【初心者必見】子猫の夜泣きの原因とは?対処法とおすすめグッズもご紹介

2021/12/23

目次

子猫の夜泣きの原因は?

よちよち具合が可愛い子猫は、おっとしている子からやんちゃな子までさまざまな性格の子がいます。

とても可愛いのですが、反面夜泣きが多くて困っているという方もいるのではないでしょうか。

その原因が何なのかわからない!と悩んでいる方もいるでしょう。

そこでここでは子猫の夜泣きの原因についてご紹介します。

トイレを掃除してほしいという要求

猫は綺麗好きな動物として知られています。

なので、トイレをしたいけど汚れているから掃除をして欲しいという要求で泣くことがあります。

特に多頭飼いの場合、他の猫が夜間に用を足し、飼い主さんが掃除できないため、泣いている可能性が高いでしょう。

そんな時は、自動式トイレにすれば問題は解決するのですが、自動式な結構高価なのでなかなか購入するのに勇気が必要。

そこで、一番良い方法はトイレの数を増やすのが良い手段ではないでしょうか。

基本的に猫のトイレは1匹の猫に対し1個が理想的。

それでも足りない場合は置けるまで増やすことをおすすめします。

空腹を我慢できない

子猫は成長期なのですぐにお腹が空いてしまうことがあり、空腹のため夜泣きをしている可能性があります。

夜飼い主さんが寝てしまって食事を用意できない場合は、ドライフードを置いておくのもいいですし、日中のご飯を増やすといいでしょう。

中には空腹で泣いても飼い主さんが起きてくれないため、布団に粗相をしてしまう子もいます。

置きエサをしたり、エサの量を増やすと改善されたという声を結構聞くので一度試してみてくださいね。

寂しいから

今まで過ごした環境から新しい場所に変わった時に母親が恋しくで寂しさで夜泣きをする子がいます。

また、夕暮れや夜明けなど、薄暗い時に活動する薄明薄暮性の動物なので、狩猟本能からまだ夜明け前の暗い時に、ゴソゴソと動き出すという理由も考えられるでしょう。

寂しいからと朝早くや夜遅くに泣き思わず相手をしてしまいがちですが、一度相手をすると今後は要求で泣き始める可能性があるのでできるだけ無視することをおすすめします。

泣いても誰も相手をしてくれないと子猫が理解すれば段々泣かないようになります。

ホルモンバランスが変化した

不妊手術などにより、ホルモンバランスが変化したことで、夜泣きをする事例があるようです。

今まで夜泣きしなかった子が術後に夜泣きし始めることがあるならホルモンバランスが変化したことが原因である可能性が高いでしょう。

しかし、この場合の夜泣きは長続きせず早ければ3日、遅くても1カ月ほどで治ってくると思います。

多少うるさくても叱らないようにしてあげてくださいね。

ストレスから

子猫のうちはケガをしないように、夜はケージに入れて寝かせる家庭も多いでしょう。

しかし、疲れ知らずの子猫なので、出して欲しいという理由から夜泣きをする子がいます。

また、狭い場所に閉じ込められることに対しストレスを感じている可能性も。

そんな場合、少し大きめのケージに変えてある程度動き回れる大きさにしてあげると良いかもしれません。

病気にかかっている

子猫は言葉を発することができず、自分の体に異常が起こったら泣いて知らせます。

夜泣き以外に何か症状が出ていないかを確認し、普段を違う様子があれば、早めに受診するようにしてください。

子猫は免疫や体の機能がまだ未発達のため、体調を崩しやすいです。

気になることがあればかかりつけ医に相談することをおすすめします。

発情期がやってきた

発情期の夜泣きは女の子によく見られます。

発情期を迎えると大きな声で頻繁になき、男の子に自分の居場所をアピールします。

猫は季節繁殖動物なので、気温、日照時間によって発情時期、体重などで発情時期が決まるとのこと。

毎月決まった時期に夜泣きをすると結構騒音に聞こえるので、発情が原因で夜泣きを繰り返す場合は、避妊手術をするのが一番です。

子猫の夜泣きの対処法

子猫が泣くのはある程度予想済みと思っている方も多いですが、いざ毎日夜泣きされると精神的に参ってしまいます。

そこで今回は子猫の夜泣き対処法についてご紹介していきます。

