飼い猫は亡くなったらなにを考える?

2020/09/29

目次

飼い猫が死ぬのが怖い?猫は死んだ後何を考える?

飼い猫がある日突然死んでしまったらどうしますか?
悲しさと絶望感でいっぱいになってしまいますか?

できれば経験したくはないでしょう。

飼い猫が死ぬのが怖い!!
そう思うかもしれません。

でも飼い猫も生きている以上、いつか死を迎えます。
飼い猫が死ぬのが怖いという感情は人間だけが持つ独自の考え方です。

一方、猫は「自分が死んだらどうしよう」とは考えずに、逆に幸せを考えます

雨風にさらされず、飢えも知らずに、安心して暮らせる場所、つまり飼い主さんの家で過ごせたことがなによりも幸せで、「こちらは何も後悔していないよ」と言っているのかもしれません。

たとえ命の長さは短かったとしても、生きている一瞬、一瞬が幸せであったのかが大切なのです。

飼い猫が死亡した後の不思議な話

2015年、ペットの死を受け入れられない飼い主がYahoo知恵袋に「亡くなったはずの猫がご飯を食べに来ます」という投稿がされました。

投稿に対して「猫の死を受け入れきれていないように思えて心配」と回答をし「アンサーが優しすぎる」と注目を集め、ネット上で話題になっています。

死亡した猫がご飯を食べにくる

相談者さんの飼い猫は、交通事故でこの世を去りました。

飼い主さんは、猫が亡くなった悲しさから、出入り口として使っていたお風呂の窓を開け、キャットフードなどを置くようになります。

そうするうちに幾度かボウルの中身が空になっていたそうです。

野良猫の仕業かとも思ったが、そうでもなく猫が死んだことに気づかずに普段通りに生活をしているのでは?と思ったそうです。

飼い猫はいないと思って生活し、自然と「あなたは死んでしまったのよ」と理解させるべきなのか、しかしそれでは猫を一人ぼっちにさせてしまうのではないか、どうやって飼い猫に亡くなった事を伝えればよいのかと相談しています。

優しい回答者さん

相談に対して「猫の死を受け入れきれていないように思えて心配」と述べた上で、「あなたがいなくてもちゃんとやれている」という姿を見せれば亡くなった猫も安心するのではないかと思うと述べています。

悲しいときは悲しんでもよい、ひとしきり悲しんだら亡くなった猫のためにもけじめをつけてあげて下さい
と相談者を諭しました。

この回答にはベストアンサーが送られました。

ベストアンサーを与えられた回答者さんの発言は、とても温かい内容で、質問者さんを否定することなく、亡くなった猫の死と上手く折り合いをつけられるように考えられた回答でした。

まとめ

長年一緒に暮らしてきた猫の死はとても悲しいものです。

たとえその命が短かったとしても、人間も猫も生きている間、一緒に過ごした時間がなによりも大切なのです。

「もっと生きてほしかった」「もっと一緒に過ごしたかった」そう思うかもしれません。

でも生きている間、一緒に暮らしていた間が幸せだったらそれでよいのです

亡くなった後、ちゃんと飼い主が幸せに暮らしていればそれはそれで亡くなったペット達もあの世に旅立ちができるんじゃないかと思います。

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