【犬にオレンジは大丈夫?】皮や加工品などはNGといった注意点も!

2020/11/28

目次

犬はみかんを食べて大丈夫

人が食べている食べ物の中にも、犬が食べて大丈夫な食べ物があります。

ではみかんはどうでしょうか?

結論、みかんは犬も食べることができます!

しかしいくつか注意しなければいけない点もあります。

最初に、みかんを食べるメリットと犬にみかんを与えるときの注意点をご紹介します。
みかんを食べさせる時は、メリットと注意点を把握した上で与えるようにしましょう。

みかんの利点

みかんには100gあたり35mgのビタミンCが含まれるため、人間のビタミンC補給には適した果物です。

しかし犬は、ビタミンCを食事で摂取しなくても自身の体内で生成することができるため、積極的に与える必要はありません。

ただ、犬は年齢を重ねるごとにビタミンを生成する力が不足すると考えられており、さらに夏場はビタミンCが不足しやすい季節となります。

高齢の犬や、夏場には、みかんを与えてビタミンCを補給してあげるのも良いかもしれませんね。

また、みかんにはビタミンCの他にも健康維持が期待できる成分がたくさん含まれています。

水分たっぷり

水を飲んでほしくてもなかなか飲んでくれないとき、特に熱中症が気になる季節には、水分補給をさせたくても飲んでくれないと困ることがあると思います。

そういったときには、甘味のあるみかんを与えることで水分を補給してあげるとよいでしょう。

与えすぎは下痢などの消化器症状につながる恐れがあるので、いつものお水にみかん汁を数滴たらして試してみましょう。

カリウム

カリウムは、体内で水分の調整を行う役割を担い、体内で増えすぎたナトリウムの排泄を促す働きもあります。

クエン酸

柑橘系には疲労回復効果が期待できる栄養素「クエン酸」が多く含まれています。

細胞が酸化し、それを修復させようとする状態が疲労に繋がります。

この細胞修復にクエン酸が使われるため、疲労回復につながると考えられています。

セルロース(食物繊維)

みかんに多く含まれるセルロースには腸内環境を整える効果があるとされています。

動物病院では便秘気味の犬に食物繊維が多く含まれている食事を進められることはよくあります。

みかんのみで便秘が改善するかは個体差がありますが、腸内環境を整えてくれる効果はあると言えそうです。

犬にみかんを与える際の注意点

犬にみかんを与えることは問題ないですが、以下の点を守らないと愛犬を危険な目に合わせてしまう可能性もあります。

必ずみかんを与える際は注意点があることを把握するようにしましょう。
 

与え過ぎない

みかんは前述の通り、ビタミンCだけでなく水分も豊富に含まれています。
与え過ぎると下痢になるおそれがあります。

また、食物繊維も多いため、消化しにくいという側面もあります。
そのため、消化されずにうんちに混ざって出てくるという話もあります。

下痢や消化不良を起こさないためにも、与え過ぎには十分注意してください。

食べすぎを防ぐためにもトッピングやおやつにとどめることをおすすめします。
目安としては犬が1日に必要とするエネルギーの10%程度に収まるようにしましょう。

ドッグフードとの栄養バランスも考えながら取り入れてください。

ただし、みかんはカロリーが低めなので10%で計算すると量が多すぎ、お腹を壊す原因になりかねません。
必要なフード量の見た目が10%程度になるように調節する方法がおすすめです。

果実部分のみを与える

みかんの果実や薄皮には中毒性はないものの、外皮や種などには中毒性のある物質が含まれています。

与えるときは、皮や種の部分を取り除くのを忘れないようにしてください。

ちなみに、みかんに関わらず、柑橘系全般の外皮には、犬にとって中毒性のあるソラレンという物質が含まれています。

過剰摂取することで、嘔吐や下痢などの症状が現れる可能性があるので、与える際には外皮をむき、果実部分だけを与えるようにしましょう。

アレルギー

犬のなかにはみかんにアレルギーをもつ子もいます。

与えるときは、少量ずつ、様子を見ながらにしましょう。

万が一体調を崩した場合は、すぐに獣医師に相談してください。

病気

「心臓病」や「腎臓病」「腎不全」「癌」など「持病のある犬」「薬を飲んでいる犬」「療法食を食べている犬」は、みかんを与える前に必ずかかりつけの獣医師に相談してください。

みかんの成分(特にカリウム)が薬と作用したり、病状に影響を与えたりする可能性も考えられます。

犬にみかんの加工品を与えても大丈夫?

みかんの缶詰やゼリー・ジュース等の加工品には砂糖が多く含まれていることがあるため、愛犬には与えないようにしましょう。

与える場合には、加工していないみかんを適量与えるのが安心です。

・みかんゼリー
・みかんジュース
・オレンジジュース
・冷凍みかん
・みかんアイス

などには注意が必要です。

グレープフルーツなどほかの柑橘類は食べられる?

オレンジやグレープフルーツをはじめとする柑橘類は、犬が食べても問題はないですが、消化に良くないので熱心に与える必要はありません。

また、薬を服用中の犬にはグレープフルーツを食べさせないでください。

「フラノクマリン」という成分によって薬の分解が遅くなり、薬が効きすぎてしまう恐れがあります。

子犬や老犬にみかんを与えても大丈夫?

離乳した子犬ならみかんを与えても大丈夫です。
ただ、酸味が強く、胃を荒らすこともありますので、様子を見ながら与え、量もほんの少しにしましょう。

また、「老犬」にはみかんの絞り汁を与えると食べやすくなります。

いずれの場合も、下痢や嘔吐、軟便が見られたらみかんを与えるのをやめて、動物病院を受診してください。

そのほか、シニア犬や薬を服用している犬の場合も、ビタミンCが不足しがちだと言われています。
犬がシニア世代に入っている、もしくは薬を服用させているという場合は、みかんを与えてみましょう。

ただし、薬を服用している場合は、食べ合わせの問題があるため、一度かかりつけの獣医師に相談してください。

まとめ

みかんのメリットや与え方の注意点などをご紹介しました。

注意事項を押さえれば、犬にみかんを与えることは問題ありません。

ただし、主食はあくまでもドッグフードなどであり、みかんを主食にしないように注意しましょう。

食べさせる場合には、まずは少量のみ・果肉部分のみをおやつとしてあげてください。

愛犬の様子をきちんと観察しつつ、最適なあげ方をするようにしましょう!

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