愛犬の肉球は大丈夫?怪我の5つのチェックリストとケア&対処法
2020/04/25
目次
愛犬の肉球が怪我していないかチェックしてみよう!
飼い主によって愛犬への愛情は様々ですが、怪我をしたり病気にならないように日々注意をしていても気づけずにいたり避けられない事もあります。
肉球は犬にとって大切な体の一部で、散歩や運動をする際に重要な役割していますが思わぬ事で怪我をしてしまう時があります。
愛犬の肉球の異常に気づいた時に手遅れにならないようにする応急処置や、適切な判断が出来るように症状でチェックする方法を調べて見ました。
①肉球の色
子犬の頃の肉球はピンク色をしている事が多く、最初から黒い肉球の場合もあり色素が関係していて病気を疑う心配はありません。
ピンク色の肉球は何とも言えない可愛らしさがあり、黒い場合でも個性的なものが感じられます。
犬によって多少色の違いはありますが、普段とあまり変わらない状態ならば気にしなくても大丈夫です。
肉球がいつもと違って赤く感じられる時には、舐めすぎてしまって炎症を起こしている事があります。
犬は肉球に気になる事があったりストレスを感じてしまうと舐めすぎてしまいますので、日頃から注意してみてあげるようにします。
愛犬にアレルギーやニキビダニなどの症状がない場合には、指間炎の可能性があります。
皮膚病にかかっている事もありますので、気になるような時には動物病院で診察を受けるようにします。
成長するにつれて肉球がピンク色から黒い色に変わる事もありますので、色が変わったからと言って焦らず様子を見るようにします。
犬の肉球は足を様々な物から守ってくれる役目をしていて、毎日行う散歩や運動をする事で皮膚が鍛えられ黒くなるとも言われています。
子犬の頃は可愛らしいピンクの色をしていても、年齢を重ねていくうちに少しずつ色も硬さも変化していきます。
愛犬はリラックスしていると色んな姿を見せて癒してくれますが、肉球の色の変化に気づいたら注意をして見てあげる事が大切です。
②肉球のデキモノチェック
愛犬の肉球を触ってしこりや腫れがあると、悪い病気ではないかと不安になってしまいます。
しこりや腫れの症状が現れる病気には、良性腫瘍と悪性腫瘍があります。
良性腫瘍はしこりや腫れがゆっくり大きくなっていき、転移の心配がなく命にかかわる病気ではありません。
愛犬の様子を見ながら問題がなければ経過を見るようにしますが、手術で取り除く場合もあります。
悪性腫瘍はしこりが大きくなるスピードが速く、見た目ではわからず気づけずにいると他の臓器へ転移してしまう事があります。
発見が遅れてしまうと愛犬の命が危険になってしまいますので、毎日なるべく時間をとってスキンシップをして肉球を見るようにします。
イボは年を重ねるごとにできやすくなり、イボが怪我をして出血してしまう事もありますので散歩は気をつけて行うようにします。
イボができてしまうと気になって触ってしまいがちですが、悪化してしまう場合もありますのでなるべく触らないようにします。
散歩の後などに足の裏を洗う際や拭く時には、イボを擦らないように注意が必要です。
犬の肉球には常在菌によって、できものが出来てしまう事があります。
体調を崩してしまっている時などには免疫力が低下してしまい、ブドウ球菌が繁殖して膿皮症などにかかってしまう事があります。
外部寄生虫にかかった場合は投薬などの治療が必要になりますので、ひどい状態にならないうちに動物病院で診てもらうようにします。
人間でもできものが出来てしまうと気になってしまうように、犬も例外ではなく飼い主にサインを送っている事があります。
肉球にできものがあるのを見つけた時には、愛犬の行動に注意しながら様子を見るようにします。
散歩や運動の際にいつもとは違う様子があり元気がないような時には、命にかかわる病気にかかっている事もありますので一度動物病院で診察を受ければ安心です。
③肉きゅうから血が出ている
犬は毎日の散歩がかかせなく楽しみにしている事もありますが、道路には危険なものが落ちている時があり肉球を怪我してしまう場合があります。
少し切れた程度なら自然に治る事もありますが、出血が多く傷が深い時には手当てが必要になります。
綺麗なタオルかガーゼで吐血をしても出血が止まらないような時には、必ず動物病院で診てもらうようにします。
ひどくないと思っていても傷口から雑菌が入ってしまう事もありますので、足を触らせてくれないような時にも動物病院へ行くようにします。
④肉きゅうが乾燥している
室内で飼っている犬を散歩させた後は念入りに足を洗ってしまいがちですが、皮膚の表面にある必要な脂を流してしまう事もあり肉球の乾燥する原因になってしまいます。
