【分析して判明!】犬が飼い主の足を舐める理由と注意点対処法を解説!
2021/04/16
目次
犬が飼い主の足をなめる理由
犬を飼っている人であれば一度は足を舐められた経験があるのではないでしょうか。
犬が飼い主の足を舐めるにはいくつかの理由があり、どのような気持ちで足を舐めているのかを知ることができます。
次に、犬が飼い主の足を舐める理由について詳しく紹介します。
なぜ、足をよく舐めるのか知りたい人は参考にしてください。
足を舐める理由の多くが飼い主のことを信頼している意味が込められているため、舐められることは飼い主にとって良いことです。
飼い主を愛してる
犬が足を舐める理由に飼い主のことを愛している意味合いがあります。
犬は愛情を感じる場合や信頼を得ている相手に対して足を舐める行動を行います。
犬のコミュニケーションの一つであり、言語を介さないコミュニケーションでもあります。
そのため、犬が足を舐めてくれることはそれだけ飼い主自身も犬に対して愛情を注いでいることになります。
犬も飼い主からの愛情を感じることで足を舐める行動をしやすいです。
舐める行動にはリラックス効果も期待でき、不安を感じるときに犬自身の足を舐めることもあります。
飼い主の気を引きたい
飼い主の気を引きたいために足を舐めることもあります。
初めて犬に足を舐められると驚いてしまう場合が多いのではないでしょうか。
犬は飼い主が驚くことを覚え、足を舐めれば普段とは違う反応をしてくれると考え、飼い主の気を引きたいときに積極的に足を舐めるようになります。
そのため、足を舐めた後に構ってほしいような態度をしているのであれば一緒に遊んであげるなどしてあげましょう。
構ってほしいときにかまってあげないと次第に犬の気持ちが離れて行ってしまいます。
飼い主の情報を知るため
犬は飼い主の情報を得るために足を舐める場合があります。
特に、犬を飼い始めてある程度経過した際に行う行動であり、長年付き添っている愛犬であればすでに飼い主の情報を得ているため、情報を得るために足鵜を舐めることはありません。
足を舐めることでどうして飼い主の情報を得られるのわからない人も多いのではないでしょうか。
人の足には皮脂腺や汗腺あり、さまざまな分泌物が出やすくなっており、舐めることで味やにおいを把握することができ、匂いで飼い主であることを識別することも可能になります。
尊敬の意を表してる
飼い主に尊敬の意を表する場合も足を舐めます。
足を舐めることは服従していることを飼い主に知らせることであり、飼い主の方が犬よりも高位に位置していることでもあります。
飼い主の中には犬とは対等にありたいと考えている人もいますが、ある程度高位に立っている方がより良い関係が築きやすいです。
尊敬されないと最悪の場合飼い主のことを下に見てしまうこともあり、飼い主のいうことを聞かなくなってしまい、ワガママな性格になりやすいです。
塩分を補給してる
犬は塩分を補給するために足の裏を舐めている可能性もあります。
足の裏は最も多くの分泌物を排出する部分であり、汗も多く分泌されています。
汗には塩分が含まれているため、舐めることで塩分を補給することができます。
塩分は過剰摂取してしまうとさまざまな病気を誘発させてしまう原因になりますが、適量は必要とされるため、フードで塩分が不足すると足の上から塩分を摂取しているのではないかと考えられています。
しかし、実際は塩分補給のために足を舐めているのか確証はありません。
グルーミングをしてる
足を舐める理由にグルーミングをしてくれている可能性もあります。
ただし、グルーミングは毛を舐める行動であるため、足にある程度の毛がある必要があります。
特に、男性の方が足に毛が生えている可能性が高いため、男性だけの足を舐め、毛のある部分を重点的に舐めているのであればグルーミングしている可能性が高いです。
グルーミングは毛を綺麗にするだけではなく、絆を深めるための行動でもあります。
グルーミングを強制的に中断させてしまうと絆が崩れてしまう原因にもなるため、舐め終わるまで待つようにしましょう。
犬が飼い主の足を舐める時の注意点
犬が飼い主の足を舐める場合は注意しなければならないポイントがいくつかあります。
上記では犬が足を舐める理由について紹介しており、どれも飼い主にとってデメリットになる理由がないため、舐めさせる場合も多いです。
しかし、注意点を把握せずに舐めさせ続けてしまうと場合によっては犬や飼い主自身に災難が降りかかってしまうこともあります。
次に、犬が飼い主の足を舐める際の注意点を紹介します。
