【犬にもやしは大丈夫?】栄養効果・食べさせ方・注意点を解説

2020/11/28

目次

犬はもやしを食べてもOK

犬にもやしを食べせるのは大丈夫です!
もやしは低価格で、飼い主にとっても魅力的な野菜と言えます。

ですが、少し注意したいのが「生では食べさせない方がいい」ということ。

人間でも、もやしを生で食べることはありませんよね?
海外では生でもやしを食べる地域もあるようですが、それは生で食べることを前提に育てられているからであり、日本ではおすすめされていません。

ワンちゃんに食べさせるときは、安全性や消化のしやすさなどを考えて、軽く茹でて食べさせるようにして下さいね!

犬がもやしを食べるメリットや栄養効果

ご飯を食べる犬
犬にとってももやしを食べることにはいくつかのメリットがあります。
ここからは、もやしが犬にもたらす栄養素やメリットを見ていきましょう!

食物繊維のおかげで快便・快腸に!

まず最初のメリットは「快便・快腸」です。
もやしには、豊富な食物繊維が含まれています。
食物繊維には、腸内環境を改善してくれ、便の量を増やしたり、便通をスムーズにしてくれるという働きが!
もし愛犬が便秘気味なのであれば、ぜひ食べさせてあげて下さいね!

いっぱい食べても低カロリー

次のメリットは「低カロリー」ということ。
もやしは、実に約95%が水分であると言われています!
そのため、キャベツと同様にダイエット中のワンちゃんのご飯のかさましとして使用することができます。
たくさん食べても太らない!これがもやしなのです。

アミノ酸が豊富

次に紹介するのは「アミノ酸」が入っているということ。
先ほど紹介したように、もやしの約95%は水分と言われています。
そのため、多くの栄養効果は期待できませんが、アミノ酸が入っているため疲労回復や老化防止に効果的という側面もあります。

犬がもやしを食べる際の与え方や適量


ここからは、犬にもやしを食べさせるときの正しい与え方や適量を見ていきましょう。
基本的には、もやしは与えても大丈夫な野菜ではありますが、正しい知識を持って、ワンちゃんの健康を気遣ってあげましょうね!

アレルギーに注意して少量から与える

もやしに限らず、犬の中には特定の食材でアレルギー反応を起こしてしまう子もいます。
これは、もやしも例外ではなく、無難そうに思えても、ワンちゃんによってはアレルギー反応が起きる可能性が!
初めてもやしを食べさせる時には「まずは少量」「万が一に備えいつでも病院に行ける時に」この2つを守りましょう。

適量はどのくらい?

次に注意したいのは「適量」です。
1日にワンちゃんにもやしを与えられる量は「1日の食事量の2割以下」とされています。
これは、おやつやご飯のトッピングとしてのもやしを使用したときの全量です。
具体的には、下記のような量が適量とされています。

茹でたもやしを1日に与えれる目安量
・超小型犬(2kg程度)…333g(1袋)
・小型犬(3~5kg程度)…425~623g(1.5~2袋)
・中型犬(6~15kg程度)…715~1423g(2~4袋)
・大型犬(20~30kg程度)…1765~2393g(5~7袋)

ご飯のトッピングとしてもやしを使用した場合は、ご飯の量もその分、減らすなどはしなくてはいけません。
上の目安量も参考にしながら、適切な量を食べさせてあげて下さいね!

犬がもやしを食べる際の注意点


最後に、ワンちゃんにもやしを食べさせるときの注意点を解説します。
低価格でヘルシーだからと、どんどん食べさせるのではなく、飼い主さんがしっかり注意点を守って与えて下さいね!

もやしは腐りやすい

もやしは他の野菜よりも新鮮さが重視されます。
腐るのも早く、万が一腐ったもやしをワンちゃんに与えてしまった場合、ワンちゃんはお腹を壊すハメに。
もやしを犬に与える時には、出来るだけ新鮮なものを使うようにしましょう!

もやしでお腹がいっぱいになる

先ほど紹介したように、もやしはご飯のかさましに使えるほどお腹を満たしてくれる野菜。
「低カロリーだから、ダイエットのために」と食べさせることもありますが、その一方で、エネルギーの源であるフードの方を食べなくなってしまう可能性もあります。
愛犬の様子を見ながら、フードと両立させることができるだけの適量を食べさせるようにしましょう!

まとめ

この記事では、犬はもやしを食べても大丈夫なのか?をテーマに、もやしの栄養素や与える時の注意点について解説しました。
ヘルシーで低価格と、ワンちゃんにとっても飼い主にとっても魅力的な野菜ですが、注意点もあります。
ぜひ、この記事を参考にしながらワンちゃんに食べさせてあげて下さいね!

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