プードルには沢山種類があるの?プードル犬の種類や値段を詳しく紹介!

2020/05/25

目次

プードルとは?

クルクルの巻き毛につぶらな瞳、まるでぬいぐるみのような容姿のトイプードルは、沢山種類があり最近では、小さいティーカッププードルやタイニープードルにも人気が集まってきています。

そんなトイプードルについて今回は詳しくご紹介していきたいと思っています。

まずはプードルの歴史から解説していきましょう。

プードルの歴史

実はプードルは小型犬ではなく大型犬だった!!という事を知っていましたでしょうか?

プードルの歴史は古く、東西ヨーロッパやロシアに分布していた犬が元になったと言われており、その頃のプードルは大型犬に分類されていました。

犬種として固定化されたのは、ドイツからフランスに持ち込まれてからのようです。

泳ぎが得意なプードルはドイツ語で「水辺でバシャバシャ泳ぐ」という意味の「プデル」から付けられたと言われており、鴨猟の回収犬として重宝されたと言われています。

プードルの特徴

プードルは非常に賢く、社交的な性格・飼い主に従順な性格が特徴で、他の動物とも友好関係を築きやすいと言われています。

水に強く泳ぎが得意な事から、水遊びをしたり、オモチャを取ってくる遊びを好む子が多いです。

見た目の特徴ですが、シングルコートの巻き毛は抜けにくく、体臭もほとんどない事でしょう。

そのため、アレルギー体質の人でも心配が少なく、家庭で飼いやすい犬種として人気を集めています。

ただし、毛が絡まりやすく毛玉ができやすいので、定期的なトリミングが必要となってきます。

プードルの寿命

トイプードルの平均寿命はこれまで12~14歳とされていましたが、最近では15~16歳と以前に比べ3~4年ほど長くなったと言われており、全犬種の中でも比較的寿命が長い犬種と言えるでしょう。

寿命が長くなった背景には、フードの質の向上や、療養食やサプリメントの豊富さではないかと言われており、それは全犬種にもあてはまる事です。

フードの水分含量・柔らかさも様々で、子犬から老犬まで年齢や体調に合わせた適切なフードが選べるようになっています。

さらに、犬に関する医療技術も向上しており、人間と同じような医療機器を揃えた動物病院も増加している事も関係していると言えます。

プードルの種類と値段

プードルの種類は大きく分けてスタンダード・ミディアム・ミニチュア・トイの4つで、そこにティーカップやタイニーという種類も追加されていますが、正式には最初にご紹介した4つの種類と言われています。

どの種類も性格は同じで、落ち着きがあって社交的。

理解力に優れ飼い主に従順なので、しつけがしやすいでしょう。

値段に関しては種類によって違ってきますので、ここでは種類の特徴と値段についてご紹介していきます。

スタンダードプードル

スタンダードプードルは4種類の大きさがあるプードルの基本です。

体が一番大きく、体高約45~60㎝、体重約16~25㎏が標準サイズの大型犬です。

元々活発な犬種であるとともに体が大きいので、毎日1時間程度の散歩が欠かせません。

泳ぎが得意な犬種ですので、夏場や水辺に連れて行ってあげるのもいいですね。賢さや穏やかな性格を活かし、アメリカやカナダでは盲導犬としても活躍しています。

スタンダードプードルのお値段ですが、35万円前後となっており、ペットショップでは中々販売していないので、ブリーダーさんから購入するのがいいでしょう。

ミディアムプードル

ミディアムプードルは、体高約35~45㎝、体重8~15㎏で柴犬くらいの中型犬に分類されます。

JKCの認定を受けたのが2003年とサイズの歴史は浅いため、まだまだわかっていない事が多く、国によってはミディアムサイズを認めていないという所があります。

スタンダードと同様、穏やかで従順な性格。

ミディアムも散歩やドッグランなどでの定期的で十分な運動が必要となってきます。

ミディアムプードルの値段ですが、平均価格が約34万円で、最高価格は48万円、最低価格は19万円となっています。

こちらもあまりペットショップでは見ないので、ブリーダーさんに相談してみるのがいいでしょう。

ミニチュアプードル

ミニチュアプードルは、体高約28~35㎝、体重5~8㎏の小型犬です。

日本ではあまり見かけませんが、スタンダードプードルを改良し、17世紀ごろには存在していたと言われています。

他のプードルと同様に活発で賢く、運動神経抜群なので、海外ではトリュフを探す探知犬や災害救助犬・サーカスなどで活躍する事も多い人気のサイズとなっています。

社交的で穏やかな性格ですが、小型犬ならではの神経質で怖がりなところもありますので、子犬の頃から吠え癖や噛み癖がつかないようなしつけが必要です。

ミニチュアプードルの値段は、大きな差があり5万円以下の子から50万円以上もする子までいます。

ペットショップでも販売していますし、ブリーダーからも購入でき、非常に人気が高い種類と言えるでしょう。

トイプードル

今、一番人気となっているのがトイプードルで、ペットショップでも見ない事はないくらいですね。

体高26~28㎝、体重3~4㎏の超小型犬で、人気のため国内では安易なブリーディングで何らかの疾患を抱えて子犬も多くなっています。

飼う時には、信頼できるブリーダーやペットショップを見極める事が大切なポイントと言えるでしょう。

犬は小型犬になるほど神経質な傾向があり、トイプードルの場合は超小型犬に分類されていますので、神経質で警戒心が強い綿があります。

賢く学習能力が高いので、しつけはしやすいですが、飼い始めにしっかりしたしつけをしておかないと吠え癖や噛み癖が出てきてしまう事があるでしょう。

トイプードルの値段は、20~30万円となっています。

タイニープードル

タイニープードルはアメリカで作出されたサイズで、日本のJKCではまだ非公認となっています。

体高25㎝以下で、体重は2~3㎏とトイプードルよりもさらに小さなサイズです。

骨格が小さく鼻の長さが短めの傾向があり、作出が難しく、サイズがまだ不安定で思ったより大きくなる事もあります。

飼う時には、信頼できるブリーダーで親や祖父母犬のサイズまで確認するようにして下さい。

性格は明るく賢い反面、神経質な部分もあるので、留守が多い家庭はメンタル面にも気を配る必要が出てきます。

タイニープードルの値段は、20~45万円となっています。

ティーカッププードル

ティーカッププードルもアメリカで作出され、日本のJKCではまだ非公認となっています。

体高23㎝以下で体重は2㎏、ティーカップに入れれるほどの小ささからその名前が付けられたと言われています。

骨や関節が弱い場面があり、ちょっとした段差が負担になってしまいますので、散歩や家の中の環境に気を遣う必要が出てくるでしょう。

基本のプードルの性格に加え、怖がりで神経質な面があります。甘えん坊なので飼い主さんに対する依存が高まりやすく、メンタル面には注意が必要です。

ティーカッププードルの値段は、30~40万円で飼育件数が少ない種類になりますので、信頼できるブリーダーから購入する事をおすすめします。

まとめ

今回はプードルについてご紹介してきました。

主流になっているトイプードルをイメージしていましたが、プードルにも様々な大きさや性格があるのがわかりましたね。

ペットショップで購入できる種類もいますが、できれば信頼できるブリーダーを探しそこで購入する事をおすすめします。

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