【犬に茄子は大丈夫?】栄養満点おすすめな食べさせ方と注意点も解説

2020/11/28

目次

犬は茄子を食べてもOK

犬に茄子を食べさせるのは大丈夫です!
ワンちゃんの体の毒になるようなものは入っていないので、基本的には生でも加熱してでも問題ありません。

ですが、注意したいことが一つあります。
それは「茎や葉」は大量に食べさせないということです。

茄子には天然毒素の「アルカロイド」という物質が含まれています。
それほど危険なものではないのですが、大量に摂取してしまうと下痢や嘔吐といった症状を引き起こすことも。
茄子の茎や葉は、特にこのアルカイドという毒素が多く含まれていると言われているため、大量の茎や葉は食べさせない方が良いでしょう!

犬が茄子を食べる際の栄養素やメリット


では、犬にとって茄子を食べるメリットはあるのでしょうか?
実は茄子はワンちゃんにとってメリットとなる栄養素がいっぱい含まれているんです。
ここからは、茄子によって犬にもたらされる「栄養とメリット」を見ていきましょう。

ナスの主な栄養素は?

茄子に含まれる栄養素には以下のようなものがあります。
・カリウム
・アントシアニン
・コリン
・ナスニン(ポリフェノール)
・食物繊維

茄子の93%は水分で構成されているため、ビタミン類はあまりありません。
その一方で、カリウム、ナスニンを代表とした豊富な栄養素がたくさん含まれています。

カリウムによる血圧の低下

カリウムには、血圧を下げる作用があります。
そのため、血圧が少し高めなワンちゃんにはぜひおすすめです。
ただし、腎臓病を患っているワンちゃんはカリウムの量を制限しないといけない場合があるので注意が必要。
また、カリウムには利尿作用があり、体の老廃物を出してくれるというメリットもあります。

ナスニンによる体の酸化防止

茄子に含まれる「ナスニン」もワンちゃんにとって摂取するメリットがあります。
ナスニンは、ポリフェノールの一種で、茄子の皮の部分に多く含まれており、抗酸化作用があり、ガン予防になると言われています。
先ほど「茎や皮に注意」と紹介しましたが、少量であれば問題ありません。

この他にも、茄子に含まれる栄養素コリンによる認知症予防、水分の多さから夏バテ対策にといった食べるメリットというのが多数存在します。

犬が茄子を食べる際のおすすめな食べさせ方


では、ここからは実際にワンちゃんに茄子を食べさせる時のおすすめの食べさせ方を見ていきましょう!
これを真似すれば、茄子の栄養をしっかりワンちゃんに届けることができますよ!

茄子を食べる際の適量とタイミング

最初のポイントは茄子を食べる時の「適量とタイミング」です。
茄子は、栄養成分に炭水化物や脂質があまりなく、カロリーが比較的低い野菜となります。
そのため、普段の主食にちょっと加えたり、ひとくちおやつとして食べさせてあげると良いでしょう!

もちろん茄子に限らず、カロリーが低いからと食べすぎるとお腹を壊したりするので、この点は他の野菜同様、注意が必要ですよ。

皮がついたまま細かく切る

次に紹介するのは「皮をついたまま」食べさせるです。
最初に紹介しましたが、茄子にはアルカロイドどいう毒素が含まれていますが、これは「大量に摂取すると少し危険」という程度のものです。

その一方で、茄子の皮にはナスニンという大きなメリットを持つ栄養が含まれています。
こちらのもたらすメリットの方が大きいので、ワンちゃんに茄子を食べさせる時は、ぜひ「皮がついたまま細かく切って」食べさせてあげましょう。

【最後に】食物アレルギーには注意


「食物アレルギー」には注意して下さい!
人間同様に、ワンちゃんにも食物アレルギーを持っている子がいます。
これは茄子だけに限らず他の野菜でも言えることなので、ぜひ覚えておいて下さいね。
そのため、茄子などの野菜を初めて食べさせる時には、少量からスタートし、さらに万が一体調を崩した時のためにかかりつけの動物病院が空いている時間に食べさせるようにしましょう。

まとめ

この記事では、愛犬に茄子を食べさせても大丈夫なのか?、茄子に含まれる栄養素や食べさせるときの注意点などを紹介しました。
茄子はワンちゃんにとっても非常に栄養のある野菜と言えます。
ぜひ、健康に気をつけながら食べさせてあげて下さい!

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