アスファルトの上ばかりを散歩させてしまうと肉球を痛めてしまう事がありますので、時間がある時には空き地など土の上で遊ばせてあげるようにします。
年齢を重ねるごとに水分量が減ってしまい、乾燥している事もあります。
肉球の洗いすぎをやめても乾燥がなくならず粉をふいたりひび割れをしている時には、傷口から雑菌が入り炎症を起こしている場合がありますので注意が必要です。
⑤肉きゅうが冷たい
犬にはシングルコートとダブルコートの2種類の毛の生え方があり、プードル、シーズなどはシングルコートで特に寒さに弱い所があります。
体が冷えてしまうと呼吸器疾患、感染症を引き起こしてしまう場合があり、愛犬の体調や体質に合わせて温度の管理が必要です。
室内で飼っている場合は過保護になりがちですが、犬種によって飼い方は異なりますので快適に過ごせるようにしてあげます。
愛犬の肉球が怪我した際の対処方法
愛犬が怪我をしてしまうと慌てて動揺してしまいますが、飼い主がある程度知識を持っていれば適切な処置ができひどい状態を避ける事ができます。
怪我にもあまり心配のいらないものもありますが、ひどいやけどや出血が多いと対応に困ってしまいます。
処置をする際に気をつけなくてはいけない点や、動物病院で診察が必要な症状などを調べて見ました。
①やけどをした場合
猛暑の夏のアスファルトはとても熱くなっていて、人間でさえも熱中症を起こしてしまうように犬も散歩をすれば肉球をやけどしてしまう時があります。
愛犬がやけどをした事に気づいた時には、すぐ氷水などで冷やしてあげます。
やけどをしている患部はなるべく触らない方が良く、自己判断で薬や保冷剤などを使ってしまうと悪化してしまう場合があります。
ひどい状態になってしまうと治りも遅くなってしまいますので、必ず動物病院で診てもらい適切な処置をしてもらうようにします。
②出血している場合
傷口が汚れている場合には水で綺麗に洗い流してから、傷口に被毛がかからないようにガーゼなどで押さえ血を止めてあげます。
自宅に愛犬用の止血剤があれば、これを使ってしばらく様子を見るようにします。
血が止まったからと言って安心はできませんので、こまめにチェックをしてあげるようにします。
感染が心配な場合には動物病院で診察を受けて、化膿止めの内服薬を服用すれば治りも早くなります。
③怪我した場合
散歩の時に怪我をする事が多くありますので、痛がっている様子がなくても足を洗ってあげる時にチェックしてあげるようにします。
度々怪我をするようであれば散歩コースを変えたり、愛犬の障害になるものを取り除いてあげるようにします。
応急処置をしても不安な時には、動物病院で診てもらうと安心です。
飼い主の愛犬に対する日頃の気配りがあれば、怪我を防ぐ事ができ心配が少なくなくなります。
愛犬の肉球のケア方法
毎日きちんと手入れをしていても、気づかぬうちに肉球に異常が出てしまう事があります。
ペット用品が多く販売されていて、犬用の肉球ケアの商品も様々な種類があります。
愛犬の肉球をケアする際に注意する事や、どんな商品に効果があるのかを調べて見ました。
①タオルで拭いて清潔に保つ
散歩が終わると足を洗ってあげますが、その際に肉球と肉球の間まできちんとタオルで拭いて乾かすようにします。
ウエットティッシュで拭く場合でも、きちんと乾かしてあげるようにします。
肉球の間が湿っている状態になっていると、雑菌が繁殖しやすくなりますので注意が必要です。
蒸しタオルで足裏を丁寧に拭いてあげると硬くなっている肉球をほぐしてくれる効果もありますので、時間に余裕があるにやってあげるのもいいかもしれません。
②肉球クリーム
犬は肉球をなめる事がありますので、口の中に入っても問題のない天然成分、無香料、無着色、ノンアルコールの肉球クリームが適しています。
年をとって肉球が乾燥してひび割れているような時には、クリームを塗って優しくマッサージをしてあげると効果があります。
塗りすぎてしまうと滑って足や腰に負担がかかってしまったり、雑菌が繁殖しやすくもなりますので適量を塗ってあげるようにします。
③犬の靴や靴下を使ってみる
足場の悪い場所を歩かなくてはいけない時や夏場のアスファルトの上を歩く際に、犬用の靴を履かせれば愛犬の肉球を怪我ややけどから守る事ができます。
ネットなどでも販売されていて少し過保護に思えても動物病院へ行く事を考えれば、飼い主にも愛犬にも負担が少なくて済みます。
肉球にクリームを塗った後に靴下を履かせると、浸透を促してくれます。
長い時間履かせたままにしてしまうと、蒸れて効果が半減してしまう事もありますので注意が必要です。
愛犬の肉球おすすめケア商品3選
国産オーガニック認定肉球クリーム 「滑り止めにもなるタイプ」
肌に優しく滑り止め効果もあり!
