【初心者におすすめ!】大人しい性格の猫は?飼いやすい猫8種をご紹介

2021/12/17

目次

おとなしい猫の種類8選

猫を飼う際に性格のことを知っていればより飼いやすい猫を選ぶことができます。

基本的におとなしい猫のほうが飼いやすく、愛着もわきやすいです。

次に、おとなしい猫の種類を8種紹介します。

初めて猫を飼おうと考えている人やおとなしい猫を飼いたい人は参考にしてください。

ペルシャ

ペルシャ猫といえば猫の王様ともいわれている猫であり、見た目の優雅さはさまざまな種類の中でも群を抜いて高いです。

子猫の時は遊び盛りでもあるため、激しく動く場合もありますが、大人になるとゆったりすることを好むようになり、おとなしい性格になります。

また、鳴き声も控えめなので近隣住民から苦情が来ることもありません。

しかし、静かな空間を好む特徴があるので近隣が騒がしい場所や家族が多い家では飼うことは不向きと言えます。

そのほかにも毛並みが綺麗な種類ではありますが、フードなどで毛並みが良くなるものを与えないと毛並みも悪くなるので注意が必要です。

ラグドール

ラグドールは英語でぬいぐるみという意味であり、その名前の通り抱っこしても暴れることがなく、ぬいぐるみのようにおとなしいです。

また、ぬいぐるみのように可愛らしい見た目であることも人気に理由の一つでもあります。

初めて会う人や猫に対しても警戒することがないので飼い始める際に懐いてくれないことで苦戦することも比較的少ないです。

ただし、運動量が少ないので肥満体質になりやすいです。

そのため、積極的に遊ぶことを促したり、キャットタワーを用意することをおすすめします。

スコティッシュフォールド

猫の多くはクールな性格の場合が多いですが、スコティッシュフォールドは甘えん坊です。

そのため、人にも懐きやすく、家族と一緒にいることを好むので猫と触れ合いたい人にもおすすめできます。

ほかの猫を飼っているのであればその甘えん坊な性格に驚いてしまうことも珍しくありません。

スコティッシュフォールドの特徴でもある耳が折れていることは可愛らしいですが、実は軟骨が変形している病気です。

耳の軟骨だけではなく、各関節の軟骨にも異常が起きる可能性もあるので定期検診を受けることをおすすめします。

ロシアンブルー

ロシアンブルーはクールでシュッとした見た目でカッコよさを感じることができる種類ですが、遊ぶことが大好きな特徴もあります。

そのため、コミュニケーションを取る意味でも一日一回はおもちゃなどで一緒に遊んであげるようにしましょう。

ボイスレスキャットともいわれるほど鳴き声が静かであり、鳴き声を気にしてしまう人におすすめです。

初めて会った人には警戒心を抱きやすいですが、認めた相手であれば犬のように従順さが芽生えてきます。

ヒマラヤン

ヒマラヤンはペルシャのように毛並みが綺麗であり、優雅さを感じることもできます。

毛量が多いことも特徴の一つであり、抜け毛対策が必要であったり、夏のエアコン管理を徹底する必要もあります。

毛が多いので夏場は弱ってしまうリスクがあるので飼い主が出かけている際でもエアコンを常時付けておくことが必須となります。

性格は甘えん坊であり、おとなしいです。

甘えん坊であれば可愛らしいと感じることもありますが、人によってはあまりベタベタ甘えてくることは面倒に感じてしまうこともあります。

しかし、ヒマラヤンはそこまで甘えてくることは少なく、静かにそばにいる場合が多いです。

エキゾチックショートヘア

子猫の時は遊び体盛りでもあるため、活発に行動をしますが、成猫になればおとなしくなる特徴があります。

そのため、将来おとなしくなることを考えると飼いやすい種類と言えます。

ブサ可愛い表情なため、人気も高いです。

普段からゆっくりすることを好むので安心して寝ることができたり、くつろげる空間を用意してあげましょう。

一見肥満体質のように見えてしまう外見ですが、意外と筋肉質であることも多いです。

毛色がさまざまな種類がある特徴もあります。

サイベリアン

現在ではペットとして人気がありますが、元々は極寒の地域でもあるシベリアに生息している猫です。

そのため、寒さに強い特徴があり、被毛が長いことで寒さをしのいでいます。

寒い地域で飼育するのであれば問題ありませんが、逆に暑い地域ではへばってしまう可能性が高いです。

一般的に子猫の時は活動が活発であり、大人になるにつれておとなしさが出る場合が多いですが、サイベリアンの場合は大人になっても活発に動きます。

室内で飼うのであればキャットタワーなどを用意して動けるようにしましょう。

メインクーン

性格は穏やかであり、友好的な場合が多いので初めて猫を飼う際でも懐いかれやすいです。

また、飼い主のいうことを聞いてくれる場合も多く、一般的な猫とは違い、犬に近い従順さがあります。

毛が長い種類でもあるため、抜け毛が多くなったり、絡まってしまうこともあり、注意が必要です。

基本的にはフレンドリーな性格をしていますが、昔はネズミを捕獲するために飼われていた経歴があるので意外と狩猟本能が高いです。

