【これだけ読めば大丈夫!】犬に小豆を与えるメリットや注意点を解説
2021/04/13
目次
犬に小豆を与えるメリット
小豆にはさまざまな栄養素が含まれていることでさまざまな効果を得ることができます。
小豆にはアントシアニンという成分が含まれており、ポリフェノールの一種でもあります。
アントシアニンは目に良いと言われている成分であり、視力を改善することも期待できます。
また、抗酸化作用もあるため、ガンなどの予防にもつながります。
疲労回復に必要とされているビタミンB群も豊富に含まれていることで疲労回復が早まる効果も期待できます。
これらの効果は人に対して得られるメリットであり、同じ動物でもある犬にも同等の効果を得られる可能性があります。
しかし、実際に犬に対しても同じ効果があるという報告はされていないため、期待しすぎないことも大切です。
犬に小豆を与える注意点
犬に小豆を与えることで上記で紹介したメリットを得られる可能性がありますが、注意しなければならないこともあります。
注意点を把握せずに小豆を与えてしまうと下痢などの体調不良を起こしてしまう可能性が高まります。
次に、犬に小豆を与える際の注意点をいくつか紹介します。
初めて犬に小豆を与えようと考えている人やどのようなことに注意すれば犬が体調を崩すことなく小豆を食べることができるのかを知りたい人は参考にしてください。
知識なく小豆を与えてしまうと高い確率で体調不良になってしまいます。
アレルギーに注意する
犬が小豆を食べた後に下痢や嘔吐、目の充血、痒みなどの症状が現れる場合はアレルギー反応を起こしている可能性があります。
アレルギー反応が起きてしまった場合は早急に病院で診察してもらう必要があります。
そのため、初めて犬に小豆を与えるのであればすぐに獣医に見せれる時間帯に与えることと少量だけ与えるようにしましょう。
そうすることで万が一アレルギー反応が起きてしまっても早急に対処することができ、症状が悪化してしまうことも防ぎます。
与えすぎはダメ
小豆には多くの食物繊維が含まれている特徴があります。
食物繊維は適量であれば便通をよくする効果が期待できますが、過剰に与えてしまうと下痢などの症状が出てしまう原因にもなります。
そのため、犬に小豆を与えるのであれば適量を与えることが大切になってきます。
そのため、小豆をよく食べるからといって大量に与えることはせず、フードに少量加える程度にすることをおすすめします。
また、下痢を起こしている際に与えることも症状を悪化させてしまう原因になります。
あんこは与えない
小豆の加工食品でもあるあんこは犬に与えないようにしましょう。
あんこは甘くおいしいですが、それだけ多くの糖分が含まれている証拠でもあるため、犬に与えてしまうと糖分の過剰摂取になってしまいます。
糖分を多く摂取してしまうと肥満などの症状を誘発してしまいます。
また、あんこだけではなく、小豆にさまざまな手を加えた加工食品全般は犬にとって有害となる成分が含まれている可能性もあるため、与えないことをおすすめします。
生で与えるのはNG
小豆は生のままでは硬く、犬であれば食べることも容易ですが、消化不良を起こしてしまう可能性があり、下痢などの症状を誘発してしまいます。
そのため、小豆を犬に与えるのであれば生ではなく、必ず茹でるなど加熱するようにしましょう。
茹でることで硬い小豆を柔らかくすることができ、消化しやすくなります。
柔らかさの目安は指で押さえて潰れる程度の柔らかさが理想的です。
より消化しやすくしたいのであればペースト状にすることもおすすめです。
犬に小豆を使用したお菓子をあげていい?
小豆といえばお菓子などに使用されることが多く、あんこのイメージも強いのではないでしょうか。
そのため、犬に小豆を与えてもよいのであれば小豆を使用したお菓子も与えてもよいと考えてしまいがちです。
上記でも一部紹介したようにあんこは与えることは控えることをおすすめします。
次に、犬に小豆を使用したお菓子を与えてもよいのかを紹介します。
なぜ与えてはよくないのかをより詳しく知りたい人におすすめであり、犬の健康被害を未然に防ぐこともできます。
あんパンやどら焼きは肥満に繋がる
あんぱんやどら焼き、羊羹には小豆が使用されており、甘さが特徴的なお菓子です。
甘さが強いことはそれだけ砂糖が使用されていることでもあります。
あんパンなどのお菓子を犬に与えても問題はありませんが、肥満体質になってしまうリスクが非常に高まってしまいます。
そのため、犬にあんパンやどら焼きなどは与えないことが無難です。
また、体重が増えることで体の一部に負担がかかるようになり、腰椎版ヘルニアを誘発してしまうリスクも高まってしまいます。
大福は喉に詰まる恐れもあり
大福は柔らかく中にあんこも入れられているため、犬には与えないようにしましょう。
柔らかい物を食べるとき、犬はあまり咀嚼せずに食べてしまいやすく、丸々一個飲み込むようにしてしまうこともあります。
大福を咀嚼せずに食べてしまうと喉に詰まらせてしまう可能性があり、最悪窒息してしまう可能性もあります。
若い犬であれば吐きだす力があるため、自力で吐き出せる可能性もありますが、老犬の場合は吐き出すことができなくなってしまうことも多く、注意が必要です。
まとめ
犬に小豆を与えることで得られるメリットはありますが、注意しなければならないポイントも多く存在しています。
基本的に小豆の加工食品は犬に与えないようにすることが基本で、小豆を茹でるなど加熱したものを与える必要があります。
小豆は便秘などの症状を改善することができ、便通が悪い犬におすすめの食材です。
小豆はメインではなく、トッピングとしてフードと一緒に与えるようにしましょう。
与えすぎは体調を崩してしまう原因になるため、小豆を与える際には注意する必要があります。
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