
病気やストレスのサイン?犬のおしっこ(尿)の頻度が多い原因とは
2022/01/27
目次
犬の尿の回数が多い?平均は?
飼い犬の排尿の回数が多いと感じてしまう人もいるのではないでしょうか。
愛犬の尿の回数が多いのかを知るためには、平均の回数を把握しておくようにしましょう。
平均の回数を把握しておかなければ回数が多いのか少ないのかの判断をすることは難しいです。
ここでは、犬の尿トラブルについて詳しく紹介しているため、尿の回数が気になる人は参考にしてくださいね。
平均的なおしっこの頻度
平均的なおしっこの頻度は、4~6時間に1回であり、なかには8~12時間排尿しない場合もあります。
そのため、4~6時間以内に複数回排尿をしているのであれば頻尿の可能性が高く、場合によっては健康を損ねてしまっている可能性もあります。
排尿の回数を確認するためには愛犬の行動を常に監視しておく必要があり、野外で飼っているのであれば定期的に愛犬の様子を見て排尿した跡があるかないかを確認するようにしましょう。
犬によっては散歩するときにしか排尿しない習慣がついている場合もあります。
子犬は頻尿が多い
上記で紹介したように犬の平均の排尿時間は4~6時間内に1回であり、犬種によって排尿のタイミングが変わることはありません。
しかし、子犬の場合は頻尿になっている可能性が高く、平均よりも多くの排尿をします。
そのため、病気を疑ってしまうこともありますが、子犬特有の症状であるため、特別心配する必要はありません。
子犬が頻尿になることが多い理由は、膀胱が成長しきっていないことが関係しており、膀胱が小さいことで尿を蓄える量も少なく、必然的に排尿の回数が多くなっているだけです。
犬の尿の回数が多い原因は?
犬の尿の回数が多いことには原因があります。
単に高齢のため、頻尿になっている場合もありますが、病気である可能性もあるため、軽視しないようにしましょう。
次に、頻尿になってしまっている原因を紹介します。愛犬が頻尿であるのであれば°の原因が当てはまるのかを確認し、病気であるのであれば即座に病院につけて行ってあげましょう。
膀胱に尿を溜めることが不可能
頻尿になってしまう原因の中に膀胱に尿をためることができない状態である可能性があります。
正常であれば膀胱にしっかり尿をためることができ、一度に排尿することができますが、腫瘍や結石が膀胱に内にできてしまうと膀胱を圧迫してしまい、尿をためられる量も少なくなってしまいます。
すぐに尿が膀胱一杯になってしまうため、頻尿になります。
腫瘍や結石が原因であれば即座に治療を開始することが求められるため、病院で診察してもらうようにしましょう。
膀胱機能が低下し膨らまない
膀胱は正常であれば伸縮性に優れている器官であり、尿が蓄積されることで膨れ、排尿することで元の大きさに戻ります。
しかし、高齢などの原因によって膀胱の機能が低下してしまい尿が蓄積されても膨れることができず、すぐに膀胱内にためられる尿の量が少なくなってしまいます。
膀胱に尿をためることができなくなっているため、必然的に頻尿になってしまいます。
高齢の犬に現れやすい原因であるため、特に治療する必要はありません。
膀胱の炎症から痙攣が起きる
何かしらの原因で膀胱内に細菌が侵入してしまうこともあります。
膀胱に最近が侵入してしまうと炎症を起こしてしまい、排尿時に痛みを伴ってしまうため、痛みのせいで少しずつしか排尿することができません。
排尿するしぐさの時に表情をゆがめてしまったり、健康な時との排尿とは違いがあると違和感を感じたのであれば病院で診断してもらうようにしましょう。
細菌による炎症は自然治癒することは難しいですが、薬物療法を行うことで完治させることもでき、頻尿を改善させてあげることもできます。
犬の尿の回数が多い!対策方法
尿の量の回数が多い場合はさまざまな方法で対策することができます。
まずは食事内容を改善することで頻尿を抑えることができ、水分量の少ない食事に変えてあげましょう。
しかし、夏場などでは脱水症状を起こしてしまうこともあるため、夏場にはしっかり水分を与えるように心がけましょう。
また、頻尿はストレスがたまると生じる症状でもあるため、一緒に遊んであげたり、散歩につけていくなどしてストレスを解消させてあげることも大切です。
ただし、病気が原因である場合は紹介した対策では解消しないので注意しましょう。
まとめ
犬の人と同じようにさまざまな原因で尿の回数が多くなってしまいます。
尿の回数が多いことは体に何かしらの変化が起きている可能性もあるため、尿の回数が多いと感じるのであれば原因を突き止めるようにしましょう。
場合によっては病気の可能性もあるため、心配であれば病院で診察してもらうようにして、愛犬の行動を定期的に観察して頻尿かどうかを確認することもしましょう。
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