規則正しい生活を送る

猫は元々夜行性の動物なので、子猫は本能的に夜になると元気が出てきます。

猫にとっては自然なことなのですが、人間とは正反対の生活リズムになってしまうので、人間と一緒に暮らす場合は人間のリズムに合わせ規則正しい生活を送ることが重要です。

飼い主自身の生活リズムが安定していると、子猫もだんだん合わせるのが簡単になるので、できるだけ毎日同じリズムで生活するよう心掛けてください。

日中や夕方にたっぷり遊ぶことができると、夜は自然と眠たくなり夜泣きすることなく寝てくれるようになるでしょう。

食事量や時間を調整する

食事の量は猫の大きさや年齢によって違いますが、活発な性格の子はすぐにお腹が空いてしまう子も。

そんな場合は、夜泣きをする可能性が高いので、猫の性格に合わせて食事の量や時間を調整するようにしてください。

夕方にたっぷり食べると朝までお腹がすくこともないと思うのですが、それでも改善しない場合は、夜寝る寸前にご飯をあげることも一つの方法です。

避妊・去勢手術をする

発情期の猫はどうすることもできないくらい夜泣きをするようになります。

本能的な行動なので誰も止めることができないため、繁殖を考えていない場合は、去勢手術や避妊手術をおすすめします。

生後5か月くらいの手術が勧められているので、子猫を迎えた時から考えておくとすぐに手術を受けることができるでしょう。

術後、傷口の違和感で多少夜泣きをすることもありますが、完治するころには夜泣きすることが少なくなってくると思います。

寝る前に寝床を確認する

寝床が落ち着かなくて夜泣きをする場合は、寝る前に寝床のチェックをしてあげてください。

いつもの毛布やシーツが所定の場所であるかどうかを確認しましょう。

また、猫は綺麗好きなので、汚れている場合は、掃除をして清潔にしてあげてください。

寝床に毛布を入れる

母親や兄弟猫と別れて寂しい思いをしている場合は、夜泣きがなくなるまで時間を要します。

寂しくて泣いている際は、和らげるためにも寝床に毛布を入れてあげるといいでしょう。

出来れば母猫の匂いが付いているものがベストですが、ない場合は飼い主の匂いがついた毛布でも構いません。

毛布がそばにあるだけで安心して眠れるという子猫もいるので、一度試してみる価値はあるかもしれませんね。

寝る前にトイレをチェックする

トイレが汚いと掃除をして欲しいという要求から夜泣きをする子がいるので、寝る前にトイレチェックをするようにしてください。

汚れていたら掃除をしてから寝るようにし、子猫が夜中でもトイレを使えるようにしてあげましょう。

先ほどもご紹介しましたが、掃除が無理であれば複数のトイレを用意することをおすすめします。

子猫の夜泣きの対策グッズ

先ほどご紹介した夜泣き対処法を試しても改善しない場合は、夜泣き対策グッズを試してみるのもいいかもしれません。

ここでは、夜泣き対策グッズをご紹介します。

レスキューレメディ 10ml

植物療法の一つであるこの商品は、インパチエンス、クレマチス、チェリープラム、ロックローズ、スターオブベツレヘムの5つを調合して作られました。

乱れた心のバランスを整え、ふだん通りの落ち着きを得ることができると言われているので、猫の夜泣き対策にも使用されています。

フェリウェイ スプレー 60ml

猫のフェイシャルフェロモンF3が含まれており、ストレスによる猫の問題行動を軽減、また情緒を安定させてくれる効果があります。

フェリウェイは猫の頬から分泌されるフェイシャルフェロモンを参考に製造されているため、猫の体に害はなく、安心して使用することができるでしょう。

もちろん、効果は個体差があるので必ず夜泣きが治るとは言い切れないですが、一度試して見るのもいいかもしれません。

まとめ

今回は子猫の夜泣きについてご紹介しました。

可愛い子猫ですが、毎日夜泣きがあると飼い主さんの心も疲れてしまいますし、近所迷惑にもなってしまいます。

もし子猫の夜泣きで困っている方はなぜ夜泣きをするのかという理由を把握し、今回ご紹介した対処法や対策グッズを参考にしてみてくださいね!

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