【抜け毛の少ない犬まとめ!】抜け毛の少ないおすすめ犬10選を紹介!

2021/03/01

目次

抜け毛の少ないおすすめ犬10選

犬を飼うなら「できれば毛が抜けにくい犬種が良いな」と思う方たくさんいらっしゃいますよね。

「犬アレルギーだけど、どうしても犬を飼いたい!」
「喘息持ちの子供にも影響が少ない犬にしたい」
「掃除をする時間がないor掃除が苦手だから」

といった声が多いかと思います。

そんなみなさんのために、今回は「抜け毛の少ないおすすめの犬種10選」を紹介したいと思います。

ヨークシャーテリア

ヨークシャーテリアの被毛はシングルコートのため、抜け毛の量が比較的少なく、お手入れにもそれほど手間はかかりません

シングルコートとは皮膚を守るように生えている毛の事で、温度管理のための毛も生えている犬種はダブルコートと呼ばれます。

ダブルコートの犬は換毛期があり、春には体から古い毛が飛び出るように生えたり、秋には急にもこもこになったりする特徴があります。

ヨークシャテリアはこのダブルコートではないので、お手入れが楽なのです。

そしてヨークシャテリアのシングルコートは、放っておくと人間の髪と同様に伸び続け、ヘアアレンジすることも可能となります。

ぜひアレンジを楽しんでみてください。

ミニチュアシュナウザー

ミニチュアシュナウザーのダブルコートは、ゴワゴワした硬い感触のトップコートと、柔らかいアンダーコートから形成されています。

ダブルコートの犬は換毛期があり、抜け毛が大変と話したばかりですが、ミニチュアシュナウザーはダブルコートの犬種の中でも抜け毛が少ない方なんです。

トリミングは、伸び続ける眉毛・ひげ・まつげ部分だけをしっかりしてもらえば大丈夫です。

普段のお手入れと合わせて考えても、それほど手のかからない犬種と言えます。

マルチーズ

マルチーズの被毛はシングルコートで、抜け毛は少ないと言えるでしょう。

ただ、白い被毛の美しさを保つためには、定期的なカットと、毛玉をとるためのブラッシングが必須です。

マルチーズの毛はそのままにしておくと、地面に引きずるほど長く伸びる毛なので、それほど見た目にこだわらない方でも定期的なカットだけはお願いします。

じゃあ極力短く切ろうと、皮膚が透けるほど短くカットすると熱中症になりやすくなります。

マルチーズを飼う際は、自分がどうしたいかをトリマーさんに伝えて、相談しながら適切なカットをするようにしてみてください。

ビションフリーゼ

犬種名にある「フリーゼ」の意味は「巻き毛」で、名前の通り巻き毛が目立つ犬種です。

長毛のトイプードルのような見た目ですよね。
被毛はダブルコートではあるものの、他のダブルコートの犬種と比較すると抜け毛は少なめです。

長毛の巻き毛は絡まりやすいため、定期的なブラッシングをお願いします。
コーム状のブラシの他に、スリッカーブラシという剣山がたくさんついたようなブラシも使うのをおすすめします。

このブラシ2本使いでも取れない絡まりは、ハサミでカットしてあげてください。

チャイニーズクレステッドドッグ

別名「ヘアレスドッグ」と呼ばれていて、被毛がとても少ないため全体的に抜け毛もありません。

頭・足の先・尻尾などの部分にふわふわとした毛が生えるのがとても可愛らしく、その毛の少なさからアレルギーもちの方でも飼えると人気の犬種ですね。

しかし、毛が少ない代わりに剥き出しにされた皮膚を守る必要があります。
紫外線や冬の寒さの他に、乾燥にも弱いため適切なケアをしてあげてください。

それから、チャイニーズクレステッドドックには『パウダーパフ』という全身に毛が生えるタイプもあります。
アレルギーもちの方は、きちんとタイプも確認して購入を検討してみてください。

トイプードル

トイプードルの被毛は毛並みがとても豊かで、固めの巻き毛なのが特徴的です。
シングルコートであるため、抜け毛は少ないですし、毛が密集して生えているので毛が抜けても落ちにくい特徴があります。

しかし、抜けたのに絡まって落ちてこない毛などが毛玉になり、皮脂や汚れがたまる原因にもなります。
巻き毛自体絡まりやすいため、予防の意味も込めて定期的にブラッシングしてあげましょう。

シーズー

ふわふわしているストレートヘアーを有するシーズーは、ダブルコートではあるものの、抜け毛が比較的少ない犬種です。

ふわふわのストレートヘアーを維持するために、定期的なブラッシングをしてあげましょう。

シーズーを飼ううえで気をつけることは、毛が細く掃除機だけでは片づけにくいということと、皮脂が多くにおいがきつくなりやすいということです。
においに関しては夏にきつくなりやすいので、皮脂対策されたシャンプーなどで体を洗ってあげるようにしてください。

パピヨン

若干ウェーブしているパピヨンの被毛は、細くて光沢があり少し手触りが荒いと言われています。

アンダーコートがないシングルコートの犬種なので、毛が抜けやすそうな見た目と裏腹に抜け毛はあまり発生しません。

毛が絡まりやすいということはないのですが、独特の魅力のある被毛を維持するためには定期的なブラッシングが欠かせません。

犬とコミュニケーションをとる一環として、こまめにお手入れしてあげてください。

チン

チンはパピヨンと同様に、シングルコートであり、換毛期がありません。
そのため、比較的抜け毛が少ない犬種であると言われています。

チンの毛は長いので、衛生的に保ちたい部分だけ毛をカットするというのが一般的です。
よく見るのはお尻周りと手足の先のカットですね。

探検や穴掘りが大好きな犬だからと、胸元の毛もカットされているのを見かけたことがあります。
トリマーさんとよく相談して、可愛く仕上げてもらうようにしてください!

ポーチュギーズウォータードッグ

被毛が2種類に分かれており、長めの波状毛タイプと短めの巻き毛タイプが存在します。

シングルコートなので毛の生え変わりがなく、抜け毛はほとんど出ません。

毛が伸び続ける犬種のため、定期的なカットをしてあげましょう!

カットの種類が豊富で、体の前面(頭から前足の先まで)の毛だけをしっかり残す『ライオンカット』や、全身の毛を2.5㎝にそろえて切る『レトリバーカット』が人気です。

犬の抜け毛が生じる理由

犬の毛は毛周期と呼ばれる毛の生え変わりによって、役割を終えた毛が抜け落ち、新たな毛が生え変わります。
私たち人間にも毛周期があり、毛がある動物からすると抜け毛は生理現象なのです。

そしてダブルコートの被毛の場合、温度調節の役割をもつアンダーコートが年2回の換毛期でさらに抜けます。

夏の被毛のままでは冬の寒さに耐えられないし、その逆もそうですよね。
季節の変わり目にシャンプーやブラッシングを念入りにするなどの工夫が必要です。

まとめ

1.喘息・アレルギーもち・掃除が嫌など、どんな理由の方にでもおすすめできる「抜け毛の少ない」犬種10選を紹介
2.抜け毛の理由はダブルコートという、温度管理のための被毛が年2回生え変わるため
3.シングルコートでも定期的なカットやブラッシングは必要なので、購入を検討する際には注意が必要

この中で、気になる犬種は見つかりましたか?

抜け毛が少ない犬しか飼えない方でも、これだけの犬種があれば少し安心して頂けるかと思います。

まだまだ抜け毛の少ない犬種はいるので、ペットショップで話を聞いてみたり、実際に犬を見ながら検討してみてください!

この記事を読んだ人におすすめの記事