よく愛犬が足を舐めてくるのであれば把握しておきましょう。
傷口を舐めさせない
犬に傷口を舐めさせないようにしましょう。
特に、普段から舐めてくる部分に傷があるのであればより注意しなければなりません。
犬の口の中には75%パスツレラ菌が潜んでおり、傷口を舐めることで傷口から菌が侵入し、炎症や激痛の症状が現れます。
場合によっては骨髄炎や敗血症になるリスクがあり、最悪死に至ってしまうこともあります。
傷口の大きさは関係なく、大きくても小さくても犬に舐められてしまうと高い確率で菌が侵入してしまいます。
足はいつも清潔に
足は一日中使用されている体の部分であり、決して清潔な場所とは言えません。
特に、靴下と靴を履いている時間が長いのであれば蒸れてしまう可能性があり、それだけ雑菌が繁殖してしまっています。
多くの雑菌が付いている足を犬が舐めてしまうと雑菌を体内に入れてしまうため、体調を崩してしまうリスクがあります。
そのため、人の足を舐める癖があるのであれば帰宅後に足を清潔にするなどの工夫をしてあげましょう。
足の匂いを軽減させることで足を舐めなくなる可能性もあります。
犬の舐め癖をやめさせる方法
一度足を舐める癖がついてしまうとやめさせることが困難になってしまいやすいです。
そのため、舐める癖がつかないようにすることが大切であり、舐め癖が付く前に躾けることで癖になる前にやめさせることができます。
次に、犬の舐め癖がついてしまった際の対処方法を紹介します。
舐め癖がついてしまい、困っていると感じている飼い主さんは参考にしてください。
上記でも紹介したように足を舐める行動には危険な面も備わっているため、やめさせることのメリットは大きいです。
たくさん遊んであげる
舐め癖を治す場合はたくさん遊んであげることで解消される可能性があります。
犬は飼い主に構ってほしい気持ちから足を舐める場合もあるため、しっかり遊んであげて遊びたい欲求を発散させることで足を舐めなくなります。
長い時間留守にする場合に帰宅後舐める回数が多くなるのであれば構ってほしい可能性が高いです。
仕事などの関係上家を空ける必要がある場合が多いですが、帰宅後や休日にはしっかり遊んであげるようにしましょう。
特に、甘えん坊な性格の犬に対して効果的です。
犬から顔をそらして無視
犬から顔を反らして無視することも効果的です。
足を舐めることで飼い主が反応してしまうと犬は足を舐めれば構ってくれると錯覚してしまいます。
そのため、足を舐めても無視することで構ってくれないことを認識させる必要があり、舐めてはいけないことを同時に認識させることもできます。
しかし、単に無視をするだけでは信頼関係が崩れてしまうリスクもあるため、無視して犬が落ち着いたらしっかり褒めてあげたり、遊んであげるようにしましょう。
落ち着きのある声で止めさせる
落ち着きのある声で止めさせることも効果的であり、「待て」や「おすわり」など支持を聞くように躾けることが大切です。
足を舐める際に声で止めさせることでやってはいけないことだと認識させることができます。
また、声で止めさせるだけではなく、手振りで行ってはいけないことを教えるようにしましょう。
言葉で指示した後はおやつなどを与えて褒めるようにすれば躾がしやすくなります。
普段から躾ができているほど手間なく足を舐めることを防ぎます。
大声で注意するのは絶対NG
上記では落ち着いた声で躾けることが効果的と紹介しましたが、なかには強い言葉で躾けたほうが効果が上がると考えてしまいやすいです。
しかし、大きな声で怒ると犬は驚いてしまい、躾の効果は薄まります。
また、高い声で怒ることも効果が薄く、逆に応援されていると勘違いしてしまうリスクがあります。
そのため、大声で注意することはNGであり、犬を躾ける際に最もやってはいけないことでもあります。
大声で怒ることを頻繁に行ってしまうと懐きにくくなるデメリットもあります。
まとめ
犬が人の足を舐めることにはさまざまな理由があり、犬の気持ちを代弁している行動の場合もあります。
足を舐めることは衛生面で好ましくはなく、できるならやめさせることをおすすめします。
足を舐めることをやめさせたいのであればさまざまな方法を行うことで次第に舐めなくなります。
躾をすることで舐め癖を改善することも期待できますが、怒ったり、支持するだけでは躾の効果も薄いため、足を舐めることをやめればしっかり褒めてあげるようにしましょう。
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