docdogでは、日本で初めて国際オーガニック認証エコサートペットケアを取得しています。
品質が良く愛犬や環境にも優しい肉球クリームで、アミノ酸由来の乳化剤が配合され水分、脂分がコントロールされていて滑り防止の効果もあります。
復活の樹の成分も配合されていて、保湿力、保水力にも優れています。ペット用の物は人には刺激が強いイメージがありますが、98%天然由来の原料を使っていますので肌の弱い方が愛犬に塗ってあげても問題がなく大丈夫です。
肉球の乾燥が気になっていたり、ひび割れなどの症状がある場合にも使用でき触り心地の良い肉球の戻してくれます。
愛犬の肉球のケアに安心して使えますので、購入を考えてみてはいかがでしょうか?
犬用靴 Summit Trex XXS-L メドグリーン2個入り
普段の散歩や初めて靴を履く時におすすめ!
犬の足に負担がかからないように軽量素材で出来ていますので、愛犬の軽やかな動きをサポートしてくれ散歩や運動をする際にも適しています。
高い撥水性と耐久力があり底がやわらかなゴムで作られていて、天気に左右されず履く事ができます。
散歩をする際に暑い夏の道路でのやけどを防いでくれ、寒い時期もしもやけにならずに済みます。
怪我の予防や炎症が起きた時に肉球を守ってくれ、足が汚れず散歩の後の手間を省いてくれます。
災害時やアウトドアでの使用も可能で、ネットに入れて洗濯機で洗う事ができます。
犬に靴を履かせる事に抵抗のある方もいると思いますが、愛犬が嫌がらなければ様々怪我から肉球を守ってあげられますので一度検討してみてはいかがでしょうか?
犬用靴下 Skitter XS ウーリーネイビ 2個入り
滑りにくく、脱げにくい新型ソックス!
ジグザグ形状の滑り止めが付いていますので、家の中で過ごす際にフローリング、階段、畳の上で滑らず怪我などから守ってくれます。
飼い主にとっても愛犬が快適に過ごしてくれれば安心で、床などの傷をあまり気にしなくて済みます。
寒い時期には肉球を温かくしてくれ、乾燥の予防にもなります。手洗いでの洗濯が可能で陰干しで乾かす必要がありますが、数回履かせる事ができ清潔が保てます。
ミニチュアダックスフンド、柴犬などに適していて、購入する際は愛犬の足のサイズをきちんと計ってあげるようにします。
犬によって左右のサイズが違う事もありますので、注意が必要です。
愛犬に合った色の靴下を履かせて、可愛いらしい姿を見て癒されてみてはいかがでしょうか?
最後に
愛犬と過ごす日々はかけがえのないものがあり、飼い主の気配りひとつで怪我や病気から守ってあげる事ができます。
肉球に異常が見られた時は自己判断をせずに、早めに動物病院で診てもらい適切な処置をしてあげます。
言葉の話せない愛犬からのサインを見逃さないようにするには、スキンシップやこまめなケアが大切です。
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