帰りたがってる?愛犬が散歩を嫌がる7つの理由と対処法

2022/04/24

目次

もしかして帰りたがっている…?

犬であれば、基本的には散歩は喜ぶものですよね。

「でもなんで?散歩を嫌がっているような…」という経験をしたことがある飼い主さんも多いのではないでしょうか?

実際に、犬が下記のようなサインを出しているときは散歩を嫌がり帰りたがっている証拠です。

・散歩を感知した瞬間、外に出るのを渋る
・リードの装着を渋る
・リードを引いても付いてこない
・歩かなくなり、飼い主さんをジッと見ている
・散歩を始めたばかりなのに、反転し家に向かいたがる

では、なぜ犬によっては散歩を嫌がる子がいるのでしょうか?

ここからは、犬が散歩を嫌がる主な7つの理由を解説します。

犬が散歩を嫌がるつ7の理由と対処法

犬が散歩を嫌がるのにもちゃんとした理由があります

理由が分かれば、その対処法も分かり、一緒に楽しく散歩をすることができるので、ここから必見ですよ!

①散歩する環境に恐怖を感じている

まず最初に考えられる理由は、「散歩する環境に恐怖を感じている」です。

普段生活しているお家では、犬も周囲の環境に慣れ安心しきっていますが、散歩となるとそうはいかない場合があります。

家の中とは違い、外では車やバイクなど道路からの音、工事の音、とにかく大小いろいろな音が飛び交っています。

また、外では、飼い主さん以外の人が急接近したり、触られたりと、ひとたび外に出ると何が起こるか分かりません。

犬にとってはこれが恐怖の対象となり、散歩を嫌がることが多くあります。

このような場合は、すでに一度外で嫌な経験をしている場合がほとんどで、その経験をもとに犬は「散歩=怖いこと」と考えています。

このような犬に今後の散歩を楽しんでもらうには「散歩=安心していい、楽しいこと」と認識してもらわなけばいけません。

そのためには、無理に散歩をしようとするのではなく、まずは外の景色を見せたり、おやつを食べさせながら散歩をするなどの工夫が必要となってきます。

②首輪が苦しい

また、「首輪が苦しい」という理由で散歩を嫌がる犬もいます。

首輪が小さいと、散歩中には特に苦しさを感じてしまったり、首輪や紐が体に擦れていたりすると、犬は「散歩=きつい、痛いこと」と認識してしまいます。

こうなると犬も散歩が嫌になってしまっても当然です。

もしこのような可能性が考えれられるのであれば、首輪や紐を変えたり、紐の引き方を変えるなどの工夫が必要となってきます。

③散歩したい人が決まっている

また、散歩に連れて行く「人によって散歩を嫌がる」という場合には、愛犬は一緒に散歩をしたい人が決まっていることを表しています。

このような場合は少し大変ですが、長い時間をかけて、犬からあなたの信頼を勝ちとるようにしましょう。

散歩なのに歩かないからとリードを無理に引っ張ってしまうと、犬にとっては、あなたとの散歩は面白くないとより感じてしまいます。

そうなれば今よりももっと散歩を嫌がる可能性も…。

散歩の途中に、おやつを与えたりおもちゃで遊んであげるなどの工夫を重ねるとよいかもしれません。

④気候・天候が苦手

また、特定の気候や天候にのみ散歩を嫌がる犬もいます。

最も多いのが夏の散歩を嫌がる犬です。

夏の暑さは人間だけでなく、犬にとっても辛いもの。

犬も夏の暑さの前では散歩を嫌がってしまうことが多々あります。

他にも、雨が降っていたり、寒かったり、気圧が低かったりすると、犬によっては散歩を嫌がります。

こういったときには、散歩に行く時間をずらして気候・天候の変化を待ったり、犬に無理をさせ散歩をさせるのではなく、運動不足にならない程度に家でしっかりと遊んであげるとよいでしょう。

⑤体調が悪い

いつもは散歩を喜ぶのに、今日は喜ばないという場合には、愛犬の体調が悪かったり、怪我をしていることがあります。

これは、犬なりの体調不良アピールです。

食欲の有無や排便の状態などを目安に体調を壊していないか、どこか怪我をしていないかなどを、しっかり確認してあげてください。

⑥シニアで体力がない

愛犬がシニアになるにつれて散歩を嫌がるようになったという場合には、老化に伴う体力の減少が考えられます。

日々の散歩で、歩くペースが遅くなったといったことはなかったでしょうか?

このようなことが思い当たる場合には、やはり老化による体力の減少が疑われます。

愛犬が歳をとるに連れ散歩を嫌がるようになった場合などには、散歩コースを変える工夫などが必要になってきます。

例えば、段差の上り下りをしないコースに変えたり、1日の散歩時間を短くしたりの工夫です。

こうすることで、散歩へのストレスが軽減され、日々の散歩を昔と同じように楽しんでくれることがあります。

⑦飼い主に甘えている

最後に紹介するのは「飼い主に甘えている」というもの。

愛犬が散歩の途中で急に歩くのを嫌がったというときには、これを疑ってみてください。

もし飼い主であるあなたが、過去に「歩くのを嫌がったから抱っこしてあげた」「おやつを与えた」という経験があるのであれば、愛犬はこれを覚えており、これを待って甘えている可能性があります。

こういった場合には対処法という対処法はなく、愛犬と飼い主の根比べになります。

もし散歩に行かないとどうなる…?

では、犬が嫌がるからといって散歩に行かないとどうなるのでしょうか?

犬にとって散歩は非常に重要な役割を担っています。

そのうちのひとつが「運動不足の解消」です。

犬はもともと外で狩りをしていた生き物。

今でこそ家飼いされていますが、本来の運動量は凄まじく、散歩をしないと運動不足になってしまいます。

また運動不足の解消意外にも、犬は散歩をすることで社会性、社交性を身に着けたり、気持ちをリフレッシュしています。

もしこれらの大切な役割を担っている散歩をやめてしまったら、運動不足や気持ちをリフレッシュすることができないことにストレスを感じたり、周囲の犬や人間と関わりが苦手になってしまいます。

まとめ

この記事では、犬が散歩を嫌がる理由や対処法などを解説しました。

犬にとって散歩は非常に重要な役割を持っています。

どんなに犬が嫌がっても、その理由を見つけ、工夫をしながら散歩は必ずするようにしましょう!

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