すべてが対象になるわけではありませんが、昔の狩猟本能の名残から好戦的になる一面もあります。

おとなしい猫の見分け方

上記ではおとなしい性格の猫を紹介しましたが、猫の種類以外でも見分けることができます。

そのため、一般的には活発な行動をする種類でもその中からおとなしい猫を見つけることもできます。

次に、おとなしい猫の見分け方を紹介します。

見分け方①:長毛種

猫は毛が短い短毛種と毛が長い長毛種に分けることができます。

短毛種は野生の猫である場合が多く、おとなしい性格ではないことも多くなってしまいます。

一方、長毛種は人の手が加えられて生まれた種類の猫である場合も多いので野生の血が薄くなり、野生の猫のように好戦的ではない可能性が高いと考えられています。

そのため、おとなしい猫を飼いたいのであれば長い毛の猫から選ぶようにしましょう。

その代わりに長毛種は抜け毛で飼い主は悩まされることが多いです。

見分け方②:大型種

犬にも小型犬や大型犬があるように猫にも小型と大型に分けることができます。

イメージでは小型の猫のほうがおとなしいですが、実際は大型の猫のほうがおとなしい場合が多いです。

子猫の時はどうしても遊びたい気持ちや好奇心が旺盛であるため、活発に動いてしまいますが、大型の猫の場合は大人になれば走り回るようなことはほとんどなくなります。

大型の猫は大人になると飼うことが難しいと考えてしまいがちですが、犬の場合と比べても圧倒的に飼いやすく、体重も重くても10㎏前後です。

また、体が大きくなっても鳴き声も大きくなるわけではないので鳴き声で悩まされることも少ないです。

見分け方③:性別がメス

猫に限らず言えることですが、メスのほうがおとなしい場合が多いといわれています。

猫の場合はメスであればツンデレな部分もありますが、基本的にはクールです。

一方、オスの場合は好奇心旺盛でやんちゃな部分もあります。

また、オスは発情期になると飼い主を困らせてしまう行動をとってしまいやすいです。

さまざまな観点から分析するとオスにはオスの良いところ、メスにはメスに良いとことがそれぞれありますが、

おとなしいことだけに条件を限定するのであれば断然メスがおすすめです。

見分け方④:抱っこを嫌がらない

とりあえず猫を抱っこしてみることでもおとなしいのかそうではないのかを判断することができます。

例えば抱っこした際に暴れたり、逃げ出さないのであればおとなしい性格である可能性が高いです。

一方、抱っこした際に逃げ出したり、暴れるのであればやんちゃな性格であるか落ち着きがない猫である場合が多いです。

ペットショップや譲渡会でも購入する前に触れ合う機会は必ずあるので抱っこしてみるようにしましょう。

また、複数の猫と遊んでいる猫よりも一人でおもちゃなどで遊んでいる猫のほうがおとなしい場合が多くなっています。

大人しい猫のかわいい魅力

おとなしい猫を選んで飼うようにするとさまざまなメリットを得ることができます。

次に、おとなしい猫の可愛い魅力について詳しく紹介します。

なぜ、おとなしい猫が良いのかを知りたい人は参考にしてください。

猫を飼おうと考えている人も知っておいて損をすることはありません。

手入れやしつけがしやすい

猫を飼うのであれば他のペットと同じように手入れをいたり、しつけをする必要もあります。

手入れをおろそかにしてしまうと見栄えが悪くなるだけではなく、ケガや病気の原因にもなってしまいます。

猫に必要な手入れといえば爪切りや爪とぎです。

猫専用のアイテムが販売されているので購入すれば手入れすることができますが、やんちゃな猫よりもおとなしい猫のほうが暴れないので手入れがしやすいです。

また、トイレなどのしつけを覚えさせる際にもおとなしいほうがしつけやすく、覚えてくれやすいです。

ゆっくりと触れられる

おとなしい猫であればゆっくり触れることができます。

なので猫を撫でたいと思っている人や一緒にゴロゴロしたいと考えている人であれば理想が叶いやすいです。

猫を撫でてやると気持ちよさそうにすることも多く、その表情を見ることで飼い主も癒されることが多いのでより猫を可愛がることができやすいです。

活発な猫もよい点が多くありますが、ゆっくり撫でられてくれることがないのでゆっくり猫を撫でたいと考えている人では思うようにできない場合が多くなってしまいます。

しかし、いくらおとなしい猫でも信頼関係ができていないと撫でさせてくれないのでおとなしい性格で人懐っこい性格であれば早い段階で撫でることが可能になります。

まとめ

猫にもさまざまな性格があり、おとなしい性格の猫もいれば活発な猫もいます。

個体差はありますが、猫の種類によって性格も変わってくるのでおとなしい猫を飼いたいのであれば種類に注目するようにしましょう。

また、おとなしい猫の見分け方を把握しておくことでより高い確率でおとなしい猫と出会うことができます。

理想のおとなしい猫を見つけて一緒にゆっくりとした時間の経過を楽しんでみてはいかがでしょうか。

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