【これだけ読めば大丈夫!】犬にキウイを与えるメリットや注意点を解説

2021/04/13

目次

犬にキウイを与えるメリット

安い・食べやすい・おいしいの三拍子そろった果物キウイ。

そのまま食べてもおいしいし、美容やダイエットにも良いと言われていますよね。

そんなキウイは愛犬に食べさせても大丈夫なのでしょうか?

実は犬の健康に欠かせない4つのメリットがあるんです

この記事を読んだら、きっと明日から愛犬とキウイを食べる生活になること間違いなしです。

どんなメリットがあるのか早速確認してみましょう。

エイジングケアになる

1つ目のメリットは、老化を防止するエイジングケアになることです。

キウイには抗酸化作用が見込まれるビタミンA・C・Eの3種類が含まれており、老化を防止するエイジングケアに役立ちます。

エイジングケアというと、人間の女性の肌にできるシミ・シワの予防のイメージを持たれがちですが、内臓など目に見えない部分のことも指します。

また、ゴールデンキウイはグリーンキウイの約2倍のビタミンCを有していますので、人間も犬も食べるのであればゴールデンキウイの方がエイジングケア効果が高いですよ。

消化吸収を助けてくれる

2つ目のメリットは、消化吸収を助けてくれることです。

キウイを食事と一緒に、或いは食後に食べることで消化酵素がよく働くようになります。

高齢や病気の犬は、健康な犬と比べて消化吸収能力が低く、消化不良のゆるい糞や下痢をしてしまうこともありますよね。

そういった犬を飼っている方におすすめなのは、食事にキウイを混ぜる、または食後に生のまま与える方法です。

人間にも効果があるので、ぜひ一緒に食後のデザートに食べるようにしてみてください!

目の健康を保つ

3つ目のメリットは、目の健康を保つことです。

グリーンキウイに多く含まれているルテインには、目の網膜の健康を守るのに役立つ抗酸化作用があります。

しかもキウイフルーツに含まれるルテイン含量は、フルーツの中でもトップクラスです。

緑内障や白内障の予防・ケアとして、キウイフルーツを食べるしかないですよね!

ただ、ゴールデンキウイのルテイン含量はグリーンキウイの半分ですので、その点は気をつけてくださいね。

炎症を抑える

4つ目のメリットは、炎症を抑えることです。

ニキビなどの肌荒れ部分にキウイをのせる美容法を見たことありませんか?

キウイの中心に点在している種には、オメガ3脂肪酸が含まれており、血液をサラサラしたり、炎症を抑える作用があります。

動物は襲われないように、痛みを隠す生き物です。

とくに内臓の炎症はひどくなってからでないと気づけないことが多いので、日頃のケアとしてよくすりつぶしたキウイを与えると良いでしょう。

犬にキウイを与える注意点

老化防止をはじめとして、キウイには様々なメリットがあると分かっていただけたと思います。

愛犬にずっと元気でいてほしいからと、ついつい毎日あげたくなるようなメリットばかりでしたね。

ここからは、キウイをあげるときの注意点を説明します。

キウイは果物アレルギーを引き起こす食べ物であったり、消化しにくい部分がある食べ物です。

初めてキウイをあげるときは、以下の点に注意してあげるようにしてくださいね。

キウイのアレルギーに注意

桃やメロンと同様に、キウイもショック症状を引き起こすアレルギー食品のため注意が必要です。

果物アレルギーの症状として、のどがつまったり、イガイガしたかゆみを感じるといった症状があります。

犬にキウイを食べさせた後、数分の間は口の中に違和感を感じているような様子が注意深く観察してください。

また、口の中の違和感以外の症状として、鼻水や涙がでる、嘔吐、じんましんといった症状もあります。

異変があった場合は、なるべく早く動物病院で診てもらいましょう。

皮と種を食べて下痢や吐くことも

皮と種を食べて下痢や嘔吐してしまうことがあるので、しっかり取り除いてからあげるようにしてください。

犬は雑食の動物ですが、食物繊維豊富な野菜や果物の皮をしっかり消化できるような内臓ではありません

特に皮を誤飲してしまった場合は、体内に残ってしまい、下痢や嘔吐の原因となります。

しかも果物の皮には農薬が残留していることもあり、よく洗ってからあげないと体に悪影響がでることもあります。

犬に果物をあげるときは、しっかり皮をむいて、種を取り除けるものはなるべくとってからあげるようにしてください!

肥満のリスクがある

キウイは糖度が高く、たくさん食べてしまうと犬が肥満になる可能性があります

キウイの糖度は11%前後で、糖度10%前後のオレンジより甘い食べ物です。

キウイ1個当たり50kcalほどなので、糖度のわりにカロリーは高くありません。

ただ、犬にあげるときは、刻んであげたりすることから「知らないうちに何個も食べさせてた!」ということもあります。

犬がたくさんキウイを食べてしまうことがないように、あげすぎには注意しましょうね。

犬にキウイを与える方法

犬は食べ物をほとんど噛まず、飲み込むようにして食べる習性があります

そのため喉に引っかからないように、柔らかくつぶしたり、薄くスライスして与えましょう。

キウイの皮に農薬が残留している可能性があるので、しっかり洗って皮をむいてあげることも大切です。

犬によってはキウイアレルギーの可能性もあるので、まずアレルギーの原因となる種の部分をしっかり取り除き、与えてから数分は犬から目をはなさないようにしてください。

まとめ

❶キウイをあげるメリットは、エイジング効果・消化吸収を助ける・目の健康を保つ・炎症を抑えるの4つ
キウイはアレルギー食品の1つであり、皮や種が下痢や嘔吐の原因になるので、与えるときは注意深く観察すること
❸犬が食べやすいように柔らかくつぶしたり、スライスしてあげるため、知らないうちにカロリーオーバーしないように要注意

沢山のメリットがあるキウイですが、始めてあげるときは犬の体調に変化がないか気をつけてくださいね。

食後のデザートにキウイを食べて、健康で素敵な生活にしていきましょう!

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