合によっては逆に興奮させてしまう原因になる可能性があります。
興奮してしまうとより攻撃的になってしまい、甘噛みが強くなります。
そのため、あえて知らんぷりすることで甘噛みをしてもなんも変わらないことを教えることができ、興奮してしまうことも防ぐことができます。
万が一無視しても甘噛みをやめないのであれば距離を置いて猫が落ち着くまで待つようにしましょう。
遊ぶ時間を増やす
猫と遊ぶ時間を増やすことで狩猟本能を満たすことができ、狩猟本能からくる甘噛みをやめさせることができます。
また、構ってほしい気持ちや遊んでほしい気持ちからくる甘噛みもなくなるため、甘噛みの回数を圧倒的に減らすことができます。
猫と遊ぶことは猫とのコミュニケーションの一つであり、信頼関係を強めることができます。
しかし、甘噛みは愛情表現の一種でもあるため、愛情を伝えるための甘噛みの回数が増えてしまう可能性があります。
まとめ
猫の甘噛みはさまざまな理由から行っている行動です。
そのため、甘噛みを頻繁に行うことは何かしらの気持ちの表れであるため、どのような気持ちから甘噛みをしてくるのかを知るようにしましょう。
甘噛みの頻度が多いのであれば原因を解決したり、甘噛みをやめさせる対処方法を行うことをおすすめします。
子猫の甘噛みは力も弱く、可愛らしく思えますが、成猫となると力も強くなり、甘噛みでも痛さを感じてしまいます。
場合によっては怪我をしてしまうリスクもあるため、やめさせる必要があるのであればやめさせるようにしましょう。
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