【動画でわかる】犬の伏せの教え方!伏せを教える必要性とは?

2022/04/25

目次

犬に伏せを教える理由と必要性

犬を飼ってからまず教えるものといえば、「おすわり」「待て」そして「伏せ」ですよね。

でも、犬に「伏せ」を教えるのはなぜなのでしょうか?

「おすわり」と「待て」を教える意味は、ワンちゃんを待機させるためだというのが分かりますが「伏せ」を教える必要性はあまり感じられません。

実は「伏せ」を教える理由も「おすわり」と同じく、犬を待機させるためなんです。

「おすわり」と区別して教える理由は、「伏せ」の方がより楽な姿勢になるから。

犬もお腹を地面につけれるので、長時間リラックスして待機することができます。

これが犬に「伏せ」を教える理由と必要性です。

教える前に準備するもの・心構え

さて、犬に「伏せ」を教える前に準備しておきたいもの、心構えがあります。

飼い主さんは必読ですよ!

おやつ

まずは「伏せ」などをのトレーニングをする前に、おやつを準備しておきましょう。

犬は、おやつなどのご褒美をもらうことで、何がよい行動なのかを知っていきます。

そのため「伏せ」などのトレーニング時も、成功したらおやつを与えるというようにし、何がよい行動なのかを犬に理解させます。

この、おやつというご褒美がないと、犬も何をすればよいのかが分からなくなってしまうので、必ずおやつは準備してくださいね!

怒らず、褒める心構え

もうひとつ準備したいのは、トレーニングが上手くいかなくても「怒らない」、成功したら「褒める」という心構えです。

何度やっても失敗してまう犬もいるでしょう。

それでも、飼い主であるあなたはイライラして怒るようなことをしてはいけず、できたらその分オーバーにでも褒めてあげなければいけません。

そうすることで、犬もだんだんとあなたの言っていることが分かるようになってきます。

犬と人間は本来であればコミュニケーションができない生き物同士。

気長にやっていきましょう。

動画で分かる!伏せの教え方

ここからは「動画で分かる伏せの教え方」です。

まずは動画を見ていただき、後に詳しく文章でも解説します。

まずは「おすわり」の状態から

「伏せ」を教えるときには、「おすわり」の状態から始めます。

「おすわり」がまだできない子は、先にそちらをマスターして「伏せ」に挑戦するようにしてくださいね!

片手におやつを握り、まず犬に「おすわり」をさせます。

「おすわり」の状態になったら、鼻先にその手を持っていき、おやつに関心を向けさせながら、徐々にゆっくりと手を下げていきます。

おやつをかじらせながら、徐々に下げていく

手を下げるときは、舐めさせたり、かじらせたりしながらでも大丈夫!

犬にとって、手に握ったおやつがいつも鼻先にあり、それが食べれそうで食べれない状態にするのがポイントです。

おやつを握った飼い主さんの手が犬の鼻先になかったりすると、犬もその場から動いてしまい、「おすわり」の体勢が崩れてしまい、「伏せ」も失敗してしまうので注意してくださいね!

ひじが完全についたら、成功!

おやつを徐々に下げていき、後ろ足、お腹、そしてひじが完全に床に付いたら「伏せ」成功です。

それができるまでは、おやつを与えず、何度でも繰り返しましょう。

伏せの状態になったら「伏せ」と号令

ひじまで床に付き、理想の「伏せ」の状態になったら、初めて「伏せっ」と号令をかけます

その前に、何度も「伏せ」を連呼したりすると、犬もどの状態がよいのか混乱することに…。

号令するときは「一度だけ」「はっきりと言う」を忘れずにして下さいね!

伏せの状態にならないなら、トンネルトレーニングを

また、犬にとっては「伏せ」の状態にならない、お尻だけ上がってしまうことがあります。

この場合、無理に手で押さえつけるなどは絶対にしてはいけません

どうしても「伏せ」の状態にならないなら、トンネルトレーニングを行いましょう。

トンネルトレーニングとは、飼い主さんが膝をトンネル状になるようにして座り、その下をおやつで誘導しながら犬に潜らせるというもの。

そうすることで、犬も自然と足を広げれるようになり、お尻だけ上がった状態になることを防ぐことができます。

ぜひ、試してみて下さいね!

「伏せ」からの「おすわり」も

ここまでは「伏せ」の教え方を解説してきました。

ある程度「伏せ」ができるようになったら、次に練習したいのが「伏せ」からの「おすわり」です。

「伏せ」ばかりを練習していると、どんな時も「伏せ」をすればいいと思ってしまう場合も…。

それを防ぐために、いつもと逆の「伏せ」からの「おすわり」も行い、「伏せ」は「伏せ」であることをしっかりと認識させましょう。

まとめ

この記事では、犬に「伏せ」を教える方法を動画を見ながら解説しました。

「伏せ」は、ワンちゃんには是非とも教えておきたいことのひとつです。

決して簡単なことではないですが、気長に、犬を褒めてあげることを忘れることなく、ぜひ挑戦してみて下さいね!

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