【これだけ読めば大丈夫!】犬にマグロの与え方や注意点マグロレシピ3選

2021/01/24

目次

犬にマグロを与えても大丈夫?

マグロは私達に馴染みの深い食べ物です。
栄養価も高く、美味しいので好きな人が多いですね。

そんなマグロは犬も安心して食べられる魚です。
犬のおやつやドッグフードに、マグロが使用されていることも少なくありません。

栄養価の高いマグロは、犬の健康にも良いのです。
手作り食を食べている犬も多いと思いますが、肉だけでなく魚を与えるメリットもあるので利用してみてはいかがでしょうか。

ここではマグロを与える際の方法と注意点を説明し、犬が喜ぶマグロレシピを3点紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。

犬にマグロを与える方法と注意点

マグロを始め魚には肉と同様にタンパク質が多く含まれています。

さらにオメガ3不飽和脂肪酸やビタミン6も豊富で、これらは皮膚・筋肉・骨などの健康維持に欠かせない成分です。

ただし、マグロのような大型魚には水銀が含まれているので取りすぎには注意しなければなりません。

私達も妊婦や幼児は毎日食べることは避けるように言われていますので、犬の場合も毎回与えることやフードの量と同じだけを与えることはやめましょう。

次にマグロを与える方法と注意点を詳しく説明します。

醤油やわさびは使用しない

人間はマグロの刺身に醤油やわさびが欲しいものですが、犬には必要ありません

味がないのでかわいそうに思うかもしれません。

しかし、刺激物である醤油やわさびは犬にとっては健康に良くないものなので与えないようにしましょう。

手作りごはんでも犬には調味料は不要です。

マグロの匂いを嗅いで犬は十分に美味しいものを判断することができます。

少量から始める

水銀への不安もありますが、マグロだけでなく普段ドッグフードを食べている犬が初めて違うものを食べる場合、少量から始めてください。

急にたくさんのものを食べるとお腹がびっくりして下痢になることがあるからです。

いつものフードに少しトッピングするとか、おやつに少しだけあげてみるなどしてみましょう。

その後様子を見ながら量を調節すると消化不良を起こすことがありません。

また少量を与えて様子を見ることで、マグロへのアレルギーがないかを知ることもできます。

皮膚の状態や便の様子などを観察してあげてください。

新鮮なものを与える

私達も食中毒の危険を考えて生魚は新鮮なものを選びます。

犬にとってもそれは同じです。

鮮度が落ちてしまったマグロは体に良くないので、犬に食べさせる時は購入したての新鮮なマグロを選びましょう

マグロに含まれる体に良い成分は、鮮度が良いからこそ体に効果があります

せっかく与えるなら効果的に食事に加えてあげましょう。

寄生虫に注意

とても稀なことですが、魚には寄生虫が付着している場合があります。

与える前によく目視したり包丁で細かく刻んであげると良いでしょう。

寄生虫によってお腹を壊したりすることがあるため、気になる時にはさっと火を通すなどするのも良いでしょう。

また少量だけ与えることも寄生虫のリスクを避けることに役立ちます。

小骨は取り除く

犬は胃酸が人間よりも強力で骨も消化してしまうので、大型犬の場合はまず問題ないと思いますが、小型犬の場合心配される飼い主さんも多いかと思います。

万が一骨がのどにひっかかることがないように、なるべく小骨を取り除いてから与えましょう。

魚の骨は鋭くて、私達ものどに引っかかると辛いです。

少量のマグロなら取り除くことも容易なので、対策することをおすすめします。

カルシウム分が多い骨をあげたいなら、ミキサーで細かくしてふりかけのようにあげるのがいいかもしれません。

生のマグロは少量のみ

犬にも生のマグロを与えることは可能です。

しかし、先述した通り、醤油は絶対に使ってはいけません。

もし、醤油がついた生のマグロを大量に与えてしまったら、ミネラルと塩分の過剰摂取となり、健康を害するケースもあるのです。

また醤油を付けていないとしても、寄生虫や水銀のリスクのことを考えて生のマグロは店で買ってきたものを少しだけ与えるように気をつけましょう。

犬が喜ぶマグロレシピ3選

犬が喜ぶマグロを使ったレシピを3つ紹介します。

マグロは栄養価も高く、赤みは高タンパク低カロリーの嬉しい食材です。

子犬のドッグフードにも含まれるDHAという記憶力集中力に効果的な栄養素も入っています

量については体重を参考に、調節して無理のないようにあげてください。

ぜひ、新鮮なマグロを見つけたら次のレシピにチャレンジしてみましょう。

マグロの冷やし茶漬け

〈材料〉
・ごはんお茶碗1杯(120g)
・マグロ50g
・ささみミンチ50g
・絹ごし豆腐60g
・ゆでたうずら卵3個
・小松菜人参しいたけなどの野菜適量
・海苔

〈作り方〉
1,野菜が小さめに刻む。豆腐はひと口大に切る。
2,鍋にささみミンチを入れて炒め、野菜も炒める。水300ccを入れて煮込み、豆腐を入れる。
3,うずら卵とマグロを入れてさっと煮て冷ましておく。
4,器にごはんを入れて、冷めた3をかける。海苔を細かくちぎってかける。
体重5kgの成犬が一日2食とすると、1日で食べきって問題ありません。ビタミン豊富な暑い日にもぴったりなごはんです。

マグロの月見ハンバーグ

〈材料〉
・マグロ100g
・生おから50g
・ゆでたうずら卵5個
・キャベツ40g
・にんじん20g
・しいたけ20g
・スキムミルク大さじ1
・片栗粉大さじ1
・ひじき2g
・チーズ20g
・じゃがいも120g

〈作り方〉
1,ひじきは水で戻しておく。
2,キャベツとにんじんは電子レンジに1分半かけ、しいたけと一緒に細かく切っておく。(またはフードプロセッサーにかける)
3,一口大に切ったまぐろ・生おから・スキムミルク・片栗粉・ひじきを2の野菜に混ぜる。
4,うずら卵を3のミンチで包んで丸いハンバーグにする。
5,4を焼く。
6,じゃがいもは皮付きのままレンジで4~5分、やわらかく潰してチーズを中に入れボール状に丸める。
7,5と6を器に持って完成。
体重5kgの成犬の場合、1,5食分となります。チーズを減らすとカロリー減少となります。

マグロの山かけ丼

〈材料〉
・マグロ40g
・長芋30g
・ごはん40g
・海苔

〈作り方〉
1,マグロを食べやすい大きさに切り、長芋をすりおろす。
2,ごはんを器に入れ、マグロと長芋をのせる。海苔を散らす。
体重10kgの成犬の1回分の量ですが愛犬に合わせて調節してください。
火を使わず、簡単にできるご飯です。飼い主は醤油をけかけてどうぞ。

まとめ

マグロは美味しいだけでなく、犬にとっても栄養価が高い優秀な食材です。

特に豊富なタンパク質が体に良いです。

食べさせる場合の注意点がいくつかあるので、それらを守ってまずは少量から安全に食べさせてあげてください。

いつもと違うご飯に目を輝かせて喜んでくれることでしょう。

たまには飼い主さんと同じレシピも楽しいですね。

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